魔法使い、決断する
すごく間があいてしまった…!!とりあえず完結まで地道に頑張ります!
亀更新ですがよろしくお願いいたします!
とある町はずれの森の中。
そこには一軒の青い家があり、その家には最強の魔法使いが住んでいるという噂がある
しかし、そんな話は村人たちが勝手に作り出した妄想にすぎない。
魔法使いは最強なんて称号をもらうほど強くはない。
ん?なぜそんなに魔法使いの事が詳しいのかって?
答えは簡単。俺の名前はアーシファ。その魔法使いである。
村人たちの噂のせいで俺は先日王宮へ呼ばれた。
依頼が来たのである。
内容は国を包み込守護魔法を完成させろというものであった。
「・・・守りの魔法か・・・」
守りの魔法は難易度そして魔力数が高い最高魔法である
魔力数は高くなればなるほど難易度が高い…まぁ、早い話が超上級魔法ってことだ。
それを国中にかけろとは王もついに頭がイカれたのではないだろうか?
…できないことはない。できないことはないのだが・・・俺の体が持たない。
俺は魔力数と魔法技術がどんでもなく高い事と引き換えに身体がとてつもなく弱い。
そのため体が魔力に耐え切れず頻繁に倒れている
初級魔法の応用で倒れるのだ
上級魔法なんて使ってしまったら・・・・
きっと俺は死んでしまうのではないだろうか?
「やっぱり断るべきだったか・・・」
しかし、これは後の祭りというやつで…
すでに丘では国王御一行が七日後にも関わらず準備をしている。
なんて気の早い奴らなんだ…
まぁ、それだけ切羽詰まってることなんだろうけどな。
幸いなことに俺の身内はとっくに死んでいていない
…死んでも悲しむ人は誰もいない
どうせ長くない命。
「国のために、民のために使ってみるのも一興…」
そう呟いてのちに語り継がれることになる最強で最弱の魔法使いは覚悟?を決めたのだった。
早く薬師とのコメディーシーンを書きたいです…頑張りますよ!!!