濡れ衣未解決
濡れ衣は結局解決しませんでした。ごめんなさい。
(番外編か何かでやります)
「ふぁ~」
「眠そうですね」
「昨日から起きてて眠くない方がおかしい」
今日はてつや二日目の夜。ブラックチェッカーがいつ来るかを書いていなかったため徹夜で見張っている。
「いちいちこんなことする必要あるのか?」
ホームズの言うこんなことは休館したことだ。毎回毎回館長が休館にするため客にとってはすごく不便だ。
「ホームズ、濡れ衣のことどうしたの?」
「んぁ?あぁスノーマンか一応分かったけど、あんま関係ねーから別にいいかなって」
「ま、盗まれちゃったもんね」
「そうそう、今となっては後の祭り」
「あ!」
セルフィーが窓を指差す。ホワイトチェッカーがいた。
(あいつらほんと窓から入ってくるのすきだなー)
ホームズはのんきにそんなことを考えていた。
「まてー!」
セルフィーとガロアが最初に飛び出す。それに他が続く。
「捕まえられるとでも?」
ホワイトチェッカーは猫のように動き回る。挟み撃ちになっても相手の頭上を飛び越える。
「ここ狭いんだからさー諦めたら?」
女神の彫像のあった場所に立って言う。
「なに!?」
簡単に言うと女神の彫像は今は無い。もう盗まれた後だ。
三十分ぐらいホワイトチェッカーを追いかけている間に盗まれたようだ。彫像といってもちいさめだから三十分もあれば簡単に盗まれてしまう。
「くそっ、ブラックチェッカーもいたのか。スノーマンお前何か見てないか?」
「ふぇ!?すいません、うとうとしてたんで何もしてません」
「ホームズは?」
「なにも。」
首を横に振る。
「だれかなにかみてないのか?」
全員がいっせいに首を横に振る。全員がほぼ同じ時に横に振ったのでなかなか面白い。
「くっそ、」
ガロアが悔しがってその日は終わる。
次の陽の次の日。
ガロア、セルフィー、ホームズ、スノーマンの四人はホームズの実家に向かっていた。
何かがあってホームズの実家に行っているわけではない。ただ単に休暇で向かっているだけだ。
「そういえば、スノーマンさん」
「なに?」
セルフィーがスノーマンをホームズから少し離れた所に呼ぶ。
「私、ホームズさんがホワイトチェッカーだと思うんですよ」
「え?・・・・ククッ・・・・・・」
スノーマンが笑いをこらえるようにうずくまり肩を振るわせる。
「どうしたー?スノーマン」
「いや、なんでもない」
セルフィーがいぶかしげにスノーマンを見る。
「何がそんなにおかしいんですか?」
「いや、何でそう思ったの?」
「だって、ホームズさんがいないときにホワイトチェッカーが現れてますし、ホームズさんもホワイトチェッカーも男ですし」
スノーマンは目を丸くすると、また笑い出した。
「何で笑うんですか?」
「ホームズが男でホワイトチェッカーも男だし、ホームズがいないときにホワイトチェッカーが現れるからなのね」
「はい」
「残念だけどそれは違うわ」
「なんでですか?」
「これから分かるわ」




