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PRIDE or BRIDE  作者: 下野枯葉
選択編
15/121

九・五話 金髪幼女は恐怖と絶望を押し殺す

 皆様、お久しぶりでございます。

 リリィ・ロペスお嬢様にお仕えしております、クリスでございます。

 そろそろ潮時なのでしょうか。

 リリィお嬢様の母上、アリサ・ロペス様に全てをお話ししました。

 翔太様にはリリィお嬢様にとってとても良い存在でした。

 今までお会いした人の中で確実に、飛びぬけて、良い存在でした。

 それ故…………とても残念です。


 では、九話の裏側……九・五話、開幕にございます。




「……できた」


 翔太の囁きがアムール宝狼二〇三号室に響く。

 歓喜の声が漏れ、小さな部屋には似合わない大きな喜びで満たされていた。

「翔太、お疲れ様! これで本格的に動けるわ!」

「お疲れ様。部長、私、これから頑張るから」

「あぁ、頼んだよ。俺も芽衣も全力でサポートするからさ」

「ありがとう」

「翔太さん、お疲れ様です」

 リリィはそう言いながら緑茶を淹れ直す。

「悪いね、リリィ。暇だったよな?」

「いいえ、なんだか圧倒されました。翔太さんの真剣な姿はとてもカッコよかったです」

「おう、ありがと」

 そうして完成した台本は次回の部活で製本することとなった。

 芽衣と柊花は帰宅し、家にはリリィと翔太の二人になった。

 リリィは芽衣と柊花の湯呑を片付ける。

 ふと、スマホに通知が来ていることを認め、そのメッセージを確認する。

 恐怖に似た感情がリリィを襲った。

 絶望に似た感情がリリィを包んだ。

「……ッ」

 苦しさが込み上げ、涙が溢れそうになる。

 必死に堪え、湯呑を洗う。

「終わっちゃうの……かな」

 唇を強く噛み、感情を殺す。

 幸い、リリィは感情を隠すのには慣れていた。




「なんだか騒がしかったなぁ」

「ふふっ、とても楽しかったです」

 笑顔。

 笑顔を崩さない。

 リリィは自分に言い聞かせる。

「あぁ、これから頑張らないとだな。リリィも暇だったら見に来てくれよ」

「……学校祭、ですか?」

 誘いの言葉が辛い。

「うん、一般公開の日にやるからさ。クリスさんと来てもいいし」

「……はい、行けたら行きますね」

 感情を隠しきれず、無理矢理な笑顔が出てしまう。




 その三日後、リリィは母親と暮らすことになり、翔太は一人になった。


こんにちは、

下野枯葉です。


最近のブームは美術館に行くことです。

でも、企画展とかって長いスパンで交換なので困っています。

まぁ、楽しいんですけどね。


さて、今回のお話でリリィの動向を描いてみました。

急転直下……とはいかなかったかもしれませんが、転くらいはしたのではないでしょうか?

うん、なんか暑さで後書きが纏まりません。

なので、ここらへんで終わります。


えぇ、後書きのネタも切れてきました。

出かけてネタを集めましょう。



さて、

今回はこの辺で。





最後に、

金髪幼女は最強です。

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