教師が誰もいないので僕たち生徒の時間です!
〜先生方が言ってから3分後〜
「何しよっか?」
まずそういったのば和泉さんだ
「そうだね…遊ぶ?」
とは言ったものの何も思いついてないからどうしようかな、能力ありのドッチボール…
「…能力ありのドッチボールってどう?」
「先生いないからバレないしそれでも良いかもね」
「でもどうしようか…此処にあるボールって全部普通のボールだから能力使ったら壊れない?」
「それなら私の能力を使ってボールを強化するよ」
そう言ってくれたのは咲良さんだ
「それじゃあチーム分けしようか!」
「それじゃあ透は赤で咲良と私は青ね!」
「…不公平って言葉知ってる?」
「知ってるけど?」
「それなら今の状況をなんていうか知っている?」
「平等」
「違うな?2対1わかる?」
「わかるけと何か問題が?」
駄目だ話が通じない
「それじゃあチーム分けも終わったことだしやろー」
和泉さんと僕かふざけていた裏で咲良さんがチーム分けをしていてくれて助かった
3分もしないで俺のみになった
「そっちのチーム弱くね、透しか残ってないけど大丈夫そ?」
「能力でボールと自分を増やして同時攻撃してるのは誰だ?」
「だってこれ能力ありだし、ルール違反して無いし何も問題はないでしょ?」
「先生!知っていますか?これがいじめです!早くこの人を止めてください」
叫んでも誰も返事をしないからどうしようかと悩んでいると
「叫んでも無駄だよ、それじゃあね」
和泉さんは容赦なく10人に増えて俺にボールを投げてきた
能力て防ごうかと思ったけど、無限ループしそうだし防ぐのは諦めてそのまま当たった
「和泉さん、次は審判よろしくね?」
「よ~し、透OUT!」
「まだ始まってないよ?」
と話していたら先生方が帰ってきた。先生は神妙な顔つきをしていたのでとりあえず氷結しておいた
「…おい!勝手に人のことを凍らすな!」
「よし!先生元気になりましたね。」
「…先生方は少し会議がある為今日はこれで終了とする。各自自由にしとけ」
「「「よっしゃ~」」」
〜署長室〜
「確かに恩恵は私の力が有効だな」
「ですので明日の朝迎えを寄越すので、朝早くに北方にお越しください」
「わかった、で私の代わりは?」
「私が勤めますのでご安心を」
「お前が?…まぁ良いか、良いか?決して人を殺すなよ。絶対人殺すなよ絶対だぞ」
「はいは~い。それじゃいってらっしゃ~い」