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第33話 (ライラックの新たな挑戦 4)

 王宮を後にし、珍しくまったりと談笑しながら歩いている

 カズト

「みんな 昇華訓練する前に 婚約式しとかないと 不味いよなー」

「俺は お嫁さんの実家に 挨拶に行こうと思うが」


「そうですわね 各々の実家に行かないと 不味いですわ 本格的な

昇華訓練の前に 両親に結婚する事を 承諾して戴いて貰わないと ね」

 その足で虹の衣に行き、婚約の挨拶に見合う様な服と小物1式を見繕い

購入して歩きながら

「みんなー お昼ご飯 とても美味しくて良かったのだけど

量が足りなかったのよねー」

「お家に帰ってから料理するの 面倒だから酒場に行かない?」


「俺は 賛成だ みんなはどうかな」

 結局、お腹が空いたのには代えられなくて、みんな賛成し

組み走りで酒場に直行した

 大部屋の手配と個室を取り、給仕に手始めに人数分X5人前を注文

テーブルに並べ始めると、片っ端から食べていって、給仕が驚いていた

「今 みんなの食べている所を見ていて 俺と同じ位食べるよな」


「そうだねー かなり食べて満足して来たけど まだ食べたいかなー」


「わたくしも 少し物足りないかも こんなに食いしん坊では無かったのに」

 給仕を呼んで、追加の食事を頼んでから

「俺が思うに 組み走りで 魔力の消費が倍になったからだと思う

このままだと 俺達の共通お財布 中身がやばくなるかも」


「うーん 熟練度上げる為 一筆書き周回クエストを再開して 報償金も

稼がないと お財布の中身も増そうよねー」

 リーナは食べながら話す為、見ていると面白い状態になっていた

「(モグモグ)明日ギルドに行って(モグモグ)依頼を見にょ 痛ぃー」

 食べながら早口で喋ろうとして、舌を噛んだ


みんな呆れた顔して見ていて

「リーナ 食べるか話すか どっちかにしろ まったく困った奴だなぁ~」

「大物は 討伐する前に魔力補充の為 1日休養してからだな」

 アリス

「わたし達 お金には困らないけれど 食費も稼いで熟練度を上げを全力でして

早くスキルの昇華しないと大物の魔物退治に 差し障りが沢山出そうですわね」

 

「リーナ 一筆書き周回クエストの対象レベルを 1ランク程度下げて

するか」


「カズトの言う通り 昇華するまで魔力は辛い状況 だから レベルを落として

無理の無い依頼で この状況を乗り越えます みんなー いいよねー」

 追加の食事を平らげてから、今日は大人しく就寝した

 翌日の早朝

「おはよぉー 朝だよぉー みんなぁー 起きるのだよぉー 今日も元気

一杯狩るぞぉー」

 カズトは寝起きが良くなかったらしく

「リーナー 前にも言ったが 俺とミシェル以外は 嫌がらせになるぞー」


「フンだ カズトは☆付きだから 良いよねー ドカ食いしないと カズトに

追いつけない だ・か・ら 敢えて厳しく仲間は鍛えないとダメなのよぉー」

 寝ぼけ眼で2人の会話を聞いていた、他の仲間はクスクスと笑いだして

起きてしまう

「良い眠気覚ましになりましたで 毎日聞かしたってや」

 リーナとカズトは顔を赤らめていた

「さっさと身支度して 朝ごはん食べに行くよぉー」


 カズト

ーーー陛下に言われた事 かなりのプレッシャーだったのだな

ーーーでも リーナは変わり過ぎかもなぁー まっ良いけれど なっ


 王都の酒場では、ライラックが来店すると、朝はテーブル席、夜は個室に

案内され、黙って3人前を1人分として、飲み物と料理を

提供する様になっていた

「アリスー わたし達の大食漢 すっかり知られてしまったね 面倒で無いから

良いのだけど」


「嬉しいやら悲しいやら 冒険者になった事に悔いは無いけれど お父様が

わたくしの食事風景を見たら 腰を抜かすかも知れませんわ はぁー」


「ええことも 悪いことも 色々有るさけ 人生はおもろいんだ」

 食事が来たので、モリモリと食べ始めて

「みんなー 練習に力を入れようよ 出来るだけ一緒に みんなで

上がりたいから」

 ミシェル

「そうですわね この1年休み無しで 頑張りましょう でもわたし達の両親に

会って 婚約を勝ち取って下さいますよ ね」

 みんな頷いてから、食事を食べ終わりギルド本部を訪問した

 エルヴィスに呼ばれ会議室に入ると


「率直に聞く ライラックは王国を離れるのか」


「いいえ 暫くは王国で冒険者として 活動します」

「謁見式での事は 陛下より不問にされるそうです」

 カズト

「エルヴィス殿 報告が有ります 色々有りましたけれど この度俺と

リーナ アリス アルフヒルド ミシェル カレン セレスティーヌ サラと

結婚を前提した お付き合いをする事になりました」

「この間の話は 正式に発表では無く 雑談でしたので改めて報告します

話に有った合同婚約式は しない事に成りました」

 エルヴィス

「そうか おめでとう 何時も仲良く依頼をしていたものなー 何時かは

こうなるかと思っていたよ」

「それと結婚式には必ず呼んでくれ」


「勿論 お呼びします」

 リーナ

「1ヶ月程 冒険者をしていなかったので 状況を教えてもらえますかー」


「Sランク魔物討伐はやはり滞っているな 全然冒険者の数が足りていないので

A~Fランクまでの依頼も処理しきれていない だからライラック 好きに

活動してくれ」


「エルヴィスさん 喜んで依頼を受けますが 婚約の挨拶の為 お嫁さんの

実家巡りしますので 冒険者活動はその後になりますよー」


「解った キャメロン男爵家に向かう時は 出来たら近辺の依頼も受けて

貰っても良いかな」


「勿論 受けますよぉー」

 リーナは仲間と共に鼻歌しながら退室


ーーー機嫌が直っていて 本当に良かった


 ギルドの受付嬢に、カズト・リーナ・ミシェル・サラの実家に、メールバードを

飛ばし、都合の良い日にちを知らせてくれる様に手配してから

 まずアリスの家に行って、伯爵との顔合わせの日を決めてから、アルフの家に

行き同じ様に決めて貰う

 アルフ家に挨拶に行く日になり 他の仲間には、目立つから練習着を着て

少し離れた所で雑談して待ちながら、ポリポリと木の実を齧っていた

 アルフの家に2人で向かい、居間には両親と兄が2人が座っていて

普通の挨拶をしたのだけれど、いきなり

 父親

「6年も家に戻って来ない放蕩娘が 結婚前提の男を連れて来たと思ったら

アルフ 我が娘なのに何でこんな 繁華街にいる弱っちい軟派モンみたいの

を選んだのだ 良くこんな奴連れて来たな おい カズトとか言ったな

長男と模擬試合して勝てないと 結婚は認めないからな」


ーーーうわぁー 喧嘩腰だ 俺ってそんなに見た目が弱っちいのか


「長男は 王立騎士団に所属している 兵士だから強いぞ」

 自信満々に話している

 次男

「アルフ Sランク冒険者になったと言っても 活躍した話は聞かないし 

どうせSランクに昇格した時 どっかのパーティにくっ付いて行って クリア

したのだろう」


 アルフ

ーーーライラックの メンバだと 忘れた のかな

ーーー親父は 鍛冶以外の事は 直ぐ 忘れるし

ーーー兄貴は 馬鹿だし 弟は 世間知らず

ーーーはぁー 私まで 仲間に 馬鹿だと 思われる


 カズト

ーーーうわぁー アルフの地雷踏みまくっている


 カズトは青い顔をしていたが、夫妻と兄弟は気が付いていなかった


 アルフは次男に向かって

「あんたも 王立職業鍛錬所 所属して いたのに 私の事 弱い 冒険者だと

思って いるのね カズトの 後に 私と 模擬試合 受けて くれるよね

まさか 理由を 付けて 逃げない よね?」

 怒気をはらんで問い詰めて、次男も試合をする事になった

 近くの修練場に行くと、ライラックの面々も野次馬となって

観戦しようとしてついて来た

 俺は練習着に着替えて、長男を鑑定すると、体術のみで60

「俺と素手の勝負しないか 見た所体術には 随分自信が有りそうだから

どうだ」

 俺の挑発に簡単に乗ってきた


「みんなー 鑑定してみて アルフの長男 体術で王立騎士団に

入っているってー」

 ミシェル

「王立騎士団の仲間内だけだと それなりに強いと思うけれど

井の中の蛙大海を知らず ですね」

 開始した途端に、長男がドスドスと走って来た


ーーーうわぁー 何だアレ 王立騎士団はあれで中堅クラスだとレベル低すぎ

ーーーフリッツに王立騎士団の実情を調べる様に 今度会ったら相談しようっと


 誰が見ても 圧倒的な実力差を見せつけて 圧勝し

「お義父様 俺は見てくれよりは 強いと思いますが どうでしたか」

 義父

「ああ 確かにカズトは強い 結婚は認める」

 言質を取ったカズトは、内心喜んでいた

「カズトの 模擬試合も 終わった ことですし さあ わたし達も 始め 

ましょうか」


 模擬試合の為、矢じりは当たっても怪我しない模擬矢にした

 ライラックは全員が鑑定で見たら、次男は魔法と弓 50と40 全員

アルフにタコ殴りされる未来しか見えなかった

 次男は火魔法が使えるから鍛冶場で、親父と一緒に鍛冶職人をしている様だ


開始した途端に、3本の火を纏わせた矢を放ち、気勢を削ぎ強化移動で

次男に接近し間合いを詰めてから、次男を中心に360度回りながら、

矢で攻撃しつつ態勢をそのままで、5・6メートルの上空からの攻撃も混ぜていた

 矢が尽きてからは、同じ態勢で弱くしたファイヤーアローの連射、辺り一面

土埃が舞い上がり、アルフは攻撃を辞めた


 次男は、ズタボロになり、倒れてかなり火傷もしていたので、アルフは

ヒールを掛けて直してから、家族の方を向いて

「これでも わたしが 弱い 冒険者 だと 思う」

 ルトストレーム家の家族は、アルフの鬼神たる姿をみて、震えあがり

「改めて 自己紹介 します わたしは ライラックの 一員です」

 観戦している人々の方を向き

「あそこで 座って 居るのが 私の 所属 している 冒険者 ライラック

リーダーの リーナ です」

 ライラックの仲間はこっちに来て、カズトも並んで自己紹介をしてから


「どうですか 貴女の娘さんアルフヒルドは 強いでしょう ライラックの

重要な冒険者だよー」


 義父はカズトの手を握り

「アルフを宜しくお願いします」

 隠しとくのは不味いと思い、ライラック全員と結婚をすると話をすると

 義父、ニヤニヤしながら

「カズト ハーレムじゃないか 羨ましいぞ」

 何て事をほざいたら、奥さんにおもいっきり、肘鉄を喰らっていた

「カズトー 嫌らしい事考えては 居ないよねー」

 大きな声で

「アホか もし嫌らしい事考えていたら とっくの昔に手を出しているわ」

 また始まったと、生暖かい目で2人を見ている

 締まらない婚約の挨拶になり、カズトは疲れ切った顔をして酒場に向かう


 メールバードが来て、明日はアリスの家に向かう事になり、カズトは食べてから

大人しく眠った

 翌日、ホーネット伯爵邸に赴き、夫婦と兄弟と姉妹が全員揃っていて

圧倒されてしまう

 一通りの挨拶をして、アリスと結婚を前提にした付き合いを認めて欲しいと

話したら

「カズト君 婿養子になるなら結婚を認めるが どうだこの話を受けるか」

 カズトは絶句し、アリスが慌てて

「お父様 アリス ホーネットとして お聞き致します カズト アースウッドが

婿養子になる事を認めないと わたくしと結婚を前提したお付き合いは

認めないと言う 意志で有る事に 間違いありませんか」


「その通りだ 婿養子になる事で貴族の籍を得る事になる アリスは冒険者を

していても 貴族だからな 結婚する相手も貴族の籍を持っている方が

好ましい」

 アリスは溜息をついてから

「カズト アースウッドに聞きます 本心を聞かせて下さい カズトは婿養子の

申し出を承諾するのですか」


「俺が婿養子になると 全員の行動が制限される可能性が有る これは無視する

事は出来ない リーナの夢の邪魔になるだろう 凄く悲しいけどアリスとの事は

諦めるしかない」


 カズトの返答に、こめかみを抑えて唸って暫くして

「お父様 お母様 お兄様 お姉さま 今から陛下に会いに 王城に全員で

直ぐに行きますから 馬車の用意を至急して下さい ライラックは

走って行きます」

 次女に控室に居る仲間に、ライラックの正装と武器を装備して王城に

行く事の伝言をお願いした

 やがてライラックが応接間に来て

「緊急事態ですから アリスに従いします みんなー 行くよぉー」

 キツイ言い方で

「さっさと用意して下さい お父様 放って置いて陛下に知られると

大変不味い事になりますから お兄様 お姉さまも早く用意して」

「あまりモタモタしていますと このお屋敷を灰にしますわよ」

 手の上に火の玉を作って見せたら、流石に燃やされたら堪らないので

急ぎ用意して登城する


 リーナが門番にライラックとホーネット伯爵が、至急陛下に

お目通りしたいと伝え、衛兵に案内されて控室で待っていた

 王家専用の応接間に行く様に案内され、入室したら陛下とアイリーン殿下が

先にいらっしゃったので、全員臣下の礼をとり円卓の座席に着席する


 陛下

「ライラックより 緊急の会談を求められたが 内容はどんな事だ?」

 リーナはアリスを見て

「陛下 わたくしより説明させて頂きますわ 勇者の称号持つ者の 意志に反する

行為が行われました わたくしの実家ホーネット伯爵家です」

「王宮に他所からこの失態が報告される前に ライラックが報告したしだいです」

 ライラックは全員土下座して

「クリフォード陛下 アイリーン殿下 どうかライラックに免じて

ホーネット伯爵家の罪を 減免して戴きたいと思います お願い致します」

 土下座したまま、動かなかった


 陛下

「まだ 法律の細部が決まっていないくて 公布施行していないのだよ

ライラックの諸君 面を上げて着席しなさい」

 伯爵家の面々は、何が何だか分からない顔をしていた


 陛下

「ホーネット伯爵 近いうちに公布施行する法律はな 勇者の称号を持つ

冒険者の 移動の自由と意志に反する行動を 強制する事を禁止とする

冒険者の自由活動を保障した法律なのだよ」

 殿下が新たに交付する法律の刑罰の概要を話すと

 それを聞いていた伯爵夫妻・兄弟・姉妹は、顔を真っ青にしていた


 陛下

「ホーネット伯爵 ライラックは密告したと思うかもしれないが

土下座してまで 刑を軽くする様に 嘆願していたのだぞ」

「ホーネット伯爵 まだこの法律は布告されていないから 王宮は

咎める事はしないし 当然罪に問えない」

「もし今伯爵を罪に問うと 王国に愛想が尽きて 恐らくライラックは

亡命してしまうだろう 其れこそ大変な損失になる」


 次女に紅茶とお菓子を持ってくる様に指示してから

 陛下

「話は変わるが ライラック 何時になったら 合同結婚式を行うのだ?」

 伯爵は発言を求めて

「何の事でしょうか アリスとカズトの婚約の挨拶の話でしたが」

 陛下

「カズトよ ライラック全員と 結婚する話を していなかったのか」


「話をする前に 婿養子にならないと 結婚を認めないと言われまして・・・」

 陛下と殿下は、同時に溜息をつき


ーーーホーネット伯爵家は有力貴族だから 納得させないと 良くないな


「ライラックが緊急に王城に来る時は 何時も問題が起こるな・・・

放置すると絶対に 王国の為にならない事 ばっかりだ」

 殿下

「此処で 伯爵に カズトが全員と婚約して結婚する 経緯を

話してしまいなさい」


 全ての経緯を話しをして、納得して貰い、安堵した途端にカズトのお腹が

盛大に鳴った

「ほんまに カズトの腹は 良いタイミングで鳴りますわな」

 全員苦笑し

「折角 王宮に来たのだから 夕食を食べていきなさい」


 次女に用意する様に伝え、其々が歓談していて、暫くして執事が来て

用意が出来ましたら案内しますと言われ、陛下と殿下が先に退席する

 暫くして大広間に案内されて、其々の席の所で皇族を待っていると直ぐに

入室され 臣下の礼を取った後、席についたが


 ライラックの席の料理は、普通の4倍は有り、アリスは泣きそうになっている

 伯爵が手を上げて発言の許しを得てから

「アリス 何時もその量の料理を食べているのか?」


「はい お父様 何時もはもっと食べております」


 伯爵夫人は目を抑えて

「アリスには 貴族としてどこに出しても恥ずかしくない様に

礼儀作法やダンスと貴族としての教養教育 等しましたのに もうあの頃の

アリスは居なくなってしまったのね」


 アリスは下を俯いてしまい、肩が震えている


ーーーあぁー 不味いストレス貯めまくっている


 リーナが手を上げて許可を取り

「伯爵家の皆様 アリスはとても優秀な冒険者です 冒険者は依頼を受けてから

現地に行くのに 普通の冒険者は 辻馬車での移動がほとんどです」

「ライラックは全て走って移動し 他の冒険者よりいち早く現地に到着して

民の生活の障害になっている魔物を 速やかに討伐する事を信条としています」

「20日かかる所を 大体5日有れば到着します」

「当然 体力と魔力の消費が尋常でない程消耗します ですから食事の量は

平均の5倍位食べないと 身体が持たないのです」

「アリスを 意地汚く食べる大食漢だとは 絶対に思わないで下さい

よろしくお願いいたします」

 アリスはまだ俯いている


 伯爵

「確かに 儂達は何時も見た目で 判断してしまう癖が有るな カズト君

婿養子の件は白紙撤回とする アリスを幸せにしてやってくれ」


 カズトは立ち上がって、伯爵に向かっておじぎして

「お義父さま 認めて頂いて ありがとうございます アリスさんが危機に

陥った時は この身に変えてもお守りする事を 約束します」


 リーナは絶叫し

「カズトー 止めて 前にわたし達を守る為に1度したでしょ 残された者の

気持ちも考えて わたし2度とあんな気持ち 味わいたくないよぉー」


「ごめん リーナ」


 陛下

ーーー報告書には 一時期 カズトが行方不明になっていた時だな

ーーー死んだと思う程の事が起きていたらしい


「お父様 わたし達は何時も全員で行動しています それでも誰かが失われる

事態だと 恐らく全員ヴァルハラに旅立つと思います でも 私たちは無謀な

行動で危険を招く事は 絶対にしません だから 信じて貰えませんでしょうか」

 殿下

「ライラックの絆はとても強い事が 解りましたわ お父様 わたくし達も

伯爵家の二の舞いにならない様に 注意致しましょうね」


 陛下

「お前には言われたくないぞ 貴族とのお見合いを仕組んで結婚を

画策したじゃないか ライラックを結婚させてしまえば 王立近衛師団の士官に

引き抜けると思って していたよな」


 殿下

「お父様 バラさなくても良いではないですか わたくしにも 立場が

ありますわよ」


 皇族のやり取りを見ていて、ボソっと

「皇族の方々も ウチらとおなじ人間なんやな ウチは陛下と殿下の事

好きでっせ」


 失礼な物言いに気が付いたリーナとアリスがいち早く

「陛下 殿下 サラの失礼な物言い 謝ります」

 慌てて謝罪をすると

「リーナ アリス 儂は嬉しいのだぞ 王国民に好きって言われる事は

光栄だからな だから 謝る必要は無い」

 リーナ達は完食してから、伯爵一行と一緒に下城する


後日伯爵家の人々は、ライラックが陛下や殿下と凄く和やかに話しを

しているのを見て、貴族でも出来ない程の事をしている、ライラックを

不思議に思っていたそうだ


 王城に緊急登城した翌日に、Sクラス冒険者に関する法律が公布された


1 冒険者とは、戦闘系スキルを持ちギルドカードを所持し、クエストを

  行う者の事を言う

2 Sクラス冒険者は、国外を含む移動の自由が保障される

3 Sクラス冒険者の意思に反する行為を、強要する事を禁止する

4 以下は、違反した罰則が記載されていて、皇族を含む貴族全てに、

 王宮発行の正式公文書として、送付され

全ての町と村には、4以下の無い文書が掲示板に貼られていた

 殆んどの王国民は、冒険者は依頼をして、各地に自由に行く者だと

思っていたので、何で法律にしたのか良く解らなかった

 ライラック以外のSランク冒険者の一部には、この法律の本来の意味を

理解しているのも居た


 ミシェルからの提案で、リーナとカズトの婚約の挨拶を先に行う事となり

オールドバリー村に向かう


 最初にアースウッド家に行き、リーナと結婚を前提とした付き合いを始めた事を

話すと、アースウッド家の家族は、大喜びをしてお祭り騒ぎになってしまう

 フローリア家も婚約の挨拶に行くと、アースウッド家と同じ様にお祭り騒ぎに

なってしまい

 家は隣どおしで、どっちの家も手狭なので、村の集会場に移動してら村民が

全員集まって来て

 カズトの父親は

「カズト 何時の間かSランク冒険者になって 今は英雄 だものな

それで 他に6人のお嫁さんを娶るとは 出世したな 流石に驚いたぞ」

「俺は嬉しい 幼馴染であれだけ仲が良く 毎日遊んでいたのに

13歳で別々の道に 分かれてしまった運命を 俺は少し呪ったよ」

 笑いながら話し

「カズト 俺はお前の父だ 発芽検査の夜泣いていたのを知っていたよ

リーナさん カズトを宜しくお願いいたします」


 カズトは昔の事を言われて、耳まで真っ赤になっていた


 カズトの父親は

 フローリア家の家族の皆様に 向かって深々とおじぎをしていた


 両家から盛大な拍手に包まれて、カズトは7人との婚約の宴が始まり

一晩中続いた

 翌日盛大に見送られながら、ライラックは王都に旅立って行き、5日で

戻り、リーナ邸に久しぶりに戻る


「カズトー 婚約するって大変だねー 後はミシェル達の所にだけど

誰の所から訪問する?」

 ミシェル

「セレスのクーベルタン家だと 王都に有るから此処からにしましょう」

 早速顔合わせの期日を決め、当日カズトとセレスは身なりを整えて

クーベルタン家に向かい、他の仲間は少し後ろから付いて来ていた


 クーベルタン家は、王宮に献上品を納める程の、王都では有力な

商会なのだが

「セレス 前に来た時より 雰囲気が暗くなっていないか?」


「兎も角 両親に会いましょう」

 応接室に案内され、両親と会い挨拶を交わしてから座り

「カズト アースウッドは セレスティーヌお嬢さまと 婚約をしました」

「お義父さま お義母さま 結婚を前提した お付き合いを認めて頂きたく

お願いに参りました」


 商会主

「何もない状態なら 喜んで結婚を認めるが・・・」

「うちは今 倒産の危機だから 結婚の話を進める事が今は出来ない」

「我が商会は 証拠は無いが デブタ商会から嫌がらせを受けていると

思っている」


「お父様 具体的に何をされていますの」

 商会主

「以前デブタ商会から セレスティーヌを 自分の息子の嫁に欲しいと

申し込まれて 断った後から 商品買い付け商隊の荷馬車が 立て続けて

盗賊に襲われ商品を強奪され始めてな」

「暫らくすると王都のデブタ商会から 奪われた商品と思われる物が

売られている事が多くなり始めて」

「デブタ商会が 盗賊を雇い奪ったのだと疑っている」

「デブタの息子は ポンコツで有名で セレスティーヌの逆玉の輿に

乗りたがって いるのだろうな」


 聞いていたセレスは溜息をついてから

「商品が入らなくなると 実家は傾きやがて倒産ですね カズト みんなを

此処に呼びましょう」


「そうだな 全員で知恵を 出し合った方がいいな」

 召使に別室にいる リーナ達を呼んでもらう様に依頼する

一通り挨拶を済ませてから、今起きた事の説明をした

 リーナ

「結婚を申し出断ったから 襲われるか・・・ デブタ商会はどの様な

商会なのー」

 商会主

「デブタ商会は 新興の商会で設立して10年位の商会だ だが悪い噂話が

絶えなくて 裏では奴隷売買に手を出していると 噂されている」


「デブタ商会の主な取引先は 何処なのー」

 商会主

「今は無い 王子派の貴族が多かったな エドアルト グストフ伯爵

イーモン ゴダード子爵等が 主な取引先だったのは知っていた」

 リーナ

「簡単な話だねー デブタ商会は 王子派が壊滅して売り上げが激減したから

クーベルタン商会の セレスと結婚して傘下に置いて 乗っ取りを考えたけど

断られたので 潰しにかかったとねー」

「これは違反だよねー カズトー」

 カズト

「ああ そうだな 確認をしとくか アリス頼む」


「セレスティーヌ クーベルタン デブタ商会のポンコツ息子と

結婚することを了承しますか」


「いいえ お断りします」


「しかし クーベルタン商会が 負債が多額になり破産した場合 王国の法律だと

罪に問われます」

「法律に基づいて 正式にデブタ商会より 債務の肩代わりを申し込まれ

罪と引き換えに 結婚を条件にされた時 どうしますか」


「お父様が罪人として辱めを受けるなら・・・ わたしは結婚すると思います」

 セレスは俯いてしまう


 大きな声で

「馬鹿な事言う出ない 娘を犠牲にして自分が助かる父親が何処にいる セレスは

自由に生きろ」


「セレスティーヌ クーベルタンの意思と クーベルタン商会の 主人の意思は

確認しました」

「リーナ これはアノ法律違反ですわよね みんなの意見を聞きたいですわ」

 口々にデブタ商会を、討伐対象にすべきだとの意見で纏まった


「みんなー 話しを聞いていて思ったけれど お家騒動の残りに思えたよー

貴族と組みした者は排除したけど 経済的のが まだ生き残っていたのねー」

 みな、頷いていた

 アリス

「わたくし達が動ける様に ギルド本部に商隊荷馬車の護衛依頼を

ライラック指名で出して頂けますか」

 ふざけてリーナは

「1商隊を他国から王都までの護衛は・・・高いですよぉー」

 商会主も笑いながら

「勿論 直ぐに指名依頼で出す」

 アリス

「ご主人 この商会の従業員に デブタ商会に通じている者がいますわ

みんな何か感じますか?」

 暫くライラックは全員瞑想してから

 セレス

「わたしに 悪意の感情を向けているのが 感じられます」


「うちも めっちゃ前から 悪い感情もっとるのが おんのをかんじるね」

 リーナ

「その従業員はほっときましょ 今度の商隊は規模が大きいから 絶対に

デブタ商会は 食いついてくるね セレスに悲しい顔をさせた事

きっちり身体で支払ってもらおうっと ムフフ」

 仲間はリーナのムフフが出たのを聞いて、本気の怒りを感じ取って居た

「デブタ商会が セレスに婚姻を持ちかけたのは いつ頃だったの?」

 主人

「半年位前だったかな それが何か」


「不味いですわね アノ法律の前だから 罪に問えないかも知れませんわ」

 カレン悪い笑みをして

「それでしたら ポンコツ息子と親父を 引っ掛けてしまいましょう」

 アリス

「どうやって 引っ掛けるのでしょう 教えて頂いても宜しいでしょうか」

 カレン

「セレスに一目ぼれした貴族の男が 結婚を申し込む為に 王都にやって来ると

言う作り話しですわ」

「セレスは冒険者だから 地方で見かけても不思議では無いわ 真実味は

増すでしょう この話しをこの商会の中でして 敢えて大騒ぎして

接待の準備するの 貴族の男性が求婚に来るってね」

「内通者が デブタ商会に報告するわよね 慌てて来るわよ」


「カズトは セレスの護衛を兼ねて クーベルタン商会にいてねー

内通者が居るから わたし達は近くの宿で様子見ているからねー」

 念話で

ーーーカズトー もし襲撃が有ったら 全員に念話してねー

 カズトは全員に念話を送り

ーーー今 リーナから念話が有って もし襲撃が有ったら 全員に念話してねー

ーーーって言われたから その時になったら 全員に念話を送るよ

「カズトー セレスを摘まみ食いしちゃ ダメだよぉー 結婚するまで

お・あ・ず・け 」


「リーナ 俺だって理性は有るからなー 盛りのついた 猿の様に言うなー」


「結婚前に 尻に敷かれた カズトだわ」

 リーナとカズトとアルフの会話に、この部屋に居る全員の緊張感が無くなり

生暖かい視線を、2人は浴びていた


 その後打合せをして、クーベルタン商会を後にしギルド本部に向かう

「エルヴィスに 相談したい事が有るの 聞くだけ聞いて貰いたい」


 笑いながら

「リーナがそう言う時は 大事に成りそうだな」

「どういう話しか聞こう どっちにしても それからだしな」


 クーベルタン商会の事を話ししてから

「アノ法律違反以外に もし奴隷売買に関係しているとなると・・・

フリッツ ボルツマンにも話ししとくか」

「リーナもう一度 フリッツも交えて話し合いしようと思う だから参加

してくれないか」

 了承して、酒場の個室で食事しながらクーベルタン商会の事を

セレスから聞いて取り扱い商品とその傾向、1商隊での規模、販路等を聞いた


 翌日エルヴィスに呼ばれ、再度今抱えている問題を話すと

 フリッツ

「私の方からも アイリーン殿下にまず話しをしてみる デブタ商会の

奴隷売買は 王国として無視出来ない事だから 恐らく密偵も使って

調査されるだろう」

 エルヴィス

「デブタ商会の捜索は クーベルタン商会の商隊の襲撃をきっかけにする」

「クーベルタン商会より 正式に商隊護衛の依頼が ライラックの指名で

昨日の夕方に来た 掲示板には貼り出していないから 商隊の出発までに

依頼書を 忘れずに取りに来てくれ」

リーナ

「それと アノ法律の前に 問題が起きた事が判ったので 今からデブタ商会の

ポンコツ息子と親父を引っ掛けて吊り上げ 逃げられない様にしますから

護衛任務はその後になりますので よろしく」


 カズトが挙手をしてから

「この件では無いが フリッツさん 話しを聞いて貰えないかな」


 了解してくれたので、アルフの所での経緯を話して

「俺は直接 お兄さんのスキル 体術で戦ったのだが 王立騎士団の中堅だと

言っていたのに 基本がなってなくて 良くてCクラス冒険者程度なんだよなー」

「他国との紛争の時 王国軍を鼓舞する立場なのに 弱すぎる・・・ 徹底的に

基礎訓練 体術 対人戦スキルを 鍛え直した方が良いと 俺は感じたので

一応 報告をしときますね」

 フリッツ

「王立騎士団のシリル ダルレは 余り勤勉で無いとの評価されている人物で

カズトの言う通り テコ入れしないとダメなんだろうな 陛下に報告しとくよ

ありがとうな」


 ギルド本部からクーベルタン商会に戻り、カズトとセレスを送り届けた後

ギルドの傍の酒場より、クーベルタン商会にリーナ邸の方が近いので戻る

事にした

 カズトからの連絡を待つ間、基礎訓練・体術・対人戦をして鍛えて過ごして

2日後に連絡が来る


 午前中に、ポンコツ親子が来るので、気配を消して商会の入口を見張っていると

2人はやって来て店の中に入り、ライラックは話が聞こえる所で様子見した


 主人

「この間 娘の婚姻のお話しは お断りしましたが 今日はどの様な用件ですか」

 デブタ親父

「小耳にはさんだのだが 貴族の男がセレスティーヌに求婚の申し込みに

来ると聞いたぞ」

 主人

「近いうちに 我が家に来るとの話は聞いているな」

 デブタ親父

「クーベルタン商会は 今不幸な事が続いてかなり資金が困窮しているのでは

ないか 息子と婚約を結べば デブタ商会が資金の融資しても良いぜ」

「セレスティーヌ嬢 結婚を認めればクーベルタン商会は 倒産する事は

無くなるぜ 父上を罪人にはしたくないだろう 返事を聞きたいな」

 セレス

「もしわたしが 結婚したらクーベルタン商会はどうなりますか」

 デブタ親父

「結婚するまでは 繋ぎの資金で支えて倒産しない様にして 結婚したら

負債をデブタ商会が 全て完済したやる」

「借金が無くなれば お前の父は罪に問われなくなるからな」

「今度は セレスティーヌ嬢の口から 返事が聞きたいな」

 ポンコツ息子

「俺と結婚して 言う事を聞いていれば 贅沢な生活をさしてあげるよ

たっぷりと可愛がってやるからな」

 嫌らしい目でセレスを嘗め回す様に見ていた


ーーーデブタの親子 どっちも脂ぎっていて肥え過ぎですね

ーーー鑑定すると 息子 スキル無しで 28歳 基本能力値が2

ーーー食っちゃ寝して 全く鍛えた事は・・・皆無ですわね


 ライラックは、基本能力値が100なので、耳も良く聞こえる

ポンコツ息子の話も当然聞こえて、全員怒りで爆発しそうになっていた


「ご子息との結婚の申し込みは お断り致します」

 ポンコツ息子

「俺と結婚をしないと クーベルタン商会は 盗賊に襲われ続けて

倒産だからな それでも良いのか」


「今後も うちの商隊が襲われると 何故解るのですか その根拠は

何に基づいて お話されているのでしょうか」

 ポンコツ息子

「うるさい うるさい うるさい 屁理屈ばっかり捏ねているんじゃねぇ

女は黙って男の言う事を 聞いていれば良いんだ」


「はぁー もう一度言います わたしは デブタ商会の 息子さんとは

婚約も結婚も い・た・し・ま・せ・ん」

 大きな声で、はっきりと拒絶していた


 ポンコツ息子 

「ふん 覚えて居ろ 絶対にものにしてやるからな」

 捨て台詞を言って立ち去り、入れ替わりにライラックが入って来て

直ぐに応接室で、打合せを始めた


 アリス微笑みながら

「クーベルタン店主 と セレスの 拒否する意思確認が出来ましたので

吊り上げは成功しました 早速商会の護衛をしますので 仕入れを再開

して大丈夫ですわよ」

 リーナ

「逆にさっさと商隊を 襲ってくれないかなぁー 絶対に盗賊なんかに

遅れを取る事ないからねー」


「お義父さん 直ぐに予定が決まったら 俺達に知らせてくれ 此れで

全部ケリがつくから」

 直ぐにギルドに向かい、エルヴィスと打合せをし、依頼書の手続きをして

翌日王宮を訪問した

 今回も、皇家専用の応接間に通され、待って居ると殿下のみ入って来た

挨拶を終えて、説明を始めた


 アリスから

「デブタ商会の主人と息子が 冒険者を保護する法律に セレス本人と

クーベルタン商会の主人 及びライラックの目前で違反行為を確認しました」

「クーベルタン商会は 規模の大きい商隊を組んで 近いうちに共和国から

買い付けをします」

「目的は 実際に買い付けするのと 盗賊を討伐して 命令した黒幕を炙り出し

この2つで保護する法律の違反は 完全に立証されるでしょう」

 リーナ

「ここで1つ問題があるの どうやってボルツマンさんに 知らせるか・・・」

「もたもたしていると 逃げられてしまう」


 暫し沈黙が流れて

「アイリーン エクルストンとして ライラックの皆さんに問います」

「これから話しする事を 此処だけの事として 他人に話をしないと

約束出来ますか?」


 リーナは全員の仲間の目を見て確信し

「リーダーとして約束します もし違えた場合・・・」

 リーナは瞑想してから

「王立近衛師団の士官として わたしが就任します」

 カズト

「馬鹿 お前だけ士官させる訳が無いだろう その時は全員一緒に士官するよ」

 みんな頷いている

「あなた方の意思は解りました では これから実際に試しますわね」

 暫く沈黙していたと思ったら

ーーー皆さん 聞こえていますか

 ライラツク全員警戒態勢に入り、殺気が漏れ始める

ーーー殺気を出さないで下さい わたくしですよ

 カズトが

ーーー誰だ 念話に割り込んでくるとは


ーーーアイリーンですわ

 その瞬間 リーナ達はフリーズしてから、殿下をまじまじと見ていた


 アリス

「アイリーン エクルストン殿下 わたくし達に何を求めていらっしゃるのかしら

事と次第に依っては わたくし達も考え直さないといけませんから」

 アイリーン

「嚇かせてすみません お詫びの印として わたくしを鑑定しても宜しいですわ」


 リーナは瞑想してから

「仲間と打合せをしたいので 別室に下がる許可をいただきたい」

 殿下は次女にライラックを別室に案内する様に言い、ライラックは退室して行く


「わたしはねー 殿下が 何故念話を使えるのが不思議で 鑑定してスキルとか

見たくて仕方ないの でもね みんなの意見聞かないと

まずい感じがしているのー」

「みんなー わたしたちの勘はかなり鋭いからねー 殿下を鑑定した未来と

しなかった未来を 予測して話し合おうと思って 集まって貰ったの」


 各々沈黙し、勘を働かしてから

「俺は鑑定すると 最後にスキルの秘密の事 話さないと ならなくなりそうな

勘がする 鑑定しないとセレスの件だけで終わり 俺達は冒険者で居られるな」

 カレン

「わたしの勘では鑑定すると 王国の超越者と言われる人達との関わり方が

多くなるみたい 秘密にされている方々とは 余り関係を持たない方が

良いと思いますわ」

 ミシェル

「わたしの勘だと鑑定すると アイリーン殿下が戴冠して玉座についた後

鑑定した事が漏れて ライラックは不敬罪に問われるって言う感覚がします」

 セレス

「じんわりと外堀を埋められて 身動きが取れなくなりそう 最後は

亡命の未来かしら」

 サラ

「ええ未来は 鑑定せぇへん方やな」

 アリス

「わたし達の基本 臆病なくらい慎重に ですわ わたくしの勘でも

見ない方が良いと感じていますわ」

 アルフ

「殿下の 話しは 裏が有る 注意しないと 首括る」

 リーナ

「アルフの未来は 勘の通りだとすると 怖いよぉー」

「わたしも 鑑定した場合 勘は良くない結果が 強く感じられるよー

みんなの意見も鑑定しないだから 殿下にそう伝えるね」


 応接間に戻り

「殿下 先程の鑑定の件ですけれど ライラックとして正式に殿下の鑑定を

しない事にしました」

「殿下が念話を使える事は さっきの事で解りましたので 盗賊を捕らえて黒幕を

白状さしたら 連絡はカズトが殿下に念話しますので ボルツマン師団長と

連携してデブタ商会に突入して下さい」

「クーベルタン商会の日程は 決まり次第ボルツマン師団長に伝えます

それで宜しいでしょうか?」


「解りました その様に手配を進めて置きます」

 ライラックは退室して、殿下は1人残されて


ーーーわたくしのスキルを鑑定する許可を 使わないとは 全員何かしらの

ーーー勘が働いたと見て宜しいですわね 

ーーー敢えて 関係性が深まる事を 避けているみたい 報告書に有った通り

ーーーでも秘密を共有したお友達には なれないのかしら・・・

ーーーわたくしの別の顔を見せて これでお友達になれなかったら

ーーー諦めましょう


 その頃、ボルツマン師団長は、陛下に王立騎士団の低下しているレベルについて

話し合いをして、王都の巡回を兼ね体力増強の為、駆け足で町の中を巡る事にした

 陛下にもデブタ商会が、奴隷売買の疑いの可能性の事は話はして有り、平時から

王立騎士団や王国軍の兵士が、町の中に居ても不思議で無いようにする意味も

兼ねていた

 陛下の許可が下りた師団長は、朝・昼・晩突発的に訓練した為、王都の名物に

なっていく

 陛下は密偵を使い、奴隷売買の証拠を集めていた


 半月後、クーベルタン商会の買い付け商隊は、護衛のライラックと共に

共和国に向かう

 ライラックはギルド本部に行き、ケルチ経由で共和国に向かう旨伝え

その足でボルツマン師団長に会い、共和国から出発時に一度メールバードを

送るとし、手筈を整えてクーベルタン商隊は出立した

 60日掛けて共和国に入国し、買い付けをして王国の国境を越えた所で

メールバードを飛ばして報告する

 商隊の荷馬車は10台が連なっており、先頭と最後尾にライラックは4人ずつ

乗り、予定通りケルチとライデンの間の山道で盗賊が襲ってきた

ざっと50人位は居る様だ

 ライラックの先頭の荷馬車に乗っていた4人が前に出て

「わたし達の 商隊に何か用かー」

 盗賊A

「荷車の中身を置いて行け お前らいい女だなぁ たっぷりと可愛がってやるぜ」

 数人が下卑た笑い声がし、嘗め回して見ている

 打合せ通り、最後尾にアルフとカズトが残り、後方を警戒し2人が先頭に来た

「ふーん わたし達をあんたらが 可愛がるって 出来もしない事言わない方が

いいよぉー」

「わたし達が たーっぷりと 可愛がってあげるからねー」

 盗賊B

「小娘が粋がっているんじゃねぇ いたぶり尽くしてやらぁー」

 盗賊ボス

「お前ら さっさとやってしまえぇー」

 ライラック対50人程度の戦いは、10分も掛からないうちに終わり

盗賊ボスは縛られて転がっていて、カズトとアルフもやって来た

 その他の雑魚は、計画通り脚を折って転がして置いといた

「あんたがこの盗賊団のボスだよねー」

 ボスは知らんぷりしたので、何時ものアースロックで岩の生成したのを

落としてから再度

「あんたボスだよねー」

 と聞いたが、まだしらを切る胆力だけは、有るみたい

「カズトー 其処の弱そうなのこっちに持って来てくれる?」

 連れて来た盗賊Aと盗賊Bに

「こいつあんたの所のボスでないの?」

 盗賊Aと盗賊Bはボスと認めて頷いていた

「教えてくれた褒美として 片足の骨折だけ直して上げる」

 ヒールしてから、カズトに言って離れた所に置いて貰う

「あんたがボスなのは判ったから 次はあんたらの雇い主の事を

喋って貰おうかなー 誰なの雇い主」

 まだ黙秘していたので、連続5回岩を落としてヒールするを繰り返したら

やっと心を折る事が出来て

 盗賊ボス 

「デブタ商会の主人と息子から クーベルタン商会の商隊を襲って荷物の

強奪する様に指示された 前払いで半金 成功したら残りの報酬を

貰う約束している」


「みんなー 聞いたねカズトお願い」

 カズトはアイリーン殿下に、盗賊団の黒幕はデブタ商会の主人と息子

だと念話で知らせた


 アイリーン殿下は、直ぐにボルツマン師団長に、デブタ商会の一族郎党の捕縛を

指示を出していた頃、鴉は既に商会の隠し部屋から、奴隷売買の証拠を得ていた

 デブタ商会の倉庫の地下室には、誘拐して来た女子供が10人位囚われていて

救出した女子供の身の安全の為、ボルツマン師団長は王宮に連れて行く様指示


 デブタ商会から押収した書類から、デブタ商会と公爵家が関係して帝国や魔国に

奴隷を輸出していた事が解り、王宮は大激震に襲われる事態となる


 ライラックは途中の町で、雑魚の盗賊は町に預けて、荷馬車を調達し

盗賊のボスと数名を載せて、商隊の護衛をしながら、まったりと王都に向かう


クーベルタン商会に着き、護衛依頼書に完了サインを貰いその足で王宮に向かい


 王城の王立騎士団に、クーベルタン商会の商隊を襲った盗賊のボスを引き渡して

やっとこの騒動が終わったと、みんな実感していた


「みんなー 後 もうひと踏ん張り ギルドで報告しないとねー」

 軽快に組み走りで王城を離れてギルドに着いて、応接室に通された


 エルヴィス

「今回の指名依頼 確かに完了したので受け取ったのだが・・・

王宮でデブタ商会と公爵家に適用する罪と デブタ商会と公爵家との関係を

特定するのに まだ暫く時間が掛かりそうだとさ」

「ギルドではライラックの自由妨害から始まった話しで 最初商隊の護衛依頼

だったのが 終わってみたら公爵家まで巻き込んだ 奴隷売買の摘発になるし」


 溜息をついてから

「ライラックが王宮に登城すると 全部大事になる 因みに指名護衛は とうも又

国選依頼になりそうだから 報償金は少し遅くなるよ」


 リーナは支払われないのでがっかりして

「面白くないわぁー みんなー 酒場で飲み明かすわよぉー」

 真っ先に出て行き、あっと言う間に居なくなった

「リーナったら 往復5ヶ月も商隊と一緒にまったりと歩いていたから 相当

ストレスが溜まっているのですわ ドランスフィールドさん 無礼な振る舞いを

謝罪します」

 アリスが頭を下げた

「気にしなくて良いよ 一番頭が痛い人は 陛下と殿下だからな」

 アリス達は酒場に向かう


 エルヴィス

ーーー報償金 国選依頼なのは良いけれど 奴隷売買の摘発まで大きくなるとは

ーーーこれもライラックの勘が働いているのかなー


 ライラックは3日酒場で過ごしてから

「デブタ商会のどさくさに紛れて セレスとの婚約の話し 頓挫していたよねー

正式に申し込みもう一度しないと 不味いよねー」

 アリス

「食事が終わったら セレスの商会に行きましょう それで改めて婚約挨拶の

日程を決めましょう」


 クーベルタン商会に着いたら、盛大な歓迎を受けて応接間に通された

 カズト

「改めて セレスティーヌお嬢さんとの婚約報告について 挨拶する日にちを

決めたくて参りました」

 義父

「では 今から始めましょう」

 カズトは姿勢を正して

「セレスティーヌお嬢さまと 婚約と結婚を前提としたお付き合いを

認めて下さい」

 深々と礼をしている

 義父

「セレスを 宜しくお願いします」

 カズトの傍に行き 両手で握手をした

「ライラックの皆さまは クーベルタン商会の危機を救って頂いた この御恩は

一生忘れません 本当にありがとうございました」

 期日を決める為に訪問した為、ライラックは全員いた中での結婚の申し込み

になってしまい、リーナ達は生暖かい目で終始見られていた


 その日はクーベルタン商会の大広間で、婚約の祝賀会が夜遅くまで行われ、

そのまま商会に泊まってしまう


 翌日ギルドから呼び出され、執務室に入る

「良く来てくれた 今日呼んだ理由は 指名の護衛依頼は国選依頼に

格上げされて 商会の正規の依頼料に 奴隷商壊滅に協力の報償金が

上乗せになった」

 言い難そうに

「報償金の支払いが また王宮になってしまって そして明日なのだ

王宮はよっぽと早く 終わらせたかったのだろうな」

「それとデブタ商会は資産没収の上 3親等まで極刑 裏に居た公爵家は廃嫡

当主と長男は病死 3親等までは修道院送りとなった」

「クーベルタン商会の商隊を襲った盗賊も極刑 商会に居た間者も処罰されたよ」

「デブタ商会は 冒険者保護法と奴隷禁止法の 2つに違反したのだから

公爵家より重くなった」

「それで俺も王宮に登城せよと 言われたので 明日一緒に王城に行こうと思うが

いいかな?」

 勿論了承して、翌日一緒に登城する


「アリスー 大分慣れて来たけれど やっぱり緊張するよねー」


「わたくしも 王宮だとリーナと同じですわ」

 衛視の先導で控室に入り、武器を預けてからライラックの正装を見直してから

謁見の間に入り

 陛下と殿下の前に進み 膝を付く臣下の礼をしてお言葉を待つ


 陛下

「ライラックの諸君 報告書だと冒険者保護法の為に 違反している事実を

証明する予定が クーベルタン商会の商隊を護衛から 奴隷売買の首謀者を

あぶり出す結果になるとは 大手柄だ」

「ギルドからの護衛依頼の報償金以外に 奴隷商人の摘発に多大の功績が

認められる為 合わせて 1人 1億1000万とする」

「報償金としては かなりの高額だが ライラックは爵位や領地を

求めないから この金額にして有る」


 何時もの通り侍従長が1人ひとりに、押印の押された小切手を手渡しされ

控室に下がり、武器は控室に持ってきて貰う

 

 紅茶とお菓子を摘まんで、雑談をしていると、アイリーン殿下が部屋に

入って来てたので、慌てて臣下の礼を取る


「みなさん座って下さい この部屋は完全に防音されています 貴方たちが

わたくしから 距離を取ろうとしている事は 解っております」

「それでも わたくしは ライラックの方々と お友達に 成りたいのです」

 立ち上がって頭を下げている


 リーナ

「アイリーン殿下 わたしと友達になりたいとの事ですが 友達になるには

冒険者として生き 民の為に仕事をする と言う目的が一致しないと

無理なのです」

「私と友達の絆を結には 強くなる為 其処に至る秘密の厳守を 最初に

求めます」

「厳守出来ない場合 アリスは自分の誇りを掛けて アルフは自分の死で償う

覚悟を示しています」

「厳守出来なくなる様な 事態になりかけた場合は 全員で対処します

だから何時も一緒に行動して その危険を回避し それでもダメな時は

ヴァルハラに旅立つ覚悟を全員持っています」

「アイリーン殿下にも 誰にも言えない秘密の 1つや2つ有るでしょう

同じなの 殿下は女王様になられるお方 ライラックは冒険者として

生きて行く者 だから お友達にはなれません」

 殿下

「わたくしの思う お友達と リーナさんの考えている お友達は お話を聞いて

いますと 全然違う物の様ですわね」

「わたくしのは 普通の感じで たわいないお話しをしたり 午後のお茶を一緒に

したりする 感じですわ」

「リーナさんのは 冒険者として成長し 共に助け合う仲間 そのきっかけが

お友達として リーナさんの信用を勝ち取る事ですのね」


 アイリーン殿下は、暫く考え込んでから、真剣な表情で

「わたくしが 戦闘力でリーナさんと 互角に戦える場合は もう一度考えて

貰う事は出来ますでしょうか」


「わたしと互角なら 戦友と言う関係の絆を 結ぶ事が出来るかもしれません

その場合は 仲間と相当話し合いしないと 不味いですので 結果は直ぐに

出ませんよ」


「わたくしは リーナ フローリア に決闘を申し込みます わたくしが

敗北した場合 2度とお友達等と 求めない事を アイリーン エクルストン

の名前にかけて 誓います」


「アイリーン エクルストン の決闘を受けます 先に話ししますが

ライラックは全員攻撃されて、身体に怪我を負いそうになると この様に

スチールスキンが自動に発動してしまいます」


 リーナはカズトに蹴りを入れて貰い、スチールスキンの発動を見せて

「剣での決闘の場合 アイリーン エクルストン 貴女の勝利は絶対に無い

ですから 勝利の条件は 私の攻撃を10分間 耐え抜いた時にしたいと

思いますが どうですか?」


「リーナさん 10分間 貴女の猛攻を 耐え抜けば良いわけですわね

その条件でお願い致します」

 殿下は扉の外に居る侍従に、ボルツマン近衛師団長に来る様に指示を出す

 アリス

「アイリーン殿下 暗殺未遂事件の時 戦う素ぶりは1つもお見せに

ならなかったのは どうしてですか」


「あの時は 謁見の間だからです まさかドレスを着ていて 帯刀するのは

無理が有りますわ」

「わたくしも対人戦の心得は有りますから 接近されましたらお相手しますけれど

アリス カズト カレン ミシェルさん達が 余りにも手際が良くて 

見とれてしまっているうちに 終わってしまったからですわ オホホ」


 近衛師団長が控室に入って来て

「ボルツマン 至急わたくしの 戦闘用装備1式をわたくしの自室に用意してから

王族専用の修練場の用意と 人払いをしてください

これからリーナ フローリアと決闘をします」

 ボルツマン

「アイリーン殿下 武器は真剣を使用なさいますか?」


「真剣で行います そうですわ ボルツマンは審判として立ち会っていただきます

ライラックの皆さま わたくしは用意する為 席を外しますね ボルツマンは

全ての用意が整った時 ライラックの方々を修練場にお連れして下さい」


 2人は退室して行き、次女がお茶とお菓子を用意して貰い

「リーナ どうするんだよ 手を抜けばあの自信の様子だと 絶対にバレるぞ」

 リーナはお菓子をポリポリと食べながら

「うん そうだね だから手は抜かない 場合によっては腕を切り落として

しまうかも その時はカズトー 頼りにしてるからねー アハハ」

 アリス

「切り落としてしまえば 殿下は負けを認めますが 10分耐えてしまった

場合ですわ 頭の痛い問題になりますわー」

 ミシェル

「どちらにしても リーナと互角に戦えるとは 思い難いのですが」


「リーナ 笑って 誤魔化し 先送り」


 雑談をしながら、次女にお菓子のお替りを貰い、食べてながらリーナは

武器と 装備を整えていた


 ボルツマン近衛師団長が入ってきて

「皆さんに知らせておく アイリーン エクルストン殿下は幼少の頃より

冒険者を目指す子供と同じ事を いやそれ以上に鍛錬をしながら

皇族としての 英才教育と帝王学も 積極的に学んでいたお方なのだ」

「今でも 近衛師団の隊員や俺との鍛錬を 頻繁にしていて 我々の間では

殿下の2つ名 剣姫 とも言われている 侮られると痛い目を見ますぞ」

「それでは 修練場に案内するので 付いて来てくれ」


 王族専用修練場に着き、7人は観客席に座り、リーナと殿下は対峙して

「殿下 わたしは手抜きはしないからねー 受け損なうと腕が切断されるかも

しれないよー」


「それでないと 真剣勝負にはなりませんわ」


 審判が時計を10分にして、開始の合図をした

 リーナは一気に間合いを詰めて、殿下を中心に移動をし休みなく

急所を狙った正確な突きと切り合い、使いこなしている剣聖のスキルの

多彩な技のオンパレードで攻撃して行く

 殿下もリーナの移動に追いついていて、攻撃を受け流したり、更に手数を

多くし、リーナを上回ろうとして来た


 リーナは仲間以外に、好敵手が居た事に、驚きそして微笑みながら戦っていた

10分がたち、試合終了の笛が鳴り、終わりを迎えた時、殿下は仰向けに

倒れ、荒い呼吸をしていた


「アイリーン エクルストン殿下 貴女の勝です」


 殿下に手を差し伸べて立たせてから

「殿下 わたし達は控室で話し合いをします それで言い難いのですが

食事を頂きたいのですが それも1人当たり5人前くらいで・・・」

 顔を真っ赤にしていた

「お安い御用ですわ 直ぐに手配しますので控室にて お待ちください」


ーーーリーナって可愛いとこ 有りますわね 話しが良い方向に

ーーー纏まってくれないかな


 控室に戻ったライラックは

「みんなー 殿下強すぎ 全力で戦ったのに 受け流されてしまうなんて

予測していなかったよぉー」


「強い殿下 ライラックの 仲間に 欲しい くらい」

 アリス

「困りましたわ 殿下の事これで無視する事は 出来ませんわ 将来は

女王ですし」

 考え込んで、皆唸っていると

「これも みんなに話ししとくね 女神フレイヤ様からの神託は 複数

有ってね その中に(王国の事を宜しく)ってのがあるの」

「結局 殿下の秘密とスキルの秘密 今の殿下との共有した未来としない未来を

感じ取って貰いたいの それでどうするか決めたい」


 10分近く瞑想をしてから

 アリス

「共有しない未来は ライラックはそのまま冒険者しているみたいよ

でもそれだけ 殿下との関係はまったく無いわね 表彰される時だけかな

共有した未来は・・・殿下の秘密の知識により 冒険者としてわたし達

1ランク上の世界の知識を得てるみたい」

 アルフ

「アリスと 殆ど同じ 共有すると ライラックの 行動範囲が 凄く広がる」

 カズト

「共有しないよりした方が ☆になるのが早くなる様だ」

 ミシェル達もアリスと殆ど変わらないと言っていて


「みんなにもう1つの未来を感覚で見て えーとね 共有した未来で 殿下が

スキルの秘密を悪用した場合をね」

 暫く瞑想していて、全員涙を流して震え始めた

「みんなー 見えたねアノ未来」


「俺は耐えられない 王国から直ぐに出国するよ」


「アリス ミシェル サラ アルフ カレン セレス 泣いているって事は

王国が破滅する 未来見えたのね」

「共有した遥かに良い未来と 破滅する未来が同列なの どうしよう」


 全員唸って悩んでいたら、又カズトのお腹が盛大に鳴り、緊張が緩んだ時

丁度料理が大量に運ばれて来た


 食事しながら

「みんなー 殿下にどう話そうか わたしの本音は共有した未来に行きたい

でも 破滅する可能性有るしね・・・」

 カズト

「みんな 少し俺の話し聞いてくれ」

「少し別の話しをするが 感覚遮断の時みんなの心に 俺は入り込んで

おれを通して見て 遮断を覚えただろう」

「あの時 みんなの心の有り方が流れて来てな リーナのは凄く暖かった

サラもアルフもみんな微妙に違うが 凄く暖かったよ これって心が見せて

くれていると思う」

「それなら 悪人の心はどうなのかなと思ってな 俺は悪人の心に入って

その心の状態を知りたい 知った後で殿下の心に入り込んで見れば

善人か悪人か分かると思うんだ」

「でも 危険が有るんだよなー それは俺の心が汚染される可能性が有る」


 カレン

「殿下が 本当に友達になりたいのか 野心を隠して近づいて来たのか

此のままでは分からないわ」

 モグモグ食べながら、リーナは

「汚染されるって 呪詛に近い事なのかな みんなー 何か知っている

事あるかなー」

 アリス

「カズトは一度呪詛の攻撃受けていましたわよね あの時はどの様な

感覚でしたか」

 少し思い出してから

「暗闇の中に1人で居て 凄く寒い感じがしていて 遠くに

薄ぼんやりと光を感じたかな」


「それは わたしの 浄化魔法 だったと 思います」

 カズトは考え込んでいたが

「此のままだとリーナは返事が出来ないから 俺の案を試してみないか」


「わたしは 仲間を危険に晒すのは 辛いよぉー」


「リーナ 俺自身のことは大丈夫だと思うぞ みんなの浄化魔法は

必要だけど 汚染され人格が変わる未来は 見えていないからな

だから 試してみようよ」


 リーナはカズトの言葉で行動を決め、殿下に会いに行き

「殿下 貴女を友達とするのに 判断する条件が足りないので お願いが

有ります」

「野心が強い罪人との面会を お願いします これはカズトが有る実験を

して 判断するのに必要な事なのです」

「終わった後で 理由をお話します カズトの希望が叶えられない場合は

残念ですが お友達のお話しはお断りする事になります」


 暫し考え込んでから

「良いでしょう 罪人は用意しますわ 今日は此のまま王宮に泊まって

下さい 夕食を楽しみにしていて下さいね」


「ご厚意を有難く受けさせて貰います それと夕食の時間まで修練場を

貸して貰えませんか」

 殿下の許可が出たので、たっぷりと8人は汗を掻いてストレスの

発散をしていた

 物陰から見ていた殿下は


ーーーライラックの鍛錬は アレで普通なのですわね わたくしも

ーーー一緒に鍛錬したいわぁー


 翌日殿下に誘われて、王城の地下室に赴いて罪人と対峙した

 護衛の兵士

「この罪人は デブタ商会のポンコツだ 叩くと余罪がポロポロ出てくるので

叩いている最中 最後は死罪だが」


 罪人は目隠しされ、手足は拘禁して動けない状態で寝かされていた


「殿下 人払いをお願いします これからカズトは特殊な行動をします

何が有っても取り乱さないで 居てね」

 人払いされたのを確認してから、カズトはポンコツの手を取り、瞑想を始めた


ーーー手に触れただけなのに 嫌な感じがするな 少し手の甲を抓って

ーーー意識をこっちに向けて神経回路が見えた

ーーー抓っている所は皆と同じだな おっ意識が来た

ーーー意識と同調したとたん 氷の様に冷たくて 薄暗い感じがして

ーーーとても寒い ポンコツの意思は妬みから来る 野心だったのか

ーーー妬みの基は 発芽しなかった自分と醜い体形か・・・

ーーーさて戻ろう


 突然カズトの意識にポンコツの悪意が襲い掛かり、カズトは悲鳴を上げ

身体が弓なりになり、痙攣を始めた

 リーナはカズトの手をポンコツから離してから、7人の最大の浄化魔法を

カズトに向けて放つ

 眩い光の消えた後、カズトは静かに眠っていた

 殿下

「いま何が起きたのですか リーナさん説明をお願いします」


「必ず説明しますので カズトが目を覚まして話し合いをしてからになります」

「別室にいますので もう少し待っていて下さい」

 ライラックは全員頭を下げていた


「此処まで来たら 納得のいく説明を聞かせて貰うまでは 引けませんわ

あなた方は 王宮の中に居て貰います い・い・で・す・わ・ね」


 《はい》


 控室に戻りカズトはやっと目を覚ましてから

「リーナ達の心は温かいと言ったが ポンコツの心は妬みから来る

野心の塊だった そしてとても暗く冷たくて寒い 離脱しようとしたら

奴の悪意に襲われたよ」

「でも 野心が悪意に偏っているのは 解る様になったから 良かった」

「つくづく ライラックの心は温かくて好きだ」

 みんな真っ赤な顔をしていた

 翌日朝食後、殿下に呼び出されて会議室に行き

「リーナさん 今日は説明をして戴きますか」


「はい 説明しますが 沢山王族と王国に対して 不敬と謁見行為の発言が

多数有りますので この場に置いては咎めないで」


 殿下は了承してくれた

「かなり長くなりますが説明します 時間が掛かっていたのは秘密を共有した

未来について話し合っていた為です」


「因みに 魔物を討伐する時の 行動予測をして戦います それと同じ様に

予測しているのです」


「殿下と共有した未来は お互いに有益な未来になる感じが全員感じていました

共有しない未来は このままで変化は無い様です」


「それで 殿下と友達の絆を結んで お互いの秘密を教え合った時

アイリーン殿下が 女王となり権力を持ち 帝国に対して優位に立つと言う

強い野心の為に 約束を破り 突っ走って行った未来も全員で

予測してみたのです」


「全員 結果は悲惨な物で 大筋は全て同じでした」

「此処からは そのイメージした予測の話しとして聞いてください」


「女王は 秘密を貴族に公開し 国是 富国強兵に基づき 子供に特殊な訓練を

行わせて 13歳の発芽儀式で 大量に戦闘職の 最高称号と称号のスキル持ちを

有り得ない数の発芽に 成功したのです」

「しかし当然王国に居る帝国の間者に秘密が知られ 帝国でも数年遅れで

同じ状態になり さらに10数年後 遂に帝国と戦争が起きます」


「帝国は慢性的な食糧不足で 王国の穀倉地帯の割譲を認めさせるのが目的でした

帝国は王国では禁忌の黒魔法を大魔法使いに取らせて その魔法部隊と軍隊で

侵攻される 結果王国軍は呪詛を掛けられて 壊滅的となり敗退し穀倉地帯の村は

戦場となった為 農民は離散 農地は荒廃 勝っても負けても 王国の財政は

多大な戦費で破綻してしまいます」


「穀物の生産量も最盛期の半分以下 王国の10歳からの教育は無くなり

識字率の低下で 商工業の就職率が低下し 商人の量と質の低下で

当然貿易相手(共和国)に良い様に食い物にされ損ばっかりする」

「そして言い難いのですが・・・アイリーン エクルストン女王は

領土を割譲された事と 経済の衰退の責任を問われ 革命により処刑される」


「全員帝国が 勝つ予想で終わっています」


「この様な結果では 殿下と友達になれないっと言う結論ですが 殿下は

勝ちましたので 此のままではライラックは約束を違えてしまう」


「私が友達にする場合は 冒険者として一緒に暮らして 鍛錬やクエストを受けて

本人の資質や考え方を 時間を掛けて見て 決めています」

「殿下とは こうゆう時間が取れないので 人となりが解らない だから

人の心が解るカズトが判断します」


「わたし達は 新たに挑戦する為カズトと 心を合わせた事が有ります」

「アイリーン エクルストン殿下 カズトと心を合わせる覚悟が有りますか」

 殿下

「リーナさん 心を合わせると どうなるのでしょうか?」


「秘めている希望 恋心 野心 犯罪に対しての拒絶の意識 等 イメージで

見られてしまいます」


「わたし達も とても恥ずかしかったですわよ」

 

「ほんまに死ぬ程はずかしうて 穴が有ったら入りたいで」


「恋心 カズトに知られて 赤く成ったり 青く成ったり」


「いっとるアルフも 赤くなっとっただろうに」


「あのな 好き好んで感じていた訳ではないぞ 俺だってそんなに

思われていると 何と言っていいか 分からなくなるんだよ」


「カズトはね みんなに愛されたの 本当はわたしが独占したい・・・」

 話しが脱線しまくっていて、殿下は仲が良いライラックを羨ましく思っていた


「ゴホン 話しを元に戻すね アイリーン エクルストン殿下 カズトと

心を繋いでテストを受けますか」

「受けない時は 戦友としての付き合いになります」


「リーナさん戦友の付き合いとは どうゆう物なのですか?」


「うーん 冒険者だからギルドに 戦技指導って言う形の依頼を 出して貰い

たまーに 修練場で対人戦の鍛錬するとか・・・」

「アリスー 殿下の戦友になると 他にどの様な付き合い方があるかなー」


「アイリーン殿下は 陛下と共に国政のお仕事されて居る訳ですから

戦友ですと 年に2・3回位しか 依頼を受ける事は出来ませんわね

ライラックは国内国外 民の為にクエストして移動していますし・・・」

 カレン

「殿下の場合戦技指導は 基本専属の指導者の立場て無いと 不味いですわ

冒険者が依頼でしているのは 慣例にそぐわないので 必ず問題にする

貴族が出て来ますわ 問題が無いと思われるのは 4月に開催される

武闘大会位ですわね」

 殿下

「では リーナさんのお友達になった場合は どうなりますか」


「おたがいの秘密の共有をする為に ライラックは殿下の都合が付く時は

話し合いに来て 秘密のすり合わせをし 知識を取り込んで行くと思います

当然その結果は殿下と共有されるでしょう」


「共有しないと言う事は わたしの信義に反するので絶対に無いよ」


「最大の違いは ギルドの依頼ではないから ライラックが王宮に何時でも

訪問可能な 通行書を出して貰う事ですね」


「それと殿下と先に打合せする日にちも決めてから ライラックは

行動すると思う」


「戦友の場合は依頼が来てから ライラックが訪問予定を決めて 王宮に

知らせ 殿下からの返事を聞いてからになりますねー」

 殿下

「お友達になると わたくしはアリスさんやミシェルさん達と 同じ扱いに

なるのですわね」


「そうなりますが 殿下のお仕事の関係で 何時も一緒では無いですね アハハ

殿下 良く考えてから返事をして下さい 暫く休憩しましょ」

 ライラックは控室に戻り、昼食を食べて寛いでいた


ーーーリーナの申し出は 仙人の秘密とライラックの秘密を 融合させ

ーーー発展させる技術みたいねー

ーーーカズトと心を合わせると わたくしの心も見られてしまう 恥ずかしいわ

ーーー野心は有るわ どうカズトに映るのか でも後ろ暗い事はしていないと

ーーー断言出来るから 申し出を受けましょう


 アイリーンも食事してから、控室に向かい

「リーナさん カズトさんのテストを受けます」


「カズトー 此処で出来るかなー」


「大丈夫だろ アイリーン殿下今から行いますので イスに座ってくれますか」


 言われた通りにしてから、カズトは殿下の右手を両手で包み込んで

「目を瞑って心を楽にして下さい 甲の部分を抓って刺激を与えます」


 カズトは8人もしたので、手慣れていて直ぐに神経の束が見えた

赤い信号が見えたので、更に集中すると


ーーー殿下の心はとっても温かい アリスやカレンに様に気高く凛々しく

ーーー野心は強いが だが悪い事をする考えは見当たらない

ーーーでも アリスと同じく 幼少期の勉強でストレスが溜まったから

ーーー剣姫と言われる程鍛錬したのか 努力家なんだなぁー

ーーーそろそろ戻るとするか


 意識をはなそうとすると、突然引っ張られた


ーーー何だこれは 子供の頃から殿下は 寂しく過ごしていたから

ーーー無意識に俺を傍に置いていたいのか 思念を飛ばしてみよう

ーーーアイリーン 俺以外の友達とも遊ぼう 呼んでくるから

ーーー手をはなしてね


 カズトは目を覚ましたが、気絶して倒れて、リーナ達はテーブルの上に

寝かして様子を見ていた

 殿下

「ごめんなさい わたくしのせいでカズトさんが 倒れたのです」

 頭を下げている

 リーナ

「どうゆう事ですの」


「心を交わした後 カズトさんはわたくしから 離れようとして わたくしの心が

無意識に引き留めてしまったのです」

「倒れたのは 魔力を使いすぎたみたいですわ それで気絶したと思います」


 気まずい空気が流れて

「アイリーン エクルストン殿下 ライラックは看病する為に 此処に留まるので

この部屋に簡易ベットを用意して下さい」

 リーナは冷たい口調で話した


ーーーリーナが怒るのは 当たり前ですわ

ーーーはぁ~ もうあの楽しそうな場所で お友達に成れないでしょうね


 次女を呼び簡易ベットの用意を指示し、殿下は自室に戻って行った


 翌日カズトの意識は戻り、お腹が盛大に鳴る

「みんな 心配を掛けて ごめん 殿下を呼んでくれ 詳しく説明するから

それと 食事も頼む」

 アリスが扉の外にいる次女に、簡易ベットの撤去と食事の用意を頼み

エクルストン殿下に来て貰う様に依頼していた

 大量の料理と、1人前の普通の量の料理が用意された時、殿下が来て

朝の挨拶をして、食事を終えてから


「殿下もいらしたので 昨日の事を話します 俺が殿下の心と繋がった時

とても暖かく感じました」

「この時点で 離れても良かったのですが 殿下からの意識が流れて来て

竹を割ったような真っすぐな性格 強い野心に近い希望 不正を嫌い

心を許せる友の渇望 アリスとカレンと似た気品 そして愛し愛されたい

と言う強い感情を感じた」

「そして根底有った意識は 仕事が忙しい両親に甘えられなかった為

寂しいと言う気持ちが 俺を離そうとしなかった と言う事で起きた」


 殿下は耳まで真っ赤になって、涙目になって聞いている


「リーナ ポンコツの心は悪意に塗れていて 根底には発芽しなかった事を

恨み 醜い体形が劣等感となり 他人が幸せそうにしていると 不幸に

させようと考え 心が歪んでいき犯罪に抵抗感が無くなった

結果心は暗く寒くなったみたいだ」


「善人か悪人は 心を交わらせると 俺には判る」


「殿下の心は とても居心地が良く 俺達と変わりない だから最悪の事態

には 成らないよ 後はリーナの判断」


 リーナは姿勢を正して

「アイリーン エクルストン殿下 私と友達になって下さい」


「ありがとう リーナの期待を 裏切らないと誓います」

 殿下はリーナと固い握手をした


「アイリーン エクルストン殿下 わたし達は名前を呼び捨てにしているの

此れはね 上下関係の無い関係にしたくて 仲間内の時は殿下も呼び捨てで

いいかなー」


「良いですわ リズと呼んで下さい」

 ライラックは改めて自己紹介し


「リズ 初めての時は必ず許可を取っているの 失礼に当たるからねー

貴女を全員が鑑定したいのだけど 良いかな」


「良いですわ」


 リーナがまず自分を鑑定して、リズの前に表示すると

「うそでしょう 何で鑑定が表示出来ているの」


 リーナはこめかみを押しながら、鑑定を表示する方法を教えた

「みんなー リズの世界とわたし達の世界 違いすぎるみたいよー」

「リズ わたしを鑑定して表示してみて」


 リーナは自分を鑑定して表示し

 リズ

「リーナは 剣聖と大魔法使い でもリーナの表示より少ないわ」


「わたしもリズを鑑定するね」

「みんなー 直ぐにリズのスキル見て」


 全員鑑定して

「リーナ このスキルで対等に戦えたのは不思議ですわ 仙人からの

知識なのかしら」


「おい 基本能力値が120 リーナこんなに高い値だと身体の負担が

限界越していないか」


 リズはライラックの面々が慌てているのを見て 困惑していた

「リズ 鑑定した結果 剣聖90と魔法10となっています リズは

魔法が後発芽したの 気が付いていたの?」


「わたくしに 魔法のスキルが有るの 知りませんでしたわ」


「それとね この間の決闘でわたしと互角の戦いが出来たのは

スキルの上では 有り得ないの リズは基本能力値が120でスキルの差を

埋めていた」

「でもその反動で最悪身体に故障として出るよ リズ今まで決闘の時の様な

試合した事が有る?」


「いいえ 有りませんわ」


「良かったー 1回だけなら 障害出ないと思うから・・・」

「リズ 普通基本能力値が100までなの とう対応するかも含めて

スキルの秘密を教えますね」

「仙人と言われる超越者に 教える必要が生じたら カズトのテストを

受けて貰います リズの友達はわたしの友達では無いので」

「それとリズ 感覚強化値と賢者値が200なのに スキルが昇華して

いないのも不思議 恐らく念話が出来るのは 感覚強化値に

由る物だと思う」

「リズの剣聖は90 魔法は10 仙人は全員生産職だから 生産職の

経験値の積み上げ方したのね リズはれっきとした戦闘職 このまま

にしとくと 身体が確実に崩壊に向かうよ」


「崩壊が進むとどうなりますの・・・もしかして 死?」


「そうです」

「リズ 私の剣聖に++が付いているの見えている?」

 頷いて

「普通は この様にスキルは昇華し 更にカズトは☆が付いたよ」

「わたしと互角に戦えるまで 相当努力したのは解る でもアンバランスなの

リズは 正しくスキルを使える様に スキルの秘密を教えるね」

「そうだリズは何歳なの?」


「王国歴141年生まれ 18歳ですわ」


「俺達より若い おいリーナ リズのスキル++まで昇華させないか リズは

++に昇華した時の事 知っているか」


「いいえ 超越者となり 仙人の資格を有する者で 長寿になるとくらいしか

父上から この間初めて聞いて 詳細は知りませんわ」


「あのね スキルに1つ+が付くと寿命が150歳くらい ++になると

250歳位になり 容姿は++になった時のになるよー」

「仙人に教わっていなかったの?」


「それは 仙人について陛下に教わったのが ついこの間だから・・・」

「今となって振り返りますと わたくしの講師は仙人でしたわ」

 アリス

「勿体ないですわ 女王に成る前に昇華して250歳の世界を

知ってもらいたい かぜんやる気が湧いて来ますわ」

 カレン

「もし++になったら 冒険者アイリーン エクルストン の爆誕ですわ」

 ミシェル

「リーナ 3年で剣聖を++に昇華出来ますよね」


「うん 出来るし アンバランスな所も解消すると思う でもリズが公務を

離れて 常にわたし達と一緒に居る事が 出来るかどうかですねー」

 リズは何が何だか分からない顔をしていた


 夜通しリズにスキルの秘密と、利用方法と効果を教えてから

「わたし達は ミシェル カレン サラの実家に行き 婚約報告しないと

いけないので 一度王都を離れます その間にリズは自分の将来とその後の

事を考えて結論を出してね」

「リズ 自主鍛錬する時は 基本訓練 武器を使用しない対人戦だけにしてね

剣を持つと 100パーセントスキルが発動するから 練習試合でも

熱くなって限界を超えるかもしれないの 約束だよぉー」


「解りましたわ わたくしの身体を思っての事ですから 守ります」


「陛下にはスキルの秘密を 話さないで下さいね」

 リズは頷いて、ライラックは婚約報告の旅に向かった

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