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異界の某国における乱世突入の経緯と転送された宇宙艦隊について。(習作です)  作者: 偽田中
一章 超兵器との遭遇と異世界転移
4/5

勝手な人どうし連れ添ってはいられないものです。

設定がないのが設定では困るわよ。

期末闘争貫徹したぞ!

さあ更新だやれ更新だそれ更新だ。

[貴女ね、いつも勝手にかんがえて深刻になる。

よくないよね。

貴女の為を思うわけではないけど、死んで欲しくはない。

ちょうど上手くいくやり方を見つけてきたわけだよ。]

「わざわざ会いに来て、どうせ関わればどちらか消えなければいけない。

どうにもできやしないのに。

貴女が二度と戻ってこないことだけがこれ以上苦しまない方策なの。

去ったものと思えばこそ今日まで忘れてきたのに。」

[貴女を遠くにやれば解決するんだよね。

貴女には生きていてほしいし、いつまでも放って置けるような相手でもないから。

だから決定的解決の手段をちょろまかして貴女に使うことにしたの。]

「なら早くしなさい!話しかけずともできたんじゃないの?もう幸福な関係ではないから、いると知れれば心が乱れてしまう。」

[ああ、そうはいかなくてね。この術式は。

認識されなければ始まらないの。

因果が一揃いではないからね。

言うべきことは伝えたから私はもう去りましょう。

道行の、これは一つの区切りになる。

人の世…こ……思…な………。]

通信が終わると一抹の、いや、一抹どころではない寂しさと、葛藤の終わりの安心を感じる。

思うまましか喋れない彼女がそう言うのだからもう会う事はないのだ。

一対一であればとうに片付いたはず、これで二角なる非二次元的関係が終わるのである。

これをもってはっきりと失恋と成して一時代の終わりとし、新しく指針を定めなくてはいけなくなったのだ。

「貴女が今経験したのは主体的絶体絶命か、客体的絶体絶命か、どちらにせよ、戦いの葛藤は良くも悪くも糧になるでしょう。軍人としてのあり方を見定める意味は、どうやら失われてしまうようですが。

提督、全天周で入射光が消滅、艦隊外からのリンクが切断されました。」

やれ、何処へ放逐されるものだろうか。

もっとも新しく両輪と成す可く思っている二人とは離されない様子だ。

差し当たり困ることはないかな。




くぅ~疲れましたw これにて第一部完結です!

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