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進展

自衛隊がタイムスリップしてから1年後のシーンから始めます。

護衛艦隊は海軍ミサイル艦隊として、連合艦隊とは独立して行動することになりました。

1937年2月。

神奈川県の横浜市全域が突然霧に包まれた。その後数分一切の連絡が途絶えていたと思ってたら、突然様々な電波が飛び交ってきた。

政府は海軍に海上からの偵察を命令し、海軍ミサイル艦隊が横浜に向かった。

編成はひゅうが、こんごう、むつき、きさらぎ、である。

ミサイル艦隊が横浜沖に到着した頃にはすっかり霧は晴れていた。

その時岸田は驚きを隠せないでいた。いや、喜びの方が大きいかもしれない。

彼らの目の前には、21世紀の横浜ーーーみなとみらいが見えていた。


「と、とりあえず、ひゅうがから、SHー60Kを飛ばして、状況確認をする。ひゅうがに連絡しろ。」


数分後、ひゅうがからSHー60Kが横浜に向かっていった


「どうだ?状況は!?」


岸田が焦りと期待が混じった声でヘリのパイロットに聞く。


「現在神奈川県庁周辺を飛行中。ここは紛れもなく21世紀の横浜です!」


「、、、分かった。艦隊へ戻れ。」


彼はその後、横浜市長と会談、議会での承認も得て、横浜市は大日本帝国に編入されることになった。


1938年4月。


横須賀鎮守府の一角に各艦隊司令官、海軍や陸軍の大物が集まっていた。会議の内容は陸海軍の新兵器の開発状況とこれからの行動方針についてである。


「海軍の戦艦、重巡洋艦、空母の改修状況ですが、すでに高角砲、対空機銃は取り外して、CIWS、127ミリ単装砲への切り替えは終わりました。その他の艦もレーダーと無線の設置が完了しました。又、戦艦にはVLSを16+16セル追加しました。

中にはESSM改、37式対艦誘導弾が搭載されています。

次に大和型ですが、大和、武蔵共に50センチ連装砲と127ミリ単装砲、CIWSの設置は完了し、今はVLS32+32セルの設置をしています。

最後に航空機ですが、そちらについては報告書を参考にして下さい。既に試作機は完成し、いつでも量産体制に入れます。


陸海軍新型航空機報告書


艦上戦闘機疾風

20ミリ機関銃×4、12.7ミリ機関銃×2

最高速度750km/h

艦上爆撃機震星

12.7ミリ機関銃×2

500キロ爆弾×2

最高速度600km/h

艦上攻撃機蒼雷

12.7ミリ機関銃×2

魚雷×1(最大800キロ)

最高速度600km/h

陸上攻撃機連山

20ミリ機関銃×4

12.7ミリ機関銃×6

魚雷or爆弾最大1500キロ

最高速度515km/h

陸上爆撃機銀河

20ミリ機関銃×8

爆弾最大2000キロ

最高速度550km/h

「いやあ、こんな大規模な改修や高性能な航空機を作れるのも去年21世紀の横浜のお陰ですなあ!あの横浜の沿岸工業地帯の生産力は凄い!」


「次は陸軍の報告です。まず戦車についてですが、74式戦車を参考にした98式戦車の試作が完成しました。また、89式を参考にした高速装甲戦闘車をの生産体制が整いました。こちらも詳細は報告書をご覧下さい。

最後に小銃ですが、89式小銃を参考にした97式歩兵銃が全部隊の2/3まで配備されました。また全部隊に新型迷彩服の市街地用と密林用を配備しました。」


陸軍新型車両報告書


98式戦車

90ミリライフル砲×1

12.7ミリ機関銃×2

高速装甲戦闘車

30ミリ機関砲×1、

12.7ミリ機関銃×1


「それで、これからの陸海軍の基本方針ですが、陸海軍の行動目的の一致、これは絶対です。陸海軍がバラバラに行動など絶対にいけません。陸軍は今後2年以内に中国から撤退、満州国、朝鮮半島の防衛に努めます。必要ならば海軍の作戦にも協力を惜しみません。」

「次に海軍ですが、もはや対米、対英戦は避けられないとして、太平洋の戦力強化に力を入れます。対米戦になったら、戦力集中運用により敵部隊に波状攻撃を繰り返し、持久戦に持ち込みます。そのためにはフィリピンが絶対に必要です。なお、既に海軍では来るべき時に備えジェット機の開発も進めています。」


こうして会議は終わった。


作者はあまり頭が良くなく、外交シーンや政治シーンを上手く書けません。ご了承ください。

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