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第7章

 ターシャはお母様である王女メチルの失踪に、まさか自分の立場が関係していることなど噂に聞くまでは知らされていなかった。






 嘆いているそんな自分達を侍女ミッチだけが、優しい言葉で包んだのだった。







 それから間もなくターシャは自然の成り行きなのかミッチと親友関係となり、何と共にお母様探しの旅に出るのでしたーーーー







 この状況を知った国王は酷く落胆し、家族の安否を心配するあまり、遂には寝込んでしまったのでした。







 そんな中、ターシャとミッチは本来の目的を忘れてしまったかのようにお母様探しの旅を満喫してゆくのだった。







 国境近くの海岸線に連なる真っ白な浜辺に降り立つと、一杯に潮風を吸い込んで旅の疲れを癒やす。







 夕暮れには夕陽が眺められる高台のリストランテでディナーを嗜む。








 遥か水平線の先に浮かぶ島々に未来の希望をどこまでも馳せてゆくのてあった。










ー☆ー☆ー☆ー





 ターシャとミッチは美しい海岸線でのディナーを楽しんでいる最中、彼らの冒険はさらに興奮を増していきました。









 夕陽が水平線に沈む瞬間、ターシャはお母様を思い出し、新たな手がかりが見つかるかもしれないと感じました。









ー☆ー☆ー☆ー





 島々への旅に出発したターシャとミッチは、次第に新たな仲間を得ていきました。








 彼らの情熱的な探求心とお母様への深い思いは、島の住民たちに感銘を与え、手助けをしてくれる人々が現れました。



 




 その中には、古代の伝説に関連する情報を持つ賢老人や、お母様の謎を解明する手がかりを提供してくれる若者もいました。







 しかし最終的にはこれといった判断材料に乏しく、この時点では、母の即席を辿る道しるべとなるものは見つからなかったのでした。










ー☆ー☆ー☆ー





 一方、国王はまだ寝込んでおり、彼の心配する一方で、彼の側近たちは王国の平和を守るために様々な決断を下さなければなりませんでした。







 国王が回復することが、この国にとって重要な展開となるのは誰もが承知していました。






 ターシャ、ミッチ、そして島々の新たなる仲間たちは、未来の希望を胸に王女の謎を解明し、王国に平和をもたらすために冒険を続けると結束しました。







 新たな出会い、謎の解明、そして困難を越えながらの旅は、次第にエキサイティングな展開を迎えることでしょう。











ー☆ー☆ー☆ー



ターシャはミッチに興味津々で相談を持ちかけます。







「ミッチ、この旅でお母様を見つけるためにどのような手がかりを探していると思う?」







ミッチは微笑みながら答えます。







「ターシャ、私たちが島の住民達から集めた情報によると、お母様は島々の中で何か大切な秘密を守る使命を担っているような気が何故かするんです。


 そして私たちの新しい仲間たちとの協力によってその秘密を解明し、彼女の手がかりを見つけるつもりでいます……」







 ターシャはミッチの言葉に希望を感じながら、彼女とともに新たな冒険に身を投じます。










ー☆ー☆ー☆ー



その頃王女メチル達は隣国オレガド王国に住む女学生時代の親友ザマンサに早速迎え入れられるや、ティータイムを過ごしている。









 爽やかな高原のそよ風が頬を拭う。





 パステルカラーに彩られたマカロンを摘み、アールグレイで流し込みのがこの頃の日課となっていた。





 するとザマンサか切り出す。






「アンタも変わんないねぇ、それにしても大分置き楽なご身分だこと!」







「何よ貴方こそそのお腹、中々の貫禄よね!そこまでなるには相当お気楽じゃないと成れないわよ、フフッ!」







 王女メチルと彼女の親友ザマンサは、高原でのティータイムを楽しんでいました。






 ザマンサはメチルに微笑みながら言います。






「アンタも変わらないわね、それにしてもあの国王の束縛から逃れて、随分贅沢な時間を過ごせる身分になったわね!」






 メチルは嬉しそうに応えます。







「まあ、お互い様よ。でも貴女も立派になったわね。それもこれも今までの苦労のお陰ね。」







 二人の友情と笑顔が高原に広がり、遠くの山々もその幸せな瞬間を共有していました。










ー☆ー☆ー☆ー





旧知の仲の二人がはしゃいでいる様子を静観していたメチル王女の気まぐれに付き合わされた形のアーサーとベルリーナが二人をよそにカウンター席で何やら話し込んている。







「しかしお母様も何も家出までしなくても良かったんじゃないかしら?

 私がお母様の日記を盗み読みしたのはほんの一部の内容だけだから、もしかしてもっと重要な内容が隠されているんじゃないかしら?」







「そうだな、僕もターシャの事しか内容を確認していなかったけど、お父様のことはお母様が勝手に自分で暴露したものであって……

 というかあの日記、家出したんだから、当然お母様の荷物の中に入っているはずじゃないか?」







アーサーとベルリーナは静かにティータイムを楽しんでいるメチルとザマンサを気にもせず、カウンター席で尚も話し込むのでしたーーーー







アーサーは考え深げに言います。「確かに、お母様が日記の中に重要な手がかりを隠している可能性はあるわね。

 それに、お母様の日記は彼女の思考と感情が詰まっているはずだから、何かしらの手がかりがそこに隠されているかもしれない。」







ベルリーナは頷きながら返します。







「そうだね、それについて考えてみる価値はあるわ。そして、もしかしたら日記がお母様の荷物の中にある可能性もある。それを見つければ、さらなる謎が解けるかもしれないわ。」






アーサーとベルリーナは、お母様の日記を探す決意を固め、新たな手がかりを求めて冒険を続けることを決定しました。






アーサーとベルリーナは決心を固め、お母様の日記を見つけるための探求を始めました。






 

 彼らはまず、お母様の日記が隠されている可能性のある場所を考え始めました。





アーサーが提案します。 





「お母様は日記を大切に保管しているのだから、彼女の寝室を調べるべきだね。」






ベルリーナは頷いて言います。






「その通り。彼女の部屋には旧友との多くの思い出が詰まっているだろうし、日記もそこに隠されている可能性が高いわ。」








そこから彼らは、ザマンサから借りているお母様の部屋を丁寧に探し始めました。






 元々ザマンサが幼少の頃から使っていたこの部屋の古い引き出しや写真アルバム集の中、本棚の裏側など、あらゆる場所を徹底的に調査しました。







 そして、思いがけず呆気ないほどに日記を見つけた瞬間がやってきたのでした。







そして遂に二人は日記を再び発見したのでした。







 恐る恐る見開きページをめくる二人。信じがたい事にそこには未だかつて見たことのない光景が展開されていたのです。







 何と言うことでしょう……だってそのページには自分達3人が岸壁から海に飛び込むという末路が描かれていたのですから……







アーサーとベルリーナは困惑し、驚きのあまり言葉を失いますーーーー







 先日この日記はまるでターシャの未来を示唆しているかのようであって、それがどのような意味を持つのか理解することは容易ではありませんでした。







 彼らはこの未来の予知のような内容に対して、どのような行動をとるべきかを考える必要がありました。













///to be continued!!!☆☆☆






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