↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
人は人に恋をする  作者: 内藤 響
PR
1/1

1

※この物語はフィクションであり、登場する人物や、団体名、事件などは架空です。

日本の並行世界にピンリンという国が存在する。ピンリンと日本ではLGBT+に対する考え方が違うだけで、他は似ていた。日本は昔と比べ彼らに理解のある人が増えてきた。それでもなお、彼らに対する悪い偏見は多く彼らを苦しめている。しかし、日本の並行世界であるピンリンでは彼らの存在がみんなから認められ、誰一人として彼らを差別する者はいなかった。

-200X年-

ピンリンに加納 聖(かのう  せい)という女の子と麻歩 朔進( まふ  さくしん)という男の子が産まれた。聖は幼い頃、親が事故で亡くなってしまい、朔進の親に引き取られ彼らは兄弟のように育った。ピンリンで生きる彼らには、自然と性に向き合う機会が多かったため、2人は小学生の頃から自分自身が同性愛者だと自覚していた。

麻歩朔進は中学1年生のとき、小学生の頃から仲の良い利仁(りひと)に恋心を抱いていることを自覚した。朔進は利仁への想いを自覚した途端、とても意識してしまい緊張のあまり想いを口にしてしまった。「利仁が好き…だから…俺利仁の恋人になりたい!」。朔進は断られると思ったのだが、利仁はこう言った。「実は僕も朔進が好き。僕も朔進の恋人になりたい!」。2人は晴れて付き合いだしたが、しばらくして利仁の親から悲しい事を聞いた。利仁が不治の病に侵されていること。あと生きて1年の命だということ。朔進は辛かった。だが朔進は利仁の方が辛いはずだから少しでも元気になってもらえるように頑張ろう、と考え毎日お見舞いに行った。けれど、利仁は3ヵ月も経たないうちに亡くなってしまった。朔進はとても苦しんだが、2人の関係を知る周囲の人に心配させないように元気に振る舞った。元気に振る舞えば振る舞うほど、朔進の心は傷ついていった。それをそばで見ていた聖は朔進に寄り添い続けた。そのおかげで、朔進の傷が少しずつ癒えていった。

3週間程経った後、朔進と聖が話していると急に彼らを激しい頭痛が襲った。2人は痛みから解放され気づくと知らない部屋にいた。どうやら道で倒れていたところを、心優しい夫婦に助けられたらしい。部屋はピンリンに似ている。夫婦にこの場所を聞くと日本と言う国だということがわかった。だがピンリンでみた地図の中に日本と言う国名はない、もちろん聞いたこともない。もしかしたらと思い夫婦にピンリンと言う国を知っているか尋ねると、知らないと言われた。

朔進と聖は図書館の道を夫婦から聞き、図書館で調べることにした。調べても一向に手がかりが見つからないので休憩がてらにある本を手に取った。パラレルワールドについての本だ。この本によるとある世界から分岐し、それに並行して存在する別の世界を指すようだ。2人は考えた。もしかしたらピンリンと日本はパラレルワールドなのではないかと。それなら、いろいろ腑におちる。多分これはパラレルワールドだ。2人はこう考え、戻る方法がないなら日本を楽しもうと思った。夫婦の元に帰ると、あたたかく迎え入れてくれた。夫婦と相談した結果、夫婦の養子になることになった。いろいろと手続きを済ませたあと、朔進と聖は話し合い高校に行くことを決めた。高校入学後楽しく学校生活を送っていると、同級生が複数の男子生徒にいじめられている現場に出くわした。いじめの原因は同級生が同性愛者だということかららしい。朔進と聖は疑問を抱いた。彼らの住んでいた世界ではLGBTQ+がいるのが普通だったからだ、しかも2人自身も同性愛者だった。2人は違和感を覚えつつ同級生を助けた。その後同級生になぜ同性愛者だといじめられるのかと聞くと、彼らは僕らみたいな同性愛者を異常者だと思っているらしい。2人は驚き、インターネットで調べた。どうやら日本ではLGBTQ+を普通ではないと考え差別する人が多いようだ。だがその中でも、LGBTQ+について理解してもらおうと活動する人がいることを知った。2人は自分達も活動したいと思った。

1を読んでいただきありがとうございます!

更新日は決まってませんがまだ続きます。

よろしくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。