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第25話

王都で冒険者稼業していたのだが、ライラックに暗雲が・・・

そして新たな出会い。

王国歴156年 18歳

 新年の挨拶にギルド本部を訪れる

今年からギルドマスターが、エルヴィス・ドランスフィールドから

ドラン・ギィルティスに変更になったと事務員に告げられ、アリスは

ギルマスのランクを聞いていた


 執務室で、ギィルティスは

「お前達がライラックか 依頼の仕事してくれれば良いからな

もう退出していいぞ」

 挨拶も、ロクに終わっていないのに追い出されロビーで

「わたくし鑑定したのですが 弓術で熟練度40だったわ」

「受付嬢から ギルマスのSランク冒険者の情報は 聞きましたが」


「Sランクには 人数の多い パーティで 昇級クリア すれば 真贋水晶は

通る」


「確かにそれでもクリア出来るが 実力は付きにくいかな 俺はリーナにソロで

昇級受けさせられたけどな」

 2人は苦笑していた

「今度のギルドマスターは ライラックが嫌いと言うより 冒険者を嫌っている

みたいに思えたけれど みんなはどう見えた?」


「わたくしは 嫌っているより軽蔑している様に見えましたわ」


「変だよな 何故ギルドマスターなんて職に就いているのだ?」


「突飛な 考えだけれど 黒聖女事件 アレの目的に 国内の 不満分子

集めているのが 有ったよね」

「不満を 抱いている 冒険者 集める為に ギルドマスターに 就いたのかも」


「俺 嫌な感じがさっきからしているのだが 王都でも4人で行動するか」

「買い物でも最低2人で行こう」


「カズトの言うのも解る 行動は一緒にしましょう 後は様子見かな」

「みんな良いかなー」

 全員頷いてくれた

「挨拶に行って 今わたくし とても不愉快な気分ですわ この後湯屋に行って

食べて飲んで 忘れませんか?」

 喜んで全員湯屋に走って行き、当然次の日は二日酔いで寝ていた

 翌日から討伐依頼をしながら、3日休養のサイクルで仕事をこなして行き

3月になると、また武闘大会の話が出始めて来た

「もうライラックに武闘大会の話 来ないよねー」


「俺達と対戦したい奴って 居ないだろう」


 皆 うんうん頷いて、ギルド本部に行くとギィルティスが会いたいとの事で

執務室に赴く

「今年の武闘大会なのだが 侍従長からライラックに模範試合の要請が有った」


「王立近衛師団や王立騎士団の方々との 模範試合なのですか」


「いいや違う ライラックのメンバ同士での模範試合を所望されている」


「ギィルティス殿 打合せしたいので暫く席を外します」


「隣の部屋を使いたまえ」

 退室し隣の部屋で

「どうする模範試合 受けないと不味いよね わたし達は殆ど毎日鍛錬している

所しか見せられないけれど・・・」


「わたくしは この依頼受けても宜しいと思います 王国でのライラックの

知名度は冒険者で強いだけ もっと強い所を沢山の人に見せて依頼を受け易くして

民を助ける手助けになるかと思いますわ」


「わたしは 受けるとしたら 1試合の 時間制限を 設けるべき 例えば5分

くらいに」


「アルフの意見はもっともだ 試合形式は模擬では無く 実戦でした方が観客の

インパクトは強いだろうな」

「それでな 前衛後衛で各1試合して 俺とリーナで1試合

合計3試合どうかな」


「どうして わたしとカズトは試合したいの」


「リーナのスキル剣聖に 俺の剣紳が耐えられるか知りたくなったのが理由」


「この模範試合 武器魔法使用の実戦って事になるけれど

みんな本当に良いの?」

ーーー鍛錬の時は木刀や模擬矢で魔法は使わないからか

ーーー仲間内でも本気で戦う事も必要なんだなー

ーーーわたしも楽しみだけれどね

 皆 頷いて模範試合の要請を受ける事になり、執務室に行きギィルティスに

模範試合の条件を話して、承諾してもらう


 それからは何時もの様に依頼を受け仕事し、鍛錬をしながら

武闘大会当日を迎え

 控室でアリスはリーナとアルフはカズトと、対戦が本人達の希望により決まり

ライラックの模範試合が始まった


 第1試合はリーナとアリスで始まり、アリスは魔法で攻撃 リーナは躱しながら

接近戦に持ち込もうとし アリスは乱れ撃ちして距離を取ろうとしていた

 暫く攻防をしていたが 突然アリスが凄まじいスピードでリーナに接近し

強烈な一撃を素手で叩きこみ 素手と剣との対人戦で戦い始め

 攻防する度に衝撃音が響き渡り 5分の時間が過ぎ引き分けとなる


 第2試合はカズトとアルフの試合 開始直後カズトが移動する前に

アルフは急接近し カズトを中心にして360度 上に90度移動しながら

矢の3弾同時発射で攻めて行く 至近距離の矢を剣で叩き落しているが

攻撃までは手が回らない様だ しかし矢が無くなりカズトが攻めに転じ様とした時

距離を取り弓と矢筒を投げ捨ててから 魔法の乱れ撃ちと素手でカズトに対人戦を

挑み やはり凄まじい衝撃音をさせて戦っていたが、結局時間切れで

引き分けとなる


 20分の休憩を取り第3試合が始まった

リーナとカズトは剣士として戦い始め 豪快なカズトの剣技とスピードと華麗で

正確なリーナの剣技がぶつかりあい 目にも止まらない速さで双方動き回り

合間に体術を双方混ぜて攻撃していたが、結局勝ち負けはつかなかった

------------------------------------------------------------------------------------

 俺達の計画にライラックは強すぎて邪魔になるな、どうやって追い出そうか

するとギィルティスが

「嫌がらせをして 王国内で仕事出来ない様にするしか無いな お前ら

不満を持つ冒険者を集めろ 集まり次第ギルドにライラック来たら

冒険者を使って、嫌味や誹謗中傷して言葉で追い出しやる


「ギルマス 集めるのに少し時間が掛かるがいいな」

 裏でこんな陰謀が画策されているとは、ライラックはまだ知らなかった

------------------------------------------------------------------------------------

 5月の中旬頃から ギルドロビーに居る冒険者の雰囲気が変化し

その頃から、ライラックに対しての指名依頼は無くなって行く

 6月になりギルドロビーに入ると、聞こえる様に陰口を言われる様になり


「民の救世主なんて言われて 有頂天になって居るんじゃねえよ」


「お前らは 強いからって何でも依頼取りやがって 迷惑なんだよ」


「依頼して余計な事しやがるから 俺達まで言われるんだよ 村人が

煩くて仕方ないぜ」


 ギルド窓口に行くと、受付嬢がすまなそうに、紹介する依頼は無いと言われ

「みんな帰ろう」

 肩を落として出口に向かう背中に、冒険者は罵倒を続けている

カズトが動こうとしたが、リーナは止めて首を振って黙って出て行った

 屋敷に着くまで無言で歩き、リーナは部屋に入ったまま

翌日まで出て来なかった

「みんなに話が有るの 聞いてくれるかな」

 みんな頷いて

「わたしの 我がままで民を助ける仕事させて 嫌な思いさせて ごめんなさい」

 みんなが何か言いかけようとしたが、手で制して

「それでギルマスが交代してから おかしく成っているみたいでも証拠が無いの」

「それで 黙って出国しようと思うけれど どうかな?」


「どうして黙って 行こうとしていますの」


「前にアルフの言っていた 不満分子の話 直感でギルマスが関係していると思う

だからギルマスには出国を知られたくない」

「ギルマスはかなり大事の事件を 起こす感じもするし その時ライラックが

巻き込まれると わたしは困る・・・」

「だから わたしは臆病と思われても良いから 仲間の安全第一で行動します

こんな不甲斐ないリーダーだけれど 付いて来て お願い」

 リーナは頭を下げていた


「解りましたわ 管理人に暫く旅に出ると話して 管理費を多めに置いて

行きましょう」


「リーナ 何処の国に 行くの」


「わたしは 共和国が良いかな でもお忍びに近いから紀章は 付けないで

行こうと思う」


「そうだな 俺は賛成だ」


「アルフ お財布にお金入れるわね」


「俺とアルフで旅に必要な物 買いに行きたいが 良いよな」


「いいよ カズトは 荷物持ち」

 《アハハ》と笑い声がし、それからは素早く旅支度を終わらせ、

翌日の早朝 王都スターリングを後にした

 18日でケルチに着き、両国の国境検問所を通り最初の町に向かい

宿を取り食べながら

「此処まで問題無く来れたけれど 肩慣らしに依頼受けようと思うけれど

どうかな」


「わたくしは 構わないですわ」


「わたしも 賛成です」


「俺もいいぜ」

 翌日ギルド支部で、Sランク依頼を受け暫くぶりの魔物討伐して

全員スッキリした顔で戻って来た

「リーナ 俺は冒険者がやっぱり好きだ」


「わたしも 久しぶりに 狩りして 楽しかった リーナ ライラックを

解散 しないでね」


「わたくしには もう冒険者しか道が無いのですよ リーナは最初の弟子を

見捨てないよね?」


「何でそんな話が出てくるのー わたしのリーダーシップに疑問持たれたの

だったら サブリーダーに直ぐ リーダーの座渡すよー」


「おい俺の話は 冒険者は好きだ だけだぞ 何故リーナが責められる話に

なって居るんだ」

「アリス アルフ リーナがリーダーの資質に不足が有ると思っているのか?」


「王国のギルドで リーナは言われの無い 誹謗中傷を 受けて 落ち込んで

いたから 元気付ける 為に言ったの わたしの 言い方が悪くて

ごめんなさい」


「みんな リーナの事を思って言っていたのね リーナ1人で悩まないで

わたくし達に相談して」

「ギルド本部で罵られていた時 わたし達 殺気を抑えるの大変だったのよ」

「リーナは平気な顔して出ていくから わたくし達が切れる訳には

いかないでしょう」


「リーナの歩いている姿見れば 落ち込んでいるの バレバレだったぞ」


「出国する 提案は もう王国で 冒険者出来ない だから わたし達の為に

言った 事なんでしょ」

 リーナは暫く考え込んでから

「みんなにはお見通しなのね ギィルティスが冒険者を扇動しているから

依頼は受けられない わたしは冒険者でいる限り アリス アルフ カズトと

別行動するつもりは無い」

「また冒険者を辞めるつもりも無い なら出国しか無いでしょう それとね

みんなも感じていたと思うけれど ギィルティスの傍にいると危険という感覚が

凄く有ったの 面倒事に巻き込まれる感じがしててね」

「わたしって ポーカーフェイスは出来ないのね― 辛気臭い話になって

ごめんね 此処の酒代わたしの奢りでいいよー 明日首都に行くから

2日酔いしたら解るよね ムフフ」


「今までリーナが ムフフなんて笑った事がないぞ・・・」


「リーナの 言いたい事は 飲んでも飲まれるな ですね」


「リーナは明るい方がいいわ もうこの話は終わり 奢りで飲みますわよ」

 結局2日酔いで、酔いつぶれて3人は雑魚寝していた、仁王立ちのリーナは

弱いライトニングボールを3人に掛けて、強い浄化を使い強制的に起こす

 掛けられた3人は、まだ痺れが残る身体を起こして、酒場に向かい食事しながら

3人がリーナに軽く文句を言うと

「わたしの ムフフ 侮らない方が良いよー」

 と笑って躱した

首都のギルドに行き、デニス バウムガルトに面会を求め、執務室に通される

「お久しぶりです バウムガルトさん 暫く共和国に滞在して

冒険者稼業したいので 挨拶に来ました」


「それは構わないのだが 王国でもライラックなら指名依頼が沢山有るだろう?」

 アリスに視線を送り

「わたくしから 説明しますわ・・・・・・・・」

  ↓               ↓

「以上の理由で暫く王国を離れる事にしたのです」


「そうゆう訳で共和国に来たのか ライラックなら大歓迎だよ」

 笑いながら話し

「それで 今後アライアンスの仕事もしたいので バウムガルトさんに

紹介して貰いたいですが 良いですか」


「それなら王国から来た シャインアースとバラのカオリの2パーティがこの

ギルド本部に登録されているぞ」


「そうですか やっぱりきな臭く感じたのかな バウムガルトさん共和国の

Sランク冒険者パーティでも構わないです ライラックを必要とされるのなら

参加します」

 隣の酒場の宿に滞在する旨を伝えて退出、酒場に行き

「みんなに説明したいから 食べながら聞いてー」

「いきなりアライアンスでの話したのは そもそもわたし達アライアンスの

経験が少ないのが1つ目」

「そして邪竜退治した時 他のパーティの戦い方参考になったでしょ

それが2つ目」

「3つ目は 他のパーティと仲良くなって 色々な話を聞きたい・・・

わたしはかなり世間知らずで 王国では何が起きているのか分からなかった

だからこれが一番の目的」

「共和国で心機一転して 今までと違う冒険者稼業したくなったの

これもわたしの我儘 何時も振り回していて ごめんね」


「サブリーダーとして何も聞いていなかったから 驚きましたわ でも

そうゆう理由なら 賛成致しますわよ」


「わたしは リーナに 付いて 行きます」


「リーナ 新しい事にチャレンジするのに 俺も賛成だ

どんなパーティと組んで仕事するのか 楽しみだな」


「みんな ありがとう」

 また涙ぐんでいた

ーーー本当にリーナは 涙もろいな

 翌日ギルド本部に行き、依頼掲示板を皆で眺めていると

受付嬢が、執務室に行く様に言われ、バウムガルトに会う

「ライラックにアライアンスでの討伐依頼を出したいのだが」


「どんな魔物ですか」


「赤竜で かなり被害も出ているのだ 今回 共和国からロキシーラインと 

ルナライトの2パーティ それとシャインアースとバラのカオリの2パーティ

ライラックで合計5パーティの予定にしているのだが どうだろう」


「バウムガルトさん 共和国のパーティのランクはいくつなの」


「どちらもSランクパーティで 評判も良いぞ」


「打合せしたいので 席外しますね」

 ロビーに行き

「この依頼受ける?」


「邪竜の時よりわたくし達は 強くなっているはずだから 受けましょう」


「受けよう 5パーティの アライアンスなら 失敗は 無い」

「竜の目 射貫くの楽しみ フフフ」


「アルフ 楽しそうだなぁー アリスの言う通り 俺も賛成だ」

 執務室に戻り、赤竜の依頼を受ける話をし、顔合わせの日にちを決めた

当日になり会議室で

「共和国の冒険者パーティから紹介するな」

「ロキシーライン リーダーのニコラス ウィンストン」

「ルナライト   リーダーのサラ トリベール」

「次に王国より来た冒険者パーティの紹介する」

「シャインアース リーダーのダミアン バウムガルト」

「バラのカオリ  リーダーのミシェル フラゴナール」

「ライラック   リーダーのリーナ フローリア」

「以上5パーティで赤竜討伐を行う事になるが 意見は有るかな」


「ニコラス ウィンストンだ 失礼な言い方だが ライラックのメンバは

全員かなり若い 一度手合わせをしたいのだが 受けて貰えるか」


「ウィンストンさん リーダーのわたしと手合わせをしましょ

バウムガルトさん 近くに修練場有りませんか」


「有るぞ 直ぐに使用許可の手配をする」

 事務員を呼び、手配をする様に指示して下がらせ

小声でアリスが

「鑑定したけれど ウィンストンは剣紳だけで70ですわ カズトと練習する

感じで出来るわね 侮っている感じするから 実力を見せつけてね」


「もちろん 力の差を見せつけて 勝つよ 見てて」

------------------------------------------------------------------------------------

ダミアン バウムガルト

「あれは不味いよな どう見ても 見下しているにしか 見えない」

ミシェル フラゴナール

「勝ち方の問題 魔法使わないで剣の力だけで勝てれば 良いのですけれど」

------------------------------------------------------------------------------------

 修練場で試合が始まったが、剣聖のスキルのみで、(蝶のように舞い

蜂のように刺す)を地でいく華麗さで、ウィンストンを翻弄し遂に

剣を叩き落し勝負はついた

「フローリアさん 君のスキルを教えて貰えるか」


「わたしの事は リーナでいいよー メインスキルは剣聖 サブスキルは

大魔法使いです」


「今の練習試合では 魔法使っていない様に見受けたが?」


「うん 使っていなかったよー 剣と魔法を一緒にして試合すると

冒険者でも引いてしまう事が有るからねー アハハ」

「それと アリス アルフ カズトも同じ様な戦い方出来るよー」


 カズトがアリスとアルフの傍に来て、小声で

「ウィンストンのスキルは剣神だよな みんなも鑑定していたよな?」

 2人とも頷いて

「リーナにスキルの事を聞いていただろ アレは鑑定知らないって事だよな」


「前にリーナ 最上位称号には 鑑定が 付いているけど 意識しないと

分からないって 言ってたよね」


「確かに言ってましたわね でも教えて挙げると何故知っているか 詮索

されそう 後でリーナにこの事を話しましょう」


「そうだな スキルの秘密は絶対に守らないとな」


「わたしも そう 思います」


 バウムガルトが来て

「みんなは知らないと思うが ライラックは御前試合をして

近衛騎士団の精鋭4人と 1対1の対戦で全員圧倒的な勝利をしている」

「それと国王様から 王家の友人と言う紀章を授けられているぞ

今は紀章付けていないが 付けていれば国賓待遇の身分だ」


「何で言ってしまうの デニス 今回の訪問は あまり目立ちたくないの

クエスト受けにくくなるじゃないー」


「悪かったな みんなも今見聞きした事は 黙っていて貰いたい いいかな」

 《みんな頷いてくれた》

「さてライラックの実力は問題ないから 戻ろうか」

 会議室に戻り 赤竜討伐の打ち合わせをして、3日後に出発となる

赤竜の討伐地は首都からかなり遠い為、転移魔方陣での移動となり、其処からは

5日の距離、1日準備してから討伐を開始

「みんな 鑑定して見て」


「Sランクでもユニークでは無いわね」


「弱点は目と腹みたいだな まず地面に下ろさないとダメだな」


「わたし アルフ カズトで赤竜の上にアースロックで大きな岩を作り落とす

同時にアリスがアイシクルランスで 腹を撃ち抜く 同時にすれば

ダメージが入るでしょ」

「アルフには岩の生成が済んだら 直ぐに赤竜の目を矢で射貫いて貰いたい」

 《了解》と言ってくれて直ぐに作戦を始めた

 赤竜は空を飛ぶため、他のパーティが遠距離攻撃で攻撃していたが、有効打には

なっていなかった

「アリスに息を合わせて アリス宜しく」

 氷の太い杭が赤竜の腹に刺さるのと同時に、大きな岩が背中に落ちた

流石に逃げ場が無い状態、当然杭が刺さり瞬間動きが止まる、そのタイミングで

アルフの矢が右目に刺さると、両方の痛みによる咆哮をあげて墜落した

「上手く行ったわね わたくしポーションを飲んで回復しますわ」


「俺達も飲んでおくか」


「他のパーティに 止めをしてもらおうと思うけれど 良いよね」


「わたしも それで 良いとおもいます」


「大丈夫だと思うが 息の根を止めらそうも無い時は 手を貸せば良いかな」

 少し離れた場所で様子見していたら、問題なく討伐完了した

「ねぇ パーティの連携は色々有るね みんな違うから見ていると為になる」


「魔法の使うタイミングもパーティ毎に 微妙に違うわね」


「前衛と後衛の 動き方 微妙に違う わたし達が 向こうから見たら

異常に 見えるかも ね」

 魔石や魔物素材を回収し終えてこっちに来て

「良く赤竜を落とせたな タイミング完全に合ってて 大きなアイシクルランスが

刺さった時 間髪入れずに矢で右目を潰すとは ライラックの連携は俺達

参考になったよ ありがとうな」


「わたし矢で目狙っていたのに 全然当たらないのよ 確かアルフさんだと

思いますが 良かったらスキル教えて貰えませんか?」

 アルフは尋ねてきた相手を鑑定し

ーーー一応 弓聖 熟練度50か

「わたしの スキルは 弓聖と大魔法使いです 貴方の 戦い方見てて 

まだ練習不足 だと思います」

「努力すれば 必ず結果は 付いてきます 頑張って下さい」


「ありがとうございます」

 お辞儀して去っていく

 4人集まり小声で

「今の弓聖も鑑定知らなかったみたいだな」


「リーナ さっきスキル聞いて来た冒険者も 鑑定知らないみたいよ」


「鑑定を 使っていたのは 黒聖女 くらい」


「う~ん 2人とも最上位称号だったよね 俺達の鑑定スキルの秘密と

同様に秘密するしかないか」


「何でも鑑定出来て鑑定結果が表示出来るし 発芽水晶でも最上位称号の

+は表示出来ないけれど わたし達の鑑定では見える」

「わたくしの予感だと もし貴族又は国に知られたら 強制的にライラックは

解散されて それぞれが望まない仕事する事に なりそうですわね」


「アリスの予感通りになったら わたしは耐えられない 今までは鑑定について

迷っていた面が有ったけれど わたし達以外には 今後はスキルの秘密と

同じ扱いにしますね」


「わたし 拷問されても 話しません ライラックは もう家族なのです」


「わたくしもよ こんなに良い仲間がいるライラックは 家族以上なの

だから 死んでも口割らないわよ」


「幼馴染を裏切る事は無いよ それにアリスとアルフの知り合いになれて

こんなに楽しく冒険者出来ているのに もし壊そうとする奴が出て来たら

屠ってでも ライラックは守るよ」


「ありがとう でもわたし達の中では どんどん鑑定使って行くわよ

良いよねー」


「当たり前ですわ 魔物や盗賊 王国の変な奴ら等 有利になる情報を

得られるのですからね」

 2人も頷いていた

 全員首都に戻り、ギルドにて各パーティ毎に報償金を貰い全員で酒場に行き

慰労会を行っていた

 リーナは今回のライラックのアライアンスについて、バラのカオリの

テーブルに行き、話を聞くことにした

「じゃあ 俺はシャインアースのテーブルに言って 話を聞いてくるな」


「ミシェル フラゴナールさんですか わたしはライラックの

リーナ フローリアです」


「フローリアさん 何の用かしら」


「リーナでいいです 今回 ライラックはバラのカオリとアライアンスをして

何かやり難い事が有ったら 今後の為に直そうと思いますので

遠慮無く意見を言って下さい」

「此処のテーブルの酒代は わたしが持ちます」

 給仕にこのテーブルの代金はわたしに回す様に話してから、酒と魚を注文した

「わたしも ミシェルでいいわ 邪竜の時も今回のもお互いアライアンスしたのが

少ないから ライラックの攻撃タイミングが読めないのよね」

「それと 貴方たちはわたし達より遥かに強いのも有るわね 他のパーティだと

こうしたら こうなる のが読めるけれど ライラックは全く読めないわね」

 リーナは一口飲んで口を湿らせてから

「わたし達の動きが読めない」

ーーーアライアンスする以前の問題か・・・

「ミシェルは 今後ライラックとアライアンスの話来たら 断る?」


「同国の冒険者としては断りたく無いわ 恐らくわたし達の戦闘レベルが低い

のだと思う だからライラックの動きも読めない」

 リーナは暫く考え込んでから、仲間と話合いしますので少し席を外し

自分達のテーブルに戻り、アライアンスの問題点を話していたらカズトが

戻って来た

「俺はシャインアースのダミアン バウムガルトと話して見て 俺達の動きが

読めないのが問題だと言われたよ」

「参りましたわね 問題の解決する為 此処に両方のリーダーを呼びましょう」

 リーナとカズトは呼びに行って連れて来た

「遅くまで付き合わせて居るので シャインアースの酒代は俺が持つ」

「リーナから聞いたのだが どちらも同じ問題を抱えた様だな どうするか」


「ライラックの練習を見てみますか 体術と対人戦を基本にしています

わたし達の動きを見ていると 読めるかも知れません」

「王立職業鍛錬所卒業後も毎日練習しています 2日酔の日以外は アハハ」


「面白い人ですわね リーナは」


「リーナ どの程度差があるか 3パーティでそれぞれの練習を見せ合った方が

早いわよ」


「確かにその方が早いな シャインアースは参加したいぜ」


「 バラのカオリも参加しますわ 宜しくお願い致します」


「修練場を借りる手配は ライラックでしますね 2日後の午前中でいいかな」


「今 期日を決めて借りられますの?」


「うん 共和国の方が顔が広いので 大丈夫だよぉー」


「わたし達 顔は広いし 態度はでかい」

 アルフの突っ込みにおもいっきり 全員で大笑いした

約束した当日、 バラのカオリとシャインアースが来て、それぞれの体術と対人戦の

訓練を見せて貰い、最後にライラックの訓練を見て貰う事になった

 まずシャインアースから何時もの訓練を始めたが、小声で

「みんなー アノ練習見ていて どう思ったー」


「アレが 普通だったら 絶対に わたし達の 動き 追えない」


「 バラのカオリの訓練も 見てから判断しようぜ」

 次に バラのカオリの訓練を見せてくれた

「わたくし達が 戦闘のレベルを落とすか 他がレベルを上げるか どっちも

可能性が有りませんわね」


「うーん 困った」

「さぁ ライラックの訓練見せましょう」

 体術を対戦形式でした後、1対1の対人戦を見せて終わった

 昼食取りながら話す為に、酒場に行き

「皆さんの意見聞きたいので どんどん言って下さい」


「最初に俺の事は 呼び捨てでダミアンで良い お互いの練習見てやはり

ライラックは 頭ふたつは抜きんでている アライアンスはこのままでは

上手く行かないと思う」


「ライラックの動きに慣れないとダメですわ バラのカオリとしては一緒に

訓練してから アライアンスはどうするか考えます」


「シャインアースは ライラックとのアライアンスは 難しいとの判断ですね」


「まぁ そうゆう事だ」


「今まで色々の意見 ありがとう」

 シャインアースは出て行き、カズトが支払いを済ませていた

「ミシェル バラのカオリの練習見て居た時 何か問題を抱えて

居るのでは 無いですか」


「良く分かりましたわね 4人ともSランク冒険者ですが 全員火力が

弱いのです」


「もしかして ライラックに教えを請いたいと?」

 4人は立ち上がって、深々と頭を下げていた

「仲間とどうするか話するので 少し席外しますね」

 給仕に少し大きめの個室を用意して貰い、打合せを始めた

「わたくしは どの程度の覚悟が有るか 聞きたいですわ」


「リーナ 教えるとしたら 恐らく 全て教える 事になる」


「俺は 教えるのは構わないが バラのカオリが付いて来られるか

1週間程度試す必要が有るな それからだな教えるのは」


「じゃあ ミシェル達を呼んで来るね」

 テーブル席の清算して、個室に新たな飲み物と食べ物を注文し

個室にバラのカオリを連れて来た

「わたし達の事は知っているよね」

 ミシェル・フラゴナールが立ち上がって説明

「はい お名前と実績は知っています 改めて自己紹介しますね

ミシェル フラゴナール リーダーを務めています 今後ミシェル

とみなさん 呼び捨てでお願いします」


「カレン キャメロン サブリーダーをしています カレンと呼んでね」


「セレスティーヌ クーベルタンです セレスでお願い」


「サラ エリクソン サラで良いです」

 バラのカオリを座らせ、軽食を摘まみながら

「リーダーのわたしから質問しますね まず火力が弱いとの事ですが わたし達に

何を求めているの?」


「全員のスキルの底上げです 大変身勝手なお願いは重々承知しています

でもこの通り お願い致します」

 全員土下座してきた

 流石にこのままでは話にならないので、椅子に座って貰い

「スキルの底上げって どうゆう意味なのかなー」


「わたしは剣ですが 魔物と戦っている時 剣や身体の捌き方が

他のパーティの剣士と比べると 余りにも拙いから・・・」


「言わんとする意味は分かったー 別の質問ね バラのカオリは

どうゆう経緯で組まれたの?」


「全員 王国職業鍛錬所の同期生です」


「わたし達打合せで席を外すから 少し此処で待っててね みんな部屋の

外に来て」

------------------------------------------------------------------------------------

「みんな鑑定はしたよね どう思う?」


「バラのカオリの全員のスキル アレは微妙だよな」


「でも 鍛えれば わたし達と 同等 バラのカオリのままでは スキルの

秘密 守れない」


「カズトの言う通り 1週間ライラックの練習に付いて来られるか

まずテストしましょう 本当に教わりたいのか分かりますよ

リーナ良いですね」


「今はそれで行くって話するね では戻ろう」

------------------------------------------------------------------------------------

「ライラックは バラのカオリに1週間 わたし達と訓練をして

耐えられたら その後でスキルの底上げについて 決定します

かなり辛くて厳しい訓練に成りますが バラのカオリは受けますか?」


「わたくし達の訓練は とても厳しくて辛い物に 成りますわよ

貴方たち 本当に受けるかどうか 此処で話して決めて下さい」


「みんなー 少し外で待ってようね 話し合いが決まったら テーブル席に

居るから 呼びに来てー」

 ライラックは退室して行き、暫く経ってから呼びに来た

個室のテーブル席に全員着席して

「バラのカオリの皆さん ライラックの訓練を受けますか?」


「仲間と話し合いして どんなに辛くても訓練を受けると決めました

1週間よろしくお願いします」


「解りました 2日後この間の修練場に9時に来て下さい 明日は体調を

整える為の時間です 宜しいですかー」

 皆 頷いていた ライラックも・・・ はて?

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