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ホームズの謎解き事件簿  作者: クロード
ホームズとスノーマンとセルフィー
15/22

二人の怪盗と濡れ衣

ホームズ視点です。(一応)

「はぁ」

 えーっと、先に昨日四ノ月の十日のことをお話しよう。まぁ、毎度のごとく盗んでいきやがったんですよ。ブラックチェッカーが。で、何でこんなにため息をついているかと言うと、今日の朝の話。と言ってもついさっきの話なのだが。

「あの~、ガロア警部」

「はい?」

「私のつくえにあったんですけど」

 ガロアを呼んだのは館長。その館長が、差し出してきたのはチェッカー模様の手紙

「!!スノーマーン!」

 すごい速さで、俺ホームズとスノーマンに届けられたのだ。

 少しくらい休ませやがれ!

「んじゃ、見せてくださいよ。その館長のところに置いてあったやつを。」

 半分やけくそなのは気にしないでくれ。

「これなんだが、なんで半分やけくそなんだ?」

 ちっ、見破られたか。いやそこじゃなくて。



 拝啓ガロア様

 明日黄金の天秤をいただくわ☆   黒チェッカー



「暗号はないのな」

 ラッキーだけど、がっかり。

「・・・・・?」

 何か変だ。

「女神関連のものしか盗んでなかったのに何でいきなり天秤なんか・・・」

 あ、そういうこと。でも何か違う気がするんだよな~。

「あ~、んじゃ明日守ればいいってことですね」

 

 翌日。

「わざわざ、休館するとはね」

「・・・・・・・・」

「ホームズ聞いてる?」

「ZZZZZ・・・・・」

「おーい、おきろー!」

「ZZZZZ・・・・・」

 ホームズは、床に座り込み寝ていた。

「くぁ、あ、~~、ZZZZZZZ・・・・」

「ん?ホームズどうしたんんだ?」

 ため息をつきながら、スノーマンが返す

「寝てます」

「いや、寝てるのは分かるが」

「寝てるだけです」

「何でこんな所で寝てるんだ?」

「さぁ?」

「仮眠室に連れてくか。おい、ホームズ起きろ」

 ガロアが、ホームズの頬を叩いて起こそうとする。

「あ!はい!?きたんでくか?」

「言葉がおかしい。寝るなら仮眠室行け、お前は別にいなくてもいいから」

「あ、はい。じゃあお言葉に甘えまして」

 フラフラとホームズが歩いていった。

「途中で行き倒れてなきゃいいけど・・」

 

 カッチ カッチ


 時計の音だけが響く。

「あ!」

 スノーマンが窓を指差す。そこにはホワイトチェッカーが。

「捕まえられるモンならつかまえてみやがれ!」

 ホワイトチェッカーが逃げ回る。それを警察が追う。                ニャー

「ちょっと、全員追いかけてたら・・」

「そうね、私がとっちゃおうっと」

 ホワイトチェッカーの真反対に黄金の天秤を持ったブラックチェッカーが。

「スノーマン、あなたとホームズなら私達の濡れ衣を晴らしてくれるよね」

 ブラックチェッカーが言うと、そのまま窓から飛び降りた。

「ちょ!」

「追え~!」

 警察たちは外に出てブラックチェッカーを追いかけていった。

「では、俺もこれで」

 ホワイトチェッカーはペコリと一礼し自分も窓から出て行った。

「え!」

 スノーマンは一人広間に取り残された。

「私にどうしろと!?」

十五話です。

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