表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
15/24

14話 雑談

やってきましたアイリスの部屋アイリスに最近出た疑問を聞くためだ。

やっぱり何日もたつと疑問も出てくるってものだ、ダンジョンの中だから時間とか分からないし体感だけどね。

いやまあ、特に用は無くてもアイリスの部屋にはいつも行ってるんだけど。


僕はダンジョンを作ったり、運営したりする知識はこっちに来る時に頭に叩き込まれたから知っている。

だが、逆に言うならダンジョンに関する知識しかない。モンスターの知識は、そのモンスターの能力などなら知っているが、モンスターごとの性質などは知らない。


その点アイリスは元々こっちの世界の住人だ。しかもアイリスはモンスターの中でも最高ランクのモンスターだ。

その実力にふさわしいだけの知識も持ち合わせていることを期待して、と言う訳だ。というかアイリス以外聞く相手がいないから、アイリスが知らなかったらお手上げだ。


「質問なんだけどさ?喋るモンスターと喋らないモンスターって何が違うの?」

「喋るモンスターは大概魔法を使える。魔法には高度な知識が必要だから、その過程で話せるようになるの。」

「そういう事だったのか。じゃあ知性が必要な役職に就けるモンスターは魔法を使えるやつを選んだらいいのか?」

「そうでもない、Bランクは近距離特化でもない限り大体魔法が使えるし、Aランク以上は使えないやつのほうが少ないから。」

「高ランクモンスターは基本的に頭がいいってこと?」

「その認識で、だいたいあってる。」


ほほう、それじゃあ数階層ごとに高ランクモンスターを配置して管理させれば楽かもしれないな。

アイリス以外にも意見を聞ける相手がいた方が居た方が良いだろうし、高ランクモンスターなら防衛戦力にもなるだろう。

ダンジョン作りがある程度すんだらガチャにDPをまわすのもいいかも知れないな。Sランクモンスターまでは期待しないけど、Aランクが出たらそれだけで戦力は大幅UPだ。


というかガチャ引きたいんだよね。流石に自分の安全を優先してダンジョンを強化したけどさ、やっぱりガチャはロマンじゃん?

今度大量にDPが手に入る機会でもあれば、ガチャにつぎ込むのも面白いかな。ゴールド10連ガチャとか出来たらいいなあ、まあそれには100000DPとかいうバカみたいな量のDPが必要があるし、無理だろうけどね。


そんなことより今のカツカツの状態を何とかしなきゃな。

「DPを効率よく稼ぐにはどうすればいいと思う?」

「その...DPとは何ですか?」

そうだな...いきなり言われても分かるわけないか。でも確かにDPって何なんだ?

取得する為には生物を殺す必要がある。という事は生き物から何かを吸収しているのだろうか?でも何を?死体は普通に残っていたから、肉や骨、血じゃないだろうし、魔力?でもそれだと...


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ