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PRIDE or BRIDE  作者: 下野枯葉
英断編
71/121

五十五話 ロリコンと金髪幼女の父親

 十二月二十三日


「よし……」

 机の上のノートを閉じて、時計を確認すると昼の十一時半を回っていた。

 学校の課題と部活の舞台図の確認をある程度終わらせ、台所を覗く。

 鼻歌のリズムに合わせ体を揺らすリリィは昼食の支度をしていた。

 準備ができればリリィから声がかかると思い明日の準備を始める。

 正装は学校の制服しか持っておらず、それを着て行こうと思っていたが、母さんがスーツを用意してくれた。

 どうやら父さんのスーツらしい。

 ネクタイの結び方を確認しながら、クリスさんから受け取ったマナー一覧を確認する。

 いつかは覚えなければと思っていたマナーたちは、一覧で確認すると意外と多いことに驚く。

 そして最後のページには来客者一覧も載っていた。

 上から三つ目まで確認したところで吐き気が襲い、そっと閉じた。

 クリスさんも自然体が一番って言ってたもん。

 もうやれることは全てやったので、時を待つだけだ。

 一度深呼吸し、心を落ち着けたところでリリィが顔を覗かせた。

「今行くよ」



 同刻。

 ロペス社日本本部。

「楽しみだね」

 社長室で呟かれた声は深みを帯びた低い声だった。

 しかし、芯、強さ、威圧感、その全てを待ち合わせた声だ。

 それはロペス社CEOのものである。

 マシュー・ロペスは金髪のオールバックを指先で整え、一人の男に問いかけた。

「そうだろう? 杠葉君」

 片眉と両の口角を上げながらフランクに問いかける。

「社長にそう言われちゃあ、楽しみですよ。えぇ、まったく」

 マシューの視線の先には苦笑いを浮かべる一人の男がいた。

 彼の名は杠葉拓也……翔太の父だ。

「結果次第ではクビにしてしまおうと思っているよ」

「うおぉ、手厳しいなぁ。不当解雇で訴えちゃいますよ?」

「ハハ、冗談さ。けれども娘の人生がかかっているんだ……君も覚悟をしておいてくれ」

「勿論ですよ。えぇ、まったく」

 雇用主と雇用者の関係とは思えない会話だが、拓也の技術を認め、人間性を理解しているからこそこんな会話をしている。

 ふたりの父親は子を想いつつ、明日への緊張感を高くしていた。


 そして実の父がこんなことをしていようとは翔太には知る由もないのであった。


こんにちは、下野枯葉です。


今、一番、コロナの、影響を、受けています。

端的に、仕事が過去一で大変なことになっています。

食っていくには行けそうですが、何か対策を講じたいと思っています。

思っていますが、麻雀がやめられません。中毒。


さて、今回は父親です。

リリィの父、翔太の父。

翔太の父に関してはエジプトに出張したりと、かなり飛んでいます。

いやぁ、大変な人だぁ。

そして初登場、リリィの父。

人物像は最初期から決めていて、婚約のシーンで登場させようとも思っていたキャラクターです。

とても良い人間で、長としての威厳と覚悟を兼ね備えた人物となっています。

このキャラクターに一波乱、二波乱起こして頂く予定なので注目していただければと思います。


今回は短くなってしまいました。

次回は沢山書ければいいなぁ。生活立て直そう。


さて、今回はこの辺で。





最後に、

金髪幼女は最強です。

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