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第24話

用意をして、盗賊の根城を急襲するのだが、その後の調査依頼が・・・

 森の奥に有る、盗賊の根城にしている廃墟を見張って3日目に

盗賊が戻って来た

「みんな鑑定したよね どうだったー」


「一応 剣士が多くて スキル的には 剣術2人と剣だけ かな」


「俺は 魔法使いと魔法が居たのが 目についたな」


「1人だけ 只の弓が居たわね」

「大体20名位かな 熟練度は20だから 問題は無いわね」


「なら何時もの様に アリスとアルフは魔法使いと魔法 後弓を最初に屠って

それと剣術2人は わたしが倒すから」


「何か理由が有りますの」 

 悲しそうな顔をして

「うん あの2人の名前は アレクセーエヴィチ ロクチオノフ 略称アレクと

ラウロ クリスティアーニ 職業鍛錬所の同期生なの」


「解った 俺はリーナのサポートに入り 雑魚を倒す事に専念するよ」


「わたしは 弓と魔法を 素早く倒して リーナの補助に 入るね」


「剣術2人に当てない様に 最初に大きいので先制攻撃して 態勢を崩すわね

後はアルフと共に屠り 逃げない様に剣術2人を牽制するわね」


「アリス ありがとう カズトと近くに潜んだら 大きい魔法攻撃を合図にして

わたし達は飛び込む事にしますね よろしくー」

 リーナとカズトが予定位置に着いたのを確認してから

アリスが特大のファイヤーボールを放ち、討伐開始となった

 アリスとアルフとカズトだけで、周りに居た雑魚を倒してしまい、2人を

包囲して待っている

「お久しぶり アレクセーエヴィチ ロクチオノフ君 と

ラウロ クリスティアーニ君」

 2人は声のする方に向き、驚愕の顔になり

「お前は リーナか」


「どうして此処に居るんだよ?」


「ギルド支部より 盗賊の討伐依頼を受けて 来ただけだよぉー」

「何故君達2人が 此処に居るのかなぁー」


「俺たちが 盗賊だからだよ 何言ってんだ」

「盗賊は儲かるからな 良い商売だぜ」


「村を襲って逃げ惑う農民を蹂躙して略奪 一度やったら病みつきだよ」


「はぁー そうですか では討伐されても仕方ないですね

わたしからは 逃げられませんよ」


「お前を蹴散らせばいいだけだ」

 2人は切りつける為に接近してきたが、動きは余りにも遅い

ーーー熟練度20か 最後の 同級生の情けとして

ーーー苦しまない様に 殺りましょう

 スキル最大で横を通り過ぎ、暫くして2人の首が落ちた

「アリス リーナの剣捌きの動き見えたか?」


「いいえ まったく見えませんでしたわ」


「わたし 何時 レイピアを抜いて 切ったか 解らない」


「剣聖は 正確さとスピード重視だけれど リーナのは神速レベル

だよな 俺では出来ないよ アレは」

 リーナは肩を落として立ちすくんでいた

「リーナ 俺達が後始末するから そこに座って休んでいろよ」

「アルフ アリス 盗賊の持ち物手分けして調べよう ギルドカードが

一番良いがな」

 《了解》

「ギルドカードは3枚だけか 盗賊の奪ったお金は回収したから 後は

この遺体の処理だけだな」


「共和国で した方法が 良いのでは」


「アルフの意見で良いと思うぞ」


「穴掘って全て集めましょう」

 武器装備もろとも、遺体を燃やして埋めてから、カズトが

リーナの傍に行き

「全部終わったよ リーナ胸を張ってケーニッツに戻ろう」

 頬を両手で叩いて立ち上がり

「後処理 ありがとう」


 村の村長に盗賊を討伐したと話、ケーニッツのギルド支部で達成報告し

たら、Sランクの依頼だった様で、結構な額の報償金を受け取り、盗賊の

ギルドカード等の遺品を、ギルド本部に持って行く様に依頼された

 当然、配達依頼にして貰い、報償金を本部受け取りとして、王都に戻る

 ギルドマスターの執務室で、盗賊の顛末とリーナの職業鍛錬所時代の

同期生2人が首領等を報告した

 エルヴィスが

「リーナ辛かったな 職業鍛錬所の所長には 俺の方から話をしておく

2日程ゆっくり休んでから 此処に来て貰いたい いいか」


「解りました ライラックとして参ります」

 退出後配達の報償金を受け取り、酒場で慰労会をして家に戻り眠りに着いた

 朝食時に

「リーナ 後10ギルド支部に 成りましたね 残りも 民の為の 仕事

しますよね?」


「わたしは勿論する予定ですが アリスとカズトの意見を聞かせて」


「わたくしは リーナの矜持に惚れ込んでいるので 止めると

言わない限りは 此のままですわ」


「俺は リーナについて行くよ なら決まり 次の町はサレルノだな

今日と明日は 色々用意しながらゆっくり休んでいような」


 3日目に旅支度をしギルドマスターに面会を求め執務室で

「ライラックに何か話が有ったようですが・・・」


「お前達の向かう方向の町に エアフルトが有るだろう」


「確か一番帝国に近い所ですわね」


「そうだ まだはっきりしていないのだが 支部からのCランク以上の

依頼がこの2ヶ月無いのだ 今までは月に1件は確実に有ったのだが」

「それでエアフルトの調査依頼を出したい Bランク依頼だが

報告内容によっては 上がる場合有りで 良いか」


「調査依頼を 正式に発行して貰えれば 問題無いです」

「それでエアフルトに常駐している冒険者が 対応している事はないのですか」


「把握しているのは EとFランクだけだ」


「今の話だと 解らない事だらけですわ リーナ 何時もの様に民の手助けして

最後にエアフルトに向かいましょう」


「アリスの言う通りにしよう 情報を集めながら 向かうのが良いかも」

「エルヴィス殿 今の所用心をするしか言えません でも何かしら

分かりましたら 報告致します」


「ライラック注意して 行きたまえ」

 退出し最初の町サレルノに向かう

サレルノとクロトーネとでは各2つ開拓をこなして、分岐の町チェスハント

に到着、此処では3つ有り開墾が2つ道を作る土木工事が1つ有り

 4人での道作りは、横1列に並んでのアースで整地、アースロックで舗装する

半日で終わり村民は驚いていたが、わたし達も結構楽しんでいた


 エルダの方向に向かい スラティナ・リースタル・エルダの合計4つの開墾を

して、分岐の町チェスハントに戻り、酒場の個室で打合せをする

「此処までは 問題は無かったよね」


「道作る土木工事は 半分以上遊びみたいに面白かったわぁ~」


「フフ アリスったら でも 開拓も 大分慣れましたね」


「どこの村でも終わったと報告すると 笑顔がいいな 俺この仕事

凄く遣り甲斐を感じる」


「カズトー 北に行くほど農業って穀物が多くなるよね」


「そう学校で教わった アハハ 思い出した俺とリーナは学年で

1位2位を争っていたなぁ~」

「俺とリーナは ブリストルでは頭良かった方だぞ」

 アリスとアルフは苦笑し、リーナは

「馬鹿」

 て言いかおを赤らめていた 

「あぁ~ 話が逸れたな リーナの言う通りだが 俺が感じたのは

オールドバリーより貧しく思えた所だな」


「わたしの所は 果物と木の実だけれど食べて行けてたね」


「わたくしの受けた教育でも 穀物は一番儲かるはずでしたわ」


「もしかして 農家から 強制的に 穀物が 抜き取られて いるのかも

しれない」


「ここら辺の村からだと かなり影響が有るって事だよね」

「貧しい理由が何なのか 次のヴェルス テトヴォ ヴォロスでそれと無く

調べてみよう」


 3つのギルド支部では、Cランク以上の依頼は月に数個本部に出している

事で、村の依頼は合わせて8個有り順番に終わらせていき

 ヴォロスで最後の村の依頼が終わり、酒場の個室で食事を取りながら

打合せを始める

「わたくしが感じたのは 同じ規模の小麦農家が エアフルトに近くなると

貧しい みすぼらしく? 見えました」


「今日 村の依頼 終わった後 リーナとカズト 暫く 居なかったよね」


「うん 農民さんに尋ねていたの 元々本当の農民だから 農作物の話を

していたら 此処だけの話として 小麦の2割を村長が上納として 取って

行くのだと その小麦は何処に行ってるか分からないそうだって」


「俺が気になったのは 村からエアフルトに定期的に荷車が出ているそうだ」


「そうしますと エアフルトのギルド支部も怪しいし 町長も何か噛んでいる

かも知れませんわね」


「次の町には用心深く行動しようね 何となく帝国の影が感じられるから」


 翌日は1日休み、2日目にエアフルトに向けて移動し、ギルド支部を訪問し

一通りの挨拶をしてから退室し酒場で話し合い

「ギルドマスターと話してみて 何か感じた事有った?」


「わたし 鑑定で見たけれど 特別強い訳では 無かった」


「俺も会話した感じでは 悪人と思えないが ライラックとして会っているから

猫被っているとしたら 凄い玉だな」


「わたくしも 犯罪の片棒を担ぐ様には 見えませんでしたわ」


「もう少し町の人から 此処のしきたりや風土を調べた方が良いかも

何時もの依頼が有れば それもしながらね」

 翌日ギルド支部に行ったのだが、朝なのにロビーには誰も居ない

ギルド掲示板に、3つの村から開墾の依頼が有ったので、受けて

仕事をして行き、最後の依頼も終わりエアフルトに戻る


 ギルドにて今回の最後の報償金を受け取り、酒場で打合せを始め


「やっぱりおかしい 今まで開墾が終わると 村人は笑顔でライラックを

送り出してくれていたのに 目も合わせてくれない」


「わたくしも 村長に開墾の終了報告した時 無言で依頼書にサインして

突っ返してきたの かなり不愉快でしたわ」


「わたしが 感じたのは 農作業より 別な事に 気を取られて いる様に

感じた」


「俺は 農作業1つ見ても 形だけ作業している風に見え 村人は一生懸命

仕事している様に見えなかった」


「良く分からないね ギルドで討伐クエストをしながら 暫く滞在して

情報収集かな」

 翌日ギルド支部のロビーに入ったら、10人くらい冒険者の様なのが

居たけれど雰囲気が・・・

「リーナ おかしい全員用心しろ」

 依頼掲示板を見ながら様子を窺うと

「今 鑑識で 見ましたが 冒険者が居ません」


「わたくしも 此方をチラチラ見ているのが 感覚で解る程ですし」


「みんな 1つ討伐依頼を受けて様子を見ましょう」

 受付嬢に討伐依頼カードをだし、パーティとして受けてギルドを出て


「流石に付いて来て居ないみたいね 依頼をして行けば何か解るかも」

 簡単に依頼を終わらせ、ギルド支部に報告と、報償金を受け取り

依頼掲示板を見て

「なぁ 討伐依頼もかなり長い間 此処に貼られているみたいだな」


「おかしいですわね 開拓依頼ならいざ知らず 討伐依頼では」


「朝と 同じ人物は 見当たらない ね」


「ギルドマスターに面会して聞いた方がいいね 明日みんなで行こう」

 翌日ギルドマスターと話して分かった事は

「驚きましたわ 3ヶ月前から登録していた冒険者が居ないって」


「だから 討伐依頼の 依頼書も 古いのが 多かったのね」


「普通冒険者は他の地域に行く時は 登録しているギルドに 転籍か出国の為の

挨拶して行くもんだよな」


「デイストールの様に最悪も考えられるから 暫く討伐依頼をしながら

様子を探りたいけれど 良いよね」

 皆頷いてくれ、午後は討伐して報償金を貰い

「みんなー 繁華街を見に行こぉー」

 着いたのだが

「様子が変 活気が 無さすぎ」


「此処の酒場で 地元の人に聞いて見るしか無いな」

 繁華街の夕方の時間の酒場なのに

「こんなに客が居ない酒場は 俺は見た事がないぞ」


「テーブル席で食事しながら 観察しようか」


 暫くして冒険者風が5人来て、飲みだして色々鬱憤が溜まっている様で

大きな声で話始めた


 俺は酒の入ったジョッキを持って立ち上がり、

「お兄さん方 面白そうな話しているね 此処の酒代持つから 教えてくれる?」

 給仕に酒と魚を注文してから

「兄ちゃん気前がいいな いいぜ話してやるぜ」

「実はな 5ヶ月位前に不気味な魔法使いが来て 新興宗教を立ち上げたんだよ」

 別の男が

「信者を集め始めたのだが その集め方が凄くエグイんだよ」


「ほう どうエグイのだ?」


「反対する者には 神罰が落とされると言ってな 特に冒険者が最初に神罰に

当てられて 腕や身体が紫色に変色して 何人も悶え苦しんで 死んだのさ」

更に別の男が

「それから 町人と村人にも被害者が出て 表立って反対者が居なくなった時に 

その魔法使いが 神聖宗教 ブラック・セイクリッドの教祖を名乗り

貢物を要求し始めた」


「だからこのエアフルトと 管轄している村は 疲弊して貧しく成ってな

ヴォロスとの辻馬車も もう運航されていない・・・」

 別の男が

「此処から王都方面の町にも 影響を及ぼして居る様だ」


「お兄さん その魔法使いで教祖の名前は 何て言うの」


「黒聖女と言うよ 言っとくが恐ろしい女だぞ」


 給仕に更に、酒の魚と酒を1杯づつ振る舞い、飲み代を支払い戻り

「今の話聞こえていたと思うが かなり根が深い問題だと思う」


「その黒聖女は 恐らく 黒魔法使い ですね」


「今後 一番強いアリスの魔法に期待すると思います 呪詛の解除は

掛けられた倍の力が必要です」

「アリスが遅れを取る事は無いですが 万が一を考えてのサポート体制を

取りますが 良いですよね」


「勿論だ」


「はい サポートします」


「なぁ さっきの冒険者風との会話 神聖宗教の手の者に聞かれていたかもな」

「冒険者が最初に消されたと言っていたから ギルドで討伐クエストしている

俺達が冒険者だと知られているし」


「そうですわね 今夜辺りに刺客を差し向けて来るはずですわ」


「夜襲有るだろうな 冒険者の装備を付けたままで 武器は手に届く所に置いて

寝た方が良いな」

 酒場には宿屋が併設されて居なかったので、この町の湯屋に行き

其処に宿を大部屋で取り、雑魚寝してたら夜中に襲撃を受けた


 刺客は6人で襲って来て、3人を捕らえ、残りは逃げて行く

気絶させていたから、3人に弱いライトニングボールを放って意識を取り戻させ

「わたくし達を襲うとは 良い度胸していますわね リーダー 殺して蘇生する

実験台にして宜しいかしら」


「わたし達 ヒールは良くするけれど 蘇生はした事無かったねー

うん やってみたいな まぁ 失敗したら遺体を完全に燃やして

灰も残らない様にする 実験に使えるしねー」

「でも蘇生ってスキルにあったかなぁー」

 イスに縛り付けている3人にカズトは寄り

「お前ら 俺達を舐めていると 本当にされるからな 覚えとけよ」


「君達 質問に 答えれば 実験はされないよ 解ったら 頷いて」

 3人は頷かないでいたが、リーナが手にライトニングボールをチラつかせて

「どうして わたし達を襲ったのかなー」


「俺たちは 神聖宗教ブラック セイクリッドの信者だ だから喋らない」

 黙って1人にライトニングボールを放った

「どうしてわたし達を襲ったのかなー」

 黙秘していたので2人目にもライトニングボールを放っち、少し強い

ファイヤーボールを手にチラつかせて

「サブリーダー 脚を黒焦げにするなら 火の方が良いかなぁー」


「そうですわね 黒焦げよりアースロックで岩を作り落として ペシャンコの方が

見た目のダメージは 多いかもしれませんわ」

 カズトが1人をイスから床に仰向けに寝かして

リーナは空中に大きな岩を生成し

「どうして わたし達を襲ったのかなー」

 まだ黙秘していたので岩を脚の上に落とし、悲鳴を上げて気絶

残りの2人は失禁して、反抗する意志をを無くした様だ

「もう一度聞くねー どうして わたし達を襲ったのかなー」


「俺達は 教祖 黒聖女様の命令には 逆らえない 逆らえば 呪いが掛かって

苦しんだ挙句 死ぬしか無いんだよ」


「実際 何人も呪いにより死んで居るからな」


「ふ~ん そうなんだー じゃあその黒聖女は 何処にいるのかなぁー」

 再び黙秘したので 2人目の脚を潰した、1人目の脚はハイヒールで直して有る

「言います 町の外れの元教会が有った所です」

 2人目の脚もハイヒールで直した

「でも捕まった時点で 逃げた仲間が報告していますから どっちにしても

戻れば消されますわよ」


「変な忠誠心持っていても 黒聖女は助けてくれないよー 質問に答えて

楽になりなさいねー」

「何で 黒聖女は エアフルトに来たのかなぁ―」


「此処を拠点にして 王国の中に居る 不満分子を集めるって話だっだ」


「そいつらの食い扶持として 貢物を集めている」


「黒聖女は 神罰で狂い死にだけなの? 貢物を沢山寄付する者に対して

助命の嘆願を 叶える事はしていないのー」


「有るぜ 有力者に軽い神罰を与えて 大量の貢物と引き換えに

命乞いする 金持ちには そうした話が有ると言うのを

聞いた事は有るがな」


「今 神聖宗教 ブラック セイクリッドの信者って どの位の人数なのー」


「50名に満たないと言われている・・・ 町民も村民も怖がって教会には

行かないからな」

「全部話したから もう良いだろう」


「わたし達を襲わないと誓えば 解放しますよ 誓いますかー」

 3人とも頷いたので解放し、暫く話し合いをした

「わたくしは 今の話からすると 黒魔法と白魔法の大魔法使いが

2人居ますわね」


「リーナ 黒魔法は俺たちに対処出来るのか」


「呪詛だよね 前にも話したと思うけれど 2倍以上の浄化で消せるねー」


「やはり 熟練度が 物を言う のかしら」


「ならわたくし達を 超えるスキル持ちが 居るとは思えませんわ」


「ブラック セイクリッドの信者共々 全員最初に鑑定で決まりだな」


「わたしは アリス アルフ カズトの無事が一番なの だから

油断しないで行こうねー」

 それから朝まで睡眠してから、いよいよ町の外れの元教会に向かう

「此処からは 縦2列で行くよ」

 元教会に着いたら、信者がわらわら湧いて来たが 鑑定したら本当に雑魚ばかり

4人のパラライズで全員気絶させてから、元教会の入口に立ち

「入ったら鑑定して弱かったら 捕虜にする事も考えて」

 《了解》

 元教会の扉を、ファイヤーボールで破壊して、20名位居て鑑定したら

剣と槍と斧と短剣等で、称号付きは2名だけ

「奥にいる2人が 黒聖女と白魔法使いですわね 熟練度70と40

+付きでは無いから 問題はなさそうですが・・・」

「黒魔法 見た事が 無いから 防御 出来るかな」


「みなさん 白魔法使いは わたくしが戦いたいので宜しいでしょうか」


「何故なの アリス」


「職業鍛錬所の魔法の同期生 名前は ポーラ ティレット 民を苦しめる

黒聖女と行動する程 落ちぶれて居るから 送ってあげたいので」


「良いよ 殺りなさい」

 取り巻きが襲って来たので、リーナと共に行動不能にして行った時

嫌な予感が感じられて

「リーナ 戻れ」

 俺は咄嗟に、アリスの前に立ち塞がり、腕で防御態勢を取ったが

黒聖女の攻撃が腕に当たり、意識が飛んだ

「カズトー アルフ カズトを見てて」

 絶叫が響き渡り、乱舞切りとファイヤーボールを乱射しながら残っていた者を

全て屠り、遂に黒聖女を素手で攻撃し始めた


「ポーラ ティレット 卒業以来だけれど ぜいぶん落ちぶれたわね」


「アリス ホーネット お前はSランク冒険者に成って ちやほやされて

良い気分だったよね わたしはパーティ組めば騙され オーバーフロウの

真っ只中に放り出されたり そんなのばっかりだったわよ」

「だから楽して儲ける事を 考えたっていいじゃない」


「だから他人を 苦しめても良いと思ったの?」


「ああそうだよ 弱い奴は搾取されるしか 生きている意味が無いからね」


ーーーああ もうダメですわね わたくしの手で殺りましょう

ーーーリーナもこの気持ち味わったのですね

ーーー苦しむ間を与えないで 天国に・・・


「ポーラ ティレット全力で わたくしに立ち向かって来なさい」

 4つの魔法の乱れ撃ちをして来たが、アリスは同じ魔法で威力を相殺して行き

「それが全力ですか ならわたくしから 行きます」

 全力のファイヤーウォールを筒状にして撃ち、ポーラ ティレットは

一瞬で灰に成って消えた


 リーナは黒聖女に素手の対人戦で、四肢を使えなくして黙らせてから

カズトの元に駆けつけて

「カズトー 怪我はどうなの 返事して」

 カズトは苦しそうな息をして、気絶していた 

「わたし1人の 浄化魔法では 2倍に達しなくて 今は 呪詛が

酷く成らない 様に するだけで精一杯」


「アルフ魔力はきつくなっていると思うけど 3人で浄化魔法を同時に

掛けよう アリスも良いよね」

 《もちろん》

 3人の浄化魔法は威力は凄まじく、カズトの腕に広範囲に広がっていた

呪いは、綺麗に消えてカズトは安らかな寝息を立て始める

「アリスは心が強いね わたしと同じ気持ちを味わったはずなのに でもね」

 立ち上がって、抱きかかえて

「同期生を 手に掛けた時は 泣いても良いのだからね」


「うん ありがとう」

 アリスも静かに泣いていた

 暫くしてから

「アルフ わたしと一緒に後始末手伝ってくれない?」

 教会が半壊する程の魔法攻撃で、外に居た信者は、リーナとアリスの戦いの

流れ弾に当たって死んでいる

 生き残っていたのは黒聖女だけで、腕だけヒール掛けておき

身分証明書は黒聖女と一部の者から回収出来たが、ポーラ ティレットのは

回収出来なかった

 遺体等は、何時もの様に処理し、ギルド支部に戻り罪人の引き渡しと報告を

したが、何故ギルド本部にCランク以上の討伐依頼を出さなかったのかを聞いたら


「黒聖女の監視が有るので 依頼を出さなければ 何か有ったのだろうと

ギルド本部に伝わると思ったからだ」


 罪人の身分証明書はギルド本部からの依頼の為、提供出来ないと伝えて

明日王都に向かう事とし

 王都 スターリングに17日で着いて、エルヴィス・ドランスフィールドに

面会を求め直ぐに執務室に通された

 直ぐに真贋水晶の用意をさせてから報告を始める


「これが 反乱の首謀者の1人とこの国の者のギルドカードです」

ドランスフィールドはカードを見た途端

「この1枚は 帝国発行のギルドカードじゃないか」


「そのカードの持ち主が 黒聖女と言う大魔法使いの黒魔法 所持者です」

「それと アリスの同期生大魔法使い ポーラ ティレットの2人が

神聖宗教 ブラック セイクリッドの指導者です」

 全て真贋水晶は緑色に光っていた、アリスに目配せし


「わたくし達が聞いた話では 王国内の不満分子を集めて内乱か 王国の

帝国よりの領土の略奪 等を画策していた節が有りました」

「不満分子の食料確保の為 テトヴォからエアフルトまでの村から 神聖宗教に

貢物として徴収していた様です」

「まず 反対するであろう者達の排除の為 黒聖女はエアフルトの冒険者と町の

有力者に呪詛を掛けて 悶え死なせたそうです」

「アメとムチで懐柔して エアフルトを拠点にしようとしていました」

 アリスの報告でも緑色に光ったまま


「わたし達も前日に 刺客に襲われた為ブラック セイクリッドの拠点を急襲し

黒聖女以外は倒し 壊滅に追い込み犯罪者としてエアフルトのギルドマスターに

引き渡して依頼を終わらせました」

 リーナの時も緑色で


「何故 1人以外は死んだのかね」


 リーナは辛そうに

「最初は捕虜にする予定で攻撃していたのですが カズトが呪詛の攻撃を受けて

倒れてしまったからです」

「その後の事は あまり記憶がはっきりしていないの 黒聖女だけは捕まえる

と言う気持ちだったのは 覚えています」

 真贋水晶は緑色のまま光っていた


「ライラックの報告と証拠の品 確かに受け取った 話の内容からして

依頼ランクは変更が有ると思う」

「報償金の支払いは ランクが決まったらになるから 少し待って貰いたい」


 退室して酒場の個室を取り食事を始めた時、アリスが立ち上がりカズトの

傍に行き、深々と頭を下げた

「おい アリス何のつもりだ?」


「黒聖女の呪詛攻撃から わたくしを守ってくれて ありがとうございます」

「どうして わたくしが狙われていると 解りましたの?」


「リーナと共に切り込んで行った時 黒聖女が俺達を見ていなくてな

もし鑑定が使えるとしたら 誰が一番の脅威になるか 考えると

メインスキルが大魔法使いのアリスだろ」

「黒聖女が手をアリスに向けようとしたから 直感でアリスの前に飛び出した」

「これが顛末かな」


ーーーカズトって良い男じゃない

ーーー自然に 立ち振る舞えるってのは・・・女殺しだよー

ーーーわたくしの心 持って行かれちゃったなー

ーーーでも リーナが居るから この心は封印しないと


 アリスは席に戻り 食事をしながら

 リーナが

「今回の 反省会をします わたしの我儘から始まった 民を助ける旅で

メンバーに多大な危険に遭わせた事 ごめんなさい」


「リーナ わたしは もう家族だと 思っています だから決して

我儘だとは 思って いません」


「確かに俺は死にかけた様だが アルフ リーナ アリスが全力で解呪

してくれたのだろ それだけで良いんだよ 気にするな」


「わたくしは 農民さんの暮らしを体験し 民草の生活の大変さを知った事が

良かったと思っています」

「だから我儘だと思わないで下さい」


リーナはまた涙ぐみ、俯いている

「リーナ 誰もお前を責めていない でもな辛い時は

俺 アリス アルフを頼れ 良いな」


「うん ありがとう」

 雑談をしながら夜も更けて行く

今回の報酬金は、Sランク依頼に格上げされて、1週間後に支払われた。

 王国内のギルド支部巡りも終わり、ギルド本部を訪れていたら、

エルヴィスに執務室に来る様に言われ

「ライラックに 指名依頼を出したいのだが」


「依頼内容はどの様な物でしょう」


「君達なら簡単な討伐依頼だ 魔物はビッググリズリー 1匹だ」


「それなら Aランクパーティでも討伐可能でないの

何故私たちに依頼したいの?」


「グロッセートの管轄する村に出てな 被害がかなり出ている上に

SからAランクの冒険者は 全て遠い所の依頼している最中なのだ」

「Aランク依頼だけれど 受けて貰えないか」


「みんな この依頼受けて良いかな」

 みんな頷いてくれ、退室後必要な糧食や属性矢を買い込み翌日出発した


 村長に話を聞くと、草花を主に作っているが、芋畑は自家用に作付け

しているとの事で、魔物は池と芋畑の所に良く出ると言うので、直ぐに行くと

「居たわね ビッググリズリー かなり広範囲に畑荒らしているし・・・」


「鑑定したら このビッググリズリー レアモンスター A+ 体力強化

15歳メス だね」


「なぁ 奥の灌木の間に もう1匹いるよな」


「居ますわね 畑に居るのを速攻で倒さないと いけませんわ

わたくしが見たところ 17歳ノーマル オス つがいですわね」


「横1列の近接戦闘かな アルフは目を次にアリス大きいの撃ったら

わたしとカズトが切り込むね」


「解りました 目を 潰します」


「では討伐開始」

 打合せ通りに攻撃し、心臓にリーナの一突き、カズトが首を切り落として終わる

もう1匹がこちらに気づき襲って来たが、同じ様に討伐は終わった

「魔石回収したら 村長に報告しようね」

 報告後、荒らされた畑の話をしていたら、村長が

「もう あの畑は汚染されているので 数年は使え無い・・・」

 リーナは仲間の顔を見ていて

「仕方ないですわね 手伝いますわ」


「わたしも です」


「リーナ 解ったから 目で物を言わないでくれ」

 本人は微笑んでいるし

「村長さん わたくし達が汚染を取り除いてあげますわ 明日その作業に

入りますね」


「わたし達は グロッセートに戻り明朝また来ます」

 翌日、畑を4人で浄化してから耕して整地し、最後の挨拶を村長する為

向かったら、村人全員が見送りに来ていた

 王都に戻り報酬金を受け取り、酒場で何時もの反省会をし

「普通のクエストしても 魔物が暴れた後は被害が結構有るのだな」


「わたくし達くらいでしょうね 討伐後の後を見ているのは」


「普通 冒険者は 討伐したら ギルドに戻って しまうから」


「此れからは 魔物が破壊した所までとします それ以上の事はギルドに

依頼出して貰う様に 話しをしようと思う みんなー 良いかな」


「歯止めを決めたから 仕事がやり易くなるかな アリスもアルフも

良いよな」

 《2人は頷いていた》

 その後討伐依頼を受けて、その後の後始末もする形で

BクラスからSクラスの魔物討伐して過ごし、仕事との間は3日休みを

取るようにしていた

 仕事が無い日には半日、体術と対人戦の修練をしてから、湯屋で身体を休める

その繰り返ししてたら、ライラックは(民の救世主)と呼ばれる様になる。

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