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第21話:迫る新たな試練
朝の光が校庭に差し込む。
三人は軽くストレッチをしながら、今日の訓練に備えていた。
昨日の夜明け前の決意は、まだ心の奥で温かく残っている。
「今日の共鳴、前回よりも高いレベルに挑む」
柊が低く声を出す。
新しい仲間も肩をぐっと押し上げ、心の波を整える。
「うん……私たちならできるよね」
澪が微笑むが、その瞳には真剣さが宿る。
軽い緊張が、空気を引き締める。
突然、校庭の遠くから声が響く。
「おい、準備はいいか?」
振り向くと、昨日のライバル少年が姿を現した。
昨日のバトル以上の強敵――新たな試練がすぐそこまで迫っていた。
「……来たか」
柊は深く息を吸い込み、全体把握の力を立ち上げる。
澪と少年も自然と心を重ね、共鳴の波を強化する。
光の波が校庭を照らし、空気が微かに震える。
昨日までの平穏は、もう戻らないことを三人は感じ取った。
「今日は、もっと試される……でも、恐れない」
柊が小声で自分に言い聞かせる。
その言葉は、仲間たちの心にも静かに伝わる。
――迫る新たな試練。
だが、三人の絆は昨日より確かになっていた。
共鳴の光が校庭を包み、次なる戦いの幕開けを告げる。




