表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

26/94

第26章

ケセラはターシャ達にある秘策を告げるのでした。






それは祈祷師ジュズッピが「呪い魔法のダイアリーNo.0999」の中に飛び込まれてしまった事で、彼女もダイアリーの中に入って彼を助け出すということでした。







皆はそれは危険だということで制止しようと試みましたが、ケセラの決心は硬い様子でした……






するとこのダイアリーを今や唯一解読できる侍女ミッチがジュズッピの居場所を探すように慌ただしくページをめくり始めました。



すると……





「あったわ、この文面によると、今ジュズッピはこのカロリナ諸島の無人島、ミケロッティ島に居るそうです。」









あくる日、再び大型帆船でカロリナ諸島の海原を航行していた船長ヒッポ君とその仲間たち、ターシャ、ミッチ、そして人魚のケセラは、突然の出来事に直面しました。








 ケセラは祈祷師ジュズッピが「呪い魔法のダイアリーNo.0999」に閉じ込められてしまった内容を、遂にダイアリーから見つけ出したと皆に告げました。







「ジュズッピはこのカロリナ諸島の無人島、ミケロッティ島にいるそうです!」







 と、ミッチが急いで発見した情報を伝えました。







 みんなはケセラの危険な計画を止めようとしましたが、ケセラは決意を固めていました。彼女はジュズッピを助けるため、ダイアリーの中に入ることを決意したのです。







「ダイアリーの中に入るなんて危なすぎるわ!」






 ターシャが心配そうに言いましたが、ケセラは不屈の意志で満ちていました。







 ヒッポ君は船をチャーターし仲間たちは準備を整えました。






 波の上を駆ける船の上で、彼らはジュズッピのいる島への旅に出発しましたーーーー








☆☆ーー☆ーー




 途中、彼らは海の生き物たちとの友情を育みながら、冒険の準備を進めました。






嵐に見舞われたり、謎の海底の都市を通り過ぎたりしながらも、仲間たちは団結し、ミケロッティ島に到着しました。







 ケセラは勇敢にダイアリーに飛び込み、ターシャ、ヒッポ君、そしてミッチは彼女を見守りました。







 ダイアリーの世界では、彼らを待ち受ける冒険と謎がいくつもありましたが、仲間たちは団結し、ジュズッピを見つけ出すために立ち向かいました。







やがて彼らはダイアリーの奥深くでジュズッピを見つけました。






 しかし彼を助けるには、ダイアリーの力と仲間の協力が必要でした。







 仲間たちは力を合わせ、ダイアリーの呪いを解く方法を見つけ出しました。






 ジュズッピは解放され、ダイアリーの世界から脱出することができました。







 みんなは安堵の息をつき、一緒にダイアリーから現実の世界に戻りました。







 ミケロッティ島を後にし、船は新しい冒険を求めて海へと航海を続けたのでした。






冒険の中で、仲間たちは困難に立ち向かい、絆を深め、新たな友情を築いたのでした。






 そして彼らの心には、次なる冒険への興奮が輝いていました。







 希望に満ちた未来へと向かって、彼らの航海は続いていくと誰もが信じて疑いませんでした。しかし……








「大変だ、これはまだダイアリーの中だ!僕が知る限り、カロリナ諸島にはこのような島々や海の生き物達は居ないはずだ!」








人魚のケセラはなぜ知っているのか、ダイアリーの中のミケロッティ島にあるラビリンスへ向かうしか手はない、と皆に告げるのでした。










 一同はミケロッティ島に上陸し、奇妙で神秘的な道を進んでいきました。







 不思議な生き物や魔法の仕掛けに囲まれたラビリンスの中で、彼らは魔法使いのお祖母様が彼らを現実の世界に戻してくれることを知ることができました。









 ラビリンスの中を探検しながら、彼らは数々の試練に直面しました。







 幻想的な部屋や奇妙なパズルが待ち受け、時には仲間たちの結束が試されることもありました。







 しかし彼らは困難を乗り越え、お祖母様の手助けを得るために進んでいくことを決意しました。







進むにつれてラビリンスの奥深くで、彼らはお祖母様の存在を感じ始めました。







 魔法の光が導く先に、お祖母様が待っていることがわかったのです。







 彼らは最後の試練に直面しました。魔法の仕掛けや謎を解きながら、お祖母様の元へと辿り着きました。







 お祖母様は彼らを暖かく迎え、彼らの冒険と勇気をたたえました。







「私はあなたたちの努力を称えます。このダイアリーの世界から戻るための方法を知っています」







 と、お祖母様が言いました。







「あなたたちの心は強く、絆は深まりました。そこにある魔法の力は、世界を変える力を持っています」







お祖母様は魔法の力を使い、彼らをダイアリーの世界から現実の世界へと導きました。







 仲間たちは再び現実の世界に戻り、お祖母様の温かな言葉と知恵を胸に抱えていました。







彼らの冒険は終わりを告げましたが、その経験と絆は彼らの心に深く刻まれ、新たな冒険への準備が整いつつありました。







 彼らはお祖母様の教えを胸に、未来の旅路に向かって歩み始めたのでした。








ダイアリーの中のラビリンスで、仲間たちは不思議な道を歩みながら会話を交わしていました。






「ここは本当に不思議な場所だね」






 とターシャが言いました。





 彼女はラビリンスの壁を見ながら手探りで進んでいました。






「確かに、この光景はまるで夢を見ているようだ。」






 とヒッポ君が返しました。






 彼は魔法の光が踊る部屋の中を探検していました。






一方で、ミッチは奇妙な装置に向かって熱心に手を伸ばしました。






「これは何かしら?」






 と彼女が尋ねると、装置はキラキラと光りながら音を立てました。








 ケセラは水槽の中で遊んでいた魚たちに声をかけました。






「きっと私たちはお祖母様の元に辿り着けるわ。」






 と彼女が微笑むと、魚たちは楽しそうに水中で跳ねました。







「みんな、これは私たちの絆と勇気の試練なんだ!」







 とターシャが呼びかけました。






「一緒に頑張りましょう!」






彼らはラビリンスの中を進みながら、お互いを励まし合い、謎を解いていくことで、絆を深めていきました。






最後にお祖母様の元へ到達したとき、ヒッポ君が感謝の言葉を述べました。







「お祖母様、私たちを現実の世界に戻してくださってありがとうございます!」







「あなたたちの冒険心と団結は素晴らしいものですね。」







 とお祖母様が微笑みながら言いました。







「これからも心を強く持ち、新たな冒険を見つけてください。」






彼らはお祖母様の言葉を胸に抱え、現実の世界に戻る準備を整えました。






 仲間たちはお互いの手を取り、再び新たな冒険へと向かっていくのでした。










ー☆☆ーー☆ー




 お祖母様が案内してくれたイタリアンのリストランテは、驚くほど美味しい料理が並ぶ素晴らしい場所でした。







 仲間たちはお祖母様と共に食事を楽しみ、美味しい料理とおしゃべりを楽しみました。







「お祖母様、この料理は最高ですね!」






 とヒッポ君が感心しながら言いました。






 彼は一皿のパスタを堪能していました。







「本当においしいね!これは本当に素晴らしい味だわ!」





 とターシャも同意しました。







 彼女は笑顔で料理を楽しんでいました。







 ミッチは興奮しながら、







「このリストランテの料理は、まるで魔法の味のようですね!」







 と言いました。







一方、ケセラは美味しい魚料理を楽しんでいました。







「こんなに素晴らしい場所に来れて嬉しいわ。」







 と彼女が言うと、お祖母様も微笑みました。







 しかし、ジュズッピは美味しい料理に夢中になり過ぎ、







「ここで食べる料理は本当に最高だ。もう少し居たいなぁ……」







 とグズるように言いました。







「でもジュズッピ、現実の世界へ帰らないとダメよ!」







 とケセラが諭すと、ジュズッピは溜め息をつきました。







お祖母様はみんなを見つめながら笑顔で言いました。







「冒険の時は必ず訪れます。でも今は現実の世界へ帰るべき時なのです」







ジュズッピは少し寂しそうにしましたが、仲間たちとお祖母様との楽しいひとときを胸に、彼らはお店を後にし、ラビリンスの冒険の続きへと向かうのでした。









ーーー☆☆☆ー




お祖母様が案内してくれたイタリアンのリストランテは、壁には暖かな色調の絵画が飾られ、木製のテーブルには美しく盛り付けられた料理が並びました。







 仲間たちはテーブルに着くと、興奮と期待に満ちた笑顔を交わしました。







ヒッポ君がメニューを開くと、新鮮なトマトとバジルが香るカプレーゼが目に飛び込んできました。







「お、カプレーゼだっ!これは食べなくっちゃ!」






 と彼が言うと、他の仲間たちも興味津々でメニューを見ました。







「こちらのリゾットも美味しそうだよね。」






 とターシャが指さすと、クリーミーで香り高いトリュフの香りが漂うリゾットが目に入りました。







「リゾットも頼むべきかしら?」







 と彼女がみんなに尋ねました。







ミッチは海の幸が豊富なメニューに目を輝かせ、







「海老とイカのアクアパッツァ、これに決まり!」と決意を示しました。








ケセラは魚介のリングイネに興味を持ち、







「このリングイネ、きっと美味しいわ!」







 と微笑んでメニューを閲覧しました。








そして、ジュズッピはいくつもの料理に目を通し、








「これは全て試したい!」







 と興奮気味に言いました。






料理が運ばれてくると、お祖母様が






「美味しく召し上がれ!」







 と声をかけました。


 カプレーゼは新鮮でジューシーなトマトとモッツァレラが絶妙に調和し、リゾットはトリュフの香りとクリーミーさが口の中に広がりました。







アクアパッツァは新鮮な海の幸がトマトソースと絡まり、リングイネは魚介の旨味がパスタに染み渡りました。







仲間たちはおいしい料理を堪能し、それぞれの料理の素晴らしさを分かち合いながら楽しい時間を過ごしました。







 ジュズッピは特に感激し、





「ここで食べる料理は最高だ。本当に幸せだ!」







と言いました。







 しかし、お祖母様は現実の世界への帰還の時が来たことを伝えました。







 仲間たちはお祖母様の言葉を受け入れ、楽しいひとときを胸にラビリンスの冒険を続けるため、お店を後にしました。








☆☆ーーーー☆




イタリアンのリストランテを後にし、一行はラビリンスの探検を再開しました。






 道を進むと、突然湖のほとりに温泉アトラクションを見つけました。






 温かな湖の水が湧き出し、その周りには緑豊かな植物が茂り、一風変わった雰囲気が広がっていました。






「ここは素晴らしい温泉だね。」







 とヒッポ君が感心しながら湖を見つめました。







 彼は湖の美しい景色に魅了されていました。







ターシャも温泉の周りを歩き回りながら、







「湖の水が気持ち良さそうだわ。」







 と微笑みました。







ミッチは湖の水辺に座り、






「ここでのんびりできそうだ。」







と幸せそうに言いました。






ケセラは湖の水に飛び込み、温かな水を感じながら喜びの声をあげました。








「こんな素晴らしい場所に出会えてうれしいわ!」







 彼女は水中で遊びながら、仲間たちに向かって笑顔を振りまきました。







 温泉の癒し効果に魅了されていました。







しかしお祖母様は仲間たちを現実の世界に戻す準備が整ったことを伝えました。







 ケセラは湖の温かさに心地よさを感じるのだったーーーー








「ここでの時間がもう少しだけ欲しいなぁ。」







 と少し寂しげに言いました。







「でも、現実の世界に戻らないといけないのよ。」







 とケセラを諭すと、お祖母様は笑顔で仲間たちを導きました。







ケセラは湖の水を惜しむように見つめていますーーーー







 後ろ髪を惹かれる思いで仲間たちと共に温泉アトラクションを後にし、ラビリンスの探検へと戻っていくのでした。











ーー☆☆ー☆ー



///to be continued!!!☆☆☆






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ