第34話 (ライラックの新たな挑戦 5)
冒険者としての活動が多すぎて、幾つもの問題が
絡み合って発生、合同結婚式までに終わるかどうか・・・
酒場にて、婚約の報告の順番を話して、次にサラの実家から訪問する事になり
直ぐに旅立って行き10日でヴェルスに到着
ライラックの脚では15分でグレイン村に着いて、サラとカズトは礼服に着替えて
ドアをノックした
両親が出迎えてくれ、居間に通され
「俺は カズト アースウッド サラ エリクソンお嬢さんと婚約しましたので
結婚を認めて頂きたいと思い お願いに参りました 宜しくお願いします」
2人揃ってお辞儀をしていた
義父
「カズト アースウッドの仕事は何をしとんのか」
「冒険者をしています」
「あぁー ライラックのカズト アースウッドだったか 英雄になっとったな
英雄同士の結婚か サラも偉ぉなったもんやな」
「おかん ワイは結婚を認めようと思うけれど どう思いまっか」
「わたしは ええですわ サラ 幸せになるのでっせ」
義父
「カズト君 雰囲気が農家の出身だと 思わしてもらいまっけど ちがうかな」
「そうです ブリストル町オールドバリー村の出身です」
それから義父と農産物談義に花が咲いて、長くなりそうなので義父が自宅に
ライラックを招き入れてくれ、全員挨拶を交わしてから
「俺は 全員と婚約をして結婚をします」
さすがに義両親は驚いていたが
「英雄 色を好む か カズト体力を付けて きばんねんで」
カズトを含めて全員赤くなり皆モジモジしながら、別れの挨拶をし町に戻る
酒場の個室で
「はぁー 後はミシェルとカレンの実家だけだな 頑張って認めてもらうぞ」
王都に戻り、ギルドにて バレンシアとケーニッツの
Sランク魔物討伐クエストも受けてから、ミシェルの実家に向かう
グロッセートには2日で着き、明日フラワーアイランド村に行く事とした
翌日直ぐにミシェルの実家を訪問し、無事に婚約の挨拶は終わるが
カズトとリーナは、ミシェルの実家が作っている作物に興味を持ち
結局義父を交えて4人で話し込んでしまい、泊まる事になる
急遽お泊りになった為、6人でグロッセートに行き食材を買い込んで来て
宴を開いて、その時にカズトと全ての許嫁をミシェルの家族に紹介をしたら
義父
「ミシェル 結婚式で使う花は 是非うちのを使ってくれるよな」
「お父様勿論です 前もって知らせますから 宜しくお願い」
セレス
「カズトさん 引き出物はクーベルタン商会を よ・ろ・し・く ウフ」
「まだ カレンの所の挨拶が済んでいないんだぞ 気が早い」
朗らかに婚約の挨拶は終了した
翌日キャメロン男爵邸に向かい、13日でケーニッツに着き一晩泊まり
翌日訪問する事に成った
「カレンのおやじさん 許してくれるかなー 俺は農民出で 学は無いし
お金は・・・有るか」
「あのねー お金が有るってのは ポイントが高いんだよぉー」
アリス
「カズト ホーネット伯爵とアレだけ話せたのだから 大丈夫ですわ」
男爵邸は町に隣接して建っているので、直ぐに到着して広間に通された
元々お家騒動の時、面識が有ったから婚約の挨拶はスムーズに終わり
当主に直ぐに認めて貰えたが、何だか浮かない顔をしていた
「義父さん 悩み事が有るんじゃないですか 良かったら俺に話しを
してみない」
義父
「ギルド本部に 領地の2ヶ所に魔物が住み着いて居て 討伐依頼を出して
いるのだが Sランク冒険者の数が少なくて 回せないと言われてなー」
カレン
「お父様 大丈夫ですわ その依頼受けて来ていますから」
男爵は良く解らない顔をしていて
リーナ
「王都で ドランスフィールド ギルドマスターから 男爵領に向かう時
依頼を受けてから向かってくれと 言われていたのよぉー」
「だからー カズトの婚約の挨拶が 上手く行っても ダメだったしても
退治する予定なのー」
「そうだったのか カズト君も怪我しないようにな 行方不明になって
カレンを泣かすんじゃないぞ」
笑いながら言われてしまった
「魔物は ヒュドラとサーペント どちらも強いわぁー この町からだと
サーペントからか 糧食を買い込んで現地で野営だねー」
「キャメロン男爵 ライラックはこれから討伐しに行きます 終わったら
一度戻って来ますから 期待して待ってて下さいねー」
「冒険者の装備と帯刀しますので 控室を借りたいのですが 良いですかー」
控室に行き着替えてから
「キャメロン男爵 行って来ます みんなー 行くよぉー」
キャメロン男爵邸を後にし、必要な品物を買ってから、現地に向かい
野営の準備をして寝てしまう
ヒュドラは同時に首を落とした方が 確実に倒せるので、タイミングを
合わせて一気に攻撃、あっけなくヒュドラを倒して、魔石と魔物素材の
回収を終えた
「ねぇー 前にもヒュドラ倒した時より 早く終わったよねー」
「3回はヒュドラを討伐しているはずですけれど ミシェル達との連携は
格段に良くなりましたわね」
「みんなー 侮ると足をすくわれるよー 臆病なくらい慎重に で行こうねー」
「リーナの言う通りだ 次はサーペント 気を引き締めて討伐しような」
サーペントの生息地の傍で野営して、見張りを交代しながら仮眠をする
翌日サーペントを観察していると
「大きな 蛇 何となく 毒持ってる みたい」
鑑定をしてみると
「鱗が固いな 目は弱点か アルフの出番だなぁ」
「何時もの様に 剣聖と剣紳の波状攻撃 アリス アルフ セレス サラは
威嚇と弱点攻撃 お願いねー」
「わたくしが 大きいサンダーボルトを落とします それを合図で良いかしら」
皆頷いて、特大のサンダーボルトを落として、攻略を開始
アルフが目を潰してくれたので、戦い易くなったけれど、剣士の攻撃が鱗が
固いので手こずっていた
アリス
「リーナ もう1発サンダーボルトを落とすから 離れて」
再度落とされたサーペントは、動きが鈍くなりやっと胴体を輪切りにして
倒した
「みんなー ご苦労さん いやぁー固いってありゃしない 剣士4人がかりで
やっと切れた アリス アルフ セレス サラ 貴方たちのおかげ
いなかったら 討伐失敗したかもね ありがとうー」
魔石と魔物素材を回収して完了し、ケーニッツの男爵邸に行き2つの討伐が
終わった事を報告する
盛大に感謝をされ、宴を開いて慰労され、ライラックは翌日王都に向かい
途中の町カルタニッセッタの酒場で
「リズにスキルの秘密を どう実際に教えるか考えていたら
へんな感覚がしたの みんなー 今のリズの事を
考えて感じてみて貰えないかなぁー」
暫くして全員涙を流し始めた
「王都に戻ったら 直ぐにリズに会いに行くからねー」
王都に着きまずギルドにて、クエストの報告をして報償金を受け取り直ぐに
王城に向かい、アイリーン・エクルストン殿下に、緊急の用件での面会を求めた
皇族専用の会議室に通されて、人払いしてから
「リズ このままでは 早くて数年長くても10数年で身体の崩壊が始まります」
暫し沈黙の後
「リーナ 崩壊が進むと どうなりますの?」
「最初は 直ぐに疲れやすくなり筋肉痛に悩まされるでしょう 更に進むと
身体に力が入らなくなり やがて立てなくなります」
「王国の名医がいくら診察しても 原因が不明で治療は対処療法しか出来ない
本当の原因は スキルのアンバランスの結果だから 医者では直せないの」
「リズは寝たきりになり 衰弱して死にます」
「王国の不幸はこの後に 公爵どうしで 次期国王の跡目争いが起きて内乱状態に
なり 多数の民にも犠牲が出る様です」
「これが一番重要な事です リズ 崩壊の前ならスキルを正常な形に直せます が
崩壊が始まると リズの体力がわたし達との鍛錬に耐えられないので
手の施しようが無く わたし達は静かに看取るしか・・・」
リズは暫く瞑目してから
「わたくしは近い将来 死ぬのですね 父上とお話しをして 4年から5年
公務を離れる許可をまず取りますわね 結果が判りましたら連絡しますわ」
そう話されて肩を落として退室して行く
わたし達は、リーナ邸に戻り大人しく待っていると、2日後連絡が来たので
王城に行き、皇族専用の応接間で
「結論から申し上げますわ アイリーン エクルストンは来年から5年公務を
離れて 身体の変調を直す事に 専念しなさいと陛下より 許可を頂きました」
リーナはリズの所に駆け寄り、両手でリズの手を包み込み
「良く決断してくれたねー わたし折角友達に成れたのに 別れるのは
辛いよぉー ライラックは全力でサポートして スキルバランス直すから
みんなも 協力してねー」
《勿論 了 当たり前です やるぞー もちろんええですわ》
喜んで賛同し、リーナは涙を浮かべていた
ーーーリーナは喜怒哀楽が激しい人なのね でも絆を結べると人生が
ーーー楽しくなる人だわ 安心して任せられる・・・
「リズ 調整するのには寝食を共にし 休みなく鍛錬をする事になるから
わたしの家に住む事になるよー 陛下はリズが王城から離れる事も認めて
いるのー」
「そうです 王国歴160年から5年 ライラックと冒険者しながら
生活すると 言う事に成りますわ」
「改めて 先輩冒険者のみなさま 宜しくお願い致します」
丁寧にお辞儀をした
「リズー 今日から わたしの家に来れる 早いうちから 歪みの
直し方も決めたいので」
「大丈夫ですわ お伺いします」
扉の外の次女に言いつけて、身の回りの品々を、リーナ邸に送る様に
指示していた
王城を後にしてリーナ邸にリズの部屋を決めてから、食堂に集まった
「リズー もう一度鑑定するね」
結果を表示して、みんなで見ていると
「やっぱり変だよぉー みんなも気が付いた?」
皆うんうんと頷いている
「リズー 良く鑑定を見て 魔法の表示が足りないの アリスわたしの表示して」
両方を並べて表示し
「ほらね 魔法の項目に使える魔法が出ているのが普通 リズのは無い」
消してから、アリスは
「リズの魔法は スキルバランスが狂ってから 後発芽したのでしょう
これはチャンスかもしれないわ リズ 魔法は風魔法が欲しいと
強く念じて」
暫く念じていたら、全員変な感じしてリズを見つめた
「何だ 今の変な感覚は 俺初めてだぞ リーナ解るか」
「分かんないよぉー みんなーともかく鑑定して」
鑑定したら、全員唖然とし、直ぐに歓喜の笑いが起きた
「リズー おめでとう 魔法に風が設定されたみたい この風魔法が
リズのスキルの狂いを直すのに 重要だったの 習得おめでとうー」
仲間たちは、拍手していたが、リズは訳が分からない顔をしていた
リーナはリズにスキルとギルドランクとの関係、スキルの歪みを直す為
スキルの昇華の必要性、昇華する練習方法を説明していた
「リズ 今教えた事がわたし達が秘匿している スキルの秘密なの
効果は絶大だよ わたしを含めて全員スキル++に昇華したから」
「だからー 今後かなりキツイ鍛錬も強要するけど 最後まで面倒は
見るから安心してねー」
「それとね リズは帯刀禁止ね 持ってなければ絶対に 崩壊の
きっかけは発生しないからねー」
夕方になり、リズの歓迎会を盛大にしてもてなしてから、今日は
大人しく就寝した
翌日ライラックは結婚日取りを決める為、ライラック全員で
ホーネット伯爵家に向かい、執事のレドモンドに話しをして
当主との面会日を決めて貰う様に手配した
虹の衣で結婚の衣装をあつらえてから、商店街で大量に食材を買って帰る
別の日にリーナは1人で虹の衣を尋ねて、リズの剣士用冒険者正装
訓練用服装・アンダーウエア・コートを2着ずつ、オーダーした
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リーナは付きっきりで、リズに魔法の使い方を指導して
他のメンバーは、修練場で基礎訓練をしていた
リーナから鍛錬するのに、裸足での生活は必須だと話すと、リズは最初かなり
抵抗感が有った様だが、アリスが自分の時の事を話して、やっと納得してくれた
夕食を食べながら
「リズ 強化走りができる様になったら ギルドでリズのギルドカード
作るからねー」
「もう 作りますの」
「そうだよー 最初は薬草の採取 多分報償金を受け取った時 新人のイベント
有るかもねー」
「おい リーナ1人でリズを行かせるのか 無謀だろう」
「フフン わたしは ね 農民服を着て付いていくよ みんなは前に有る酒場で
様子見していてねー」
「冒険者も実力が無いと見えると 侮られて集られる 国どうしでも同じ
こうゆう経験も良いと思う よ」
「採取の時はみんな付いて来てね よろしくー」
ミシェル
「職業鍛錬所の時 わたし達は貰った報償金集られたわね とても悔しかったわ」
リズ
「リーナのように強くなかったのですか」
「そうよ セレス カレン サラの4人で バラのカオリと言うパーティを
組んでいたわ Sランクにやっと昇格しても 実力がなかなか伴わなくて
他のSランク冒険者に バカにされていた・・・ 黒歴史ですわ」
「今は ミシェル達を コケにしたら リーナは 10倍返しで ボコるよ」
「当たり前だ ライラックの一員だからな 何が有っても良い様に
俺達は常に一緒の行動しているんだよ」
その様な話しをしてから、1ヶ月程で強化走りを習得しその夜盛大に
お祝いをしてあげた
翌日古着屋で、リズは町娘の服と自分用のはフード付きの農民服を買い
着替えて、7人は酒場に居て貰い2人はギルドに向かう
エルヴィスの執務室に行き、アイリーン・エクルストン 殿下の
ギルドカードと口座を作り、リーナは殿下の事を1人の冒険者として
接して欲しいとお願いした
夕方、リズは報償金を嬉しそうに受け取って、ギルドから出ると案の定
冒険者崩れが、わたし達を新人だと思い因縁を付けて来た
「新人か 冒険者の心得を教えてやるよ」
手を出して
「さっさと 授業料出さないか」
ーーーこれが 新人虐めと集りですか
リーナがすっと前に出て
「おにいさん 薬草集めてやっと貰ったのですよ 少ない報償金だから
見逃してよー」
「しゃしゃり出て来るな くそ餓鬼 痛い目に遭わせるぞ」
怒気を含んだ声で
「お前らの様なのが居るから 冒険者の評判が悪くなるんだよ
お前其処で寝てろー」
言ったと同時に、足払いを掛けて倒した
それを見ていた別の冒険者が
「裸足の女 Sランク冒険者のリーナだ 昔良く足払いで倒していたの
見た事がある」
「お前 土下座して謝れ リーナは英雄の称号も持っているから 無礼を
働いたとして 王国に目つけられるかもしれないぞ」
倒されている冒険者を、蹴り飛ばし起こしてから、謝らせていた
「お前達 何時までも新人虐めするなよー 虐めた相手に謝れ」
リズに謝罪してから走り去った
前にある酒場で合流し、今日は此処で夕食を取ることにした
「リズー さっきのが新人虐めと集り 実際に目にしてどう思ったー」
「あんなのが たむろしていたのは初めて知りました わたくしは知らない事が
沢山あるのだと 思います」
「それと 冒険者は実力の世界だと 改めて思い知らされました
今のわたくしは 実力を認めて貰えない ただの冒険者 リーナ達は誰もが知る
一流冒険者」
「これは国家間でも 力が無いと交渉すら出来ないのと 同じですわ」
「さっきの様なのは 力でねじ伏せても 精々怖がられるだけで 実害は
出ないから良いけれど もしわたしが盗賊の様に他人から金品を奪うと
力でねじ伏せるのは同じだけど 王国と民にとって実害が出るよねー」
「力を持つ事は 何でも力でねじ伏せて良い事では無いよ 力は使い方を誤ると
みんな不幸になるし 身も滅ぼすからねー」
「リズー イメージは掴めたかな 此れが現実なんだよー」
翌日から、一筆書きクエストで1日5・6件のクエストを受けてリズと
一緒に走り回ってサポートしつつ、カズトとの結婚式の用意も進めていた
因みに、クーベルタン商会とミシェルのフラワーアイランド村は
花の生産地として有名なので、結婚式で使用して貰う様に話しをして、
後は、ホーネット伯爵家に全て丸投げしていた
丸投げされた当主は何故か喜んで、式場の手配・招待状の発送・招待客の席順
飾り付けの発注・遠方の来客用の宿泊の確保 等多岐に渡るのだが・・・
12月に合同挙式を開催出来る様に、手配が完了してしまった
ライラックもリズも目が回る程、数ヶ月忙しく活動して、11月に入り
何時もの様に一筆書きクエストをしていると、全員変な感覚に襲われ
首を傾げながら、受けていたクエストを終わらして報償金を貰う
酒場の個室と宿をとり、給仕に料理を注文してから
「みんなー さっき変な感じがしたよねー これってリズ昇華したのかも
鑑定してみよ」
全員リズを鑑定した途端に、口々に《おめでとう》と言い
リーナはリズに抱き着いて、うれし泣きをしていた
料理が来たので食べながら
「強化走りで 魔法の方から熟練度を貯めたのが 成功した 良かったー」
「リズー あなたの剣聖が+付きに昇華したの それで基本能力値が100の
正常値になったよー それとね感覚強化値と賢者値は10に下がった
熟練度は10 昇華してリセット」
「感覚は反動で下がり方が多かったみたい 念話は最低でも++にならないと
使えないからねー」
「リーナ リズの今後の目標は何にしますの?」
「やっぱり みんなと同じ リズのSランク冒険者になって貰い 正式に
ライラックのパーティに入って貰う事 だよねー」
「リーナは何故わたくしの 薬草や配達の依頼に 全員で付いて来ますの
わたくしには 2人もいれば十分では無いですか 他のメンバーは討伐依頼を
された方が ライラックとしても報償金が 短期間で稼げると思いますけど?」
リーナは悲しそうに話し始める
「リズ それはね わたしの我儘なの ミシェル達と同じで職業鍛錬所時代に
わたし アリス アルフでライラックを結成 3人でSランクに成って 卒業して
2人は実家の仕事の為 帰ったんだよねー」
「それから ソロで指名依頼をしたり たまにスポットで参加したり
でもね 他の冒険者とは 打ち解けられなかった・・・」
「今振り返ってみると 臆病なくらい慎重に の真逆の討伐していたよ
いつ死んでも不思議ではない戦い方 ソロの寂しさに 耐えられなかった・・・」
アリスが
「わたくしからも説明しますわね 別々にクエストして報償金を貰って 酒場で
今日の事話ししても 記憶の共有されていませんから・・・ そうだったのね で
終わってしまうでしょう」
「知っての通り わたくしたちは とても勘が鋭くなっていて 別々に行動
していると みんなの勘と言うイメージの差が出てきたわ」
「それで経験の不一致を無くすため 小さな依頼も全員で行く様に
なりましたのよ」
「もう一つ理由が有りますの 同じ経験しても とらえ方が違う意見も出て
可能性の選択が広がる事も 有りましたの リズも経験すると解りますわ」
「俺からも補足するな リズと一緒に走っている時は 強化走りの上位
組み走りをして感覚強化値の 熟練度を上げているから だから決して
無駄にはなっていないよ」
「リズ 明日から帯刀して剣士として戦ってね ギルドポイントは溜まって
いるから初めての魔物狩りは Eランクアップ クエストにするからねー」
「アップ失敗 リズは泣き リーナの 鍛錬 きつくなる」
「アルフ ハナから そらないやろ もし 失敗したら 自己嫌悪におちまっせ」
リズ
「2人とも それは励ましているのですか それとも
貶しているのでしょうか?」
「リズ こんなのは序の口ですわ アルフとサラのボケと突っ込みは 何時もの
ことですわ この頃はリーナとカズトのが多かった様ですが・・・」
ーーー日頃から 上下関係が無い会話しますのねー
ーーー面白いですわね それなら実力で見せましょう ムフフ
変なスイッチが入ってしまうリズだった
翌日ランクアップクエストを受けて、簡単に討伐成功して無事にEランクになる
酒場で食事しながら宴をしていて、まだ必要なギルドポイントは有ったので、
翌日Dランクアップクエストを受けて、コボルト100匹を討伐に行き、これも
簡単にクリアして、報告したら受付嬢が驚いていた
Dランクになったから、スライムからオークレベルの討伐依頼を、一筋縄で
毎日4~5受けさせて、リズを鍛えていき
やがてCランク・Bランクの資格も取れたが、流石に疲れが溜まり
リズはやつれて来た
「前にカズトにも話した事だけど 今からが一番辛くなってくるよー
理由はね Sランク冒険者でないとライラックにリズを入れても Sランクの
依頼をした時 リズは報償金が貰えないの」
「コネを使ってSランク冒険者パーティに入り 報償金の分け前を貰う
どこぞの金持ち 低レベルボンボン冒険者が 居る話しは聞いた事
有るけれどねー」
「これは不正だよ 罰則はボンボン冒険者のギルドカードの取り消し
Sランク冒険者パーティ全員の 一定期間ギルドカードの停止とギルドポイントの
剥奪 Fランクにランクダウン これは恥ずかしいよねー アハハ」
「だから今もライラックに加入させられない でもねリズの剣聖は+付きだから
カズトの時より 楽に乗り越えられるはずなんだ もう少しだよー」
ーーーリーナ達は 本当に温かい人たちですわね 剣姫と言われた
ーーーわたくしが 乗り越えられないと 自己嫌悪するわ
ーーーまずSランク冒険者に 意地でも成りますわ
リズにライラックに指名依頼の魔物討伐を沢山見せて、倒す方法を教え
その間に一筆書きクエストでポイントを貯めて行き、ついにAランクの
昇格魔物トロール討伐にチャレンジした
結果討伐成功して、晴れてAランク冒険者の仲間入りになる
酒場で祝杯をあげ、リズを鑑定してみると
「リズー 剣聖+の熟練度が40 魔法が魔法使いになって80 強化走りの
お蔭だねー」
リーナは嬉しそうに言ってから、大魔法使いになった時の注意点を話して
祝杯をあげてからは、結局宴会になってしまい、翌日はみんな寝て過ごした
休み明けの朝、朝食を食べながら
「リズー Aランクの魔物討伐になるから これからは魔物に合わせて魔法も
併用して戦う事になるよー」
アリス
「わたくしの時は ライラックとしてSランク試験を3人で受けられましたから
まだ 楽だったのですが リズはソロで受けないとならないのですわ」
「お前達はいいよなぁー 俺もリズと一緒で 全てソロなんだからな」
「確かその時のスキルは 剣術と魔法使いだったはず 俺の攻撃力が弱いから
時間は掛かるし 剣を10本位ダメにしたなー」
「ゴーレムは固くて 動きは遅いが力は強い 俺はアースホールで落としてから
アースで埋めて 更に剣にスチールスキンやダイヤモンドスキンを掛けて
ひたすら首の一か所を切りつけた」
「やっと首を落とせたけれど 剣の予備と各種ポーションを用意していけば
リズの実力ならクリア出来るぜ」
リーナ
「カズトが ゴーレムと戦っていた時 見ず知らずの冒険者がやって来て
獲物の横取り しようとしたんだよねー」
「あったな 俺がゴーレムを倒すのに 時間が掛かっているのと 半分埋めて
戦っているから そいつらは簡単にゴーレムの魔石を取れると思ったんだろうな」
「当時の俺は 弱かったしな」
リーナはギルドカードを見せて、その冒険者に凄まじい殺気を向けて威嚇
「お前達 横取りを企んでいるなら 全員脚の骨折ってあげるから
かかってこい」
カズト
「流石にカードを見て、リーナの殺気に怯えて立ち去ってくれたなぁー
今にしては良い思い出になった」
「魔石を取り出して 報告したらポーションの飲みすぎによる副作用で 酒場の
宿で2日間寝込んでいたよ」
リーナ
「アハハー そんな事あったなぁー カズトの時は わたしと2人だけで
昇級クエストに向かったからねー もちろん わたしは高みの見物」
ミシェル
「Sランク冒険者が少ないのは ゴーレムだから パーティでも普通の冒険者だと
辛いわ バラのカオリが良く昇格出来たのが 今考えても不思議ですもの」
「バラのカオリはね バランスが良いパーティなの 剣2魔法2 それとね
職業鍛錬所時代に結成したパーティで 仲間の絆がとても強かったからだよー」
それからはリズに、Aランクの魔物討伐を積極的にしてもらい、魔法を剣と
併用する訓練を多数行い、自然と身体が動く様になっていき
遂にSランク昇格試験に臨んだ
結果リズは剣を3本折ったが、首を落とす事に成功し魔石と魔物素材を回収して
ギルドに持ち帰り
真贋水晶もクリアして、Sランク昇格手続きをして、ライラックの加入手続きを
受付嬢に依頼し、登録が終わったあと個室にて、リズのSランク達成の宴をした
ライラックの共通お財布を説明して賛同して貰い、全員10万ずつ入れた
そしてリーナは、虹の衣にオーダーして作らせていたライラックの衣装装備一式
Sランク昇格祝いとして、リズにプレゼントしたら
リズはとても喜んでくれ、嬉しすぎて涙目になっていた
「リズー これで完全にライラックの一員になったょー だ・か・ら 扱い方も
同じになるよぉー ムフフ」
リーナのムフフが出たので、全員が哀れみの目でリズを見て、リズは
また良く分からない顔をしていた
剣姫Sランク冒険者になる、新たな英雄の誕生か と 王都中が
お祭り騒ぎになり、ライラックはしばらく取材攻勢に遭っていたら
王城から呼びだしが有り登城すると、皇族専用の応接間に通されて
「アイリーン エクルストン 儂は冒険者として大成すると言う話は 聞いて
おらぬが どういう事なのか説明して貰おうか」
長い時間をかけて丁寧に、アイリーン・リーナ・アリスが説明をした
「そうだったのか アイリーン 来年から5年公務をしない約束だったが
なにを目指してその間過ごすのか 聞かせてくれないか」
リーナ
「わたしから 考えを示します アイリーン殿下の調整は全て終わって
おりません 調整の内容方法は教える事は出来ませんが 殿下には王国内や
他国の事を 調整しながら現実を見て貰いたいと思っております」
「陛下に対して 大変失礼な言い方も有りますけれど 是非聞いて欲しい」
「5年後 殿下が王城に戻り 公務し経験を積んでやがて王位を継承される
お方です 殿下が王国 共和国 神聖国ミズガルズの実態を知っているか
知らないでいるかでは 治世 外交 貿易 軍事に大きな差が
生まれるでしょう」
「女王様も王国民の幸せを実現される為に尽力されるでしょう 冒険者も
民の為仕事をする者と考えていますから 目的は同じだと思います」
「経験と知識 自分を守れる戦闘力 5年の間に習得して貰うつもりで
Sランク冒険者に昇格してもらい ライラックに加入手続きをしました」
「ぜひ陛下にこの考え方の 許可を戴きたいと思います」
8人は跪いて臣下の礼を取り頭を下げた
陛下はアイリーンの5年間冒険者として活動する事を認めてくれたので
リーナ達は合同結婚式の用意を少しずつ始めた
ギルドで依頼掲示板を見ていたら
カズト
「ヴェルスのSランク魔物の依頼 此れってサラの町だよなー」
「ウチの町ですわね 穀倉地帯やさかい 魔物が住み易い場所かも
しれまへんね」
カズト
「ビッグベアー5匹 だからSランクの依頼か 俺達なら問題無いな」
「そうだねー 討伐した後に サラの実家に顔出しに行こうかー」
ヴェルスに着いて魔物の出る村に赴き、5匹をサクっと倒して魔石と
魔物素材を回収してから、グレイン村に向かう
カズト
「久しぶり お義父様 ヴェルスの魔物討伐が ギルド本部に依頼が有って
サクっと討伐が終わったので ご機嫌伺いに来ました 俺も農民なので
今年の穀物の出来を 聞きたいと思いまして 作柄はどうでしたか?」
義父
「出来はええのやけど・・・ ヴェルスに穀物を買い付けに来る 王都の
マッドタートル商会の買い取り価格が 去年の1割引きにすると言われて
困っとるのやで」
カズト
「他の買い付け商会は無いの」
義父
「前はあったんやけど マッドタートル商会が 圧力を掛けて
撤退さしたと 噂話を聞いた事は有る」
カズト
「セレス マッドタートル商会の事 知っているか?」
暫く考え込んでから
「うーん 確かに競合してた商会が有ったね いつの間にか消えていた
マッドタートル商会は あまり良い評判は聞かないわ」
「みんなー わたし達が買い物する時 良品は何時も後ろや奥に隠されて
いるよねー」
アリス
「王国民は 何時も品質の悪い物を 高く買わされていたのでしょうか
セレス クーベルタン商会で 今後 食料品も扱える様になれるかしら」
セレス
「うちの商会で食料品か・・・ 献上品を納める商会だから 厳選した良品しか
扱えないかもしれないわ」
「セレスー いいんじゃない カズトー もしクーベルタン商会で食べ物扱う様に
なったら うちの村から 良い商品を卸したいよねー」
笑いながら話していた
面白そうになりそうな話しを、みんなでしてから
「デブタ商会みたいに 法律を犯している訳で無いから もう少し 私や
ミシェルの家族から事情を聴いたり ホーネット伯爵やキャメロン男爵にも
話をきかないと 無理だよねー」
「来年になったら リズの鍛錬しながら 各地の農民さんの話しも聞こうと
思うけれど いいかなー」
みんな了承してくれた
リズ
ーーーこの様な問題点が出て来るとは 突き詰めると王国の経済不正に
ーーーを炙り出してしまうかも・・・
ーーー絶対に王宮に居たら分からない事ですわ
カズト
「お義父さん この話し直ぐには解決する事は 無理 でも色々調べて
見ますが もう直ぐ合同結婚式なので 来年になってしまうと思う」
義父
「せやろな 無理をせんと ええからな」
握手して別れる
ギルド本部で報償金を貰い次の依頼を持ていたら
「みんなー この依頼見てー」
「初めて見ますわ この魔物は でもSランクなのですね」
「場所は カルタニッセッタ そんなに 遠く ないよ」
「俺は初めての魔物 討伐してみたいな ミシェル達はどうだ」
「ウチは やりたいわ」
ミシェル・カレン・セレスも了承
「わたしも知らない 魔物退治だけれど リズも一緒に行って 活躍を
期待しているよー」
「わたくしも 初物の魔物見てみたいですわ」
「それじゃあ 決まりだねー 恐らくこの依頼が今年最後だと思うよー
結婚式の用意が有るからねー」
フンフンと鼻歌を奏でながら、みんなで受付に依頼票を出しに行く
5日で町に着き、酒場の個室にて食事を堪能した後
「この魔物 ビッグマンティス 肉食で鎌が武器みたいねー」
「食べたら大人しく寝ようねー もし 起きないと ムフフ」
「リズ リーナのムフフが出たら 明日の朝 直ぐに起きないと
大変な事になるからな 俺はもう寝る」
カズトはさっさと寝床に向かってしまう
翌朝、カズトと数人は早起きして個室に移動していたが
雑魚寝していた部屋から悲鳴が聞こえて来て、部屋から出て来た中には
リズも居た
「みんなー おはようー 今日は蟷螂退治だよぉー ご飯食べて行くよぉー」
「リズ 俺は忠告したよな ムフフの怖さ 身に染みただろう」
「カズト 酷いですわ 弱いサンダーボルトで無理やり起こされ キツイ浄化
されて ボロボロですわ」
「俺だって 何回も喰らったよ でもなリズ 考えてみてくれ リーナは な
友達になった相手は皆平等にするんだ」
「リズが何か困った時 リーナは出来る限り 親身になって考えてくれる」
「みんなそれを知っているよ だから みんなは付いて行くんだよ」
ーーーわたくしも リーナの様に慕われる リーダーになれるのかしら・・・
食事した後、討伐地域について偵察すると
「みんなー あれが目的の魔物だよね ビッグマンティスって依頼書に書いて
有るけれど 色が変 真っ黒 みんなー 鑑定してー」
全員鑑定して
「この蟷螂 ユニークモンスター やないでっか」
「弱点を探してみましたが 見あたらないですわね 強いて言うと 頭部と
お腹かしら」
「俺と リーナ ミシェル カレン リズの5人で まず足の1本叩き切るしか
ないな アリス達のタイミングで 波状攻撃だよなー」
「リズー わたし達のスイッチ攻撃の仕方を見て 貴女も戦って
剣聖+は伊達ではないからねー」
アリス
「わたくし達は 1テンポずらして頭部を攻撃しましょう ヘイトを剣士に固定
されない様にしますわよ」
「アリスー 大きいのお願い 攻撃の合図にするからねー」
攻撃を始めたが、蟷螂の外皮が固くて、剣士はかなり手こずり
リーナ
「剣士ー 今のままでは足は固くて切れない 関節を狙ってぇー 足を壊して
倒さないと攻撃し難いよー」
カズト
「向かって左側の関節にみんな攻撃を集めて 叩き切るぞ 傷が付いたら
魔法を付与して 攻撃してくれ」
蟷螂はバランスを崩して倒れたが、鋏を振り回して来るので剣士は
中々傍に寄れなくて、致命傷を与えられなかった
「リーナ 全員で火魔法で焼くしかないか どうだろう」
「鋏に挟まれたら 即死だから カズトの言う方法しようと思う
アリス達にわたし達合わせるから 剣士も魔法でねー」
アリス達は頭の方を攻撃、剣士達は腹を攻撃していき、遂に腹に
傷を負わせた
「俺が最初に傷口を大きくするから 後は任せるぞ」
カズトは剣に炎を纏わせて、思い切り傷口に突き刺したら
蟷螂の腹が爆発して、カズトは体液塗れになってしまう
「突き刺した時 最大火力のファイヤーボールを打ちこんだら
まさか 爆発するとは思わなかった」
「臭いし ベトベトして気持ち悪いぃ」
リーナ
「体液に毒が有るかもしれないから みんなー 浄化掛けてぇー」
絶叫気味に叫んで指示をしていた
爆発と同時に三角形の頭が黒焦げになり、ビッグマンティスの息を
止めて、動かなくなりクエストは完了になった
魔石と魔物素材を取り出してから、アースホールとファイヤーウォールで
綺麗に魔物の死体を処理し終わり、地面を綺麗にならして終わる
「みんなー 此処で少し休んでから戻ろうねー」
ポーションを飲んで糧食を食べながら
「浄化してありがとうな 皮膚に体液が付いた所が ピリピリしていたんだよ
直ぐに綺麗にしてくれたから 何ともないがな」
ミシェル
「蟷螂の足 あんなに硬いとは 剣聖4名剣紳1名いて 1回で叩き切れない
とは」
「わたくし達の 魔法の効きも悪いしサンダーボルトは 外皮の上を流れて
いくだけだし 最後は火魔法を頭に集中して 倒せたけれど・・・
疲れましたわ」
「わたしも 矢に魔法付与して 目に攻撃 してたけど 目も固くて 矢が
弾かれて いたよ 普通魔物は 目が 弱点なのにね」
「目は固くて綺麗だから 売ったら いいお金に なるはずやろ」
「なんぼになるのか 楽しみですわ」
「リーナ よくこの依頼受けたよな 何か理由が有るのか」
「うん 有るよー 掲示板の依頼書見ていた時 異様に高い報償金が
気になったの 受付嬢に聞いたらねー」
「10のSランクパーティが この依頼していたんだって でも全部
討伐に失敗したのよねー」
「その度に 報償金が上がっていったんだって Sランク魔物討伐で
9000万は破格の値段だもねー」
「じっと依頼書見て 直感で感じて ライラックは誰も死なないって
見えたから 受けたんだよぉー」
笑いながら話しをしている
リズ
「皆さんに質問が有りますが 良いですか」
「なんでしょうか」
「魔物素材を 魔物の死体からどうやって 見分けているのでしょうか」
リーナ
「それはね 魔物の死体を鑑定スキルで見て これはダメ ここは使える素材
とか 見分けているの」
「リズは剣聖+だから まだ不完全なの ++になるとね 食料品なども
使えるし 鉱物も鑑定出来るからね 来年から昇華訓練するからねー」
「リーナ 手加減してあげろよ 俺の時は良いが 女の子なのだから な」
「カズトー 鉄は熱いうちに打て だからね リズを含めて 全員☆付きを
目指すんだからねー」
「ウチは めっさ楽しみですわ」
カルタニッセッタに戻り
「王都に戻る前に グロッセートのミシェルの村に行こうと思うけれど
良いかな」
アリス
「何故 ミシェルの所に行くのですか」
「ミシェルの村は特産は 草花の生産だったよね マッドタートル商会が
買い叩いているかどうか 話しを聞きたいと思ってね」
みんな賛成してくれ、フラワーアイランド村についた
「お義父 お久しぶり 単刀直入に聞きたい事が有りまして 今日訪問しました」
「此処で作られた花はグロッセートに集めてから 商会が買って王都に運んで
いますよね」
義父
「ああそうだ だが 来年から1割買い取り価格を下げると言って来てな
町では困っている」
「はぁー やっぱり此処でも同じか その商会ってマッドタートル商会
ではないですか?」
義父
「そうだが 何故知っている」
「サラの実家の有る ヴェルス町グレイン村でも 同じ話しを聞いていて
どうもマッドタートル商会は いわくつきの商会なのでないかと」
「リーナと俺の村にも聞いて見るつもりですが 恐らく同じだと思う
来年以降になるから 直ぐには解決しない・・・ 何が出来るか皆で考えるよ」
「それと 合同結婚式のお花を セレスの実家クーベルタン商会が
グロッセートから買う事は出来るかな」
義父
「可能だと思うが ミシェル大丈夫か」
ミシェル
「アリス 伯爵様に正式に話をしたいけれど 大丈夫かしら」
「そうですわね まずわたくしのお父様に話しをしてから セレスの実家
でしょうね」
「お父様 合同結婚式に凄く乗り気で用意していますから 大丈夫でしょう」
「お義父さま 俺達の合同結婚式にグロッセート町フラワーアイランド村の
生花を使える様にしますので 連絡します その時はよろしくお願いします」
王都に戻りギルド本部で依頼終了の手続きと、魔物素材の買い取りをしてから
エルヴィスに面会を申し込む
「エルヴィスさん ビッグマンティス討伐依頼 アレ本当はアライアンスで
行う物でしょ」
「アハハ そう怒るなリーナの言う通りなのだが Sランク冒険者パーティが
全て失敗してな アライアンスでも受けないと言われて 苦肉の策で
ライラックに見える様に 掲示していたんだ」
「まったく大変だったのよ 硬いし 鋏攻撃は手強いし カズトは体液を頭から
被っていたし」
「その分報償金が高いから 良いよな リーナ何か用が有るのだろう」
「確定ではないけど クーベルタン商会から 商隊の護衛依頼が出そうなの」
セレス
「グロッセートから 合同結婚式用の生花の買い付けが有りそうなので
まだはっきりしていないけど」
「そうか 正式に護衛依頼を出して貰えば ギルドは問題ない」
リーナ
「先に エルヴィスの耳に 入れときたいと思って これから
ホーネット伯爵家とクーベルタン商会に 行くね」
元気よくライラックは出て行き、ホーネット伯爵家に向かい
アリスから
「合同結婚式で飾る生花を ミシェルの村を管轄するグロッセート町から
直接クーベルタン商会が買いつけて ホーネット伯爵が指定する所に納品したい
のですが お父様許可して貰えますか?」
「アリスが 畑違いのお願いをして来るとは クーベルタン商会の件は許可するが
また 大事にはならないだろうな・・・」
リズは解らない顔をしていたが、他の仲間は肩を震わせながら笑いを堪えていた
「アリス クーベルタン商会の確認は取れているのか」
「その事については セレスから説明して貰います」
セレス
「クーベルタン商会はわたしの実家です これから今の話しをして手配しますので
決まり次第 お知らせいたします」
「そうか 実家なら間違いないだろうな 自分の娘の合同結婚式だからな」
リーナ
「合同結婚式前に クーベルタン商会の 商隊の護衛依頼が有りそうなので
それだけは受けて 終わらせたいと思います」
「また勘が働いたのか?」
リーナは仲間を見ると、頷いていた
「はい 生花を王都に運ぶ時に 問題が出そう」
「セレスー 商隊を襲うってことは わたしの友達の家を襲うって事だよねー
友達を蔑ろにしたら ムフフ」
ライラックの仲間は、盗賊に哀れみを覚えていた
ホーネット伯爵家を後にし、クーベルタン商会に向かい
セレス
「お父様 お願いしたい事が有ります」
父はライラックの仲間が居るのを見て
「儂の出来る事なら 協力するよ セレス何をすれば良いのか」
「わたしの仲間ミシェルの所から 合同結婚式に使う生花をクーベルタン商会が
直接買って貰いたくて ダメでしょうか?」
「ミシェルさんの 村と統括している町は何処かな」
「グロッセート町フラワーアイランド村です ミシェルの実家には買い付けの事は
話はして 協力して貰う様になっていますわ」
「そうか 直ぐに商隊を出す事にする 合同結婚式に間に合わせないと
いけないから」
直ぐに使用人に手配し、日程を計算しグロッセート町を出立する日が決まった
「セレス 今言った日にちにグロッセート町を出る事になった 合同結婚式は
綺麗に飾り付けるからな」
「ありがとうございます 楽しみにしていますわ」
リーナ
「わたしから お願いが有るの 商隊の護衛をライラックに指名依頼で ギルドに
出して貰いたい」
「リーナさん 襲われる可能性があるのかな」
「マッドタートル商会が ね」
「そうか アノ商会か あまり良い評判は聞かないからな 直ぐに護衛依頼を
出しに行く セレスこれでいいかな?」
「お父様 ライラック一同感謝致します」
ライラック全員、頭を下げていた
リズ
ーーーこうゆう風に 新たな関係が出来ていくのですわね とても参考に
ーーーなりますわ
結局 往復を護衛する事となり 前の馬車には リーナ リザ セレス アリス
カレンが乗り 最後尾の馬車には カズト アルフ サラ ミシェルが乗り込んで
警備し、10日掛かってグロッセートに着いた
直ぐにこの町で取り纏めている商会に行き、生花の購入手続きを問題無く行えた
やはり、マッドタートル商会の横暴さには辟易していると、クーベルタン商会の
当主に話をしていた
今後定期的な取引について話し合い、来年に話しを詰める事になった
翌日王都に向かい始めて6日目に、遂に盗賊が襲って来た
盗賊A
「この商隊だ 皆殺して奪え」
「みんなー 聞いた これで決定全員殺さないで確保してねー」
最後尾に居た仲間は、後ろからの攻撃を無い事を確認して前方に向かう
「俺達もやるぞ 全員足腰が立たなくしてやれ」
ライラックが全員で戦うと、盗賊は簡単に制圧されてしまい
盗賊B
「ボス こんなに強いなんて 聞いてないよ 騙されたのか」
ボス
「うるせえぇー 簡単な仕事って言われたんだよ あの野郎今度会ったら
ぶち殺してやる」
「ムフフ 今後が有ると思っているのかなぁー 盗賊のボスさん」
ライラックの面々は、リーナの怒りがマックスになっているのを見て
友達の関係者に危害を加える者には、本当に容赦ないのだと思ったが
でもリーナの友を思う優しさも伝わって来て、皆ほんわかしていた
「さて 誰の依頼で請け負ったのかなぁー」
「只強いだけの小娘に 誰が喋るものか 俺を舐めるんじゃねぇー」
「只強いだけの小娘ねー わたしの名前はリーナ フローリア
知らないのかなぁー」
かなり殺気の入った声で問いかけた
「リーナ リーナ リーナ・・・ お前は英雄のリーナか」
「わたし達の前で 盗賊行為したのだから 解るわよねぇー」
「ふん やってみろや 怖く無いぜ」
「みんなー わたしがヤルからねー リズ良く見ててね アリスー
カズトー アルフー 俯せにして押さえつけといて」
ボスを押さえつけると、リーナは躊躇なく岩を生成し脚の上落とし
ハイヒールしてまた落としたら、依頼主の事を白状し始め
得体の知れない男から、高額の報酬を現金で先払いで依頼されたとの事で
依頼主は分からなかった
逃げられない様に足の1本を折り、荷車に放り込んでから、リーナはリズに
「リズ わたしの事 怖い人だと思ったでしょ でもね 目の前で襲撃されて
情報が必要な時しかしないよー」
「リズ以外の仲間は 全員アノ取り調べは出来るよぉー しかし
実際にするのは わたしだけ リーダーの責務だと思っているよ」
リーナは改まった口調で
「アイリーン エクルストン殿下 やがて王位についた時 目の前で起きた
事で必要なら 今の方法で口を割らせても良いと思いますがー」
「家臣の進言では絶対に 今の方法は使わないでね 家臣が嘘ついている
場合 取返しがつかない失態になり 女王陛下の失脚のタネになるからねー」
「わたし達の 臆病なくらい慎重に もし問題が有るなら 調査し証拠も
取る位しないとね お節介かもねー 聞き流していいからねー」
と言いながら、荷車に盗賊を積むのを手伝いに行った
ーーーリーナは リーダーとしての心構えや厳しさを 実際にして
ーーー教えてくれている 冒険者として色々な経験から来るのだろう
ーーー言葉に重みが有るわ
リーナが再びリズの所に来て
「教えて貰いたいのだけど 只の盗賊でも護衛依頼で捕らえたから ギルドに
引き渡すのかな それとも王国軍かな どっちだろう」
「王国軍ではないですわ 確か王立騎士団かしら 王城の傍の騎士団本部に
罪人を引き渡すといいですわ」
「えぇー 王立騎士団 やだなぁー」
リズとリーナを呼びにカズトが来て
「リーナ 困りごとなのか 俺にも聞かせてくれないか」
リズとの話しをしてから
「ふーん 王立騎士団の団長は確か シリル ダルレだったな 俺も
フリッツ ボルツマン師団長と話した時 シリル ダルレの評判は良くないとの
話しを聞いていたよ」
「職務怠慢を リズの目の前で見せるか」
「一応王立騎士団で 王宮の直轄だよね 不味くないかなー」
「いいや逆だろ 折角捕まえた罪人が ロクに取り調べしないで 釈放された方が
まずいと思うがなー」
「兎も角罪人を王立騎士団本部に連れていく シリル ダルレが出て来たらリズと
リーナは俺達の後ろに隠れて見ていてくれ 真面目に仕事すればなにも
問題ないんだからな」
「リーナ 全員に練習用の装備に着替えて貰えないか ライラックの
この装備だと シリル ダルレが警戒すると思うから それと鑑定を全員で
する様に 話ししてくれないか」
リーナ
「そうだねー みんなに伝えて来るねー」
と言ってから荷馬車の方に行く
罪人を積んだ荷車を王立騎士団本部の前につけて 衛兵にシリル ダルレ団長を
呼んで貰う
ダルレ団長
「冒険者風情がなんの用だ」
慇懃な態度で聞いて来たので
カズト
「護衛依頼の途中で 襲ってきた盗賊を捕らえて来ましたので 王立騎士団本部に
つれて来ました」
「これがギルド発行の依頼書と護衛完了の証書です 罪人はこの荷車の中に
居ますので 受け取って戴きたい 宜しくお願いします」
ダルレ団長、真っ赤な顔をして
「そんな者 町の警備隊に持ってけ 栄光ある王立騎士団に持ってくるなぁー」
それを聞いたリーナとリズが前に出て来て
リーナ
「団長さんは 罪人を引き取ってはくれないの?」
「当たり前だ 余計な仕事を持って来やがって さっさと罪人を警備隊の所へ
持っていけ」
「冒険者風情が 目ざわりなんだよ」
リーナとリズがフードを取って
「王立騎士団団長 シリル ダルレ わたくしの顔を見忘れたのでしょうか?」
じぃーっと、リズの顔を見ていたダルレは、段々と青くなり始め、弱々しい声で
「アイリーン エクルストン 殿下 でいらっしゃいますですか」
変な敬語になっているし
「エアフルトが初めてだったかなー この間 アイリーン 殿下や
フリッツ ボルツマン師団長 ギルマスのエルヴィス ドランスフィールドの
皆さんと 打合せしていたのに わたしの事 もう忘れてしまったのかなぁー」
「お前は ライラックのリーナ」
「そうだよー わたし達は仕事で罪人連れて来たのに あんたは仕事しないんだね
アイリーン殿下 職務怠慢でないの コレ」
アイリーン殿下
「王立騎士団団長 シリル ダルレ 職務怠慢について
王立近衛師団フリッツ ボルツマン 及び 国王陛下に話を通します 罪人は
ボルツマン師団長に引き渡します」
シリル ダルレは膝から崩れ落ちるのを見てから、ライラックは王立騎士団に
向かい引き渡してから、国王陛下に会見を求めた
念話で
ーーー鑑定したよな シリルが剣紳だけど20だとは 本人は知らなかった
ーーーみたいだな
みんな、もっと詳しい情報が欲しいと言う意見だった
直ぐに王族専用会議室に通され、ボルツマン師団長と国王陛下がいらして
臣下の礼を取ってから、王立騎士団団長シリル・ダルレの職務怠慢について
報告をした
「アイリーン ライラックでの生活は上手くいっているのか?」
「はい お父様 調整しながら冒険者していますと シリル ダルレの事等
今まで見えてない物が見えて来ますので とても見識が広がりますわ」
「そうか 身体を一番に考えて冒険者をしてくれ」
リーナが陛下の前に跪いて
「陛下 ライラックが責任を持って 調整を終わらせると誓います」
「5年後 アイリーン 政務をして貰い 王位を継承する用意をして貰うから
しっかりと各国を見てきなさい」
合同結婚式の話をしてから、下城してからホーネット伯爵家に行き、今日
騎士団団長シリル・ダルレの職務怠慢について、近衛師団フリッツ・ボルツマンと
陛下に報告したから、ダルレに何かしらの沙汰が有ると言う、話しをして
了承して貰った
「ライラックとエクルストン殿下 知らせてくれて 感謝する」
リーナはブリストルのミューリ一家と、王立職業鍛錬所の先生と講師を参列
して貰う様にし、カズトはブリストルの剣道場にいる師範を、参列して貰う様に
依頼していた
またリーナはギルド本部のエルヴィス・ドランスフィールドも招待する
伯爵は、合同結婚式の、招待客目録の修正を直ぐにしていた
毎日午後に合同結婚式の為に、伯爵家を訪問すると話をしてから
リーナの邸宅に戻り、皆と食堂で食事しながら、護衛依頼の反省会をしていると
リーナは変な感じがし始め、心を向けてみると
ーーーリズが冷酷で謀略で 貴族を 断罪している?
ーーー余りにもはっきりしない 未来を感じ何だかおかしな直感
ーーー無理にリズがそう見せている様な世界・・・
ーーー今日見せた事を リズも行なった未来かな 不味いよ・・・
リズの前にリーナ来て、頭を下げて
「リズが 岩落としや引っ掛ける方法は 女王陛下に成られると まず使う機会は
無い 使うと恐怖で支配するとか 謀略に長けているとか 言われるのと思う」
「リズ 悪い例を見せて ごめんなさい」
リーナの行動に驚いた仲間は、リズとの会話から推測して勘を働かせると
アリスは独り言の様に
「護衛依頼で見せた事で こうゆう世界の可能性が 開いてしまわれたのね
リーナはとても優しいですから ショックを受けるはずですわ」
カズトはリーナの傍に行き、椅子に座らせてから
「リーナ リズに冒険者 いや ライラックの方法を見せた事は 決して
無駄では無いよ」
「リズ 岩落としや引っ掛けての不正を暴くのは 戴冠式で王位を継承した後では
絶対にしないと約束してくれ」
カズトはリズの前に行き、頭を下げてお願いした
「リーナ カズト 意味が分からないですよ」
アリス
「わたくしから 説明しますわ リーナとカズトは リズが女王陛下に
即位された後 ライラックの方法を何回も使うと 臣下は怖がるようになり
顔色ばかり窺う様な家臣のみ残り 忠臣はいなくなりますわ」
「それから女王陛下は 冷酷で暴君等と言う良くない話は 瞬く間に拡がり
後は想像されて居る通りですわね」
「何故 未来を予想出来ますの わたくしには分からない 教えて下さい」
ミシェル
「わたしから説明しますね バラのカオリの時 わたし達は勘が働く事は
余り有りませんでした」
「リズと同じ質問を ライラックにしました 答えは」
「一流のSランク冒険者になり 魔物を多数倒すと 魔物の殺気や動きの
予測が勘で解る様になるよ スキルが++までに成ると 勘がさらに鋭くなり
自分や相手の事を考えると イメージが見えて来るの」
「そうゆう風にリーナ達に言われましたわ わたしも魔物を大量に討伐して
++に成るまでに 勘が鋭くなるのは実感しましたし リズも昇華していけば
判りますよ」
「ミシェル ありがとう」
「ライラックの皆さん アイリーン エクルストンは在位中は アノ取り調べと
引っ掛ける方法は取らないと 誓います」
「皆さんを心配にさせる事は しません わたくしはライラックの一員として
在位中も誇りを持って行動致します」
そう言って和気あいあいと、食事を再開し始め、合同結婚式までは依頼を
受けない事を決めた
午前中の鍛錬のみにし、午後は虹の衣で合同結婚式のカズトの礼服と、7人の
ウェディングドレスをあつらえてから、伯爵家でしきたりや作法等を、教えて貰う
日々だった
1週間前に、リズには王城に戻って貰い、合同結婚式に参列する用意をして貰う
当日、王都の中でも最大の神殿にて、合同結婚式が始まり神官の前でカズトが
誓いの言葉を述べ出すと、正面に有る女神フレイヤの像が白金に光り出し
小さな女神様が多数、神殿の中を飛び回り、貴賓席いたアイリーンを
カズトの傍に行く様に誘った
小さな女神様が女神フレイヤの像に入ると、フレイヤ様が降臨して来た
フレイヤ様がライラック全員の名前を呼び
「貴方達に 私からの祝福を授けます 努力しお互いを大事にしなさい・・・」
暫くの静寂の後、神殿内は女神様が降臨したと、大騒ぎになり、陛下と伯爵が
混乱していた場を静めていた
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ライラックの結婚式に、女神フレイヤ様が降臨した話は、あっという間に
王都中に知れ渡り、一部の者はライラックを崇める行動をしていた
流石に王宮から、個人崇拝は禁止との通達が出て、一応沈静化はした
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披露宴に、ホーネット伯爵の用意された会場は、王都で一番大きな所で、貴族の
主催する披露宴としては最大規模である
貴賓席に居るアイリーン殿下と、新郎新婦席に居るライラックは、女神様の
降臨について、料理を食べる暇が無いほど質問ぜめにされていた
全ての行事がつつがなく行われ、披露宴が終わり解放されたライラックは
酒場の個室にて
ガスト
「今リズが居ないので 今後の事についてお願いが有るのだが・・・」
「カズトー どんな事かなー」
「リーナはリズを5年以内に スキルを☆までに昇華させるつもりだろう?」
もじもじしながら
「5年後まで 子作りは控えて リズの鍛錬に集中したいと思うが どうだろう」
言ったカズトは顔を真っ赤にしていたが、聞かれた方は耳まで真っ赤だった
リーナはまわりを見回してから
「カズトー 子作りは5年後までお預けって事で みんな良いかなぁー」
言ったとたんに、首まで赤くしてリーナは個室から飛び出して行った
「俺がリーナを連れ戻してくるから 料理を沢山注文しといてくれないか」
カズトはリーナを呼びに出て行き
アリス
「カズトの言っていた子作りは ごにょごにょ・・・
は置いときまして リズの鍛錬と昇華については わたくしは良いと思いますが
皆さんはどうでしょうか」
ミシェル
「リズの鍛錬は最優先ですよ だから賛成ですよ」
「わたしも 賛成 みんなで リーナに 伝えよう」
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リーナは1階の隅のテーブル席で、ジュースを飲んでいた
ーーー結婚したのだから 子作りは当たり前の事だけど みんなの前ではっきりと
ーーー言われると 心の準備が出来ていないよぉー
ーーー恥ずかしくて 思わず出て来てしまった ウゥー
再び真っ赤になって俯いてしまう
カズトはリーナの傍に座り、肩に手を掛けて
「リーナ 子供の時の約束をやっと果たす事が出来た でも 嬉しくないのか」
「そんな事ないよぉー 嬉しすぎ いきなり子作りの話になったから
驚いて 気が付いたら此処に居た・・・」
「俺もデリカシーが無くて ごめん それと色々な経緯で 嫁さんがリーナ
1人で無くなってしまったのも ごめん」
立ち上がって頭を下げて言う
「カズトー みんなで幸せになろうね」
「ゆっくりと 幸せにみんなをするぞー」
リーナの手を取り、立たせてからハグをしキスをしてから、みんなの待って居る
個室に戻り
「みんなー 急に席はずして ごめんねー」
アリス
「カズトの提案を みんなで話し合い リズを5年以内に☆に昇華する事を
確認して決めてました リーダーは賛成して貰えますか」
「わたしも それで良いよぉー」
話は決まりお腹いっぱい料理を堪能してからリーナ邸に戻る
翌日リズが王城からやって来て
「今日から こちらでお世話になります」
と 礼をしてから挨拶していた
口々に《お帰りなさい》と言うと、カズトが
「みんな 大事な事忘れているぞ 来賓に来ていた人に返礼状を送らないと
いけないだろ」
「そうだったー アリスの実家では ダメですよねー」
「苦しい時の神頼み で アリスの実家に頼むんは アカンやろう」
「リーナの お家で 全部 返礼状を 書こう」
「俺達は 家族に成った 出来るだけ頑張って自分達でしよう アリスとカレン
知識を貸してくれ」
「カズトー 水臭い事言わないの セレスー 実家にお店で必要な物揃うよね?」
「ええ 有りますよ 皆で買いに行きませんか」
「みんなー 買い出しに行くよぉー カズトも用意してー」
最初にセレスの店に行き、ご両親に挨拶をしてから、アリスとカレンに買う物を
見繕って貰う
次は市場で、アルフとセレスが仲買人やら商人と話しているので、わたし達は
食材を大量に買ってたら、又卸商人は泣いている
王都の市場では《ライラック 何時も良い物 買って行く》と言われる始めた
セレス
「リーナ 市場でマッドタートル商会の噂を聞いてみたら 商品は相場より高いし
品質も低い 他に扱っていた商会が無くなってから 酷い状態って言っていたわよ」
「わたしも 実家に 寄って マッドタートル商会の事を 聞いたのだけど
武器防具は 扱って いない みたい」
「セレスー クーベルタン商会の扱い商品を 良品限定で 増やすと面白い
かもねー」
「この話し 進めて行くと おもろいかもしれんな」
「でもな 良品のみ適正な値段で買って 売るのだろう 信用を得ないと
ダメだろう」
「来年から少しずつ 試してみようよー 面白いと思うんだけどー」
リズ
ーーー冒険者が 商売について話し合っている 確かに民の為にはなるわね
ーーーこうゆう事を 考える冒険者は 聞いた事ないですわ
「みんなー 明日から午前中は鍛錬ね 午後から返礼状を書くよぉー」
《オオォー》
雑談しながらリーナ邸に帰り、次の日から返礼状を手分けして書き始め、
鍛錬は返礼状の、作業ストレス発散が入る為苛烈になるが、翌月の半ばには
発送が終えた時は、全員目が死んでいた・・・
いよいよ リズも含めて冒険者活動を始めるが・・・




