与えられすぎるのは不幸だ!
今、人間は第一の自然を忘れてしまった。車やスマホ、テレビというものがないと生きてはいけない。
今、人間は第二の自然の中で生きている。第一の自然が地球が作り出したものだとすれば、第二の自然は人間が生み出した文化だ!
人間の寿命は延び、生活は豊かになった。それで、救われない命が救われるようになったことは人間が残した功績であろう。
しかし、子どもには人間が培った文化第二の自然を与えられすぎる者もいる。無菌状態を与え、免疫が少ない子どもを育てる。ゲームやスマホを小さいうちに買い与え、虚栄心を子どもに植え付けさせる。
無菌状態を与えられた子どもは、少し病気になるとひどく苦しみ、時に命を落とす。ゲームやスマホを買い与えられた子どもは、学校でそれを持たない子どもに見栄を張り、その子をいじめるかその逆にいく。
ルソーは言った、「子どもを不幸にしたかったら、なんでも与えられる状態を作ること」だと。
中高生よ!何も持ってないからと言って落ち込むことはない。君たちは強い体を持ち、自らを成長させる劣等感を持っている。
劣等感は人を成長させるが、虚栄心は人を弱体化させるのだから。
私の論に正解はない。
正解はあなたの心の中に…