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偽りの帝国騎士と白雪百合と白雪薔薇の巫女 ―リューティエスランカ帝国建国物語秘話―  作者: 陵 棗
第五章 モルゲンネーベル辺境伯家と辺境伯の事情(ヒルデブラント編/割り込み追加中)

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51/67

第 29話 ヒルデブラントと婚約者からの手紙と贈り物

 Σ(゜Д゜)。(゜ロ゜;ノ)ノ。

 文章に脱字衍字が……(゜゜;)(。。;)(T▽T)(>_<)/~~。


 またもや中途半端な部分が(´д`|||)。


 併せて本文の言い回しの変更に不足していた部分の追加、中途半端な本文の追加修正を加え、本文を改稿しましたm(_ _)m。





 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆



 第28話の後書きで予告した第29話ができましたので、割り込みで投稿します。


 ただ……、予告の第29話は『不運な三人の伯爵令息と婚約者の行方』でしたが、伯爵令息の予定が合わず…………。



 予告していた第30話(←)ができましたので話数を第29話に、サブタイトルを『婚約者からの手紙とヒルデブラント』から

『ヒルデブラントと婚約者からの手紙と贈り物』に変更しました。


 ただ、サブタイトルはあとで変更するかもしれません(>_<)/~~。



 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆



 え~っと…………(゜゜;)(。。;)。


 第18話(←)『異名を持つ帝国騎士の訓練』は現在作成中ですm(_ _)m。


 今後、絡んでくる予定の帝国騎士を数名登場させることは決まりましたが、どの順番で出すか迷ってます((/_;)/)


 できあがりしだいそちらも割り込み投稿する予定ですので話数はこのままになりますm(_ _)m。



 


 シュライエルマイヤーはフリードリヒを部屋に送り届けたあと、金鷲騎士団ゴルトアードラーリッターオルデン宿舎に戻る途中だった。


「おーい!」


 遠くから声が聞こえる。


「おーい! コンラート」


 シュライエルマイヤーを呼ぶ声が聞こえてきた。呼ばれている名に気づき、シュライエルマイヤーは振り返る。


「ル、ルーカス?」

「コンラート、ようやく見つけたよ! ヒルデブラントを知らないか?」


 唐突に質問を浴びせるルーカスだ。


「閣下なら休暇を取るためその準備中のはずだよ」

「あー……。そういえば、休暇を取るって言ってたな」


 ルーカスは唐突に話題を変える。


「ところでさっきの二人組、コンラートの知り合いか?」

「いや、私の知り合いではない。どちらかというと閣下の知り合いだ」


 コンラートは気づく。


「ん? ルーカス、見てたのか?」

「おーい、コンラート。名を馳せている帝国騎士(ライヒスリッター)の異名、そのなかでも群を抜くのが″黒鷲の(ヒルデブラント・)ヒルデブラントデア・シュヴァルツアードラー″だぞ」

「確かに……そうだな」

「ただでさえ″黒鷲の~″。と、苦情を込めて連呼されれば、イヤでも注目されるだろう」


「そうか?」

「そういうものだ」


 シュライエルマイヤーとルーカスは沈黙した。


「まぁ……、そうだな」

「そういえばあの二人。前にも黒鷲騎士団(うち)に来てたぞ」

「帝国騎士の異名が()()だからか?」

「あぁ、恐らくな。さらっと黒鷲騎士団(うち)に苦情を訴えていた」

「今度は大丈夫じゃないか? 金鷲騎士団(うち)に来るよう書状を渡しておいた」


 ルーカスはシュライエルマイヤーを見据える。


「大丈夫か? ヒルデブラントは黒鷲騎士団(うち)の所属ではないから、黒鷲騎士団(こちら)では所在を教えることはできない」

「それは分かっている」

「それよりも苦情の元であるヒルデブラントに直接、会いにいかせろ」

「そうだね」


 ルーカスは話題を切り上げ、別の話を降った。


「遠目からでもあの二人。美人だったな」

「あぁ。噂に違わず、美人だ」


 シュライエルマイヤーもそれには頷く。

 ルーカスは思い出したように声をかける。


「ヒルデブラントの婚約者は確か、モルゲン(フロイライン・)ネーベル(マルクグレーフィン)辺境伯令嬢・フォン・モルゲンネーベルだろう?」

「変更がなければそのはずだよ」


 ルーカスは考え込んでいた。しばらく沈黙している。不意に呟く。


「なぁ、コンラート」

「なんだい?」

辺境伯令嬢フロイライン・マルクグレーフィンが身につけていた首飾り、見たか?」

「首飾り?」

「あぁ」


 シュライエルマイヤーは辺境伯令嬢が身に付けていたという首飾りを思い浮かべた。


「ルーカス?」

「ヒルデブラントが贈ったものにしては今一つというかなんというか……。いや、これは私がいうことではないか……」


 ルーカスは困惑したまま静かになる。


 シュライエルマイヤーは黙したルーカスを見守った。思い悩むが、シュライエルマイヤーは言葉を紡ぐ。


「ルーカス。実は気になっていた。公爵家が贈ったものにしては質素というか、独特な意匠をした首飾りだと思っていたよ」


 シュライエルマイヤーも同じことを思っていた。


「…………まぁ、とにかく。首飾りについてはヒルデブラントに訊いたほうが良いな」

「そうだな」


 ルーカスとシュライエルマイヤーの二人は悩むのを止めた。

 ルーカスはおもむろに話題を切り替える。


「なぁ。コンラート……」

「なんだい?」

「ヒルデブラントのこと、まだ名前で呼ばないのか?」

「いや、その……。名前で呼ぶきっかけがないというか、なんというか……」


「まぁ、きっかけは作ることだな」

「あぁ……」

「とりあえず、きっかけだよぁ」


 ルーカスはシュライエルマイヤーの肩を叩く。二人は空を見上げる。


「ローゼンフェルト副団長ー!」

「ローゼンシュタイン副団長ー!」


 遠くからルーカスを呼ぶ声が聞こえて来た。

 ルーカスと同じ騎士服を着た男性が二人やってくる。


「副団長! こちらにおいででしたか」

「あぁ」

「団長がお呼びでしたよ」

「分かった。今行く」


 ルーカスはシュライエルマイヤーに声をかける。


「すまん。コンラート、黒鷲騎士団(うち)からの呼び出しだ」

「あぁ、こちらは大丈夫だ。例の件は聞いておくよ」

「任せた」


 ルーカスは二人の騎士と一緒に戻っていった。


 シュライエルマイヤーは慌ただしく立ち去っていった三人を見送る。手紙の入った篭を持ち、騎士団の宿舎に立ち寄った。必要な荷物を持ち、厩舎に向かう。


 手入れを行っていた馬丁に声をかけ、馬を厩舎から出す。鐙に足をかけ、馬に乗る。手綱を操り馬を進めた。



 帝都には幾つかの貴族街が置かれていた。

 ブラウシュタイン公爵邸はその南東部に位置する貴族街に建てられている。



 シュライエルマイヤーはブラウシュタイン公爵邸に向かう。




 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇




 ブラウシュタイン公爵邸。


 敷地には幾つかの屋敷が建っていた。


 ヒルデブラントは公爵本邸ではなく、別邸の一つにいた。ヒルデブラントは騎士団宿舎に詰め、生活していることが多い。


 別邸にはヒルデブラントのために使用人が配置されてる。

 扉の音が聞こえた。扉が開き、男性が入ってくる。


「ヒルデブラント様」

「なんだい?」


 ヒルデブラントは声のする方を向く。


「シュライエルマイヤー辺境伯のご子息がお見えになっております」

「あぁ、こちらの部屋に通してくれ」

「畏まりました」


 従者は部屋から退出し、シュライエルマイヤーをつれて戻って来た。

 シュライエルマイヤーは従者の案内で部屋に入る。

 従者は用事を済ませると下がっていった。


 シュライエルマイヤーは手に篭を持っている。


「閣下」

「シュライエルマイヤー、急ぎの用かい?」

「閣下にお届け物です。お手紙と差し入れをお持ちいたしました」


 シュライエルマイヤーは手紙と菓子の入った篭をヒルデブラントに手渡した。


「あぁ、ありがとう」


 ヒルデブラントはシュライエルマイヤーから篭を受け取り、手紙を取り出した。

 篭を脚長座卓に置き、長椅子に座る。


「シュライエルマイヤー。すまないが、内容の確認が済むまで座ってくれ」


 ヒルデブラントはシュライエルマイヤーに声をかけ、促す。


「それでは失礼します」


 シュライエルマイヤーは言葉に甘えて長椅子に座る。

 ヒルデブラントは封筒に記された名を確認する。裏返し封蝋(ふうろう)を開け、手紙を取り出す。

 ヒルデブラントはおもむろに便箋を開き、目を通す。ヒルデブラントの記憶と符号しない部分が出てくる。


「シュライエルマイヤー……」

「なんでしょう?」

「…………この手紙。本当に私宛てのものかな?」


 ヒルデブラントは呟く。

 シュライエルマイヤーはヒルデブラントの疑問に答える。


「閣下。帝国騎士(ライヒスリッター)の異名、″黒鷲(ヒルデブラント・デア)ヒルデブラント・シュヴァルツアードラー″は閣下のことですよね」

「確かに、私のことだよ」


 ヒルデブラントはシュライエルマイヤーを見据えた。


「若い帝国騎士には″黒鷲のヒルデブラント″の異名に(こだ)り、それを欲しがるものがいるようだがね」


 ヒルデブラントはため息を()く。

 シュライエルマイヤーもつられてため息を吐いた。


「そうですね。騎士の異名は自分から名乗るものではないのですが、彼らは勘違いしているのでしょう」


 二人は沈黙した。

 シュライエルマイヤーは話を戻す。


「手紙の送り主である辺境伯令嬢フロイライン・マルクグレーフィン侍女(カマーユングフェル)のお二人。特に付き添いの侍女が閣下の異名をことあるごとに連呼しておられましたので、閣下宛で間違いないと思いますよ」


 ヒルデブラントはシュライエルマイヤーの言葉を聞いても疑問が消えない。


「そうか……。私の送った手紙の返事だろうか……?」


 ヒルデブラントは手紙を見つめ、もう一度読み直す。

 辺境伯令嬢(婚約者)の切ない想いが溢れていた。

 ヒルデブラントはある言葉に目を止める。

 そこには婚約者の″ヒルデブラント様″が会いに来てくれない――と、何度も綴られていた。ときどき字が滲んでいる。


「…………会いに来てくれないか」


 ヒルデブラントは思い悩み、ため息を吐く。


「閣下?」


 シュライエルマイヤーはヒルデブラントに声をかける。

 ヒルデブラントは手紙をじっと眺めている。


「改めて言葉として、文字に綴られていると堪えるな………」


 ヒルデブラントは(つぶや)き、黙した。

 シュライエルマイヤーも静かに見守る。

 しばしの間、沈黙が続く。


 ヒルデブラントは静寂を破り、声を出す。


「すまない、少し愚痴(ぐち)になった。忘れてくれ」

「畏まりました」


 ヒルデブラントは話題を変える。


「手紙の他に入っていたものは?」

「おそらく焼き菓子(ゲベック)だと思います」

「そうか……」


 シュライエルマイヤーは置いてある篭をヒルデブラントに差し出す。

 篭には小袋がいくつも入っているのが見えた。

 ヒルデブラントはその中から一つを取り出す。紐を外し、袋を開ける。

 確かに焼き菓子で、丸い形のものと四角い形のものが何枚も入っていた。


「確かに焼き菓子(ゲベック)のようだね」

「あぁ、そういえば。フリードリヒ殿下が、美味しそうな薫りとおっしゃっておりましたよ」

「シュライエルマイヤー。殿下に一袋くらい渡せば良かっただろう」

「閣下。こちらは閣下のご婚約者からいただいたものです。閣下がお召し上がりになる前に殿下にお渡しする訳には参りませんよ」


 シュライエルマイヤーはヒルデブラントを見据える。


「いや、すまん」

「閣下。殿下が贈り物の意図に気づかず受け取ってしまったり、気軽に受け取って良いと思い込まれても困りるのではありませんか?」

「……そうだな。殿下に気安く贈り物を受け取ることを覚えさせてはいけないか」

「そういうことです」


 ヒルデブラントは焼き菓子の袋に挟まれていた手紙に気づく。封筒を取り出し、中身を改める。一人では食べきれないくらいの量が入っていた。


「シュライエルマイヤー。すまないが、差し入れとして騎士団で配ってくれないか?」

「閣下?」


 ヒルデブラントは篭に入っていた小袋をすべて出す。シュライエルマイヤーに見せた。


「これは……、一人で食べきれる量ではありませんね」

「そういうことだ。殿下にも一袋、分けてほしい」

「畏まりました」


 シュライエルマイヤーは騎士団で差し入れする量の小袋を篭に戻す。


「ありがとうございます。それではいただいて参ります」

「手紙のお礼だ。少し待ってくれ」


 ヒルデブラントは立ち上がると従者に声をかけ、茶を頼む。焼き菓子の入った小袋を従者に預けた。

 ヒルデブラントはその足で私室に戻り、書翰箋と筆記具の入った箱を持って来る。

 ヒルデブラントは箱を置き、長椅子に座った。


「閣下、そちらは?」

「辺境伯令嬢に焼き菓子のお礼を書こうと」


 シュライエルマイヤーは告げる。


「閣下。お礼は閣下から直接、婚約者の辺境伯令嬢に申し入れてください」


 ヒルデブラントは考え込む。


「……それもそうだな」


 ヒルデブラントは取り出した書翰箋を箱に戻す。


 扉の音が聞こえ、従者が入ってきた。

 その手には車輪付き配膳台があり、茶器と菓子が載っている。

 従者は目の前で二人にお茶を淹れた。客であるシュライエルマイヤーに配り、次に家人のヒルデブラントに出す。

 長脚卓の中央に菓子の入ったお皿を幾つか置く。

 従者は二人に声をかけると退出していった。


 紅茶の香りが部屋に広まり、茶器から立ち上がる湯気が二つ。


 二人は出されたお茶を飲み、皿に盛られた焼き菓子をいただいた。


「美味しいですね」

「あぁ、美味しいな」


 二人の前にあったお皿と茶器が空になった。

 ヒルデブラントは追加で茶を淹れる。茶器は紅茶で満たされた。


「閣下。礼状には私ども騎士の分も言葉を添えて置いてくださいませ」

「あぁ、分かった」


 茶器から湯気が立ち上がる。


 シュライエルマイヤーはルーカスと二人では気になったことを訊くか、沈黙する。思い悩み、聞くことにした。


「閣下。もう一つ、お聞きしてもよろしいでしょうか?」

「何だい?」

「ご婚約者にお渡しになっている首飾り。あれはどういう経緯でお渡しになられたのです?」


 ヒルデブラントはシュライエルマイヤーの言葉に驚く。


「シュライエルマイヤー。何のことだ?」

「私だけではなく、ルーカスも首飾りについて気になったようです」

「そうか……」


 シュライエルマイヤーはヒルデブラントの婚約者である辺境伯令嬢が身に付けていた首飾りの印象と違和感を告げる。ルーカスも同様の印象を持ったと明かす。

 今度はヒルデブラントが悩み出す。


「シュライエルマイヤー。私の贈った首飾り、そんなに評判が悪いのか?」


 ヒルデブラントはため息を吐き、考え込む。

 シュライエルマイヤーもなんと言えば良いのか悩む。


「いえ。…………そういう訳ではないのですが、辺境伯令嬢に似合っていなかったような気がしただけです」


 シュライエルマイヤーも困惑していた。

 ヒルデブラントはしばしの間、考え込んだ。


「私が贈った首飾り……。今よりもだいぶ若い辺境伯令嬢のために華美さを抑えて誂えたものだから、成長しているだろう辺境伯令嬢に似合っていないのは…………、当たり前だと思うよ」


 シュライエルマイヤーは思い浮かべた。


「閣下。そういう感じではありませんでしたよ」

「…………どういう印象だと?」


 ヒルデブラントも分からないことが続く。


「……そうですね。小振りで質素な意匠の首飾り。使われていた宝石は上質なものではなく、小さな石を適当に寄せ集めてくっ付け合わせた感じでした」


 シュライエルマイヤーは冷静に分析していた。

 ヒルデブラントは婚約者の辺境伯令嬢に贈った首飾りを思い出す。


「シュライエルマイヤー。私が贈った首飾りは確かに小ぶりものだったよ。人の目を引くような華美さは抑えつつも、それなりのものを贈っていたはずだ」


 ヒルデブラントもシュライエルマイヤーの話を聞き、困惑している。


「まぁ、確かに辺境伯令嬢は贈った当時から成長しているはずだろうし、こちらとしても令嬢に似合う意匠のものを改めて贈りたいと考えてはいるが……」


 ヒルデブラントはため息をこぼす。


「辺境伯から高価なものは領地にある屋敷ではなく、帝都にある屋敷に贈るように頼まれた。今、帝都の辺境伯邸にいるのは、辺境伯の第一夫人だ」

「そうでしたね」


 ヒルデブラントとシュライエルマイヤーはしばしの間、沈黙する。


「高価な贈り物だと思わぬ可能性、辺境伯夫人に贈ったものだと思われても困る」


「婚約者の辺境伯令嬢がいないのに贈るもの、いろいろと問題だろう。それ以来、辺境伯領にいる令嬢に使ってもらえるような実用的な小物しか贈ることができなくなっている…………」

「そういうことでしたか」


 シュライエルマイヤーは納得するようにした。


「あぁ。モルゲンネーベル辺境伯領までの距離や輸送中の盗難や紛失等の可能性を考えると、やはり高価な物を贈れないでいるんだ。私としても実は困っている」


 ヒルデブラントはため息まじりに呟いた。

 シュライエルマイヤーもヒルデブラントの贈り物事情を知り、話題を替える。


「閣下。ブラウシュタイン公爵領に向かうご予定は決まっていますか?」


 ヒルデブラントはシュライエルマイヤーのほうを向く。


「そうだね。公爵領にある本邸と調整を取り、数日後には向かう予定だよ。用件がある場合、早めに頼む」

「畏まりました――」


 シュライエルマイヤーは騎士団に戻っていった。


 ヒルデブラントはシュライエルマーヤーが帰ったあと、婚約者からの手紙を開く。じっくりと眺めた――。


次は……(ー_ー;)。まだ作成中です。


『第30話 不運な三人の伯爵令息と婚約者の行方』(第29話から変更/伯爵令息たちと婚約者の行方)



以下、不確定…………


『第31話 グランツフェルト辺境伯令嬢と婚約者』

(第27話に登場した辺境伯令嬢と侍女)


『第32話 モルゲンネーベル辺境伯と二人の辺境伯夫人』

(モルゲンネーベル辺境伯家と後継者問題)



『第33話 ″黒鷲のヒルデブラント″、もしくはもう一人のヒルデブラント』

(追加、怖いもの知らずな辺境伯令息。第18話に登場予定で作成中)


『第31話 ヒルデブラントと婚約者への手紙と出会い』

(第31話から第34話に変更/ヒルデブラント)




の予定です(>_<)/~~。




◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇



 話数が増える怪奇は続いており、当初の予定から増えつつ、脱線しております(ー_ー;)。



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇



 話数が前後したり、サブタイトルを変更したりすることもあるので予定は目安となりますm(_ _)。



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