第42章
ジュズッピはハンクスとミッチがこちらの世界で幸せに結ばれた事にいたく感動していました。
そしてハネムーンに旅立った二人を送り終えると、ハンクスの母親ザマンサの沸かしたコーヒーをすすりながら、かつての邪心をついに清められた影響なのか、今の心境を語るのでした〜〜〜〜
「ザマンサ、良かったね。君も幸せものだなあ。ついでにワタクシとお付き合いなど如何でしょうか?」
すると唐突なジュズッピの言葉に動揺するザマンサは目を丸くするや、コーヒーカップをカタカタさせながら震え始める。
「あ、あのぅ、嫌だわこんな所で…ほら貴方が変なこと仰るからみんなが見てるじゃないのよ!」
そう言うや、キッチンの奥へスタスタと隠れてしまった。
これには逆にジュズッピか驚き、ちょっと冗談のつもりだったのに動揺されたことが、かつての初恋の彼女とのドキドキ感を思い出して、思わず頬を赤らめてしまうザマンサ。
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そんな不協和音の中、ザマンサの大型帆船でザマンサ、ターシャとヒッポ君、シャーマンで島の酋長ジュズッピの皆でクルージングに出港して思わず良い雰囲気になるのでしたーーーー
ザマンサは帆船の甲板で風を感じながら言う。
「あなたたち、本当に最高の時間を過ごしているわね。この海の青さ、風の匂い…すべてが夢のよう。」
ターシャも気持ちよさそう。
「そうね、ザマンサ。こんなにリラックスできる場所はなかなかないわ。でも、ちょっと見て、あの海鳥が何かを運んできているみたい。」
ヒッポ君: ほら、本当だ!なんだろう、あれは?
シャーマンジュズッピ: (神秘的な笑みを浮かべながら)その海鳥は、私たちに何かを伝えようとしているようだ。
もしかしたら、この島に近づいているのかもしれない。それじゃあ、船を進めてみようか。新しい冒険が待っているかもしれない。
船はゆっくりと進み、やがて小さな島が見えてきます。
ザマンサ: ああ、この島はとても美しいわね。でも、何か不思議な雰囲気が漂ってる気がするわ。
シャーマン: そうだね、この島には何か特別なものがあるようだ。私たちは気をつけて、探検してみるべきだ。
ターシャ: それじゃあ、上陸してみましょう!新しい発見が待っているかもしれないし。
一同は船を降り、島を探検し始めます。すると、木々の間から島の酋長、ジュズッピが現れます。
ジュズッピ: おや、こんなところで再会するとは思わなかったな。みんな、ようこそ。この島は私の故郷で、皆さんを歓迎します。
ザマンサ: ジュズッピ、あなたもここにいたの?それに、こんなに素晴らしい場所に住んでいたなんて驚きだわ。
ジュズッピ: そう、この島には私たちにとって特別な意味があるんだ。君たちが来てくれて本当に嬉しいよ。
一同はジュズッピと共に島を探検し、新しい友情を育んでいくのでした〜〜〜
やがて夕暮れに差し掛かった頃、イケメンで色黒のヒッポ君が本当はずっとターシャの事を想っていた事をついに告白してしまうや、ターシャが照れくさそうに言葉を寄せるのでしたーーーー
ヒッポ君: (照れながら)ターシャ、君に言わなきゃいけないことがあるんだ。実は、ずっと君のことを想っていたんだ。
ターシャ: (照れくさそうに)えっ、本当?そ、そんなこと…実は〜私も〜ずっとヒッポ君のことを考えてたんだけど。
ヒッポ君: え本当?じゃあ僕たちはこれからも一緒にいることができるかなぁ……
ターシャ: もちろんよヒッポ君。今さら何よ急に改まっちゃって。でも私、そんなヒッポ君の言葉が嬉しいよ。しかもこんな素敵な場所で……
貴方とずっと一緒にいられるなんて…夢みたいよ。
ヒッポ君とターシャは手をつなぎ、海辺を歩きながら、幸せな時間を過ごします。しかしそんな幸せな時間が何時まで続くのかは、「呪い魔法のダイアリー」の持ち主である魔法使いの皇后様のみが握っているとも知らずに〜〜〜〜
///to be continued!!!☆☆☆




