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海を見る蛇

 長期休暇を得たヨルンは一匹、海を眺める。

 断崖絶壁から眺める海は何故、こうも美しいのか。

 自然に削り取られた岩肌の曲線に沿って広がる波しぶきは、

 毎回違う色をもってヨルンを楽しませてくれる。


 波の音以外に聞こえる音は鳥の鳴き声か。

 カモメとは違う、音色はなんと表現すれば良いのか。

 一歩間違えれば耳障りな鳴き声にも感じる、音源は排除するべきだろうか?

 しかしやる気も起きずに、ただただぼーっと過ごすこの時間が何とも心地良い。


 与えられた休暇を無意味に費やしてしまうのは何故だろう。

 何でも出来る状況に置かれたとき、何もしたくなくなるこの感覚。

 ただ時間を浪費するだけの無意味な行為で1時間をヨルンは無駄にしている。

 だけどそんな時間も、何となく良いものだ。それも休暇を潰す、一つの流れ。


 水着姿を眺めていた昨日と違い、今日はヨルンだけなのだ。

 いるとしたら現地で眷属にしたクラゲな魔物のリサリス。

 ヨルンの居座る崖の下で、何も考えずにフヨフヨ漂っている。

 呪術により共感してみれば、本当に何も考えずにヨルンの傍にいるだけだ。

 純粋な癒しである。クラゲは綺麗で美しいので見ていて飽きないのだ。

 触手の流れも見ているだけで1日が過ぎ去ってしまいそうなぐらいに満足出来る。


 だけどこうしている訳にもいくまい。

 目的はあるのだ。魔物としての進化を果たすべくヨルンは此処にいる。

 その先の流れも決まってはいるが、先ずは進化だ。何はともあれ進化が必要だ。


 ふと、鳴いていた鳥の声が近くなる。

 どうやら鳴いていた鳥は魔物のようだった。

 魔物は海からだけ、そう思っていたが空からもやってくるらしい。


 鳥の魔物は雷を纏い、異常な速度で襲ってきていた。

 なるほど、狙いはヨルン。蛇である自分の事なんだね。

 魔物のランクにしてCは難そうな程の能力を持っていそうだが、

 不意打ち気味が故に、詳しく観察もしていられない。


 思うが早いかヨルンはリサリスに海へ逃げるよう指示をし、

 自身は回避行動に専念する事にした。

 思えば最近は訓練のみで、久しく戦闘という戦闘行為をした覚えはない。

 どの程度の加減をすれば良い勝負になるのだろう?


 今の自分はポイズンサーペント姿であり、身体能力にしても魔物のランクとしてDランクといった所だ。

 故に鳥の魔物の雷の如しな体当たりに対しては、

 余裕で避けるとまではいかずに若干の被害を受けてしまう事になる。

 となると、今の状態のまま戦えば、そこそこに良い勝負になるのではないか?


 縛りを考えつつ、ヨルンは不意打ちを何となく避ける事に成功している。

 大雑把に避ける事のみに専念したヨルンの回避率は相当なものだと自負している。

 とはいえ今の状態で、相手の攻撃は何度も避けられるような速度と威力ではなかった。

 しかし相手さんは、連続で追撃する事が出来なかったようで即座に上空へ退避しましたね。


 ふむ、余裕が出来た所で、今回の縛りを決めましょう。

 チートスキル一式を制限し、魔法に関しては保留。現状維持のまま戦ってみる事にします。

 気合を入れ直すには丁度良い頃合いかもしれない。


 気が付けば電気的な痺れを受けている事に気が付いたが、この程度は問題あるまい。

 軋む体に活を入れ、間合いを離したサンダーバードを見据えてグギャーと咆哮を返す。

 リサリスの姿も見えなくなり、思う存分暴れられますね。

 相手さんもヤル気は満々。上空を旋回しながら狙いを定めているようだ。


 となれば正面切っての戦闘開始である。


 地を這う蛇と、空中を舞う鳥。

 狩るモノと狩られるモノの構図で言えば鳥が蛇を狩るのが一般的か。

 しかしながらに立場が逆になる事も自然界ではしばしば起こる。

 単純な所で体のデカさで優劣が大体決まるのが野生動物ですものね。

 デカイ蛇が地に降り立った鳥を食らうなんて良くある事です。


 では野生動物でなく、魔物同士ならどうなるのか?

 とりあえず体のデカさは雷鳥が上である。

 毒蛇である自分は相手よりも小さく、さらには自身の毒が相手に効くのかも分かっていない。

 先ずはそれを確認するべく、試してみるか。


 丁度良く今しがた、相手さんが突っ込んできてくれた事ですしね。


 しかし何という速さ。

 避けられない事はないのだが、反撃に転ずる準備が整わないレベルである。

 際どい角度で避けるものの、通り過ぎる余波にて再びダメージが溜まる事になった。

 そして相手側はといえばそのまま悠々と空中に戻り、自身の彼方頭上で旋回を始めている。


 このままでは早くも詰みであるな。

 空中で急加速を加えるタイミングが計れない。

 一定の速度で突撃してくる訳ではなく、とあるタイミングで電気を纏い、

 雷の如しな速度となり、襲い来るのだ。


 しかしそれでも避ける事が出来ているのは日々ネーサンからのしごきをですね。

 基、訓練を受けているが故に、ヨルン自身の地力が上がっている結果ですよ。


 とはいえどうしたものか。此方からの攻撃は届かない訳だし。

 身体能力的には負けているので、正面切って受け止める事も出来ない。

 相打ちは不可能であり、尚且つ反撃も難しい。


 不利ダナー。実に不利な状況ダー。


 とまあ実際問題、今の状態は一方的に狩られる側である。

 雷鳥側もそれを分かっているのかタイミングを計るかのようにじっくりと時間をかけてなぶってくるようですね。

 そう思ってしまったのだが、ふと違和感を感じたヨルンは雷鳥をじっくり見据える事の、理解しましたよ。


 あの体当たりの後にはクールダウンが必要なのですね。

 むしろ充電タイムがあるのかもしれないが、連続で体当たりはされないようです。

 となれば次なる行動は決まりました。


 相手さんも準備は完了したようです。

 そしてそのまま無造作に突っ込んでくる姿は何とも雄々しい。ような気がする。

 そりゃあ自分よりデカイ相手が雷エフェクト纏って突っ込んでくるんだから感じる所はあるでしょうな。

 という訳で戦闘モードとなったヨルン対雷鳥の第一合目。


 タイミングはドンピシャリッ!


 体を丸くし、攻撃の軌道上で待機する事の~っ!


 うっひょぉーう! グッシャハー!


 雷鳥の体当たりはヨルンが自身の体で作った丸の中心部に突っ込んだ~。


 体が千切れんばかりの衝撃を受け、蛇のヨルンは空の旅ぃ~!


 地面が遠くなってー、暴れ狂う雷鳥。


 シビシビシビシビシビ~っと痺れるヨルンは力を抜いても絡まってまーす。


 誤算だったのは、すれ違い様に巻き付いたら体が電気で痺れた事デース。


 そして電気と衝突による衝撃からの回復までに時間がかかった所為で空に連れ去られた事。


 蛇の重量をものともせずに遥か上空まで飛び上がるとは恐れ入った。


 人間一人連れ去るぐらい訳もなさそうですね。


 連れ去られたヨルンだが、帰りはどうしようかと考える暇などは無い。


 魔物であるなら相手を倒す事のみを考えるべし。


 動かぬ体にセルフで鞭を打ち、痛みが戻った事を確認する。


 雷鳥側は依然として暴れるのみ。どうにかして振りほどくつもりだろう。


 ヨルンに残された時間は十数秒。それを過ぎればあの雷突進を放つ筈だ。


 その前に雷鳥を戦闘不能にする必要がある。


 という訳でヨルンは尻尾の蜘蛛を雷鳥に突き立てた。


 刺しやすい場所に刺せば良いのだ。


 蛇の毒というか蜘蛛の毒を注入ですねー。


 どっくーんと流すよー。出しまくれー。密着している今が好機よー。


 動きが一瞬鈍った所で、今度こそ蛇の毒を尻尾と逆側の牙から注入だよん。


 間合いが離れてしまったら毒液ピュッピュッしようかと思ったのですが噛みつけました。


 上からも下からの同時攻撃に加えてさらに視界を奪う事にも成功しています。


 そしてどうやら毒は効いているようですね。高度が下がっていきます。


 ですが体液巻き散らしながら暴れる雷鳥は、まだまだ元気な模様。


 こいつは本当にランクCぐらいはある魔物ですな。


 身体能力の差を実感した所で再び体に痺れを感じてしまう。


 時間がかかりすぎた。一旦離れなきゃ不味いか。


 思うが早いかヨルンは巻き付きを解除し海へ飛び降りた。


 その一瞬後に爆ぜる空。


 雷鳥の自爆という訳でもなく、雷を纏った体当たりとを対象も無しに発動したようだ。


 しかしその余波だけで、ヨルンのダメージはさらに深刻なモノとなるる。


 その威力は例えれば、自然災害な雷の直撃に加える事の~


 木箱に詰められたダイナマイトが一斉爆発したような気分ですわー。


 やっぱりランク差ってのはある程度、信用出来る物なんですねー。


 こりゃあ完全敗北ですよ。


 飛沫を上げて海に叩きつけられたヨルンはもう動けない。


 なんで生きてるのか分からないぐらいの攻撃を受けて砕けた鱗が海に広がっていく。


 海面に浮かぶ、肉の避けて痛々しい蛇の姿は雷鳥からも見えている事だろう。


 ふらふらと向かってくる雷鳥だが、この習性は普通の魔物っぽいですね。


 ランクがCともなれば多少の自我でも芽生えているものかと思いましたが…


 無感情に対象か自身が絶命するまで向かってくるとなれば、コレはただの魔物。


 どうしたものか。体が一切動かぬこの状況。


 相手側も相当なダメージを受けているようで、その速度は目に見えて落ちている。


 今のヨルンに出来る事は何か。意地を張り続ける事だけだろうか?


 そろそろ何かの縛りを解除する頃合いなのだろうか?


 そんな一瞬の迷いがヨルンの脳裏を巡った時。


 ヨルンの近くで戦闘の様子を見守る者がいる。


 この感覚は…、そういえばそうだった。


 折角だ。お前も戦ってみろ。リサリス!


 命令を与えれば、待ってましたと言わんばかりにその巨体を露にする眷属のクラゲ。


 その巨体は雷鳥の比ではなく、ヨルンにトドメを刺すべく高度を落としたその雷鳥を驚かせた。


 リサリスはその一瞬を逃す事無く、触手で逃げ道を塞ぎ、そのまま体当たりを試みる。


 直後に巻き起こる竜巻は、リサリスが雷鳥を海に引きずり込んだ際に起きた物だ。 


 力なく漂うだけのヨルンも、その竜巻に引き込まれ、体ごと視界もぐるぐる回り始める。


 そのまま空中へ投げ出されるヨルン。


 雷鳥はいずこに? リサリスはどうなった?


 延々と続くかと思われた竜巻も、実際にはそう長くは続かず収まっていく。


 空中の旅を終えたヨルンも再び海に着弾するかに思われた。


 しかし実際に着弾した部分は、プヨンとした質感の少々水っぽい何か。


 勿論それをヨルンは知っている。

 眷属であるクラゲのリサリスの傘の上だ。

 満足気にヨルンを、そのプニプニボディで包み込むリサリス。

 雷鳥は倒された。戦闘は終わったのだ。自分達の勝利である。

 見れば水面に浮かぶクラゲの体内で透けて見える雷鳥の体。


 詳細を見れば雷鳥は羽に頭に胴体、そして何と言いますか。

 綺麗な鳥もも肉部分として綺麗に5分割されていた。

 それ等は全てリサリスの体内に収められ、パリパリと音を立てて放電している。

 何やら良い素材になりそうな部位に思えたので羽は頂いておきましょう。

 ついでに魔石も取り出しておきます。お肉も調理をすれば美味しそうですし…。

 お口の中に蛇が頭からつっこんで取り出しちゃいますよ。

 リサリスちゃんの中、ほんのりあったかいなり…。

 結果として胴体部分以外は頂いておきました。


 何だか悪い気はしますが、ヨルンの眷属という事で必要な部位は頂いておくのです。

 代わりに戦いで傷ついたであろうリサリスには、ユグドラ饅頭を与えます。

 性能で言えば、所謂…完全回復薬並の代物のお饅頭。

 魔石よりもレアな気がしますが、仲間と一緒に食べる饅頭は良いものです。

 戦闘終了時に食べる回復アイテムは美味いのだ。あむあむ。


 それにしても、何であんな魔物がこの辺りにいたんですかね?

 王様の話によれば、魔物が良く出没するから危険地帯だとは聞いていました。

 確かに危険といえば危険ですが、あんな雷鳥が出るとなれば島の全域が危険地帯に思えるんですがね。

 ヨルンが居座っていた崖が、縄張り的な場所だったんでしょうか?


 思う所が出来たヨルンはリサリスに乗り、暫くぼーっと過ごしていた崖の付近にやってきた。

 崖の上から見えなかった部分も、下から見ればまた違ったものとして見えますね。

 そうして良く観察してみる事の、崖の下に穴がありますな。

 ぽっかりと空いた穴は自然に出来た穴というよりも、何者かにくり抜かれたような物に感じます。


 その洞穴にリサリスの頭をトランポリンと化し、跳んだヨルンは崖に張り付き這い上る。

 洞穴の中を観察ですよ~、なんとか探検隊であります。

 そうして人間が立って進むには辛いであろう狭い道を進み、ヨルンは発見をする。

 広々とした巣がありますね。タマゴもあります。

 楕円形な卵は多分ですが雷鳥の物でしょう。


 なーるほどね~、合点がいきました。

 ヨルンが巣の近くにいたから、怒って襲ってきた訳でしたか。

 理由はそれだけじゃなさそうですが、少し考えればそれっぽく繋がります。


 昨日のビーチバレーでドッカンバッコン派手にやっていたヨルン達。

 雷鳥もあの中に参戦する訳にもいかず、巣にも戻れず一夜を怯えて過ごしていたかもしれません。

 その次の日には、ヨルンが別の姿でタマゴも待っている巣の真上に、

 とぐろを巻いて居座っていたんですから気が気じゃなかったでしょう。

 警戒する内に、たった一匹の蛇がなんだー、排除してやれー、とでもなったんでしょうかね。


 悪い事をした気分になりましたが、ヨルンも襲われた訳ですから返り討ちにしても仕方ありません。

 野生の世界は厳しいのである。やり直しは無しでいきましょう。


 さて、そうなるとこのタマゴはどうしたものか?

 お土産に持って帰るか、それとも食べてしまおうか。


 蛇と言えばタマゴをまるっと頂いてしまうイメージも何となくある。

 その後に普通の蛇ならデロンと殻だけを吐き出してしまうが、ヨルンは殻も大好きだ。

 全てを余すところなく頂ける。それがヨルン。

 という訳でタマゴをあむあむ、むぐむぐ、次の瞬間にはお口の中でございます。


 ………ふむ?


 どうやら既に中に雛がいるようだ。

 タマゴの中からコンコンコツコツ叩いています。


 あらまあ、何て可哀そうな事。

 タマゴを割って外に出たと思ったらそこは、蛇さんのお腹の中でした。

 今まで自らを守ってくれていたタマゴは割れてしまい、

 今度は外に出た雛を押し潰さんと、壁が圧迫してくるではないですか。

 生まれたばかりの雛には抵抗する力等、ある筈もなくそのまま。

 そんなシチュエーションを妄想しつつ、タマゴの進行はお口の中で止まりました。


 そして暫く待つ事の、出てくる気配は一向にありません。


 タマゴの中から、コンコンコンコンコン。

 ヨルンは外から、コツコツコツコツコツ。


 コンコンコン、コツコツコツコツ。

 コンコンコツコツ、コンコンコツコツ。


 ヒビすら入らず、続く作業は終わりが見えない。

 自らの力だけで出て欲しかったが、長々と続けるつもりの無いヨルンは手助けをする。

 っとその前にセーブをしておきましょう。クイックセーブをポチっとな。

 何となく安心したヨルンは触手を用いて割りやすいよう、小さな穴を開けてみました。


 そして間もなく後に、音も立てずに殻が割れた。

 中身もそれに伴い勢い良く飛び出して、向かった先はヨルンの喉の奥。

 あっ…と思った時には手遅れで、一直線に体の中に取り込まれた雛はもう出られない。

 ヨルンとしても吐き出す事が出来ず、胃の中を膨らませた感覚に戸惑うばかり。

 なんで開けた穴と逆の方向に飛び出したのだろうかと疑問に思うが、

 殻を破れるなら、さっさと破って欲しかったものだ。

 どんな雛が出てくるのか気になってたんですけどねー。

 となれば手助けする前の時間へと舞い戻り、展開をやり直すとしましょう。


 NowLoading~


 ―――ザッ


 それにしても何故、あんな事になったのか?

 ヨルンは自らの触手を眺めつつ、触手の口を開いて立ち並ぶ牙の並びを確認しながら思う。

 シンプルに必要な機能だけを触手に付けるのも良いけれど、

 もうちょっと禍々しくいかにもヤバそうな外見にしても良いかもしれない。

 例えば口意外にも体中から飛び出した牙なんかを取り付けるとか。

 でもまあ、脅かす以外に使い道のない部位は結局邪魔になりますし、

 結局、今の触手についている牙も使わないんですよね。

 必要な機能を厳選した十徳ナイフ代わりに一本残す程度が良さそうかな。


 そうしてヨルンは、ライト機能を付けた、牙付きの触手を廃し、

 蜘蛛の足を用いて、ゴリゴリとタマゴを削っていくのだった。

 今度こそ雛の姿を見れると良いなー。可愛ければ良いんだけれども。



   *   *   *

魔物ランク簡易版。


ランクF。一般魔物。

ランクE。複数人でどうにか。

ランクD。戦車とか重機レベル。

ランクC。災害。

ランクB。魔王。

ランクA。チート。

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