現時点における単語説明、及びキャラクター紹介
神代天翔
年齢18 身長174㎝ 体重68㎏(別に太ってるわけじゃなく、筋肉です)
元魔術協会魔術師第二階位。現在はAクラス討伐の褒賞、並びに魔法を完成させたために『銀の魔法使い』を拝命。
容姿 黒髪黒瞳(魔法使用時、銀髪赤眼)体型としては筋肉質。服は学園より支給された制服を着ている。
神代家に生まれ、両親が魔術師を育成するための道場を開いていた影響か、生まれたころから常に魔術が隣にあった。一度だけ、両親の元を離れ、有名な魔術師に指導を受けたこともある。
魔術協会から下された初めての依頼は、とある魔術師の殺害。仲間内で犠牲を出しながらも依頼を全うし、『銀の魔術師』としての称号を魔術協会から受け取る。
とある事情から魔術から離れていたが、アイリスによって戻ってくる。
基本的に困っている人間が居ると放っておけない性格で、毎度毎度トラブルを持ち運ぶトラブルメイカー。
保存容量はCランク、魔力もⅭ+ 魔力回路良質
『銀の弾丸』──天翔の代名詞の魔術。あらゆる概念をぶち壊す概念魔術。由来はその名の通り、銀の弾丸であるからと、古来より魔を打ち払うのが銀とされてきたから。
基本は魔術道具であるので、天翔自身の魔力が欠損寸前であっても発動可能。例として、不死身の概念をぶち壊し、殺せるようにする。
『未だ見果てぬ理想』──天翔が編み出した魔法。この魔法はあくまで戦闘用ではなく、手段としての魔法。第三層──魂の物質世界とまで称される、前人未到の境地に至るための魔法。
『???』──いずれ出る魔術。天翔の持ちうる魔術の中で最も威力が高い。ただし、制限も多い。
『■■■』──不明。
アイリス・ネフェタルリア
年齢14 身長155㎝ 体重44㎏
魔術協会第七階位。
容姿 金髪碧眼 服はエヴァ―ガーデンにおける制服
魔術の名門にして、魔術協会円卓第三席に座っているネフェタルリア家の最後の一人。魔力が使えない、という名目で地下に軟禁状態にされていた。実際、何事もなければ日の目を見ることなどなく、地下で一生を過ごす。
だが、少し前のネフェタルリア本家が途絶えてしまったこと、またアイリスが生還したことにより、表舞台に姿を現す。しかし、実際には使えないわけではなく、天翔と出会い、実力を伸ばしている最中。
……ただし、アイリスに自覚はないものの、アイリスには何かが隠されている。それこそ、ネフェタルリアが全てを賭けた完成品なのだから。
保存容量Sランク、魔力量A+ 魔力回路難あり
『???』──一切不明の魔術。彼女自身も式の構築方法を知らない。が、なぜか保存容量の中にある魔術式。
天城詩音
年齢16 身長161㎝ 体重49㎏
魔術協会第二階位公爵級、及び魔術協会日本支部副室長。また、『???』
容姿 黒髪紫瞳。ポニーテール。フリルのついた白黒のロングスカートに、落ち着いた色のオフショルダーの服。
今の所天翔が好きぐらいしか分かってない人。魔術師としての才能は高いが、性格に難あり。
色々謎があるけど、彼女がヒロインの章があるのでそこで語られる(はず)。本編では災害級を倒すのに一役買った。天翔とは友人関係(あくまで仕事上のみで、プライベートではそもそも会わない)
保存容量Aランク 魔力量B+
『火焔呪弓』──アポロンの神話を取り込んだ、詩音の数ある魔術の一つ。太陽神と言われることも多いアポロンの、『弓の名手』としての側面を使った魔術。炎を圧縮し、空より飛来させる火焔の弓──だけで終わらず、その一つ一つには呪いとしての側面も追加されている。(詳しくは、アポロンの神話を調べてください)
『???』──天城詩音最強の魔術。しかし、誰もその魔術を使ったところを見た事がない。
レグラス・ウィルハード
年齢21 身長189㎝ 体重74㎏
魔術協会第二階位公爵級
容姿 黒髪黒瞳。黒の軍服みたいな恰好。
イタリアに居を構えるウィルハード家の出身。切れ長の瞳で、近寄りがたい雰囲気を醸しだす天才魔術師。師は黄金の夜明け団の幹部の一人、ウィリアム・ロバート・ウッドマンの弟子の弟子。故に、レグラスは今の魔術が普及する前の、秘匿されていた魔術を一通り使える。
天翔と会ったのは四年半前の、フランスで起こったとある事件で。理想を追い求めていた時期もあったそうだが、今は現実主義者。
保存容量Bクラス 魔力量A-
穂坂奈緒美
年齢28 身長164㎝ 体重52㎏
魔術協会第二階位公爵級、及び魔術協会円卓第十二席、また二代目エヴァ―ガーデン学園長
容姿
セミロングの茶髪に、コバルトブルーの瞳。また、学園の講師が着る服をピンクで改造済み。
僅か一代で円卓の席に迎え入れられた天才魔術師。十年前の『邪神戦争』において多大なる功績を上げたため、特例で円卓に入った。エヴァ―ガーデンには、その伝手で学園長となる。
ちなみに天翔の両親ともそれなりの交友があった模様。
アリア・ノビス・システリア
年齢14 身長156㎝ 体重42㎏
魔術協会第三階位、システリア家次期当主
容姿 青髪蒼眼 エヴァ―ガーデンの制服
システリア家に生まれ、英才教育を受けてきた天才。血統から、氷系統の魔術に優れており、このまま成長すれば魔術師界の中でも有数の実力者になる。
システリア家次期当主──つまり、現当主である彼女の母が今現在病魔に侵されているゆえに、彼女の母は早々に子供に責を負わせることに決定した。自由な生き方ではなく、怨嗟の道に。
アイリスを嫌っているが、その辺はおいおい。
保存容量Aクラス 魔力量A+
暁悠斗
年齢18 身長176㎝ 体重67㎏
魔術協会第二階位侯爵級
容姿 茶髪に黒瞳。爽やか系イケメン
天翔の親友。出会いは二歳の頃。親の都合で一緒に遊んだことからで、それ以来お互いを高め合うライバルとして、切磋琢磨してきた。実力で言えば『魔術師』である天翔に圧勝できるぐらい(ただし、魔法を使った状態では勝てない)
天翔が居なくなってからは、世界各国を飛び回り、片っ端から救われない者たちを救ってきた、英雄とでも呼ぶべき存在。
基本、天翔が持ってきたトラブルに巻き込まれる側で、苦労人の気質あり。性格は柔和で、誰にでも優しい。ただし、天翔と話すときはちゃんと年相応。
保存容量Bクラス 魔力量B-
フレデリカ・クラウスリス
年齢22 身長171㎝ 体重58㎏
魔術協会第二階位侯爵級、フランスにおける最強魔術師
容姿 色の抜け落ちたような白色に獰猛な赤の瞳。白のジャケットに、ショートパンツ。
化け物。ただその一言に尽きる魔術師。魔術師に目覚めてたった四年。それだけの年数でフランスの頂点に上り詰めてしまった。元はスラムに住むような、天に見放された子供だったが、フランスで起きたとある事件によって人生が一変し、突然魔術師に覚醒する。
ただし、使える魔術はただ一つのみ。
保存容量Dクラス 魔力量C-
『???』──フレデリカが使える、ただ一つの魔術。
ラミラル・ウィロール
年齢34 身長156㎝ 体重51㎏
魔術協会第二階位侯爵級、並びに魔術協会円卓第六席パーシヴァル卿
容姿 緑髪にエメラルドの瞳。基本黒スーツ。
円卓第六席パーシヴァルに座る、ウィロール家の当主。この地位は、本来ラミラルの夫が務めていたが、十年前の邪神戦争によって命を落とし、且つ家を継ぐ息子がまだ幼かったために繋ぎとして当主を相続。化け物。
保存容量Aクラス 魔力容量B-
フィラリア・ウィロール
年齢16 身長178㎝ 体重64㎏
魔術協会第三階位
容姿 母と同じ
ラミラルの息子。普段は気のいい少年だが、天翔が関わると仮面が崩れる。
単語集
魔術──アレイスタークロウリーが基を築き、デイビット・ウィリアムズが世界に発表し、魔術協会が改良を加えたもの。
空気中に漂う見えない物質の一種であるエレメントを媒介し、この世ならざる奇跡を引き起こす。ただし、扱うには魔術と言う現象を捉えられているかどうかがカギとなり、平たく言えば生まれた時点で魔術師になれるかどうかが決まっている。(ただし、例外は除く)
魔法──魔術ですら起こすことの出来ない、奇跡。これについては何らかの偉業を達成している必要がある。(例として、神代天翔の魔法も前人未到を覆した)現在、魔法を扱う者は十二人。
『正義』の魔法使い、『???』の魔法使い、『黒』の魔法使い、『???』の魔法使い、
『冥』の魔法使い、『青』の魔法使い、『赤』の魔法使い、『治癒』の魔法使い、『???』の魔法使い、『???』の魔法使い、『銀』の魔法使い
これらの呼び名については、全て魔術協会が命名した。
魔術協会──魔術が使われるようになったころから頭角を現した結社。あらゆる魔術結社、魔術組織を蹴散らし、魔術世界における頂点に居座りついた。今では権力は国と言っても差し支えない……否、国すらも凌駕しうるほどの権力を持ってしまった。現在、全ての魔術師は必ずこの魔術協会に所属しなければいけない。
魔術については全て、この魔術協会が定めている。ただし、創設年などの情報は一切明かされておらず、秘密の多い組織。本部は大西洋のど真ん中にある孤島。支部は世界各国。
魔術協会元老──聞くところによれば、魔術協会創設者。現在のメンバーは八人とされているが、実際に活動しているのは六人のみ。
魔術協会最高意思決定機関であり、彼らの言葉は世界を左右しうる。ただし、全員が全員どこにいるかなど全く分かっていない。
魔術協会円卓──魔術協会元老達、最高意思決定機関の下。要は元老らが話し合う必要のない問題を解決するための会議。つまり、中間職。
第一席、永久欠席。第二席、ケイ卿。第三席、ランスロット卿。第四席、ベディヴィア卿。第五堰、ガヴェイン卿。第六席、パーシヴァル卿。第七席、モルドレッド卿。第八席、ガレス卿。第九席、アグラヴェイン卿。第十席、トリスタン卿。第十一席、ガへリス卿、第十二席、ガラハット卿。
ファントム──魔術が世界に発表された数年後から姿を現した化け物。種類はAクラスまで含めて1000種類以上。魔術協会元老がこの名を名付けた。
EXクラス、及び災害級──ファントムの中でも圧倒的な力を持ち、単体で世界を滅ぼせる力を持った化け物。もしくは、Aクラスに含まれる1000種類ではない新種のファントムをそう呼称する場合も。
現在、現代で確認、討伐された災害級は三体のみ。内一体は後にAクラスへ。
災害級と呼ばれるようになった理由は、邪神と呼ばれるファントム。他の追随を許さぬほどの圧倒的な力を持っており、急遽組まれた円卓数人を指揮官とした討伐隊も壊滅させられるほど。最後は一人の魔術師によって消失した。
エヴァ―ガーデン──日本が作り上げた魔術師育成機関。太平洋に人工的に作った島。
人口は約10万人程度。うち、学生は4割。半分以上が魔術師。エリアは5個に分けられており、学生寮エリア。学園エリア。商店街エリア。空港エリア。住宅街エリア。
学園ではカリキュラムを自らで設定する(大学と同じ)。必ずでなくてはならないのは魔術実践のみ。他の授業は卒業まである程度修めていれば問題なし。一か月ごとに試験があるが、規定に満たない生徒は本土に送り帰される。試験自体は一か月ごとに内容が様変わりし、対策できないように。一回生、二回生~十回生まで。要は十年居ても問題なし。卒業者は本土に帰ってもいいし、留まっても構わない。
一年を通して主席、次席を決める。ただし、その年で最も優れた二人であるため、学年は関係ない。
パートナーシステム──学園が定めたシステムの一つ。師匠一人、弟子一人のマンツーマン指導。ただし、指導する側は必ず年齢、もしくは学年が上でなければならない。(例として三回生が師匠を求めるのであれば四回生以上、もしくは外部から第四階位以上を呼ばなければならない)生徒全員がこのどちらかに所属してることが在籍の条件。
ちなみに、指導する側を見つけるのは基本自力で。エヴァ―ガーデンの学園に在籍する際は学園が始まる一か月前からこの島で住み始め、学園が始まるまでの期間に指導する側を見つけなければいけない。始まるまでに見つからなければ、学園側が自動で割り振る。あぶれないかの心配があるが、そこは計算して新入生を決めているので心配は要らない。
なぜ自らの力で見つけるのかは、人を見る目、話し方、などを早々に学んでもらうため。
特徴は弟子側の成績によって、師匠側の待遇も決まってくるという事。成績が高ければ滞在料、食事料……その他諸々を学園側で支払ってくれ、低ければ低いほど待遇が悪くなっていく。全ては一つでも上を目指してほしいから。