1話「私は…」
わたしはここの小さな町で楽しく暮らしていたはずだった。
雨が降っている。焼野原の中に14歳ぐらいの女の子が誰かを抱えていた。
「ごめん、ごめん、ごめん。 また大切な人を守れなかった... 友達失格だね」
その女の子の目から光が消えていた。
その瞬間陰から何かが出てきて女の子の体はその闇に飲まれていった。
グサッ 何がが体に刺さった。
「おまえはまたこの世のあやまちをおかした。おまえはこの世にいらぬ。死ね」
そして女の子の体は灰となって無くなっていった。
ちゅんちゅん外で鳥が鳴く。
「ふわぁ ねむ」
わたしの名前は川野宮。どこにでもいる普通の中学生1年生だ。
わたしは着替えてから朝ご飯を食べ学校に行った。
「おはよ!」
「おはよ まい」
この子は私の友達須々木まい。私の幼馴染み
「昨日テスト勉強した?」
「あ!やり忘れた テスト勉強正直言ってめんどくさい」
「駄目だよちゃんとやらなきゃ」
「うぅ そ、そんなことよりもうすぐ授業だよ」
「そうだね~今日も頑張らなきゃ」
キーンコーンカーンコーン
「皆さんおはようございます」
「おはようございます」
「1時間目は社会です。準備してください」
そして授業が進み…二時間目になった。二時間目は英語だった。
先生に挨拶をした瞬間だった。
バリン 廊下の窓ガラスが割れた。
「なんだなんだ」
みんなが驚いた。
(しまった。昨日取り逃がした奴だ)
「おいおい、こんなところに昨日の奴がいるのか?」
「ああ、居るさ。こんなに魔力が強いんだ。お前もわかるだろ」
「俺は魔力なんておめえみたいににはっきりわからねーよ」
「はぁ何て面倒なんだ。まあいい奴はここにいる。」
教室では放送が鳴った
「みなさん安心してくださいただ変な人が学校に入ってきただけです。」
(安心している場合ではない。早く逃げないとみんな殺される)
「ただのコスプレイヤーだってよ。でも気になるなどんなコスプレなんだ?」
「知らねぇよ。見たいなら見てきな」
そしてみんなが外を見に行った。
「宮ちゃん。見に行こ!」
「危ないよ!」
「大丈夫だって」
「はぁわかった少しだけ」
「おお殺し放題じゃねえか」
「そう興奮するな。まずは奴を殺さなければ楽しめませんよ。」
「あなたたち早くここから立ち去りなさい。」
「なんだぁ?あいつは?邪魔だな殺すか。ファイヤーアロー」
「防御魔法展開」
ぼわぁと火が延焼した
「きゃぁ」
「おい俺の邪魔するな」
「じゃまなどしてないけど」
「まさか奴が来たのか?」
「ねぇなにこれ宮ちゃ…」
「よくも私の楽しい学校生活の邪魔したな。私に力を」
そういった瞬間目の前に剣が現れた。
「おぉやつからきたz」
ぶしゃぁー 鮮血が流れた。
「ぐずぐず喋ってないで早く戦闘態勢にはいったほうがいいよ」
「貴様よくも」
「宮さんこれは?」
「こいつらは悪の組織Evilだ。」
「お前こそ喋ってないで俺と戦え」
また鮮血が散った。腹に剣を刺したのだ。
「死ね。エンド」
「がはぁくそがぁ」
「よくも相棒をk」
「お前も死ね。エンド」
その時
「隊長。ご無事ですか?」
「ああ、私なら問題ない。それよりもっと早く来い。到着が遅い」
「すみません。ほかのk」
「そんなことより早くかたずけろ」
「は、はい」
(ああ、私の秘密バレちゃった)
「み、宮さんあなたは…」