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第27話 (お家騒動 1)

王国に呼び戻されて 面倒事に巻き込まれる

王国歴158年 1月

 リーナ アリス アルフ カズトは20歳

 ミシェル カレン セレス サラは24歳になった


 年が明けて ギルド本部のデニス・バウムガルトに挨拶しに行った

今年も去年と同じ様に、依頼をする旨を話し、少し雑談をして退室した

 ミシェル達のサブスキル上げに専念し、一筆書きクエストをして

2月になる

 何時もの様にギルドを訪問すると、デニスに呼ばれ執務室に向かう

「良く来てくれた 相変わらずクエストをしてくれて 助かっているぞ

来て貰ったのは バラのカオリ 宛てに 王国から手紙が来たからだ

 ミシェルが受け取って

------------------------------------------------------------------------------------

 冒険者パーティ バラのカオリ ミシェル フラゴナール 宛て

  至急 王国に帰還して欲しい

 それと 冒険者パーティ ライラックに 会ったら帰還する様に

 伝えて貰いたい


 ファルムス王国 ギルド本部 ギルドマスター

  エルヴィス ドランスフィールド

------------------------------------------------------------------------------------

「アリスー ギルマス確か ドラン ギィルティスだったよね?」


「そうですわ 嫌がらせした張本人 忘れる訳が有りませんわ」

 ミシェルが

「ギルマスの代替わりは解るのですが 何故 ギルド本部がライラックの

行先を知らないのが 不思議」


「あーそれはね ドランがライラックに依頼を出さなくなってね 冒険者として

活動が出来なくなり 面白く無いからギルド本部に知らせないで

出国したからだよー」


「嫌がらせですか バラのカオリは ギルド本部の雰囲気が悪くなり始め

5月には 《バラのカオリは 名だけのSランク》 と言われまして

王国から出国したのです」


「あの糞ドラン ミシェル達もコケにしていたのか 今度会ったら

顔が解らなく成る程 ぶん殴ってやる」


「カズトー そう怒らないで 何となくカズトがドランをボコる予感がするから」

「元 バラのカオリのメンバだけで帰す事は有り得ない だから全員で

帰国するよー」

「デニス そうゆう訳だから 王国に戻りますねー」


「了解した また戻って来てくれ ライラックなら大歓迎だからな」

 デニスとは笑いながら、別れて直ぐに王国に向かった


王国歴158年 2月

 王国ケルチの町について、直ぐにギルド支部にて、ライラックの登録

バラのカオリの解散及び、ライラックに合流手続きをして、酒場のテーブル席で

食事しながら観察していると

「何だか ピリピリしているなぁ~ 何が有ったんだろう」


「なんなら うちが聞いてこぉか」


「うん 頼むねー 奢った酒代はわたしが払うよー」

 サラがジョッキを持って、大きな声で話しているテーブルに行き

「お兄さん方 話聞かしてや 此処の酒代持つからさ」

 給仕を呼んで、酒と食べ物を注文して支払いしたら、口が滑らかになり

王都で起こった事を話してくれた

 簡単に言うと、反乱が起きて反乱軍?は、王立騎士団、王立近衛師団、冒険者が

抵抗して王都スターリングから、反乱軍は撤退してエアフルトに陣を構えたが

膠着状態の様だ

「リーナ やはり王都に行って エルヴィスに詳しい話聞かないと解らないよな」


「それに リーナのお家 大丈夫なのかしら 心配ですわ」


「なら 行くしかあれへん」

 15日で王都に着き、直ぐにギルド本部の、エルヴィス ドランスフィールドに

面会を申し込んだ

 ロビーにて寛いて待っていると入口から

シャインアースのダミアン・バウムガルトが入って来たが様子がおかしかった

「バウムガルトさん お久しぶりです 何が有ったの?」


「リーナか 俺のパーティの3人が殺られたよ 報告しに来た またな」

 受付嬢に用意が出来たから執務室に行く様に言われた

 エルヴィスに座るように勧められ、座ってからおもむろに話を始めた

「1月の新年の感謝祭に王都には沢山の人がお祝いに来ていて それに紛れて

反乱分子を送り込んでいた様だ」

「10日に ドラン ギィルティスが首謀者で反乱を起こし 最初は苦戦したが

何とか王都から叩き出した」

「俺がギルドマスターに再就任して 緊急クエストとして冒険者を

集めようとしたら 王国にSランク冒険者が殆ど居ないのに愕然としたよ」

「調べてみたら2年前から Sランクに嫌がらせして国外に追い出していた

それで 帰還依頼の手紙を出した 此処まではまだ良いのだが」

「エアフルトに 反乱軍にどうも帝国軍が手を貸しているようでな 王立騎士団

国軍 残っていたSランク冒険者が 討伐に行ったが 多数の犠牲者を出して

睨み合っている状態なのだよ」

「それで次回の討伐に 是非ライラックに参加して貰いたい お願いする」

 エルヴィスは頭を下げた

「頭を上げて下さい まずどうゆう状況で犠牲者が出たか 信頼の置ける者から

直接話を聞きたい」


「解った 直ぐに会わせられる人物が居るから 明日来てくれるか」

 翌日、ギルドの会議室で、ダミアン・バウムガルトが入って来た

「バウムガルトさん こんにちは」

 改めてライラックのメンバの紹介をしてから、話を聞いた

「わたしが一番聞きたいのは どの様な武器で倒されていたか です」


「俺の仲間が反乱軍の兵士と戦っていた時 突然意識を失って倒れた様に

見えた そしてとどめを刺された」

「俺は少し離れた場所に居た為 助けが間に合わなかった・・・」

 悔しそうにし、涙目になっていた

「辛い事を思い出させる事ですが その時仲間に変わった事は有りませんか?」


「腕だったかな 太い紐の様な物が見えたように思えたが 戦闘が終わり

弔う為遺体を回収する時には 無かったな」

 わたしは、アリスに視線を移してから、口に指を当て

「エルヴィス 隣の部屋を貸してー 少し席を外します みんな 付いて来て」

 隣の部屋で

「アリス アノ武器だよねー どうしよう」


「参りましたわ まさか帝国からやって来ますとわね」

 ミシェルが

「はなしがまったく見えないのですが」

 共和国でリーナが誘拐された事を話した

「ミシェル達が 危険に晒される可能性があるし・・・」


「ミシェル達 守って戦い 勝ちに行く」


「アルフの言う通りかな 作戦間違えなければ ++だから 死に難いはず」


「サブリーダーとして確認します リーナ戦うって事で宜しいですわね」


「うん 戦います」

 会議室に戻り

「ライラックとして 参加したいと思いますが ギルドからの依頼ではなく

国選依頼として出して下さい」


「何故 国選依頼なのだ」


「帝国が関わっているとなると 国対国の揉め事になります 冒険者は

依頼が有ってから 仕事をする者です」

「依頼が無くてすれば いくら正義でも義賊でしか ないからです」

「これだけの有事なのに 国選依頼出すのが 1週間以上掛かるので有れば

ライラックは手を引きます」

「報償金は1人当たりの金額とします 因みに共和国で2回 国選依頼を

成功して 1回目は2000万 2回目は3000万 共和国がギルド本部

経由で 支払って貰いました」

「がめつい様ですが わたし達は冒険者なのです」

「これはライラックの矜持で 曲げる事は出来ません」

ーーーみんな ごめんねー またやってしまった

 バウムガルトが

「数年前 ライラックは全部の町を巡り 村の開拓や道路や橋整備等の依頼

受けていたよな?」

「報償金 凄く安かったはずだが」


「バウムガルトさん 発芽しない人 殆どが農民になるのです 1ヶ月平均

5000園位ですよ 冒険者は 配達依頼1回で5000園は 稼げます」

「ギルド支部には 結構な数の村からの依頼有るが 安すぎて冒険者は誰も

手を出さない」

「わたしは 冒険者は民の為に仕事して報償金を貰う と考えています」

「だから安い仕事でも 民の為になると思えたら 受けます

仕事の後で 農民が笑顔で感謝されると 凄く達成感を得られます

これは仕事を選べる冒険者だけの特権かと 今は思っています」

「国選依頼は恐らく 自分の命をかける必要が有る程 重い仕事に

なると思います だからバウムガルトさんに 仲間の死亡時の

状況を聞いたのです」

「仲間を死なせない為 ミシェル カレン セレス サラには

死なない為の 訓練を予定しているから これで失礼します」


「リーナ 今の返答で良く解った お前達本当に 誇り高いな

また逢おう」

 

「エルヴィス 国選依頼が発行されたなら 呼んでね

隣の酒場か自分の家にいますから」

「みんなー 酒と食料買って家に行くよぉー」

 どの店の主人は泣いていた 支払いは良いのだが大量に

一番良い品物を素早く 買ってしまうから

 リーナの邸宅について、外観は壊れている所はなさそうだった

「リーナ お家は無傷で良かったわね 管理人に会いましょう」

 管理人に会えてリーナは相手の手を取り、ブンブン上下に動かして

喜んでいた

 管理人に特別給金を払い、今後も管理のお願いして、家に入り

ミシェル・カレン・セレス・サラに個室を決めてから、食堂に集まり

今後の事を話し始めた

「王都に居る場合は みんなで家に住む事になります 食事は当番制で

カズトも一応料理します」

 みんなクスクス笑っていて

「帰って来たばかりですので 管理人に食事を用意してもらってます」

「明日 ホーネット伯爵家の当主に 会いに行きたいと思う」

「貴族の観点から 今回の反乱はどう見えたのか お聞きしたいから」


「そうでしたか わたくしは カレンの実家に問題が発生する 予感が

しています」

「感覚強化値 これは 殺気 直感 予感 等でミシェル達も殺気は

良く使っているでしょう わたくしは コレを無視すると大変良くない事が

起きると 感じているのです」

「リーナとは違い 今の王家との関係 貴族同士の対立を 当主から聞いて

把握したいのです おそらくそれが解りませんと予感の正体は

判明しません」


「明日は ホーネット伯爵家に 全員で行く事で良いね」

 みんな頷いてくれた

「食事したら 家の修練場で反乱軍の武器の威力を ミシェル達に

経験して貰います 国選依頼を要求した理由も解るよぉー」

 修練場で武器の効果を、その身で受けて貰い

 ミシェル

「1回でアノ効果が有ると 抵抗出来ないわ」

 カレン

「レイピアに巻き付いても 魔力吸われるとは 防げないよ」

 セレス

「メインが魔法だけど 1回は耐えられても連続で吸われたら 持たない」

 サラ

「あんなのどないして 防ぐんや 気絶したら死ぬしかないのか・・・」


「アノ武器の効力を無効にする方法 教えるのが間に合わなかったの

状況により2つに分かれて 行動する予感も わたししているのよねー」

「だから今 チーム分けのメンバを言います」

「Aチーム わたし アルフ セレス サラ とし Bチーム アリス カズト

ミシェル カレン とします」

「今回だけ2チームの可能性が有るから作りましたが 普通は8人だからねー」

「今日は此れで終わりね、食事したら早く寝るわよぉー」

 翌日直ぐに、ホーネット伯爵家に行き、当主に取り次ぐように話して

暫く控室で待っていた

 応接間に移動すると、ホーネット伯爵当主が入室し、わたし達は全員立って

礼をして、お言葉を待っていた、座るように勧められ

「ライラックの諸君 私に話が有るとの事だが どんな話なのかな」


「ライラックのリーダー リーナ フローリアです 貴族の礼儀作法は

知らないので 無作法が有ったら許して下さい」


「ああ 構わない 王国で最高のSランク冒険者だからな」


「では 今回の貴族視点による 反乱軍の情報をお聞きしたいのです」

 リーナは、エルヴィスに聞いた話をまずした

「ふむ 概ね貴族の間でもその通りの話だな」

 リーナは礼を言い、アリスに視線を送った

「おとうさま わたくしは国王陛下のお考え 次期王座に就かれる方は

どちらなのか 王女殿下 王子殿下 どちらの方が評判は宜しいのか

教えて頂きたいのですわ」


「アリス 難しい問題を聞くのだな ライラック全員に問う 他言無用で

これからの話を聞く勇気が有るか 約束を違えたならば 我が伯爵家は

ライラックを敵認定し 王国から排除する」

「アリスも同罪とする それでもこの話を続けるか?」


「リーナ フローリアの名前にかけて 他言無用を貫きます」

 リーナはきっぱりと言い切った


「国王陛下のお考えは 王女殿下を後継者と思っている様だ 王女殿下は

文武両道でカリスマ性も持っていらっしゃるお方 それに引替え弟君は

全て平均で凡庸 執りたてて秀でる才能も無い 策謀には長けている様だが」


「おとうさま わたくしが知る限りでは 貴族社会が王女派と王子派に分かれて

居ると聞いておりますが 我が伯爵家はどちらに属しているのでしょうか

また どの様な貴族がそれぞれに属しているのでしょうか 教えてください」


「ホーネット伯爵家は王女派に与している 主に王都の有力な貴族 地方でも

力の有る貴族が多い 王子派に与しているのは 中から下の貴族が多いが

1つだけ 我が伯爵家と同格の伯爵家が賛同しているな」

 アリスがカレンに目配せし、カレンは席から立ち上がり

「わたしは カレン キャメロン キャメロン男爵の娘であります」

 綺麗な令嬢の礼をした

「失礼な言い方だが キャメロン男爵家は辺境の バレンシアとケーニッツを

統治しているな」


「はいそうです ホーネット様にお願いが有ります 王女派にキャメロン男爵家

を末席に加えて頂きたいのです 宜しくお願い致します」


「キャメロン男爵家当主の承諾を カレン キャメロン嬢は貰っているのかな」


「いいえ まだ当主この話を知りません わたしの独断でお願いしています」


「おいおい もし当主が反対したら どうするつもりだ? それで話が

無くなったら ホーネット伯爵家はとんでもない程の恥をかくのだが

その場合は どう後始末を付けるのか カレン キャメロン答えなさい」


「わたしは リーナ アリス アルフ カズトに 指導を受け死ぬ程努力し

剣では他者に引けを取りません 魔法もアリス程ではないですが 負けない

自信は有ります」

「おとうさまが わたしと違う事を言う様でしたら アリスの様に

キャメロン男爵家で行う予定です それから説得をします」

「反乱軍の動き方によっては ライラックが王女派に与する事に

近い行動をすると考えています」

「王子派に与するとわたしの立場が とても微妙になり ライラックを

脱退しなければならない 可能性が有ります」

「王女派についた場合 王子派についた場合 考えられる予測を話して

説得します」

「説得出来なかったら・・・ わたしはホーネット伯爵家のメイドとして

一生奉仕します 今はこれしか誠意と信頼を 提示する事が出来ません」

「バトルメイドとして わたしを使って頂いても結構です」

 カレンは深く礼をしていた

「其処までの覚悟を持って 儂に口利きを頼むのか・・・」

 暫く沈黙した後

「カレン キャメロン その依頼をホーネット伯爵家として協力する事を

約束しよう 良い結果が得られる事を期待している」


「ありがとうございます 現在ライラックは反乱軍の討伐依頼を 受ける

可能性が有る為 少し時間が掛かると思います 其処だけはご容赦

お願い致します」

 微笑みながら

「アリス 良い仲間に恵まれたのだな 娘の親としては 嬉しいぞ」

 顔を赤くして

「おとうさま みんな居る前で わたくし恥ずかしいですわ」

 ライラックの7人は、生暖かい目でアリスを見ていた

 ホーネット伯爵家を後にし、ギルド本部の隣の酒場で昼食を取っていたら

受付嬢が来て、エルヴィスが呼んでいるとの伝言を受けて

 エルヴィスの執務室に入り、座ってから

「王国からライラック宛てに 国選依頼が発行された 此れで良いだろう

この討伐依頼受けて貰いたい」

 リーナは国選依頼を受け取り、内容を確認して

「エルヴィス ドランスフィールド 確かに受注致しました 用意しだい

エアフルトに向かいます」

「わたし 今 嫌な予感がするので カズト アリス ミシェル カレンの

4名を王都に残します」 

「Bチーム 依頼確認したから 反乱軍を容赦なく攻撃してね」


「解ったよ 俺達はしっかり王都を守るからな リーナ達もさっさと終わらせて

戻って来いよ」

 Aチームはエアフルトに旅立って行く

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