表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/61

まえがき

―名を奪われし祈り(下巻)―


仮面都市で祈りは名を失い、霧の海では名が潮に還る。

月の森を後にしたセーレとフロウは、声を隠す都へと足を踏み入れ、顔を覆う仮面の裏で記名を禁じられた人々の儀式に立ち会う。

記録なき祭祀の向こうには、契約と沈黙が結びついた信仰の歪みが潜んでいた。

仮面の巫女、名を預けた者たち、そして黒帳の裂け目から溢れる呼ばれなかった神々の影――そこを抜けたふたりは、霧の浮島ミル=エレノアで、潮に名を還す儀式に身を委ねる。

失われた名をゆりかごに乗せて海へ流すとき、名は器であり祈りの意志だと知る。

忘却の潮騒の中で、フロウはかつての名を思い出し、セーレは名を記す使命の重さを知る。

仮の名の舟は、祈りを運ぶ旅のはじまりとなる。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ