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PRIDE or BRIDE  作者: 下野枯葉
決別編
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三十三話 ロリコンの心は客席の少女を捉える

 十二月八日。

 この日は前日の夜から始めた作業に没頭していたい。

 作業に集中する中、リリィは何度も何度も気を遣ってくれた。

 昼食は片手間で食べやすいサンドイッチにしてくれたり、部屋の換気は適度に行い、欲しいタイミングで温かいコーヒーを淹れてくれた。

 夜も眠い目を擦りながら限界まで起きてくれていた。

「リリィ、無理しないで」

 邪魔をしない一定の距離を置いて本を読んでいたリリィは、本を何度も落としながらウトウトと頭を揺らしていた。

「いえ……旦那さ…………ん、より、はやくねるぅ……」

「亭主関白になる気はないよ」

 時代錯誤も甚だしい。と笑いながら布団を敷いてからリリィを抱え上げた。

「でもぉ……」

 腕の内で微睡む最愛の人は、自分の無理を許し、最善を尽くす為その身を擦り減らしていた。

 リリィを横にして布団をかけた。

 目元にかかった髪の毛を避けてあげながら、頬を何度か突いた。

「おやすみ」

 一言呟いて、襖を閉めた。

「よし」

 気合を入れ直し、毛布を体に巻き付けながら机に向かった。

 因みに、毛布を巻き付けるのは寒い時の癖だ。

 既に流れの決まった台本の仕上げと、伝えるべきメッセージを組み込んでいく。

『四十六億の奇跡』

『極星を結ぶ』

『ツギハギの幼子』

『グスタフ』

 遺された四作品とネタ帳に詰まった想いは余すことなく取り入れなければならない。

 描け描け。

 たった一人へ宛てた愛の物語。

 描け描け。

 全てを選ぶ、我儘の物語。

 脳で見たのは想い。

 俺は一つの愛の形を見た。

 これは、俺に与えられた唯一の能力。

 愛を見るんだ。




 十二月九日

 俺の記憶は午前五時まで続いていた。

 完成した台本の誤字脱字チェックを行っていた途中だったけど……いつの間にか寝ていた。

 時計を見ると午前十時を指していた。

 机に突っ伏すようにしながら寝ていた俺の肩には布団がかけられており、部屋も暖房が効いていた。

「おあ? えーっと」

 曖昧な記憶を頼りに、パソコンを起動し、データを確認する。

 データが消えていないことを確認し、固まった体をほぐしながら隣の部屋に向かった。

 炬燵に入りながら本を読んでいたリリィは俺の姿を見て笑った。

「お疲れ様です」

「ありがと。次、頼むよ」

「お任せください」

 さて、大きな仕事をしなければならないな。

 昨日と今日で全ての予定を整えたのだから成功させる。

花音ちゃんに最高の愛憎劇……いや憎は不要だ。


 愛の劇を送ろう。


こんにちは、

下野枯葉です。


昨日、東海、関東甲信で梅雨明けしたらしいですね。

なんか曇ってたけど。

まぁ、どんよりとした雰囲気が切り替わるのはとても嬉しいですね。


さて、決別編

いかがでしょうか?

結末は完全に見えていますので、余計な事は言いませんが……。

うん、描けそうです。

書いてて気持ちいいですしね。


定期更新できるように頑張る!!!

と、まぁこんな感じですかね。


飯食いながら後書き書いてるので、適当書いてるかも。


では、今回はこの辺で。





最後に、

金髪幼女は最強です。

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