ノーフェイス
「今日急に連絡した理由は北方に円卓の騎士
バラハット卿 序列七位 称号【騎士爵のリーダー】
パロミデス卿 序列九位 称号 【猟犬の団長】
の2名を確認。戦争に参加していた兵士に即時撤退命令を出し今は誰もいませんが、発見に遅れ約3000名者死者が出ました」
一葵が言う
「そうか…ノーフェイスお前は二人をどう見た?」
「バラハット卿は能力の確認魔法の確認不明、恩恵が
【空間】と予測します。理由としては観測班が2人と部下の出現を確認出来なかったので、空間をずらして隠していたのではと」
「そうか…恩恵は苦手なんだよな私の能力でも制限とか無力化が難しいし。でもう一人は?」
「パロミデス卿は能力不明魔法も不明、恩恵【影】かと予想します。理由としては医療テントにいた兵士が背後は壁だったのに後ろから攻撃が来たと言っていました。恩恵は被らないので【影】と予測しました」
「そうか~。ノーフェイスお前序列なんだっけ?」
頭を抱えながら一葵は言う
「…序列7位で世界序列は17位です。」
「そうか~世界序列10位超えてないと戦う許可が出ないし」
「はい…今度序列上げてきます。」
「いや、そこまでは大丈夫だ。この国に世界序列1位4位7位がいる…平気なはずだ。」
「お姉様相談があるんですが」
「ニルなんだ?」
「署長を呼んで来たらどうですか?」
「…そうだな…その手があったな!よし!【アニマル】いるか?」
そう言うと窓の縁からネズミが出てきて人になって喋った
「ここに」
「署長の代わりになってくれるか?」
「はっ!お任せを…たった今半身を向かわせてます」
「いやどうせなら全部で向かってくれ」
「全部ですか?犯罪者程度なら半身でも平気かと」
「…耳かきしてやる」
「?!…///。お任せを」
そう言うと鳥に変化し窓から出て屋根に乗った。次は猫に変化し走ってった
「恥ずかしいことを言わせんなよな…まじで」
「…これで署長の件は完了しました」
「よし!それなら署長とノーフェイス、聖と3人で向かってくれ。異変があったらすぐにこの石を壊せ」
そう言うと一葵は指輪型の石を3人に渡した
「転移魔法を組み込んだ物だ、到着に10秒かかる。異変を感じみたらすぐにだ良いな!」
「「「はい!」」」
「そして一般市民、生徒は…基本的に今まで通りで構わないが急を要する場合にはこっちを優先だ」
「「「「わかりました!」」」」
「良し!解散!」
1分後全員が元の職場に戻った。
戻った後に周囲の人はこういった、「何か思い詰めたような顔と共に何かを隠そうとしていた」とそして
「笑いを堪えていた者がいた」とも。真実はわからない…気のせいかもしれない