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ホームズの謎解き事件簿  作者: クロード
セルフィー大活躍!
21/22

最後の夜[前編]

「あの、少し面倒なことが回ってきてまして」

「面倒なこと?」

「これです」


 予告状

⑦1、⑭5、⑳3、⑪2、⑭5、⑳3、2、⑳1、⑳2。⑬4、⑦1、⑬2、⑭5、⑳4、⑭、②1、⑭、W5、2、⑳1、④1、⑪3、W1★

                         ブラックチェッカー


「えらく簡素な文だな」

「今までの予告状から予想すると、たぶんまたアルファベットを使ってるんじゃない?」

「じゃ、この数字はアルファベットを表してるって事か?」

「うん、Wはそのままでいいと思うよ」

「なんで?」

「かえるも何も、何に変えるのよ」

「それもそうだな。じゃあ、


 予告状

五の月の一日女神の天秤をいただくわ★

       ブラックチェッカー


だな」

「そうね」

「五のつきの一日は、来週だな」

「じゃ、準備だ!」

セ(!!)

 セルフィーの中で、一つの答えが出た。

セ(え、でも、そんな。いやあいつ等ならやりかねない)

 次ブラックチェッカーが来るときに言ってやろう。そう思うセルフィーだった。


 五のつきの一日。

「きょーこそあいつらを捕まえるぞー!」

『おー!』

「よう、やるわ」

「朝っぱらから、この元気だから毎回逃がしてんじゃねーの?」

 ホームズが楽しそうに他の人たちを小声でからかう。セルフィーはある人物が居る場所をにらみつけていた。

セ(目にもの見せてやるわ。私にばれたこと一生後悔なさい!)


 夜。

「みんあ、気をぬむなお」

「ガロアさん、あなたが一番気を抜いてると思いますよ」

 ホームズが注意する。


バシューン


『!!』

 いきなりの停電。


ガシャーン


 窓の割れる音。


ピピッピー


 女神の天秤のケースを開ける音。

「じゃあね~」

 ブラックチェッカーの声。

「さっさとしろ!」

 ホワイトチェッカーのこえ。

「まて!」

 追いかけようとするが、暗くて何処にいるか分からない。

「痛!」

 ブラックチェッカーが何かで怪我をしたようだ。


パチ


 電気が復旧した。

 窓の破片に血が付き、窓の外にも血痕がある。

「外に出たに違いない!全員外に出ろー!」

「待ってください!」

 セルフィーが叫ぶ。

「なんだ?」

 早く行かなければ逃げられるとばかりに、足踏みしながらガロアが聞く。

「ブラックチェッカーたちはまだここに居ます。外に出たら相手の思うつぼです!」

「じゃあ何処にいるんだ?誰かに変装しているのか?」

「はい」

 セルフィーは首を縦に振る。

「部落チェッカーの前に確実なホワイトチェッカーを当てさせてください。ホワイトチェッカーの正体は・・・」

 探偵気取りで、セルフィーが指差す。

「あなたですね!」

いかがだったでしょうか?

このホームズの謎解き事件簿は次回で最終回となります。

次回もお楽しみに。

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