第97章
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オレガド-ヘイレン国王は「開かずの扉」での兄ジョシュアとの確執を今度こそ取り除くべく、彼のいる医療施設へと再び足を運びます。ケセラがエーデルワイスの媚薬によってあちらの世界の様子を伝えるべく旅立った今、母ナディア、ザマンサ及び皇后様も連れ立って口を閉ざしたジョシュアを見守ることにするのでしたーーー
ヘイレン国王「お兄様、また来ましたよ!今日は顔色が良さそうだね。実はね、折行って相談なんだが……」
兄ジョシュア「き、君は誰だい?君と話す理由が僕にはわかないんだけど……」
ヘイレン国王「まあそう言うなって、ちょっと聞いてくれないか。実はね、こちらにいらっしゃるパリピメロン家の関係者達が、お兄様が小さな頃「開かずの扉」の中から旅した世界へと連れ去られてしまったんだよ。その世界はどうやらパリピメロン家に代々伝わる「呪い魔法のダイアリー」の中のワールドではないか、と思っているのさ!」
兄ジョシュア「何だって?パリピメロン?「開かずの扉」だって……ん?ヘイレンではないか、こんなところで何してる?」
ヘイレン国王「お、お兄様!やっと記憶を取り戻したのですね!さぁこうしてはおられません。早速「呪い魔法のダイアリー」の中のワールドに連れてってください。」
兄ジョシュア「弟よ、そう言ってもなぁ……僕が小さな頃に行ったあちらの世界は、それはそれは恐ろしいところで、モンスター達がウヨウヨいたからね。良いお年の君達に何かあってはいけないからあまりお勧めはしないよ。」
ヘイレン国王「それは承知の上でお願いしたいんだ。どうしてもパリピメロン家の謎解きが必要なんだよ。ほら、こちらにいらっしゃる皇后様や娘のナディア様、そして今そちらの世界へ向かったばかりのケセラと代々が今まで苦労して古文書を漁っても中々謎解きを叶えられなかったのでね。それを叶えてあげたいのさ。」
兄ジョシュア「なるほど。だがね、これはきっとパリピメロン家にとってつらい事が多い旅になるかもしれないよ。それでも良いのかい?」
皇后様「ジョシュア様、そんなにつらい事など無いわ。普通の人なら耐えられないようなつらい思いは今迄の人生の中で沢山味わって来たけれど、逆に楽しんでいましたからね!さぁ、連れてってくださいな。」
そして王家とパリピメロン家の切実な思いが高貴にも一致したのであった、yeah!!
///to be continued!!!☆☆☆〜〜〜




