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偽りの帝国騎士と白雪百合と白雪薔薇の巫女 ―リューティエスランカ帝国建国物語秘話―  作者: 陵 棗
第三章 ブラウンフェルト辺境伯家の事情(ヒルデブラント編/割り込み追加中)
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第   話 ブラウンフェルト辺境伯令息グスタフ・ヒルデブラント、策を弄する



 前話の後書きで予告の次話『ブラウンフェルト辺境伯と息子グスタフ・ヒルデブラント、策を(ろう)する』ができましたので新規で割り込み投稿いたします。



 この章でのヒルデブラントは、基本的にブラウンフェルト辺境伯令息グスタフ・ヒルデブラントのことです。


 えーっと、ヒルデブラントの友人。彼の爵位名が浮かびませんでした。高位貴族の令息であることだけは確かです。



 


 ヒルデブラントが父の辺境伯と会って、グランツフェルト辺境伯令嬢との婚約を破棄したいと訴えた数日後。


 ヒルデブラントは朝早くから黒鷲騎士団に出勤していた。騎士団の詰所で仕事を行う。

 昼食時間になると食堂に移動し、他の騎士と一緒に並ぶ。

 ヒルデブラントは食後に休憩用の椅子に座るとだらりと姿勢を崩していく。何気なく天井を眺めていた。

 しばらく沈黙しつつ、ため息を吐く。

 ヒルデブラントは友人の誰に声をかけるか、悩む。そのまま突っ伏して考え込む。ときおり、ため息を吐いていた。

 ヒルデブラントは沈黙したまま、時間だけが経過していった。



 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇



 一人の騎士が休憩場所に入って来た。突っ伏しているヒルデブラントに気づく。

 静寂を破るように声をかけてきた。


「おい、ヒルデブラント。ため息吐いて、どうした?」


 ヒルデブラントは声のするほうに顔を向けた。


「…………ベルトホルトか」

「調子でも悪いの……か……?」

「いや、別件だよ」


 ヒルデブラントはおもむろに姿勢を正し、座り直す。


「そういえば、ベルトホルト」

「何だい?」

「今日、時間はあるか?」

「いつものところに飲みに行くのか?」

「あー……」


 ヒルデブラントはふいに悩む。


「飲みたいか?」

「あぁ」


 ベルトホルトはヒルデブラントの問いに笑顔で答える。


「…………そうか、分かった。明日は?」

「一応、休みだよ」


 ヒルデブラントは誘った手前、決める。


「そうか。二人で飲みつぶれても大丈夫だな。酒とつまみくらいは出す」

「ありがとう」


 ヒルデブラントは本題に入る。


「酒のついでに少し訊きたいことがある」

「あー。ここで話せることではないのか?」

「あぁ、ここではな。ベルトホルト。それに酒が入ったら午後は仕事にならなくなるだろう」

「…………それもそうだな」


 ベルトホルトもそれには納得する。

 ヒルデブラントは続けていく。


「ベルトホルト。一応…………、個人的な内容もあるし、少しばかり込み入ったことも訊きたいから場所を変えたい」

「あぁ、分かった。どこがいい?」

「私の家で良いか?」

「ヒルデブラントの辺境伯本邸か?」

「あ、いや。本邸ではなく離れだ。そちらに来てくれ」

「分かった」


 ヒルデブラントとベルトホルトは午後の仕事に戻っていった。



 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇



 数時間後。

 日も暮れ、黒鷲騎士団での仕事を終えたヒルデブラントは馬で帰邸した。

 ヒルデブラントは思い出したように辺境伯本邸に寄る。辺境伯家の酒を管理している執事長を探した。執事長の案内で酒蔵に寄り、数種類の酒を仕入れる。お酒とつまみを友人が来るまで別邸に配達を頼む。

 その足で今後は父が保管しているだろう婚約者の絵姿を借りるため、家令を探す。家令には友人に婚約者の絵姿を自慢するためだと告げ、執務室より借りてきてほしいと持ってくるよう頼み込む。

 絵姿も友人が来る前に持って行るようにと頼んだ。


 ヒルデブラントは本邸での用事を済ませると、別邸に向かう。



 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇



 ブラウンフェルト辺境伯、別邸。


 ヒルデブラントはかたっ苦しい本邸ではなく、大半を別邸で過ごす。


 長い廊下を歩き、衣装部屋に向かう。黒鷲騎士団の騎士服を脱ぎ、籠に突っ込む。

 ヒルデブラントは並ぶ服を眺め、そこから一つを選ぶと着替えを済ませる。ゆったりとした衣服をまとう。


 ヒルデブラントは背伸びを行い、長椅子に身を投げる。


 しばらくすると扉が鳴る。扉を開けて入ってきたのは執事長だ。食卓用運搬車を押して入って来る。


「ヒルデブラント様。ご依頼のお酒とつまみ。そして婚約者殿の絵姿にございます」

「ここではなく応接の間に運んでくれ」

「畏まりました」


 食卓用運搬車を運んでいた従者は部屋を出て、応接の間に移動していった。

 ヒルデブラントは執事長に声をかける。


「友人もそちらに頼む」

「畏まりました」


 ヒルデブラントは執事長とともに応接の間に移動する。


「それではご友人が参りましたら、こちらのお部屋にお通しします」

「あぁ、頼んだよ」


 ヒルデブラントが執事長に依頼したお酒とつまみはすでに応接の間に運び込まれ、従者の手によって応接用長脚食卓に並んでいた。

 ヒルデブラントはおもむろに長椅子の一つに座り、友人が来るのを待つ。

 選んだお酒に笑みを溢す。頼んだつまみにも満足する。

 ヒルデブラントは手酌で開封済の酒をグラスに注ぐ。ちびちびと喉を湿らせる。


 ヒルデブラントは未開封のままになっていた婚約者の絵姿をそのままで友人に見せる訳にはいくまいと思い、急いで婚約者の絵姿を開封する事にした。


 ヒルデブラントは置かれた婚約者の絵姿にため息を吐く。絵姿を(にら)みつけた。

 グランツフェルト辺境伯家より届いていた婚約者の絵姿釣書。ヒルデブラントは別邸の部屋には持ち込まず、本邸で父に預けていた。

 封蝋(ふうろう)が残り、未開封と分かる。

 ヒルデブラントはため息を吐くと無造作に絵姿を掴む。絵姿の封蝋を()がし、結ばれていた紐を引きちぎった。

 ヒルデブラントは開けた絵姿を見ることはなく、その場に置く。



 取り急ぎ、開封処理を行った絵姿を見せる友人の到着を待つ。



 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇



 その友人、ベルトホルトが到着したのはそれから少し経った頃だ。

 ベルトホルトは本邸を訪ねる。

 家令はベルトホルトをヒルデブラントが待つ、別邸の応接の間に通した。


「ヒルデブラント様。ご友人をお連れいたしました」


 執事長はベルトホルトを応接の間に案内する。


「それではご用がございましたら、お呼びください」

「分かった」


 執事長は部屋を退出していった。


 ヒルデブラントは長椅子を示し、ベルトホルトを(うなが)す。


「とりあえず立ち話も何だ。座ってくれ」

「あぁ」


 ベルトホルトはおもむろにヒルデブラントの前に置かれた長椅子に座る。

 ヒルデブラントの前に酒瓶を差し出す。


「家にあった百年物の葡萄酒だ。この年は天候にも恵まれ、当たり年と噂の逸品らしい」

「美味いと評判の銘柄だな。ありがたい」


 ヒルデブラントとベルトホルトは目の前にある誘惑に手が出そうだ。

 ヒルデブラントがおもむろに告げる。


「なぁ。酔う前に用件は済ませようか…………」

「そうだな」


 ヒルデブラントとベルトホルトは納得する。


「ところでベルトホルト。()きたいことと云うのはだな…………」


 ヒルデブラントは言いづらそうにしていた。

 ベルトホルトはヒルデブラントのほうを向く。


「何のことだい?」

「婚約者との問題。そちらは解決したのか?」


 ヒルデブラントは話題を切り出す。


「ヒルデブラント。唐突に本題に入るんだね……」


 ベルトホルトはため息を()いた。


「その件か…………」


 ベルトホルトは重苦しい雰囲気を醸し出す。しばらく沈黙し、ぼやく。


「実はな……。婚約者に会いに行くんだが、なかなか会ってもらえない」

「そうか…………」


 ヒルデブラントはベルトホルトの言葉に返す言葉が浮かばない。


「お前の婚約者。確か辺境伯の令嬢だよな?」

「あぁ、辺境伯令嬢だよ」


 ベルトホルトは沈黙し、続ける。


「まぁあれだな。現状で婚約者といえるのか、一抹の不安だ」


 ベルトホルトは何度もため息を吐き続ける。そのたびに気落ちしていく。


「すまん。愚痴になった」


 ベルトホルトとヒルデブラントはしばらくの間、沈黙している。

 ベルトホルトがつまみを取ろうと手を動かした時、何かとぶつかった。

 二人の耳に床に何かが落ちる音が聞こえる。


「何か落ちたようだぞ」

「すまん、ベルトホルト。拾ってくれ」

「俺が拾っても良いのか?」

「大丈夫だ」


 ベルトホルトは落ちた物を掴んだ。拾い上げたものは巻物で長いものだった。


「すまん。大事なもの、絵姿だったか?」

「あぁ。絵姿だよ」


 ベルトホルトは雑に扱っていたことに気づき、丁寧に扱い始める。


「ヒルデブラント。婚約者に贈る絵姿だったか?」

「あ〜、いや。婚約者に贈る絵姿でなくて、婚約者からもらった絵姿だよ」

「婚約者か…………」


 ベルトホルトは絵姿を持ったまま、天井を見上げる。


「あぁ。婚約者だ」

「他人が見ても大丈夫なのか?」

「あぁ、問題ない」


 ベルトホルトは持っていた絵姿を裏返す。ヒルデブラントが婚約者だと告げた人物がベルトホルトの目に映る。


「なぁ…………。この女性、本当にお前の婚約者か?」

「あぁ、俺の婚約者で、グランツフェルト辺境伯の令嬢だ」


 ベルトホルトはそこに描かれた人物に目を奪われた。


「グランツフェルト辺境伯閣下の令嬢か」

「あぁ、そうだ」


 ベルトホルトは絵姿から目を離せない。


「本当にお前の婚約者なんだな…………」

「あぁ、残念だけど俺の婚約者だよ。お前の婚約者にはならないな」

「…………それはそうだな」


 ヒルデブラントとベルトホルトの言葉には違いがあった。

 ベルトホルトはヒルデブラントの婚約者が描かれた絵姿を続けている。

 しばらく絵姿に見惚れているベルトホルトだ。

 ヒルデブラントは黙ってそれを見ていた。おもむろに声をかける。


「気に入ったのか?」

「…………気に」


 ヒルデブラントの思わぬ言葉に驚くベルトホルトだ。動揺して絵姿を落とした。


「あ、いや。すまん」


 ベルトホルトは絵姿を拾い上げ、ヒルデブラントに絵姿を戻す。

 黙って受け取ったヒルデブラントだ。


「この絵姿はお前の婚約者だ。気に入ったというのは語弊があるだろう」


 ヒルデブラントは笑みを浮かべていた。


「いや。婚約者の絵姿ぐらい、父に頼めばいくらでも入手できる」

「この絵姿。欲しいなら持っていけば良い」


 ヒルデブラントは受け取った絵姿を差し出す。


「ヒルデブラント」


 ベルトホルトは沈黙し、しばらく考えた。たっぷり迷って告げる。


「良いのか?」

「あぁ、絵姿はまだある」


 ベルトホルトはヒルデブラントの真意を知らない。


「なぁ…………、ヒルデブラント。婚約者との惚気を聞かせるためだけに俺を呼んだのか?」


 ベルトホルトはヒルデブラントを見据える。


「すまん。そういう訳ではない」


 ベルトホルトは立ち上がり、声を出す。


「ただ惚気を聞かせたくて呼んだと言うなら、俺は帰るぞ!」


 ヒルデブラントも立ち上がる。


「すまない。違うんだ!」

「何が違う?」

「俺から婚約者を奪ってくれ!」


 ベルトホルトはヒルデブラントの言葉に瞠目した。


「…………は?」


 二人は気まずい雰囲気のまましばらく、静寂が訪れていく。



 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇



 重苦しい空気を破るように口を開いたのはベルトホルトだ。


「ヒルデブラント。絵姿の婚約者を奪え…………とは、穏やかではない。説明してくれないか…………」


 ヒルデブラントはベルトホルトに目を向け、見据えた。


「俺は…………、親の決めた婚約者とは結婚したくない。別に結婚したい相手がいるんだ」


 ヒルデブラントはベルトホルトに事実を告げた。


「…………そういうことか……」


 ベルトホルトはヒルデブラントの暴走かと思わせた言葉の意図を知る。


「確認するが、俺にお前の婚約者を奪えとはお前がその婚約者と結婚したくないということ。それだけか?」

「すまん」


 ヒルデブラントは即答した。

 ベルトホルトはため息を吐く。


「…………確かに俺も、自分の婚約者に対してこのまま婚約を継続して良いのかも分からない。婚約者はいつも不在で」


 ヒルデブラントは黙って聞きていた。


「それすら分からない」


 ヒルデブラントもため息が出る。


「ベルトホルト。俺は婚約者との婚約を破棄したい。この気持ちは変わらない」

「そうか、意思は変わらないんだな」

「あぁ」


 ヒルデブラントはベルトホルトを向く。


「ベルトホルト、頼む。俺の婚約者、お前が婚約者として迎えることができるかどうかだけでも考えてみてくれ」


 ベルトホルトは思案し続けている。


「ヒルデブラント。婚約に関しては父を通す必要がある。私の一存だけでは決めることはできない。時間をくれ」

「分かっている。ベルトホルト」


 二人は沈黙していた。その後、酒を酌み交わすこと数時間。

 空になった酒瓶が並ぶ。


 酔いつぶれたヒルデブラントとベルトホルトは長椅子で寝落ちしていた。



 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇



 次の日。


 ヒルデブラントとベルトホルトの二人は昼になる頃、起きた。

 空になった酒瓶とつまみの入っていた皿がいくつも並んでいた。

 ヒルデブラントとベルトホルトはしばらくそれを眺めている。


「…………昨夜は飲みすぎたようだな」


 ヒルデブラントはため息を吐き、呟いた。

 ベルトホルトも同意する。


「あぁ、互いにな……」


 片付けを頼み、軽い軽食を二人分、準備させたヒルデブラントだ。


 食後しばらくゆっくりしたあと、ベルトホルトは帰る準備をしていた。


「ヒルデブラント」

「何だい」

「婚約者に会いたくないと突き放しているようだが、剣の房ぐらいはもらっているんだよな?」

「…………剣の房?」

「あぁ、剣の房だよ」


 ヒルデブラントは考え込んだ。ふと思い出す。


「そういや、そうだったな」


 ヒルデブラントはおもむろに立ち上がると私室に向かう。細長い箱を抱えて、戻ってきた。


「こいつのことか?」


 ベルトホルトの前に置く。ヒルデブラントはその一つを掴み、箱を開ける。

 入っていたのは飾り細工の房飾りだ。


「使わないのか?」

「あぁ、同じものを作らせた。こちらはいらん」

「こんなにどうするんだ?」


 ヒルデブラントはしばらく考え込んだ。箱を眺める。


「…………そうだな。少々、溜まりすぎたからな。騎士団の寄付箱に突っ込んでくるよ」


 ヒルデブラントは言い切った。

 ベルトホルトはヒルデブラントに訊く。


「婚約者から貰った剣の房、使わないのか?」

「婚約者になりたての頃は毎年贈られてきたからな。使わないからすぐに溜まる」


 ヒルデブラントはため息を吐くつつ、続けた。


「五十年くらい前に毎年作るのは大変だろうとやんわりと断るように父に頼んだはずだったがな……」


「最近は五年分まとめて贈られてくる」

「五年分か……」


 ベルトホルトもそれには驚いた。

 ヒルデブラントは指し示す。


「五年分だ」

「どうするんだ?」

「黒鷲騎士団の寄付箱に突っ込んでくるよ」

「お前が使う分は取っておくのか?」


 ベルトホルトは疑問を告げた。


「婚約を破棄したいと思っているのに未練がましく使うか?」


 ヒルデブラントは顔を上げ、ぼやく。


「そこまで言うか……?」


 ベルトホルトはヒルデブラントに突っ込む。


「騎士団の寄付箱に突っ込む予定だ。欲しかったらそこから持ってけ」

「そうする。剣の房は消耗品だ。いくつあっても困らない」


 ヒルデブラントは持ってきた箱に目を落とす。

 ベルトホルトは絵姿を持つ。


「ヒルデブラント。参考までに絵姿を預かるよ」

「頼む」

「それと……。婚約に関しては父を通す必要がある」

「あぁ。それは分かっている」


 ヒルデブラントとベルトホルトは沈黙する。

 ベルトホルトは確認のため、訊く。


「話は戻るが、この絵姿。本当にもらって良いのか?」

「あぁ、持っていけ」

「ありがたくもらっていくよ」


 ベルトホルトは忘れずに絵姿を持つ。帰っていった。








 次話は『ブラウンフェルト辺境伯令息の婚約者と恋人』を予定しております。





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