表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
18/24

第18話:潜む陰謀の影

午後の校舎。

 図書室の静寂を破るように、微かな足音が響いた。

 それは三人の知らない存在――学園の中に潜む陰謀の影だった。


「……誰かいるのか?」


 柊が警戒心を高める。

 全体把握の力を少し立ち上げ、周囲の気配を探る。


 澪も神経を研ぎ澄ませ、周囲の音や空気の揺れを拾う。

 新しい仲間は、少し身構えながらも心の波を三人と重ねる。


「……ただの先生かな?」


 少年が小声でつぶやく。

 しかし、直感的にそれはただの人間ではないと三人は感じていた。


 図書室の奥で、微かな影が動く。

 光に溶け込むように、気配は近づき、三人の共鳴を乱す。


「これは……普通じゃない」


 柊は顔を引き締め、澪に目で合図する。

 互いの心が瞬時に連携を取り、共鳴の波が光を帯び始めた。


「気を抜くな……誰かが試している」


 澪の声が耳元で響く。

 新しい仲間も、勇気を振り絞って心を開き、波を合わせる。


 図書室の空気が微かに揺れ、光の波が走る。

 ――共鳴を試す存在が、三人の絆を揺さぶろうとしていた。


「見つける……そして対処する」


 柊の決意が固まる。

 これまでの練習と挫折を経て、三人の心は以前より強く、揺るがなくなっていた。


 光の波が図書室を包み、陰影が交錯する。

 潜む陰謀の影は、まだ正体を見せない。

 しかし、三人は確かに気配を察知し、挑戦を受け入れる覚悟を固めた。


 ――ここから、新たな試練と戦いが始まる。

 共鳴の力だけでなく、心の結束が試される瞬間だった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ