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一人が抱える重さ、ほんの一部

作者: ゆか

なんで生きてんの

どうして存在しているの


無意味な問いは、これでもかというほどに陰湿ないじめにも似たものがある


苦しくって、かなしくって、逃げ出したい

けれど髪をかきむしって、肌に爪を立て、痛みに少しずつ精神を落ち着かせれば

もう多少のことならなんとかなってしまう


くるしい……


かすかな吐息に乗せられた痛いほどの思いは、誰の元にも届かず

ただ自分の胸に返ってきた


涙さえ……この両の眼から、流れ出てくれれば

ほんの少しか報われようものを

何がために抱えねばならぬのか

いかに対処できようか


不安におぼれ、恐怖に打ち勝ち、

やがて手に入るものは、刹那の休止

すぐに、繰り返す


痛みに頼って平静を保とうとするも

口をついで出る、言葉にならぬ情の塊

唸り、叫ぶ。咽ぶように。

何者にも届かぬ、心の叫び声

孤独の部屋にこだまする

意識の外、この心も揺り動かされ

さらに内容は無茶苦茶となる


壊れる

壊れてしまえ


叶うならばこの輪廻を断ち切って


壊してくれ


すべて

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― 新着の感想 ―
[一言] 聖魔光闇と申します。 ごめんなさい。元鬱病患者です。 これは【うつ】ではありませんよね? 確かに苦しいです。でも悲しくありません。不安は感じますが、恐怖は感じません。 逃げ出したいも…
[良い点] 「詩」の良さを上手く使っていて凄いなあと思いました。 [気になる点] どことなく感じる中二感が気になりました。 (このような内容なので仕方がないのかもしれませんが…) [一言] 最初のセリ…
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