表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
夢だと思ってたら異世界でした  作者: 麗羅
第1章 初夢
1/7

一話:初めての夢

初投稿なので誤字や脱字などがあれば教えていただければ幸いです

「ああ異世界に行きたいな…」

その男の夢は現実になるのだった


*


「暇だな」

あーあ、新年の時ぐらいボッチじゃなくなりたいな…

一人で悲しいが初詣に行くか!うん、そうしよう!そうして一人で神社に向かう。


*


30分ほど歩けば神社にはつく

「やっぱり新年だから神社は賑わってんな」

呟きながらおみくじを引く。

結果は大吉。今年は友達ができるかな?

それとも異世界に行けるかな?

「ああ異世界に行きたいな…」

願望が強くて思わず声に出てしまった。

周囲にいる人達の視線が痛い。

あとは御参りして帰るか…。

もちろん願いは異世界に行くこと。

それと友達を作ること。

うん、我ながら願い事がおかしい。

悲しくなってくるな。

御参りを終えて家に帰る。

帰り道では初詣に来ていると思われるリア充達が結構いた。

「爆ぜろリア充!」

おっと、また声に出てしまった。

やはり視線が集まってくる。

皆怖いなー。

そんな視線に晒されながら無事家に帰ってこれた。

最近全く睡眠をとってなかったのでとても眠いな。…寝るか

布団に入り寝る前に神頼みでもするか。

「どうか夢の中だけでも異世界に行けますように」

よし、寝よう!胸に期待を抱き、目を閉じる。

閉じた時に幻聴か何か知らないが女性の声が聞こえた。

「その願い叶えましょう」

え?マジで?幻聴だとしてもそれは嬉しく感じた。

でも、夢の中だけなのか?

「はい、その通りです。ですが、それは夢であり現実でもあります。向こうの世界で傷を負えばこちらの世界でも傷を負う。つまり向こうの世界で死ねばこちらの世界での貴方も死ぬ。しかし、こちらで死んだ場合は永遠に向こうの世界で生きるだけとなります」

…は?なんか無駄にリアリティが高いな。こんな幻聴が聞こえるだなんて。

自分でも異世界なんて存在しないって分かってるのにな…ただの小説の読みすぎで異世界に転移しそれで最強になりハーレムになる。

そんなのただの妄想と理解してるのに…。

「その願いも叶えましょう。但しそれは貴方の心を見極めてからにしましょう。それと、向こうの世界にいっても夢だと思うように思考誘導をします。この会話も覚えてはいないでしょう。それではご武運を、鶴谷霊義亜さん」

また幻聴か…しかし自分の名前を聞くと心にくるな…なんだよ霊義亜って。

漢字なんてほとんど当て字じゃないか。

そんなことを考えながら眠りにつく。


ふと目が覚める。

しかしそこは布団の中じゃなく荒野だった。

しかも一人で佇んでいる。

「あれ?これは夢?」

いや夢の中だけでも異世界生活を満喫出来るのは嬉しい。

そう考えていたが即否定する。

それは、ここら一帯荒野だからだ。

「どうしよう…とりあえず適当に歩いて、人がいるところに行くしかないか。てか方角もわからないな。まぁ勘で進むしかないか。」

それから4時間位歩き続けた。

遠くの方に建物が見えた。

まずはあそこに、行くしかないか。

それからまた30分位歩き続けると目的の街にたどり着いた。

でも街に入る人達の様子を見てみると、街に入る為には関所を通らなくてはならないらしい。

あとお金も必要らしい。

ヤバイ、お金持ってない。

どうしよう、正直に申し出た方がいいよね。

よし、そうしよう。

でも久々に人と会話するな。

緊張しながらも声をかける。

門番の人は見た目はとても優しそうに見える。

「あの~お仕事中すみません」

「ん?何だ?何か用か?」

「僕は色々と事情がありまして、今お金を持ち合わせていないんですよ。今度必ずお支払いしますので通ることは出来ないでしょうか?」

「うーん、こっちも仕事だからね。そういう特別な扱いは出来ないんだよ」

やっぱり駄目か…この状況どうしよう?

まぁ、どうすればいいか聞いてみるか。

「それではどうすれば通れるでしょうか?」

「だいたいは魔物を倒してその素材を売れば金は手に入るが…でも見たところお前さんは武器ももって無いようだが。」

魔物は存在するのか!?

マジか!めちゃくちゃ嬉しいのだが。

魔法もあるのかな?

いや、それよりも今はお金を稼ぐことが先決だな。

などと考えていたら女性に声をかけられた。

振り向いて見るとその人は豪華な馬車に乗っていた。

しかも、如何にもお嬢様という感じの服装をしていた。

物凄い美少女だ。

思わず見とれてしまった。

「あの、ここで何をしておられるのですか?」

これは返事をしなくては。

「お金がなく街に入れないので困ってます。」

「そのようなことならば私がお金を貸してさしあげますよ?」

「いいんですか?」

「勿論です。」

「ありがとうございます!」

そうしてやっと街に入ることが出来た。

これから楽しみだな。

忙しくなければ1週間に1~3回程度投稿出来ればと思っております。書き溜めなどはしていないので投稿出来ない週もあります。まだまだ未熟ですが今後ともこの作品を見ていただければ幸いです。よろしくお願いいたします

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ