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この愛らしい女神と異世界旅行  作者: ニュー☆カマー
18/109

帰るまでが旅行です③

いつも読んでいただきありがとうごさいます。


「すみません!通してあげてください!」


「ハァハァ、あの····すみません····娘が、知らないうちに拐われたみたいで····」



「いつ、ごろ娘さんを見失ったんですか?」


「襲われ始めて····集会所に集まったところまではいたのですが····」


「どんな子ですか?」


「大きさはあなたたちと同じくらいで····髪はお団子にまとめてます。」


「何か、手がかりはありませんか?彼女の持ち物とか····」


「あの····こんなものでもいいですか?」



そこで差し出されたのは、なぜかその人が身に付けていた盾だった····僕らのサイズでこれを持つとすんごいデカいんだけど····



「この盾は娘が娘が欲しいと言うので買ったんです····なぜか、大切な人を護るんだと言って····」



「なんか、スゴい娘さんですね····お借りしますね····」すんすん



凄い視線を感じるが、漫画などでは鼻が利くキャラが多いので仕方がない····


「いや、嗅ぎすぎだろ!」


「中田氏····みんなを連れてキャンプに帰ってて!」


「どうした?俺たちがいちゃ不味いのか?」


「いや、あまり大人数で行くとバレそうな気がするんだよ····バレずに拐ったくらいだし、気配には敏感そうな気がするんだ」


「まあ、確かにバレたらヤバいだろうな····分かった、無事に助け出して帰ってこいよ!」


「うん!」


「何、私たちをおいて男の友情劇みたいなことしてるんですか····1人で、行かせるわけないじゃないですか!」


「みゆなら影に入って付いて行けるよ!」


「いや、今回は1人で行くよ····なんか嫌な予感がするんだよ····」


「なら余計に付いていった方が····」


「わかった····マリカ、もしも僕が魔法を使ったら助けに来てくれないか?それまでは、僕1人でがんばるよ」


「コルくんがそこまで言うなら····何かあるんでしょう····運は能力で高いはずなので大丈夫ですよね····帰ってきてくださいね」


「お兄ちゃん、約束だよ!魔法を使ったら行くからね!」


「わかった!約束するよ!じゃあ、行ってくるから」



とりあえず、能力でこれでもかと言うほど気配を消して、娘さんの匂いを追いかける····離れすぎじゃないか····あの村からもう4~50kmは、離れている····まあ、ここまで来るのに2分位しか走ってないが····



「ここか····」



そこで、僕の前に現れたのは····寂れた一軒の大きな洋館だった····



「さっきのみゆのやつをみた上で来るのがここかよ····」



そこは、普通に見ると何もいないが····


「僕には見えるんだよ····残念なことに」




レイスやゴーストの巣窟だった····












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かみんぐすーん

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