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第27章

 その頃、メチル女王を救うためたどり着いた息子のアーサーはメチルからダイアリーを盗んだターシャの行方を突き止めようとしていたーーーー







「母上、どうやらここの島民の情報から、ターシャの行方はこの地図の……


 そう、此処ミケロッティ島にいるようです。彼女らはジュズッピという祈祷師が失踪したことで、ターシャの持っている「呪い魔法のダイアリーNo.0666」の内容を利用して手がかりを得たようです……」







 アーサーはメチル女王のダイアリーから得た情報を手掛かりに、ミケロッティ島に向かうのだった。







 彼は島に着くと、祈祷師ジュズッピの失踪とターシャのダイアリーの内容を調査し始めた。








ーー☆☆ーー


 島の住民たちはジュズッピの失踪が不気味であり、彼が何かに巻き込まれたのではないかと懸念していた。






 アーサーは島を探索し、現地の人々と接触して情報を集めた。






 始め彼らはターシャがダイアリーの内容を使って何かを企んでいるのではないかと疑っていた。






 アーサーは島の神秘的な洞窟に向かい、そこでターシャがダイアリーを使って暗黒魔術を習得しているのではないかと考えた。






 しかし彼女を見つける前に洞窟の奥深くでターシャの魔法の儀式を想像していましたが、誰も居た気配がありません。







 アーサーは母親メチルから授けられた、ダイアリーに記されていた呪い魔法の呪文を詠唱し始める。







 アーサーは困惑しながらも、ターシャの真意を理解するために彼女に近づこうと考えてみる。







 もしかしたら彼の気配が洞窟内で気付かれてしまい、ターシャは何処かへ逃げ出したのではないかと、彼は追跡を試みるが、彼女は巧みに姿を消したようだったーーーー








ー☆☆ーーー☆



次なる一手を考えるため、アーサーは島の住民たちに協力を依頼することにし、ターシャの行方を追う方法を模索し始めた。







 早速アーサーは島の住民を集め、ターシャの行方について話し合いました。







アーサー:「みなさん、ターシャがどこかこの辺りにいるように思うんですが。

 彼女はダイアリーを使って何か企んでいるようですが、その目的がわかりません。」






地元の漁師:「確かに、彼女は最近不穏な行動をしていたようです。でも、どこに行ったのかは全く分からないんですよ。」






島の神父:「もしかしたら、私がかつて見た予言が関係しているかもしれません。」






アーサー:「よ、予言ですか?その内容をお聴かせいただけませんか?」






神父:「予言によりますと、呪い魔法のダイアリーが持つ力を悪用する者が現れ、島を危険にさらすということでした。」






 アーサーは神父の話を聞いて暫くの間考え込みました。







 彼はダイアリーの力を利用して何かを企むターシャを止めるために、もっと情報を得る必要があると悟りました。






アーサー:「みなさん、もしターシャの手がかりを見つけたら、すぐに知らせてください。

 彼女の計画を阻止しなければなりません。」






 島の住民たちは協力を約束し、アーサーは再びターシャの行方を探るため、島のさらなる探索に取りかかりました。






 ダイアリーの中のミケロッティ島のターシャと侍女ミッチ、マーメイドのケセラ、祈祷師ジュズッピそして船長のヒッポ君は魔法使いのお祖母様に深々とお礼をし、ダイアリーの外の世界に戻る為の魔法をかけてもらう準備ができましたーーーー








ーーー☆☆ー☆



 するとマーメイドのケセラが慌てたような仕草で魔法使いのお祖母様の耳元で何やら囁き始めした。





 ようやく話し終わるや突如として魔法使いのお祖母様が皆に告げます。





「どうやら貴方がたが此処ダイアリーの中の世界に入ってしまったお陰で、このダイアリーの置いてあるミケロッティ島に向けてアーサーという人物が乗り出してきたようです。


 そしてこのダイアリーの場所をも、彼らは遂に知ってしまったようであります…


 ですから、貴方がたが今ダイアリーの外に飛び出してしまっては、鉢合わせとなって彼らに捕獲されてしまいますので、こちらの世界で暫く待ちなさい。」







アーサーは魔法使いのお祖母様の警告を受け止め、ダイアリーの外の世界に戻ることなく待機することにしました。






 彼はミケロッティ島に到着したときに、魔法のダイアリーがこの地にあることを知り、洞窟を目指しました。







 丘の麓にある洞窟に辿り着くと、アーサーは呪い魔法のダイアリーNo.0666とNo.0999を見つけました。






 ダイアリーは神秘的な力を放っており、彼の手には魔法のような輝きが宿っていました。







 アーサーはダイアリーを手に入れた瞬間、その強力な魔法の力に驚きました。







 同時に何と言うか重圧な責任をも感じました。






 彼はこれらのダイアリーが外の世界に持ち出されてしまうと、大きな災厄を引き起こす可能性があることを何となく理解していました。







 そこでアーサーは決意してダイアリーを持ち去る前に、これらの魔法の力が誰かの手に渡らないよう、ダイアリーを封印する方法を探し始めたのてす。






 洞窟の奥深くで、彼は古代の封印魔法の手法を探し出しました。







 丁寧に彼はダイアリーを封印し、魔法の力を封じ込めました。






 そして、その場所を絶対に誰にも明かさないよう、心に誓うのでした。






アーサーはダイアリーを封印した後、島民に見守られる中で無事に島を後にしました。






 彼はダイアリーの力が世界に災いをもたらさないように、その封印の場所を決して他者に明かすことはなかったのです。








☆ーー☆☆ーー



 ミケロッティ島からアーサーが母親の元へダイアリー2冊を封印し戻ると、メチル女王と旧友ザマンサはアーサーからダイアリーの内容を聴き出そうとしていた。






 するとザマンサはもしかするとダイアリーの中に、ターシャ達がいるのではないか、と気づいてしまったのですーーーー






メチル女王とザマンサはアーサーのダイアリーの話を慎重に調査し始めました。






 その中で、ダイアリーの一部がターシャ達の存在についての手がかりを示しているだろうことに気づきます。





ザマンサ:「メチル、その記述にターシャの名前が出てくるじゃないか。」






メチル女王:「本当だわ。それにケセラやヒッポ君の名前も書かれていららしいじゃない。彼らがダイアリーの中にいる可能性は高そうね。」







 アーサーもこの事実については驚きを隠せませんでしたが、封印したため、ダイアリーの場所は信頼する二人にも伝えませんでした。






 彼はダイアリーの中に人々が閉じ込められるような魔法があることを、以前にも聞いたことはありましたが、まさかそれが現実に起こったとは思いもしませんでした。






アーサー:「お母さま、ザマンサ、もしかしたらこのダイアリーの中に彼らが閉じ込められてしまっているのかもしれませんが、もう忘れてください。」







ザマンサ:「貴方は何を仰っているの?妹のターシャを助けたくはないの?


 でも、彼らがダイアリーの中に閉じ込められているならば、どうやって助ければいいのかしら?」








メチル女王:「私たちもダイアリーの中に入る方法を探さなければね。


 何かしらの魔法の力でその世界に入って、彼らを救出する方法を見つけるしかないわ。」








 ようやくアーサーを説得し、メチル女王、ザマンサ一行は魔法の力を使ってダイアリーの中に入るための方法を模索することになりました。







 果たして彼らはターシャ達を救い出し、ダイアリーの中の世界で彼らが閉じ込められている理由を解明するために動き出しました。











///to be continued!!!☆☆☆




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