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裏切りと復活の零  作者: Revive
2/2

任務開始

ダンッダンッダンッ

銃声が響く射撃訓練所に二人の男がいた。

ガッツリとした体格で陽気なエディック。

日本から派遣されたちょっぴりクールな零。

二人は今回ある任務で組むことになった。

「いよいよ明日出発だな。楽しんでこうぜ。」

そう笑いながらエディックは言った。

エディックは自分の居場所は戦場だと思ってる奴だ。

「たった二人で敵地に乗り込むのにどう楽しめと。そんな状況で楽しめるのはお前くらいだ。」

二人とも笑いながら話していた。

任務を言い渡されたのは今から三日前.......



大統領室に呼ばれていた二人は大総統に敬礼をし、任務内容を聞いていた。

「それでは任務内容を言う。」

そう話していたのは大総統の隣に立っていたCIA長官だった。

「昨夜我々のUAV偵察機がロシアの核兵器製造工場及び実験場を見つけた。そこで二人にはこの核兵器を破壊してきて欲しい。移動はステルス機能を搭載したAH-6で現地に向かう。核倉庫の10キロ手前に降りてもらう。武器や銃弾、食料は現地調達してもらう。所々に敵の拠点がある。そこから調達するといい。これはステルス、隠密作戦である。絶対に敵に見つかってはならない。わかったか?」

作戦内容を告げられ、了解した。聞きたいことは何個かあったがやめた。作戦通りにやればいい。

俺たちは基地に戻った。


そして現在。

「それにしても結構無謀だよな。二人だけで10キロ敵に見つからずに移動。それに武器が麻酔銃とサイレンサー付きのガバメント。ハンドガンだけって。」

愚痴をこぼしながら射撃訓練をしている。

ミニガンでストレス発散したい気分だ。

「いいじゃねぇか。そんなにイライラしてたら禿げちまうぜ。」

ほんとにエディックは楽しそうだ。

「そういやこの麻酔銃はサイレンサー内蔵してんのに普通の武器は内蔵されないよな。」

「そりゃサイレンサー付けた姿もかっこいいからな。」

そんなものなのか。人を殺す武器に何を求めているんだか。

明日は早い、早く寝よう。

そしておれらは眠りについた。


次の日。朝5:00。ロシア上空。

「あの、なんか高くない?」

AH-6は遥上空。スカイダイビングをするかのような高さで飛んでいる。

「スカイダイビングか。一度やってみたかったんだよな。」

エディックは今日も平常運行。緊張というものがないのかこいつは。

「後30秒で 降下地点に着きます。準備を。」

パイロットがそう言ってきたためパラシュートを着用。

そしてついに時が来た。

「降りてください。」

合図に合わせて俺たちは飛び降りた。

「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ。」

「わはははははははは」

一人の叫び声と一人の笑い声がロシア上空に響いた。








続く。

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