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小説家になろうの戦場で、弾尽きて瀕死。  作者: ポイント教信者。
5/7

チートが高額だったら納得できるかも。

基本ボヤキです。お見苦しい点、お許しください。

 チートが与えられる条件には、きっと様々な作者様の考えた理由があるのだとは思う。

 しかし、申し訳ない。実は私は読んだことがないから判らない。だって、興味がわかないんだもん。


 そこで、死後の世界の入り口で『チート保険』の外交員に捉まり、転生する前に契約する話を思いつく。月々の支払いで万一に備える。転生先が決まってしまう前に加入しておく備えだ。

 既に、方向性がおかしい。

 でも、そんな事は気付かない。自分にとってはその方が面白いのだから。

 やっぱりチートを快く思っていないことが滲み出ている。


 悪い事もしないが良い事もしない。刺激のない生活に少し不満のごく普通の少年が主人公。

 当初、この少年の成長記になればいいと思って書き出したが読者も付かず、“チートは不正”という自身の価値観が根底に流れるまま話を進めるうち、知らぬ間に(知らなくはないが)ファンタジーはブラックファンタジーになってしまった。


 読者が付かないのも考えてみれば当然だ。私はまたしくじったのだ。

 タイトルに『転生』やら『チート』という文字が躍るこの話に目を留めてくれる人は、ほとんどが容認派。嗜好が全く合致しない。アクセスがあってもブクマにも評価にも結びつくはずはない。

 単純につまらない話、という事も十分に考えられるがそれ以前の問題だ。

 私は隣の土俵に上がっていたのだ。


 自分にとってはこのタイトルが悪いとは思わない。だが、この場合この場には適さなかった。もっとはっきり「チートが苦手な人へ捧ぐ」とかいう端的なタイトルにすべきだったのだ。

 日々是勉強。

 行きつく先は、とても長い内容説明を含んだタイトル。なるほど、一理ある。判りやすい。


「トラックに轢かれたら異世界転生できるって聞いたんだが、チートには金がかかるらしいし行先も不明。過度な期待はしない方が……」って、あれ? 結構難しい。

 しかも、これだと粗筋の必要もないかもしれない。

 いや待て、もう本文もいらないかもしれない。

  

 さすがの迷走底辺作家も判ってきた。自分の趣味じゃないことをやっても上手くいかないって事を。

 タイトルはすっきり。それが自分の趣味。

 自分でかっこいいと思わないものは好きになれない。


 プロでもないのに見ず知らずの誰かの顔色を伺っていたって楽しくない。

 

 チート保険に加入した少年は、もっと悲惨な状況になる前に開放してやろう。彼は良いこともしていないかもしれないけど悪人じゃない。ただのどこにでもいる普通の少年だ。

 

 自分が認められないのは面白いものが書けないからで決してチートのせいじゃない。

 どす黒い感情は自分の首を絞めるだけ。


 かくして、性懲りもなく『セイクリッドヴァイス』に戻る。

 奥さん、怒ってないといいけど……

古巣に戻った作者を待っていたのは悲しいブクマ外し。瀕死です。

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