もう夏ですね、夏といったら海!海といったら水着!
コンコン「透くん、おきてる?」
ん?和泉さんかな?…あぁそっかお出かけか
「起きてるよ、今行きますね」
昨日のうちに、鞄とかは昨日のうちに準備したから、鞄取っていくか
ガチャ「ゴメン、遅れた。あれ?咲良さんは?」
「これから呼びに行くとこよ」
「なるほどね。何処に行くかは決まってるの?」
「そろそろ6月終わるじゃない?だから水着を買いに行こうかなと」
「ねぇ?知ってる?俺は男!男子だよ?」
「知ってるよ?」
「じゃあなんでですか?」
「だって咲良の状態操作で盲目状態にしたらいいし」
「…わかった、行こう!」
「それじゃあ、咲良を呼びに行こ」
〜咲良の部屋前〜
コンコン「咲良!起きて〜」
和泉さんがそう言うと、後ろから声が聞こえた
「こっちだよ?」
「うわっ!びっくりした…何でそこにいるの?」
「能力の応用だよ」
「?」
どういうことだ?「増殖」と「減衰」でどうやって隠れた?
「能力の増殖で、私の前からの方向だけの光の屈折を増やし、周囲にとけこんだのよ」
「…チート過ぎない?」
「まあまぁ!早く行こ!」
〜ハラマ〜
ここは、国内で1番の財閥ハラマが運営している、
複数種類のショップ複合型のお店ハラマ。
財閥が運営してるだけあって、一定のラインを超えた
権力者のみ入場可能。一般人はトラマのみ入場可能
「まさか、自分たちがハラマに入れるとは…ニルさんのおかげとも思ったけど、ハーバルド学園の特待生になれたからとは…」
「そうだよね、一般的な学園の特待生になってもハラマには入れないのに、ハーバルド学園は特別なんだね」
「そうだね、ニルさんのカードもあるしまずは水着買ってこよ!」
〜〜
「ねぇ、この水着どう?」
そう言いながら、和泉さんと咲良は試着室から出てきた…
2人は、水色と白に他の数種類の水着を来て出てきた
「…良いと思いますよ?」
咲良さんの能力で盲目で何も見えないが、一応褒めて置いとこうかな?
「透君は能力を解いてみるのか、解かないで聞いただけで想像するのどっちがいい?」
「欲望に負けるなら、直視だけど欲望にだけは負けたくないので聞くだけでお願いします!」
「そうか、それなら海まで我慢してね!
そこまで、頑張ってね」
「ヴゥ…我慢しなければ良かった」
もちろん我慢しますとも!
「透くん?心の声が漏れてない?」
「ナンノコトデスカ?」
「まあ良いよ聞いてないふりしとくよ」
「さぁ!次行こう!」
「あれ?透くんの水着は?」
「ん〜あれに合うと思うよ!」
そう言って咲良さんが指したのは、青と水色2種が混合した、海パンを勧めてくれた
「オーケーそれじゃあ買っちゃおうか!」
「俺は見ないようにするため、先にフードコートで待ってるからね」
「和泉も透君と、一緒に行ってきな私一人で平気だからね」
「分かった…席取りして待ってるね」