1/1
序章 世界が廻り、運命は交差する
序章 世界が廻り、運命は交差する
彼は常に一人だった。
しかし隣には彼女がいた。
彼女の瞳が見つめる。それは彼の、大きな背中。
二つの魂が惹かれあう。それはきっと運命だった。
しかし別れの時が来た。ならばこれも運命なのか。
二つの魂を分かつのは。それは大きな巨人の右手。
それは彼を----
そして彼女は砕かれた。
----誓いを此処に。
我が肉体は彼女のために。彼女の温もりを忘れない。
我が精神は彼女のために。彼女の姿を忘れられない。
忘れられそうにない。彼女との絆は今もこの身に。
如何でしたでしょうか。感想などを返すのが大分遅れたりすると思いますが、感想をもらうと嬉しいです。