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先生たちの見解の相違

2018年10月4日木曜日


大学病院13回目の診察

発症から87日目


相変わらずため息の多い毎日

悪化はしていないが希望の光はただひたすら遠く


世の中はすっかり夏から秋へ模様替えしているのに


いつも若い先生が先に診察をするのだが今日は少し偉そうな男の先生が先に診察する

やけに暗い先生で発言も暗い

緑内障に進行するとか角膜移植することになるとかネガティブなことばかり言うのでこっちまで暗くなってしまう


初めての先生には必ずこの目の病気について質問をいくつかする

何故かというとどの先生もこの病気にすごく詳しい訳ではなくみんな見解が微妙に違うのだ

点眼は1時間おきにきっちりやらないと治りませんよ、

アメリカでは患者を入院させて夜中も1時間おきに点眼させるところもあるようです、

なんて説明される。

正直、仕事や電車移動でうっかり2.3時間点眼を忘れることがあった

あ、そうか、気をつけなければと

思いながら主治医の先生の診察を受けると、

角膜の炎症が悪化はしてないので点眼を2 時間おきに減らしでどうなるか診てみましょうと言われる


俺は点眼を1時間おきにすればよいのか、2時間おきにすればよいのか

大いに悩んでしまう


気が弱いので近くにさっきの男の先生がいて主治医の先生にその疑問を質問ができない


ただ、最初からずっと俺の診察をしてくれている主治医の先生を信じてみようと思う


答えは10 日後の次の診察



〜つづく

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