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アメリカの判断

1939年11月。ワシントンDCホワイトハウス。


「なに!?日本が中国北東部に満州国を建国だと!?」

「そのようです。大統領。」

「中国の利権の日本独占は許せん。直ぐに国連に持ち掛けるんだ。」

「その事ですが、中国は日本と友好状態にあり、中国の承認の元なので、難しいかと思われます。また、議会もあまり乗り気ではありません。」

「何故だ!?」

「満州国の建国には多くのユダヤ人が関わっていて、各方面から、このアメリカに圧力をかけているからです。」

「イギリス、ソ連の反応はどうだ?」

「イギリスは、我が国同様に反対していますが、ソ連は黙認しています。」

「そうか、、、よし、イギリス、オランダ、フランスと共同で、日本へ大陸からの引き上げを勧告しよう。」


1ヶ月後、アメリカ、オランダ、イギリス、フランスから共同で、このような文書が発表された。


・日本は直ちに、全兵力を大陸から撤退させること。

・日本は直ちに、満州国を解体すること。

・日本は大陸における全ての権益を手放すこと。


1939年12月。大日本帝国帝都。


「やはりきましたな。この通告。」

「ああ、まるでハルノートそっくりだ。到底こんなもの受け入れられるわけがない。」

「こちらから欧米に、この通告の取り消し、植民地支配の撤廃を求めましょう。」


翌日、日本から次のような文書が発表された。


・アメリカ、フランス、イギリス、オランダは日本へ大陸からの引き上げを要求した文書を取り消すこと。

・アメリカ、フランス、イギリス、オランダはアジアにおける植民地支配を直ちに止め、人種平等を約束すること。

・一週間以内に反対声明が出た場合、もしくは声明が出なかった場合、我が大日本帝国は人種平等の名の下に、実力行使に出る可能性がある。


それから一週間、アメリカ、フランス、イギリス、オランダからの返答はなかった。

いよいよ次は、日米英仏蘭開戦です。

海戦ですか、、腕がなるわね!

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