ホームズ家(後編)
()の前の文字はこういうことです。
ホ・・・ホームズ
ス・・・スノーマン
ガ・・・ガロア
セ・・・セルフィー
白・・・ホワイトチェッカー
黒・・・ブラックチェッカー
です。
カチャカチャ
ガ(え?なんだよ。この空気)
ホームズ、スノーマン、セルフィーは無言で、セルフィーとスノーマンは何故かすまなさそうに食事をしている。
ガ(俺の寝てる間に何が起きたんだ?)
三十分後。
カチャカチャ
食器を片付ける。
「エリンさん、手伝おうか?」
ホームズは料理長に聞く。
「大丈夫ですよ。それより・・・」
「あぁ、わかってる」
スタスタとスノーマンたちに近づく。
ス(近くで見るとホントに綺麗だよね)
「セルフィー、スノーマン、来て」
セルフィーたちを呼び出す。
スタスタ
テクテク
図書室に入ると、くるりとセルフィーたちに向き直る。
「さっきはいいすぎた。ごめん」
「いいや!あたしが勝手に・・・・」
「私が屋根裏に行きたいって言ったからです!」
「ま、いま呼び出したのは全く関係ないことだけどね」
『へ?』
二人して間抜けな声を出す。
「いや~実はこんなものが・・・ははっ」
差し出してきたのは予告状。(もちろんチェッカー模様)
「みなかったことにする」
「今は休みです。関係ありません」
「だね。まぁこれはもともと」
「もともと?」
「いや、なんでもない」
「???」
「とりあえず、今は休みなんだ!パーッと行こうじゃないか!」
「はい!」
「んじゃさ、ガールズトークしよーよ」
「ガールズトークって?」
「ティアの部屋にレッツゴー!」
「はい!」
「!!、やめろー!」
そのまま、やいやい騒いでその夜はすごしたとさ。
深夜。
黒(おーい、いくよ)
白(セルフィーは寝てるよね)
黒(大丈夫でしょ。あんだけ騒げば)
白 (ならいいが)
黒(いきなり、『お嬢様』から『怪盗』に変わらないで。びっくりする)
白(いきなりじゃなけりゃ、どうすんだ?)
黒
白(んな殺生な)
よく聞くこえが聞こえる。ホームズさんとスノーマンさんの声。でも・・・。
セ(お嬢様?怪盗?)
一応寝てるふりをする。
黒(おやすみ~セルフィー)
夜が明ける。
「ふにゃ~」
「なーに、腑抜けた声だしてんの」
ペチッ
「んにゃ!」
セルフィーが飛び起きる。
「朝ごはんだよ」
ホームズの今日の服装は小花柄の黒いワンピースだ。
「ワンピース好きなんですか?」
「うん、楽だし」
「そうですか・・・・・ぐぅ」
「ねーるーなー!」
十分後。二度ねしようと、布団をかぶろうとするセルフィーに悪戦苦闘し、引きずり出すという勝利をおさめたのだった。
「はぁ」
ホームズの顔はとてつもなく疲れていた。
「なんで朝からこんなことしなきゃならないの?」
「そういえば、ティアさん。昨日の予告状どうなったんですか?」
「予告状なら盗まれたよ~」
「そうですか・・・・・・・」
「ちょーっとまてぇ!」
ガロアが止める。
「予告状ってなんだ?」
・・・・・・あ
「ゲームの話ですよ」
「そうです。昨日したんですよ」
「夜になっちゃったから、あたしだけで進めたんです」
「盗まれちゃったんですか・・・」
ス(あたしもフォローしなきゃ)
「そ・・・・・」
ホ(だまっとけ!)
スノーマンは押し黙った。
ホ(すぐぼろがでるのに、喋るな!)
その、昼。
「んじゃ、ありがとね」
ホームズ達は休暇を終わらせ、戻ることにした。
「お嬢様~」
「行かれてしまうのですか」
「あたしも仕事しなきゃ」
「そうですね。行ってらっしゃいませ」
「いってくるね」
「お嬢様、これを」
エリンが首飾りをホームズにかける。
「ん、ありがと」
「なんですか?それ」
「まぁまぁ、早く戻らないと。たぶん向こうはてんてこ舞いだぜ」
「ホームズの勘は良く当たるんだよね」
「まぁな」
「え?じゃあ」
戻ると。
「ガロアさん!ガロアさんが帰ってきたぞー!」
いきなり声をかけられた。
「どうしたんだ」
「あの・・・・」
もう、このホームズの謎解き事件簿は終わりに近づいています。
というか、次で終わったりして・・・・。
少ないけれど、読んでくださった皆様ありがとうございます。
次回もお楽しみに☆




