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ホームズの謎解き事件簿  作者: クロード
ホームズとスノーマンとセルフィー
7/22

怪盗と探偵

今回長いです。

コツコツコツ

 誰かの足音がする。

コツコツコツ

 ある扉の前で足音が止まった・・・

 こんな事になる数時間前。どうでもいいが、ホームズとスノーマンは、けんかしていた。

「なによ!ホームズのわからずや!ボケ!」

「誰がボケか!馬鹿!」

「もうホームズなんて知らない!」

「こっちだってお断りだね!お前と知り合いってだけで吐き気がする!」

 こうなった理由は、なぜかはわからないのだが、二人でどこか行った後、けんかしながら帰ってきたのだ。

「まあまあ、二人とも」

『うるさい!セルフィーはひっこんどけ!』

 セルフィーは、落ち込んだ。

「すいませんねーはいはい。どうせ私は邪魔者ですよーブツブツブツブツブツブツブツ。」

「こわっ。」

 セルフィーの同僚(警備員B)が、セルフィーを見ていった。

「おーい、集まってくれー。」

 ガロアが、みんなを集める。

「今日の警備体制なんだが、宝の部屋の前は、ブラックチェッカーが来る、八時からをホームズ君とスノーマンぼ二人に任せたい。」

『え~』

「何か文句があるのか?」

 え~といったホームズと、スノーマンをにらみつけながらガロアが言った。

「めちゃくちゃありますよ!」

「そうですよ!俺は監視室に居ないといけないんです!」

「あぁ、そうだったな。じゃぁ、他に代わりを・・・」

「あっ、私やります!」

 落ち込みから回復したセルフィーが、言った。

「おおそうか、じゃあ言ってくれ。」

「はい!」

 そしてこうなった。

コツコツコツ

 誰かの足音がする。

コツコツコツ

 足音は宝の部屋の近くで止まった。宝の部屋の前には、セルフィーがたっている。

ダッ

 足音の主は走った。

「あっ。」

 セルフィーの声を最後に、宝の部屋の前は誰も起きていなかった。

コツコツコツ

 足音の主は、宝の部屋へと足を踏み入れる。時間は、午後九時。ブラックチェッカーが来る時間。

つまり、この足音の主はブラックチェッカーだ。

《こっちは、OK。そっちは?》

 通信機越しに男の声。

「OK!じゃ、パスワードはっと。0192・・・」

ガチャ

 ブラックチェッカーが、パスワードを入れ終わると、宝のケースが開いた。

 ブラックチェッカーは宝を手に取りつぶやいた。

「女神の涙いただき~☆」

《何してるさっさとしろ。》

「うるさいな~」

 ブラックチェッカーはしぶしぶ入り口へ向かう。

 出る前にいったん立ち止まり、入り口の監視カメラに向かって【女神の涙】を見せた。

 誰も見ていないのを知っていながら・・・・・。

 翌朝。

「あ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!」

 館長の叫び声が博物館中に響き渡った。

「どうしたんですか?」

 先ほどの叫び声で博物館の人たちが、集まってくる。

「どうしたも何も、【女神の涙】が盗まれてるんですよ!」

『え~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!』

 そこに集まっていた全員が、館長と、同じように叫んだ(館長より大きかったかも・・・・)。

「ホームズ君、スノーマン君、セルフィー君、君達は、見ていたんじゃないのかね!」

・・・・・シーン。

 返事が無い。

「あの三人、どこいった~!」

「あ~。すんません。」

「ここです。」

「医務室行ってました。」

 ホームズ、スノーマン、セルフィーの順番で、今までどこに居たかを説明する。

「あ、すまん。じゃなくて!」

「【女神の涙】が、盗まれたんでしょ?」

「なんでしってる?」

「ま、推理すれば分かりますよ。」

 ホームズが、当たり前のように言う。

「推理とは?」

 館長が、首を突っ込んでくる。

「簡単な話ですよ。俺が監視しているときに、後ろから頭を叩かれましてね。」

 そういうと、ホームズは頭をさすった。

「叩かれる前に最後に見た時刻が八時五十分だったんでね。」

「私達は、眠らされてたみたいです。」

 セルフィーが、話し始めようとした。

「あぁ、待ってくれ。ちょーっと待ってくれないか?」

 あわててガロアが止めた。

「後で聞くから。まずは部屋を移動しよう。」

 他の警察たちが、もう指紋などが出てこないか、検査し始めている。

 ホームズたちは、部屋を移動し、ホームズからそのときの説明を始めた。

「俺は、さっき言ったとおりです。後ろから襲われれました。」

 次は、スノーマンだ。

「私は、眠らされました。セルフィーに〈トイレに行ってくる〉って伝えてから行ったんです。

トイレに行くために角を曲がったら、いきなり、ハンカチっぽいものを、口に当てられて、そのまま。」

「眠ったと。」

「はい。」

「うむ分かった。じゃあ最後は、セルフィー頼む。」

「はい。だいたいはスノーマンさんと同じです。ただ・・・」

「ただ?」

「少し奇妙な、事が起きたんです。」

「奇妙?」

「はい。昨日の夜は、途中でスノーマンさんが、トイレに行ってくると言って、トイレに行きました。

ここまでは、スノーマンさんと同じです。ですが、スノーマンさんがなかなか帰ってこなくて、夜九時近くのとき、角に人影が見えたんです。私てっきりスノーマンさんだと思って、手を振ろうとしたら、いきなりその人影が、走ってきたんです。驚いてたら、後ろにまわられて、その時に少しかおを見れたんですが、顔は・・・・・。」

 セルフィーが言いにくそうに、している。

『顔は・・・・・?』

 三人(ホームズ、スノーマン、ガロアの三人)が聞いてくる。

「顔は、スノーマンさんでした。」

『えっ!?』

「似てるとかじゃなくて?」

「本当に私だったの?」

「はい。いつも顔をあわせてるのに、間違えるはずがありません。」

「はあ。」

「でも、スノーマンでは、無いだろうな。」

 ホームズが、つぶやいた。

「何でですか?いや、疑ってるわけじゃないんですけど・・・」

 スノーマンに、にらまれ、あわてて言い直すセルフィー。

「俺がおきたときに監視カメラをあわててチェックしたんだよ。そこに、眠らされたスノーマンがうつってた。」

「ふむ。一応チェックしてくるか。」

 四人は、監視室へ移動した。

「ほら、ここ。」

 ホームズは、機械を操作し、映像を進めていく。その映像には、スノーマンが歩いていた。すると後ろから誰かが、走ってきた。

《!むぐっZZZZZZZ・・・・》

 歩いていた、スノーマンは眠らされ、眠らせた人物がこちら(監視カメラ)の方を見ていった。

《世紀の大怪盗!ホワイトチェッカー見参!》

 声からして男だ。ホワイトチェッカーはカードを投げてきた。そのカードにはブラックチェッカーとは、逆のチェッカー模様が書いてあった。

「本当だ。」

「まあ、これでブラックチェッカー一味のうち、一人が、わかりましたね。」

「えっ、あぁ、そうだな。」

 スノーマンが生返事を返した。少しボーっとしていたようだ。

「ガロアさーん!」

 またもや、廊下から声がする。

「どうした。さわがしい。」

「あの、これが、」

 警備員が、ガロアに駆け寄り白い封筒を渡す。

「?これがどうしたと言うんだ?」

「あ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!」

 ガロアが聞き返すと同時に、セルフィーが叫んだ。全員耳をふさいだ。

「いったいどうしたんだ?」

 ガロアがおそるおそる耳から手を離しながら言った。

「それ!その封筒!」

 そういいながらセルフィーは、警備員から白い封筒をふんだくった。

「これ!やっぱり!怪盗Fの予告状!」

「怪盗えふぅ?」

「知らないんですか?今、女子の間で大騒ぎですよ!」

 セルフィーが一生懸命に説明しようとした。

「そういや、聞いたことあるな。」

 ホームズがつぶやいた。

「あの、イケメン怪盗って噂の?!」

 スノーマンが、おどろきながら言った。

「そうですよ!あの女子の間で大人気!怪盗Fですよ!」

「知ってるのか?」

 ガロアが聞いた。

「知ってるも何も!」

「今、女性の警察関係者の間では、この話で持ちきりです!」

「うわさって、どんな?」

 ホームズが聞いてきた。

「まぁ、うわさは、チョーイケメンだとか、」

「ブラックチェッカーを、うわまわる盗みのうでまえだとか。」

「でも、やっぱり・・・」

『怪盗Fの、予告状を、手に入れた人は、・・・』

「人は?」

『怪盗F本人に会えるってうわさが、一番強いです!』

「は?」

 聞いていたガロアは、かけているメガネがずり落ちそうになった。

「いくらなんでもそれは・・・」

 セルフィーは、聞いちゃいない。

「遠目で見てもかっこいいのが、わかるんですから、」

「そうよね!あ~私もあってみたいなぁ。」

 スノーマンとセルフィーで、勝手に盛り上がってる。女子だけで盛り上がっているため、ガロアは入れない。

「なぁ、あれ、どうしようか、ホームズ・・・って、あれ?」

「どうしたんですか?」

「あ、いや、ホームズが見当たらなくて。」

「えっ?」

 三人は、辺りを見回す。

「確かに居ないわね。」

「どこにいったんでしょうか?」

「・・・・・・・・・。トイレじゃない?」

 スノーマンが、そう言った時、ホームズの声が聞こえた。

「おわった?」 

『ウワーッ!』

「ちょっとおどかさないでよ!」

「ごめんごめん。そんなに驚くとは、思って無くてさ。」

 ホームズは、笑いながら言った。

「もー。」






「あんた人気者ね。」

「まいったな。これじゃ仕事しにくい。しかも、あの噂なんなんだよ。」

「ま、だれもあんたが、怪盗Fなんて思わないでしょうけど。」

 ブラックチェッカーが、クスクス笑いながら言う。

「たしかに、ぼくが怪盗Fと思う奴は、いないと思うけど。」

「当たり前!」

第七話~~~~~~★

今回、前書きでも書いたように、長くしてみました!

ま、それだけですが。

次回も、おたなしみに~

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