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偶然出会った運命の彼

作者: 子鹿なかば

女子大生の直美と真里が学食でダラダラしながら時間をつぶしている。


直美「そういえばさ、この前ちょっとイケメンの人に声かけられてさ」


真里「えっ?なになに?」


直美「昨日の授業終わり、天気が良かったからさ、隅田川沿いのベンチで1人でコーヒー飲んでたのよ」


真里「のどかなやつだな。私も誘えよ」


直美「そしたら、隣のベンチに座っていた人に声かけられてさ。「あの急にすみません。どこかでお会いしたことありませんか?」って」


真里「おお」


直美「私と同じくらいの年齢で、平凡な顔なんだけど私好みの塩顔でさ、言われてみればどこかで会ったことあったかなーと思って。「えーっとそうでしたっけ?」って曖昧な答えしたの。そしたら」


男「大学って〇〇大学ですか?」


直美「いえ、△△大学です」


男「あー、じゃあ地元ですかね?出身って関東ですか?」


直美「いえ、北海道ですね」


男「えーじゃあ共通の知り合いですかね?」


直美「通ってた高校って札幌にある女子校だったりします?」


直美「いえ、函館の共学ですね」


男「全然違いましたね。あーじゃあバイト先かな?青山のカフェでバイトしてますか?」


直美「いえ、神田の居酒屋ですね」


直美「彼の言うことがとにかく見当違いすぎて、なんかそれがおかしくってさ。結局どこで会ったのかわからなかったんだけど、そのままの流れで連絡先交換したんだよね」


真里「あんたそれ、個人情報盗られただけだよ」


直美「うそ…」


それから直美はストーカーに悩まされることとなった。

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