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あたしたちはそれから何度か集まった。

2回目は退院できたからって、楓の家になった。

瀬川とは小学のとき塾が一緒だったと後から聞いた。

それでずっと今までつながってるところがほんと瀬川らしい。

家にも何度か行ってるからってその時はあたしと待ち合わせて連れて行ってくれた。

楓の両親が不在だったことをいいことに

あたしたちは読書会なんだか雑談会なんだかわからないほど

ほとんど本以外の話ばかり、しかもバカ話ばかりして結構騒いだ。

近所からクレームこなくてよかったってくらいうるさかったかも。


楓とは馬が合うなと思った。

瀬川はちょっと優等生チックなところが時々鼻につくけどそんなところもないし、

なんでもはっきり言うところが気持ちいい。

瀬川はどの本の感想も、ソツがないというかちょっと中途半端。

明言避けたがるから、そこをなんだかんだ二人で瀬川をからかって

いじってしまって瀬川が憤慨するというお約束ができてしまった。

瀬川ごめん。



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