表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
14/24

13話 戦力UP

侵入者のおかげでDPが6400になったわけだが、使い道は決まっている。

まず、現在の二階層は侵入者の撃破とは別の用途に使う予定だから、階層を増やそうと思う。

僕のダンジョンは、下に進んでいくタイプのダンジョンだから、下に伸ばしていこう。現在の一階層の下にもう4つ変化する迷宮を追加して残りDPは2400。

追加した全階層にゾンビ、スケルトン、レイスの召喚門を設置して残りDPは800。


五階層の最後にボス部屋を設置して残りDPは400。

ボス部屋のデザインは変化する迷宮が地下遺跡みたいな見た目だから、それに合わせて遺跡の大部屋風にしてみた。広さは100m四方でアイリスのボス部屋と変わらない。

ボス部屋に配置するのは、Cランクのレッサーリッチ200DP1体とDランクのゾンビソルジャー50DP4体。


レッサーリッチは骨に所々干からびた皮が張り付いたような見た目に、黒いボロボロのローブを纏ったモンスターで、中位までの闇魔法と死霊術を使いこなすモンスターだ。

そんでもって、ゾンビソルジャーは普通のゾンビより体格が良くなって、剣術を使うようになったゾンビだ。


召喚されたレッサーリッチ達は、僕の前に跪いている。あれ?何でいきなり跪いてるの?

ゾンビやスケルトンは跪かなかったし、やっぱりランクの違いか?たぶんランクが上昇することで知能も上昇するのだろう。でも、死霊の騎士(ファントムナイト)は喋らなかったよな?後でアイリスにでも聞いてみるか。


「何カ、ゴザイマシタデショウカ?」

喋った!?いや、アイリスだって喋るんだしレッサーリッチが喋ったっておかしなことは無いか。


「いや、何でも無い。それよりも、お前にここの守護を任せようと思う。」

「八ッ!アリガタキ幸セ。」

「ついでに、ここより上の階層の管理はお前に任せるから、よろしくね。」

「了解イタシマシタ、完璧ニ管理シテゴ覧ニ入レマショウ。」

いきなり忠義MAXだな、なんかこれはこれでやりにくいな...

とりあえず、これで1~5階層の管理はこいつがうまくやってくれるだろう。最悪こいつが管理に失敗したときは僕が口を出せばいいだろう。


ちなみに、管理というのは増えすぎたモンスターの処分だ。ゾンビとスケルトンは30分ごとに、レイスは1時間ごとに1体ずつ増えていくから、どうしても増えすぎるんだよね。

だから、ダンジョンがモンスターで埋まらないように対処する必要がある。ちなみに今までは一定数以上になったらモンスター同士で戦わせて頭数を減らしていた。

レッサーリッチがどんな方法で管理するのか、観察するのも面白いかもしれないな。






現在のダンジョン

名前  :なし

階層  :全六階層(1~5階層:変化する迷宮、6階層:死都)

魔物  :スケルトン  (Eランク)

     :ゾンビ     (Eランク)

     :レイス     (Eランク)

     :レッサーリッチ(Cランク)

     :死霊の騎士(ファントムナイト) (Bランク)

     :冥界の女王(エレシュキガル) (Sランク)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ