勧誘
トランキーロと他の獣人族、それから巨人族の女の子を交えて今の状況の説明を始めた。
「とりあえず、僕から説明するね。まず僕が巨人の子を鑑定眼で見ると呪われてたから、あの刀の能力の相手の身体から指定したものを吸い取って自分へのバフへ変えるって能力で、とりあえず呪いを吸い取ったんだけど・・・・調子はどう?」
「やっと、自由になっただよ!あんがとな!あと、うちの名前はティアってんだよろしくな!」
「そういえば、その吸い取った呪いはどうなったんだい?」
「呪いは、僕へのバフに変換されたので、実質消えましたよ。それで、どうしてああ言う状態になったんですか?」
「それは、突然彼女が山から落ちてきたんだけど・・・・」
「記憶と意識はあったから、うちから説明するだ!あれは3~4日前だっただ・・・・
うちは、大分前に魔人が襲ってきた時に呪いをかけられて、封印されてただ・・・・
その封印がなぜか、3~4日前にとけただ・・・・そして封印がとけたついでに呪いが一気に襲ってきただよ。
それからしばらくは、山の上の方でモンスター相手に呪いのせいで暴れてただ。それがほんのちょっと前に足を踏み外しただよ・・・・
それから、斜面をコロコロ転がって起き上がったらここだっただ。」
「ほう、それでいきなり現れて暴れていたのですね・・・・
わたし達は、ここから縄張りが近いのでどう対処しようか悩んでいたんですが、彼女の視界に入らない限り襲われ無いし、暴れ過ぎていて近寄れ無かったので無為無策だったからね・・・・」
「なるほど・・・・封印がとけたのは、3~4日前となると僕たちが山を掘り進んでると気だけど、どんな風に封印されてたの?」
「うちは、巨人族の中で強いほうだっただよ、だから呪いかけられて混乱している間に、でっけー魔石で下から突き刺されただよ・・・・」
「大きい魔石?」
「お兄さん、山の中央に突き立ってたやつじゃないアルか?」
「あ~、じゃあ封印がとけたのは僕のせいだね・・・・と言うか、あの山の頂上で、良く生きていられたね・・・・」
「頂上じゃあ無いだよ?まだあんま高く無い山だった頃に麓で封印されたんだけどよ?段々と山も魔石も大きくなっていっただよ!」
「なるほど、魔力を蓄えて大きくなった魔石が山の中央まで伸びって行ってたってことだったんだね・・・・」
「それをお兄さんがしまったアルね」
「んだ、うちはそれが抜けて自由になっただよ・・・・あんがとな!」
「うん・・・・とくに助けたつもりは無いんだけどね・・・・これで話も纏まったし、いの・・・・トランキーロと他の獣人族とティアを連れて、僕らの王国に帰りたいんだけど、来てくれる?」
「わたしは行きたいんだが・・・・他の獣人族は父に聞いて見るけど、父が動かせる獣人族は虎族だけなんだ・・・・みんなここの土地が好きだからここを捨てるとなると・・・・」
「大丈夫だよ!セイヤが作ってくれた転移装置が沢山あるからすぐに帰れるから」
「セイヤ?中田くんもいるのかい?」
「うん、チャンも僕の妹の美憂もいるよ」
「えっ?妹ちゃんは、バスにはいなかったはずだよ?」
「そこはいろいろあってね・・・・」
「まあ、色々あるんだね・・・・じゃあ、少し説得してくるよ!」
そう言うと、トランキーロは他の虎族の方へ走って行った。
「ティアはどうする?」
「うちは着いて行くだよ!コルは恩人だしな!一生添い遂げてやるだよ!」
「えっ!」
「またお兄さんが嫁を増やそうとしているアル!全員集合アル!」
それから、トランキーロが帰ってくるまで僕は説教され、ティアは嫁になる上での注意点など色々と説明を受けた上で嫁になることを認められていた・・・・
僕の決定権って物は無いみたいだ・・・・
指輪も増やさなくちゃなぁ
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