表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/10

ハワイ沖海戦その2

ハワイオアフ島。電信室。


「長官、定時連絡の時刻を20分過ぎましたが、北方近海で哨戒活動をしている潜水艦から連絡がありません。こちらから連絡しても、全く応答がありません。」

「分かった。直ぐに哨戒機を飛ばして、確認をしよう。飛行場に連絡しろ。」

「分かりました、、、えっこれは、、、大変です!先ほど日本から、我が合衆国に向けて、宣戦布告がされたようです!」

「なんだと!?ということは、その潜水艦も、日本軍に、、、」

「恐らくそうでしょう。」

「直ぐに防空体制を強化しろ!レーダーに反応は無いか?」

「それが、つい先ほどから、全てのレーダー、無線に謎のノイズが混じって、正常に作動してないとのことです。」

「なぜそれを早く言わんか!直ぐに戦闘機を上げろ!上げれる奴からどんどん飛ばせ!」

「了解しました!」


数分後オアフ島上空。


谷川一飛曹は疾風に乗って、爆撃機の護衛をしていた。偵察機彩雲からの報告では、既に敵航空機が数機上がっているらしい。

直後、下方から、P-40が5機、攻撃してきた。

「第一、第二小隊で、P-40を撃破しろ!第三小隊は引き続き、爆撃機の直援だ!」

無線に向かって声を上げる。史実とは違い、航空機の無線はとても仕様の良いものになっている。

P-40が12.7ミリ機銃を撃って、上がってくる。疾風はそれを急降下で避けると、急上昇して、P-40の背についた。

「20ミリの威力、、、思い知れ!」

彼が引き金を引くと、主翼に搭載されてる4門の20ミリ機関銃が一斉に火を吹いた。

P-40が火だるまになって墜ちていく。防御力が高いアメリカ機でも、20ミリ4門の前には無力だった。

彼が、周りを見渡すと、震星が急降下爆撃で、飛行場の航空機、燃料タンクを破壊しているのが見えた。大爆発が起こり、火の海になっている。

しかし、それでも仕留めきれなかった機体があった。SBDドーントレスやB-25などがまだ少し残っていた。

「仕留め損なったか、、、」


同時刻真珠湾。


艦上攻撃機蒼雷が、戦艦に攻撃を行っていた。海面スレスレの高度を高速で飛行し、魚雷を投下していく。

雷撃機は魚雷を投下した後に上昇して、腹を見せた時に墜とされるのが多いが、蒼雷は、そこに、厚い装甲を装着していので、墜とされる機は少なかった。


この攻撃で、アメリカは、航空機180機破壊、100機が損傷を負い、戦艦ネバダ、カリフォルニア、ウエストバージニア、アリゾナが撃沈、その他の艦船も多くが撃沈、中波した。

日本側は、疾風2機、震星3機、蒼雷5機が撃墜された。

次回はミサイル巡洋艦(護衛艦)の戦闘です!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ