重慶
1939年4月。
中国国民政府の臨時首都である重慶に日本軍の大軍勢が迫っていた。
陸上では、38式戦車が200両が重慶を包囲するように進んでいる。
空中では、陸上爆撃機銀河50機と艦上戦闘機疾風40機の大編隊が重慶を目指して飛んでいた。
重慶の方角から敵航空機30機が向かってくるのを各機レーダーで捉えた。
すぐさま疾風が迎撃に向かう。銀河は安全のため高度を上げた。
迎撃に来たのは、アメリカから給与されたP-40カーチス30機だった。疾風30機が上方からP-40の編隊へと襲いかかる。20ミリ機関銃4門が一斉に火を吹く。破壊力は絶大だった。完全な奇襲だったこともあり、P-40が14機火を吹いて墜ちていった。
中国軍も直ぐに編隊を崩してドッグファイトに入った。空中戦は相手の背を取った方の勝ちだ。そのため各機が旋回しながら敵の背を取ろうとする。
しかし、速度でも旋回力でも疾風の方が上だった。瞬く間にP-40が墜ちて行き、疾風は全機健在だった。
その頃地上では、38式戦車が歩兵から37ミリ対戦車ランチャーの攻撃を受けてた。
しかし38式の最新鋭複合装甲は全くダメージを受けない。次々と正確な射撃で敵歩兵を排除していく。銃剣で突っ込んでくる敵もいたが、12.7ミリ機銃で接近を許されなかった。
その後銀河が重慶内の主要軍事基地を爆撃、極力民家等への被害は避けるようにした。そして、日本軍は重慶入城を果たし、蒋介石は降伏文章に調印した。彼は重慶から逃げ出そうとしたが、要所を日本軍に占拠され、強行突破を行おうにも、装甲車が爆撃されて不可能だった。国民政府は降伏文章に調印すると同時に、次の取り決めもした。
・中華民国は、日本に対し、鋼材、その他資源の供給をすること。
・中華民国は、各都市での外国人の安全確保を徹底すること。不可能なら各国の軍の派遣を受け入れること。
・日本の軍事顧問団を受け入れること。
また、水面下で日本が連合国と開戦した場合、日本と共の大東亜共栄圏を設立することを約束した。
ああっもう!戦闘が上手く書けませんっ!何だかしっくり来ないんですよ。
これじゃない感が凄いです。もっと迫力ある戦闘を書きたいのに!
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