4歳 赤の月 Ⅲ
赤の月 7日
今日も書く事がない。
よって今の僕の周囲の人物について書いておこうと思う。
父:アレク
あくまでこう呼ばれているだけで本名は不明
大体、月に1~2度しか会わない
はっきり言って“アレク”と呼ばれている意外何も知らない。
母:アシュア
こちらもこのように呼ばれているだけで本名は知らない
約300歳の魔王で、見た目13歳前後にしか見えないリアル合法ロリ
元冒険者で、相当腕がいいらしい
現在、妊娠6ヶ月
最初は姉だと思っていたのはここだけの秘密
魔王としての能力は高くなく、額の“第3の眼”で見た物の潜在能力を含む
すべてのステータスを見ることができるらしい
この能力でも十分チートと言える。
兄:クリス
現在8歳
母が言っているのを聞くと将来は剣も魔法もそつなくこなす万能タイプになるらしい
現在は初級魔法と剣術の入門編を練習中
僕には良くしてくれるいいお兄さん
将来は女泣かせになること間違いなしの顔立ちをしている
メイド長:ヘカテ
100歳を少し過ぎたばかりの竜人族
竜人族の寿命が平均400歳なので人間にかんざんしたら25歳前後になる(見た目もそのくらい)
昔は母と冒険者をしていたらしい
この家では彼女を怒らせると大変危険で、みんな頭が上がらない
普段はスタイルのいい温厚で優しいお姉さんだが、ひとたび怒り出すと・・・・・・
機会があれば母から聞いたヘカテ伝説を書いてみようと思う。
メイドⅠ:イリス
現在50歳の竜人族
ヘカテの妹で見た目は15、6の女の子
顔立ちは可愛いというより美人である
しかしスタイルは崖である
竜人族の成長期は生まれて30年~40年なので、今後に期待できるといいねといったところ
本人曰く
「私は剣に人生を捧げているからちょうどいいわ」
とのことだが、「崖っぷち」とか「断崖」という言葉に過剰に反応しているため強がりだと僕は思う。
僕個人の考えだが、彼女の場合は胸が無くても顔立ちと凛とした佇まいが補って余りあるほどなので、決してマイナス要素にならないと思うのだが?
剣に人生を捧げているというのもあながち嘘ではなく“剣聖”の称号を持っているらしい
メイドⅡ:アイリス
イリスと名前が似ているが友人である意外全く関係ない
種族はダークエルフ
年齢は45歳で人間で言えば20歳くらいらしい
弓の腕は一級品で彼女は集落で1,2の腕前らしい
悲しいかな現在出稼ぎでこの家に雇われており、集落に仕送りまでしているらしい
前世の俺に見習わせたい。
メイドⅢ:サリア
現在8歳
近所の村から来ている泣き黒子が可愛い女の子
母曰く“剣聖”の素質があるらしく
現在はイリスが剣の稽古をつけている
兄のクリスに気がある模様
僕は密かに応援している
メイドと書いているが、実際は兄の修行の仲間
母が面白半分でいつもメイド服を着せているためこのように書いている
ただヘカテがメイドの仕事を教えているので、将来は兄の専属メイドになるのだろう。
ペット:クロムウェル
愛称はクロ
狼獣王という狼型の魔獣
魔獣の中でも5種類しかいない“王”のつく魔獣
母曰く
「1500年生きている魔獣でものすごくつよいのよ~」
ただし僕はこいつが起きているのを見たことがない
何を食べ、どのように話すのかを知っているのは
母とヘカテだけらしく、父も
「あいつはいつ活動しているんだ?」
というほど動かない
他にも“獅獣王”“猛鳥王”“水魚王”“龍王”といるらしい
執事:マルク
正体不明、年齢不詳の凄腕執事
正直、この家における不可思議な出来事はこの人の仕業
思っただけなのに必要なものが揃っていたりすると、この人がやってくれていると母から聞いた。
僕:
現在4歳
シスイと呼ばれている
貰った設定のとおりそれなりの美形で、現在はこの世界になじみっきっており
今後、今の僕を産んでくれた両親に親孝行できるように画策中
ただ、家名が未だにわからないのが不安でしょうがない。
以上が今のこの家にいる人間構成である。
なんと、宣言を覆す連続更新!
けれどさすがに明日は無理かなー?
なるべく早く次のを投稿したいと思います。
と言っても次も退屈な設定話なんですけどね
それでは、この駄文を読んでくれた人に感謝を込め
「ありがとうございます」 m(__)m